セバスティアン・フォン・リューデリッツ(宇宙暦?年 -?年)は銀河帝国の貴族軍人。原作登場人物である。男性。

略歴

 オトフリート五世時代にイゼルローン要塞を建造した人物。予定より建設費が嵩みすぎて、責任を取らされ自決させられた。(外伝二巻)

 当初は五万隻を収容できる要塞を作る予定だったが、予算不足に陥り、計画を大幅に縮小し、収容艦艇数を二万隻に減らした。そのため、多くのフロアが工事半ばで放棄され、建設計画を立案した彼ですら、正確なフロア数を把握できなかったらしい。(104話)

 宇宙暦802年9月、演習のためイゼルローン要塞に赴いた第一辺境総軍司令官エリヤ・フィリップス上級大将が最近彼の伝記を読んだ。(104話)

能力

 前線指揮官としては〝戦えば必ず負ける〟といわれた。計画と理論に拘り過ぎて柔軟に対応できなかった。ただし、軍事土木や補給では功績を立てている。(外伝二巻)

性格

 上記の敗北を同盟軍が理論通り動かなかったためとして、敵に怒っていたという変人。(外伝二巻)
最終更新:2021年04月16日 13:51