右サイドカバーをフレームにネジ止めする押さえ部分が割れてしまい、フレームに固定できなくなったため補修することにした。半分欠けた状態なので使うつもりならワッシャーを嵌め込んでボルトで固定はできそうだったが、そのうちもう半分も欠けそうに思えたので。
- エポキシ接着材
- 網戸補修シート
- カッターナイフ
- プラワッシャーM5
プラリペアのガラスシートのでも補修はできるのだが、厚みが出るし密着性が良くないように思えたので、グラスファイバーのネットを芯材にFRPで補修しようと考えた。グラスファイバーのネットは網戸補修テープが売られているがそんなに長さもいらないので100円ショップで探した。100円ショップのものはPPだったが、強度的にはエポキシの芯材だしそんなに劣化もしないだろうからこれでいいかと妥協した。おかげで材料は200円で済んだ。
欠けた部分を見ると筒状になってるところに縦にヒビも入っており、そこから割れてめくれるように欠けたのかなと思い、そこをFRPで補強することに。エポキシ接着材を塗って硬化する直前の接着力が高まるところで網戸補修シートを切って貼り付ける。できるだけ浮かないように密着させるが、浮いていても隙間に流し込んで硬化させるし、分厚くなるだけで問題はあまりないのでサクサクと進める。
半硬化のうちにシートを覆うようにさらにエポキシ接着材を塗って完全に密着させる。これで筒の形状は補強された。
パテと違って接着材は硬化するまで形状を保持できないので、穴にプラワッシャーをねじ込んで盛り付けるための土台にする。接着材、シート、接着材というように重ねて肉盛りをしていく。手持ちのエポキシパテなどがあるならそれを盛った方が早いが、接着剤の方が密着性が高く剥がれたり割れたりしにくいだろう。
なんとなく欠けたのと同じ高さまで肉盛りしたら完成。フレームと直接当たって割れたのかなと思うので、フレームにネジ留めするときにゴムクッションか何かを挟んでやった方がいいかもしれない。
最終更新:2023年12月06日 11:01