イブリン・ドールトン(宇宙暦?年 - )は自由惑星同盟の軍人。原作登場人物である。女性。

外見

万人の目を引く美貌、高い身長

略歴

1 前世

 宇宙歴797年捕虜交換により帰還した捕虜の輸送船団の航法担当士官を務めていた。階級は大尉。 捕虜の中にかつて自分を裏切った恋人がいるのを見つけて、船団ごと恒星へ突っ込もうとするが同行していたヤン大将らにより防がれ、自殺した。

2 逆行後

 宇宙歴794年、第一補給軍運用参謀を務めていたが、第七九整備大隊長トカイア・オーダ技術少佐から軍需物資横流しの共犯に引き込まれそうになった。この時階級は宇宙軍少佐。いろいろな意味で可哀想だったので立件は見送られた。(16話)
 宇宙歴797年、第三六機動部隊司令官、エリヤ・フィリップス宇宙軍准将の旗艦アシャンティ艦長を務めている。階級は宇宙軍中佐。(56話)
 宇宙歴798年の「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」中には物資面の不安から慎重論を唱えた。(57話) 宇宙歴798年4月頃、宇宙軍大佐に昇進する。(60話)エリヤが旗艦をヴァイマールに乗り換えると彼女も同艦の艦長に横滑りした。(66話)ちなみに、この時期も悪い男に引っかかりまくっている。なお、エリヤの彼女に対する評価は「天はドールトン艦長にあらゆる物を与えた。優れた頭脳、抜群の運動神経、一流の指揮能力、万人の目を引く美貌、高い身長を与えた。しかし、男を見る目だけは与えなかった」とのこと。
 宇宙暦802年、第二艦隊副参謀長に就任する。この時の階級は宇宙軍少将。自主性の無い第二艦隊メンバーを辛辣に評価した。(98話)

座乗艦

  • 第三六機動部隊旗艦「アシャンティ」(中佐:艦長として乗艦)
  帝国領侵攻作戦「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」(第56話 - 64話)
  • フラインスハイム星域軍*1 前方展開部隊旗艦「ヴァイマール」(大佐:艦長として乗艦)
  帝国領撤退戦 - 第二次ヴァルハラ会戦(第64話 - 69話)
最終更新:2019年04月21日 18:01

*1 ホーランド機動集団の正式名称