Disputers
第6章:真実
最終更新:
disputers
-
view
第1話:次の敵
Loe-Frize帝国は滅亡して、その領土を3分割してから早くも半年が経過した。この俺が一国の領主になったのだ。俺ら3陣営は、統合こそしていないが、仲がいいし、内乱も起きていない。この平和の世を、いつまでも謳歌し続けていたかった。
ーー1つ、気掛かりなことがあった。Steam帝国の存在だ。元々この惑星は、全てこの帝国のもので、Steam軍事政権も、Taw-ya-kar独立政府も、亡Loe-Frize帝国も、この帝国から独立したものだったという。
1月に1度、俺らは「会議」と称して共に食事をしたりしていた。そこで俺はゼータとアークに聞いた。
「君らはなんで独立しようと思ったのだ?」
「「帝国が気に食わないからだ。」」
「君らはなんで独立しようと思ったのだ?」
「「帝国が気に食わないからだ。」」
一斉に噴き出した。普段は大人しくしているナシュまでもが笑っていた。2人がこれほどまで息があったのは初めてだった。
「気に食わないってどういうことだ?」
「国民の統制が厳しすぎるんだ。」
「紛らわしければ一発アウトだし。」
「しかも配下の兵の装備は結構いいんだよ。」
「一部の兵は壁を作ったりしてきて厄介だったし。」
「そんで辺境の地に国を作ることになったんだ。」
「皇帝に通告したら意外にもOKされちゃったんだけどね。」
「気に食わないってどういうことだ?」
「国民の統制が厳しすぎるんだ。」
「紛らわしければ一発アウトだし。」
「しかも配下の兵の装備は結構いいんだよ。」
「一部の兵は壁を作ったりしてきて厄介だったし。」
「そんで辺境の地に国を作ることになったんだ。」
「皇帝に通告したら意外にもOKされちゃったんだけどね。」
ーーこの2人、息があいすぎだろ。1人で話しているかと思えるほどだ。
第2話:地の底
その後、気がかりなことを聞いてしまった。
「この世界を維持するために必要なエネルギーが少しずつ失われている。...というか、奪われているんだ。これを止めたい。」
「誰に?」
「追究している段階ではあるけど、恐らくSteam帝国の皇帝かその側近だね。少なくとも、宮廷の周辺で大量のエネルギーが移動している。」
「なるほど。それはどうして問題なんだ?」
「現段階の予測では、このままでは100年も持たないうちに世界が崩壊してしまう、ということだ。あくまでも予測の域を出ないけど。」
「それは大変だな。まぁ、予測というんだからまだ確証はないんだろう?」
「もちろん。可能性でしかないから、気にすることもないし、公表もしていない。」
「ならば、この際Steam帝国に、これを口実として宣戦布告してみるか。」
「手ごわい相手ではあるが、可能ではあるやもしれんな。」
「この世界を維持するために必要なエネルギーが少しずつ失われている。...というか、奪われているんだ。これを止めたい。」
「誰に?」
「追究している段階ではあるけど、恐らくSteam帝国の皇帝かその側近だね。少なくとも、宮廷の周辺で大量のエネルギーが移動している。」
「なるほど。それはどうして問題なんだ?」
「現段階の予測では、このままでは100年も持たないうちに世界が崩壊してしまう、ということだ。あくまでも予測の域を出ないけど。」
「それは大変だな。まぁ、予測というんだからまだ確証はないんだろう?」
「もちろん。可能性でしかないから、気にすることもないし、公表もしていない。」
「ならば、この際Steam帝国に、これを口実として宣戦布告してみるか。」
「手ごわい相手ではあるが、可能ではあるやもしれんな。」
第3話:裏の顔
静かにしていたクロッサスが急に口を開いた。
「5年前に我が村がLoe-Frize帝国に滅ぼされたのは知っていよう。しかし、最近訪れたとき、一つ気がかりな物を見つけた。」
そう言って、機内から筒のようなものを取り出した。側面が錆びて穴が開いている。
「これだ。この前の戦いで確信したのだが、これは明らかにLoe-Frize帝国のものではない。だが、Steam帝国の兵士はあの地にいなかったはずだ。」
「恐らく、Loe-Frize帝国の兵士を村ごと一掃したのだろうな。」
「Loe-Frizeの奴らによる被害は免れたけどってところか。」
「それでも村を破壊しつくしたのには間違いがない。」
「これが誰の仕業だと思うか?」
「消去法で考えるならSteam帝国じゃないか?」
「5年前に我が村がLoe-Frize帝国に滅ぼされたのは知っていよう。しかし、最近訪れたとき、一つ気がかりな物を見つけた。」
そう言って、機内から筒のようなものを取り出した。側面が錆びて穴が開いている。
「これだ。この前の戦いで確信したのだが、これは明らかにLoe-Frize帝国のものではない。だが、Steam帝国の兵士はあの地にいなかったはずだ。」
「恐らく、Loe-Frize帝国の兵士を村ごと一掃したのだろうな。」
「Loe-Frizeの奴らによる被害は免れたけどってところか。」
「それでも村を破壊しつくしたのには間違いがない。」
「これが誰の仕業だと思うか?」
「消去法で考えるならSteam帝国じゃないか?」
第4話:革新の確信
言葉が飛び交う。クロッサスの右隣に座っていたマーキー・ファイヤーがクロッサスに耳打ちをした。
「ん?君、それを見せてくれないか?」
「あぁ。分かった。」
「これ...Steam帝国が5年前に発明した地雷だね。爆薬は容器の劣化とともに流出したみたいだね。」
「じゃあ、Steamの連中は新兵器を試すために焼き尽くしたということになるな。」
「統制の厳しさ、エネルギーの盗難、軍国主義...。」
「止めない手はないな。」
「では、我ら3か国連合は、Steam帝国に宣戦布告をしよう!それでいいな?」
「「「「「「「「「「あぁ!」」」」」」」」」」
「ん?君、それを見せてくれないか?」
「あぁ。分かった。」
「これ...Steam帝国が5年前に発明した地雷だね。爆薬は容器の劣化とともに流出したみたいだね。」
「じゃあ、Steamの連中は新兵器を試すために焼き尽くしたということになるな。」
「統制の厳しさ、エネルギーの盗難、軍国主義...。」
「止めない手はないな。」
「では、我ら3か国連合は、Steam帝国に宣戦布告をしよう!それでいいな?」
「「「「「「「「「「あぁ!」」」」」」」」」」
ーー革命の展開が変わった。