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第7話 シティの管理者
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ストーリー
| 来たわよ、カスミ まだ居るわよね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 街は思った以上に 酷い状況―― | |
| カスミ | |
| あ、ルカさん! ほ……本物だぁ……! | |
| カスミ | |
| ……鬱陶しい 抱きつかないで | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| だってぇぇ……誰とも 連絡付かずに、こんな状況で こんな場所で、一人でぇ……! | |
| カスミ | |
| ああもう、成人女性が 年下に泣きつかないの! | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……カスミ、この市長室の状態は 貴方が来た時と同じかしら? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| は、はい パソコンやQ.E.D.さんから 渡された通信機を触ったくらいで | |
| カスミ | |
| その他は特に触っていません | |
| カスミ | |
| …………そう | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ルカは改めてこの部屋を見渡す 部屋は整頓され 荒らされた形跡はない | |
| カスミが座っていたであろう 席は少し乱れているが、書類が 散乱している訳でもない | |
| マハラジャ・ドラゴンが 身を隠すために設計された この部屋は、地下にある都合上 | |
| 窓の代わりに複数のモニターで 街を見ることができるように なっている | |
| そのモニターにも不自然な 所はなく、いつも通りの 場所を映していた | |
| な、何ですか 何かわかったんですか? | |
| カスミ | |
| いいえ、疑問が増えるばかりね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| この状況は非常事態よ 誰だって慌ててもおかしくない | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| でも、この部屋には 慌てた痕跡がない 貴方一人が慌てた痕跡くらいよ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 以前、私達が招待状で モルト達の世界に転移させられた ような手段を使われてない限り | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 市長とアーク、二人が この状況で市長室から あえて離れることは考えにくいし | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| じゃあ……二人とも外に出ていて そこを誰かにさらわれた、とか? | |
| カスミ | |
| じゃあ聞くけど、彼らの外出は スケジュールにあったのかしら | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 市長と市長代理なんだから 関係者はスケジュールを 知っているでしょう | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| そっか! えーっと…… アークさんには外出予定はなくて ……市長は外出していたようです | |
| カスミ | |
| アークは予定にない外出を よくするの? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| いえ、スケジュールを 厳守する方ですね…… 時間を無駄にしたくないそうで | |
| カスミ | |
| ……貴方と居るアジサイは 心や感情にまつわる力を 持っているのよね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| この部屋にある残留思念 ……のようなものを 読み取れたりするかしら | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| やったことはないけど どんな感情が残っているか くらいなら感じるかもね | |
| アジサイ | |
| ほら、カスミ ありそうな場所に 手をかざしてみて | |
| アジサイ | |
| え~っと できそうっぽいです! むむむ…… | |
| カスミ | |
| 恐怖……じゃないですね この感覚は……少しだけの 焦燥感…… | |
| カスミ | |
| これは、敵対心と…… あとは、怒り? | |
| カスミ | |
| ……………… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ありがとう、厄介な状況 ということだけは分かったわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| カスミ、鬼丸やQ.E.D.には 連絡を入れたのよね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 勿論! ですが……いくらコールしても まったく連絡がとれず…… | |
| カスミ | |
| そちらとも連絡が…………そう | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ル、ルカさん? 何してるんです? | |
| カスミ | |
| 機器のコードが切られてる というわけでもないのね ただ単に連絡がとれないだけ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| そしてこの街のインフラも まだ生きている | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 電気、水道……全て いつも通り | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ネットも繋がっている 何らかの妨害を受けている 訳じゃない…… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……つ、つまり? | |
| カスミ | |
| 問題はこの街にあるのではなく もっと別の所にある…… ということよ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 革命軍は敵ではない、 というのは本当かもね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 革命軍……? | |
| カスミ | |
| ここに来るまでに私が得た 情報をまとめてここのPCに 送っておいたわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| これを読めば大体の状況が 分かると思う | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 私はカイトの研究所へ行く 現状を正確に調べられるのは この街ではあそこだけ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……えっ、行っちゃうんですか? そんな、また私は一人に……! | |
| カスミ | |
| 貴方はいざという時のために ここに残って協力者を探して | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| アークや市長が戻ってくる 可能性もゼロじゃないし 他の誰かが来るかもしれない | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| それに、ここなら監視カメラで 街の様子を見れるわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| いざという時は 誰かを助けてあげて | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ルカさん、待ってください 緊急信号です! クリーチャーの襲撃が発生! | |
| カスミ | |
| 襲撃……? まさか、革命軍が……? もう時間切れなの? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……幸いカイトの研究所へ 向かう途中ね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 向かうついでに 確認してくるわ | |
| 闇の守護者 ルカ |
勝利時
| グァ……ァ…… | |
| クリーチャー | |
| 倒したら消えた…… 通常のクリーチャーは 死体が消えたりしない | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| なら、このクリーチャーは 私達のような者に…… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| んなぁっ! ぼくちんのクリーチャーが いつの間にか消えてる!! | |
| 邪藩牛次郎 | |
| げ、闇の守護者!? お前がぼくちんのクリーチャーを 倒したんだなぁ~! ぐぬぬっ! | |
| 邪藩牛次郎 | |
| 貴方…… 街に来ていたのね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ミラダンテとルシファーから 話は聞いたわよ ……容赦はいらないわよね? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……ぐぬぬ、何だよ、何だよ! 守護者はここにいないって 話じゃなかったのかよ! | |
| 邪藩牛次郎 | |
| せっかく僕の計画を邪魔した このクソみたいな町をどさくさ 紛れに破壊しようと思ったのに! | |
| 邪藩牛次郎 | |
| はん、まぁいい 一旦ぼくちんのやるべきことは 終わったからね! | |
| 邪藩牛次郎 | |
| 貴様なんかと闘って やるもんか! | |
| 邪藩牛次郎 | |
| 俺も巻き添えは嫌だし…… さっさと撤退撤退! さいなら~~! | |
| 邪藩牛次郎 | |
| ……何なのアイツ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 待って、アイツが手に持ってたの 実験用のデュエ粒子保管装置? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| そんなものはカイトの 研究所にしかないはず―― | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ――!? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 爆発音…… カイトの研究所の方角から!? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| アイツ……やってくれたわね! | |
| 闇の守護者 ルカ |
敗北時
| 何なの、このクリーチャー 街でみた革命軍と 動きが全然違う…… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| これは、一体……? | |
| 闇の守護者 ルカ |
