自称ヤン派とは同盟軍イゼルローン総軍司令官ヤン・ウェンリー元帥を次期統合作戦本部長に推戴しようとする同盟軍士官の派閥。

概略

 ヤン元帥個人への支持ではなく、政敵とされている第一辺境総軍司令官エリヤ・フィリップス上級大将への敵意で結束した派閥である。彼らの主張は「パワハラ容認」「辺境への締め付け強化」「欠陥機チプホの導入」「残業手当廃止」「クーラーの半数を撤去」であり、フィリップス提督はおろか、ヤン元帥が賛同するはずもないものである。しかし、現時点の同盟軍において上記の主張をに対してもっとも敵対的な高官がフィリップス提督であり、積極的な自己主張をしないヤン提督を物分かりの良い人物と誤解して支持している。(120話)
 宇宙歴804年7月、ザーヴィエップ星系の条約改正を巡ってフィリップス提督と敵対したルドルフ主義者辺境大戦論者と手を結ぶ。ヤン派にも共闘を申し入れたが、彼らの逆鱗に触れる結果となり、抗争状態に陥った。(123話)

構成員

 現役上級大将六名が参加しており、本来のヤン派よりはるかに巨大な勢力である。(120話)
最終更新:2019年06月24日 20:30