獅子泉の七元帥(ルーヴェン・ブルンの七元帥)とは前世世界においてラインハルト・フォン・ローエングラム亡き後のローエングラム王朝銀河帝国の黎明期を支えた七名の帝国軍元帥たちである。

概略

 前世世界で、ラインハルト帝に従って絶大な武勲を挙げた功臣たちである。ラインハルト帝没後、軍事力を持たない摂政皇太后ヒルデガルドは彼らと共同で銀河帝国を統治した。
 アレクサンデル帝が即位すると、ミッターマイヤー元帥が国務尚書、ミュラー元帥が軍務尚書、ケスラー元帥が内務尚書、メックリンガー元帥が宮内尚書に就任し、主要四官庁を独占した。折り合いの悪いブラッケ民政尚書、リヒター財務尚書、ブルックドルフ司法尚書らは失脚を余儀なくされた。

 ヒルデガルド皇太后による貴族制度の復活に対してラインハルト帝の功臣たちが反発する中、獅子泉の七元帥は皇太后を支持する姿勢を崩さなかった。彼ら七元帥の引退後、再び功臣たちの反発が活発化する。(1話)

 逆行後の世界において、ヤン・ウェンリー一二星将が彼らに比肩する名声を誇っている。(107話)

構成員

最終更新:2018年05月25日 21:09