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第6話 追憶と異変
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dmps_fun
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ストーリー
| 俺の親父はバイクレースの チャンピオンだった―― | |
| 赤城山バサラ | |
| 物心ついた頃から母親の 居なかった俺にとって 唯一の肉親で、憧れだった | |
| 赤城山バサラ | |
| だが、親父はあるレースで 周回遅れのバイクと 事故を起こした―― | |
| 赤城山バサラ | |
| 重症の親父は救急車で 搬送されたが…… 親父はその道中で…… | |
| 赤城山バサラ | |
| そんな…… | |
| ルピコ | |
| 救急車のスピードが速ければ…… | |
| 赤城山バサラ | |
| いや、そもそも周回遅れの 奴が居なければこんなことには ならなかった | |
| 赤城山バサラ | |
| 遅い奴らさえいなければ 親父はまだ生きていたんだ | |
| 赤城山バサラ | |
| ………… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 俺がバサラに出会ったのは その後だった | |
| No.2 | |
| メカニックだった俺は バサラの父親の形見である バイクに惚れた | |
| No.2 | |
| バサラも俺のメカニックとしての 腕を見込んで、俺達は 協力することになった | |
| No.2 | |
| 形見のバイクをバサラ専用に 改造し、レースで勝利するために | |
| No.2 | |
| しかし、当時の俺達には ろくな金もなかった そこへ―― | |
| No.2 | |
| 苦しい中やりくりしていた俺達に とあるバイク商のオーナーが 出資してくれるという話が出た | |
| No.2 | |
| ……俺達は愚かにも その話に飛びついてしまった | |
| No.2 | |
| お陰でバイクは完成したよ だが……全てはオーナーが 仕組んだ罠だった | |
| No.2 | |
| オーナーは最初から俺達の バイクが目当てだった | |
| No.2 | |
| バサラの父親の事故ですら オーナーの策略だったんだ | |
| No.2 | |
| ……この世界は腐っている | |
| No.2 | |
| スピードの遅い奴らに スピードの速い奴が食い物に されるこの世界は間違っている | |
| No.2 | |
| だから俺達は誓った この腐った世界をゼロにして 新しい世界を作ると | |
| 赤城山バサラ | |
| スピードこそが全ての世界 それこそが俺達の望む世界だ | |
| 赤城山バサラ | |
| そんな事情が…… で、ですが…… | |
| ルピコ | |
| 確かに悲劇ね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| だけど…… こんなことをしていい 理由にはならないわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| そうですよ……! きっと、もっと何か方法が あるんじゃ……! | |
| ルピコ | |
| 黙れ……! | |
| No.2 | |
| お前達が言おうとしてることは 手に取るようにわかる | |
| No.2 | |
| ありふれた悲劇だの 生きていればいいことがあるだの そんな言葉は間に合っている | |
| No.2 | |
| お前達のような奴らには バサラと俺の考えは 理解することはできない | |
| No.2 | |
| この腐った世界を良しと している時点で、お前達とは 相容れることはないだろう | |
| No.2 | |
| あ、あの…… | |
| ヴィヴィ | |
| その目的に、 私はどう関わってくるの……? 私が狙い、なんだよね……? | |
| ヴィヴィ | |
| お前など俺達の目的のための 手段に過ぎない | |
| 赤城山バサラ | |
| 世界を変革する力を求める 俺達の前に現れた奴が お前を欲しがっている | |
| 赤城山バサラ | |
| ただ、それだけだ | |
| 赤城山バサラ | |
| ……やっぱりこんな奴ら 助けるべきじゃない | |
| JJ | |
| 何するか分かったもんじゃないわ 危険だよ、ルカ姉 | |
| JJ | |
| さっきも言ったでしょう 私達は誰かに害を与えたい わけじゃない | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| でも―― | |
| JJ | |
| 何よ、【プレイヤー】 アンタまで私を止めるの? | |
| JJ | |
| ――はぁ!? こいつとデュエマがしたい!? | |
| JJ | |
| 【プレイヤー】さん 流石に今はそんな状況じゃ ないんじゃ…… | |
| ルピコ | |
| マジかよライバル 流石の俺もその発想には ちょっとついてけないぜ…… | |
| 忍者 コタロウ | |
| ククク…… ハハハハハハ! | |
| 赤城山バサラ | |
| 面白いじゃねえか この状況でデュエマをする スリルが欲しいってのか? | |
| 赤城山バサラ | |
| 受けて立ってやる 縄を外せ | |
| 赤城山バサラ | |
| ちょ、ちょっと! そんなことしていいなんて 言ってないわよ! | |
| JJ | |
| 邪魔すんじゃねぇ 小物は引っ込んでいろ | |
| 赤城山バサラ | |
| ……まぁいいわ 好きにしたらいいわよ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| デュエマをするって言い始めた 【プレイヤー】は 止まらないわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ル、ルカ姉っ……! | |
| JJ | |
| 安心しろ 俺もバサラも借りを返すまでは 敵対行為はしないと約束する | |
| No.2 | |
| 俺達もお前達の協力が なければ、この局面は 切り抜けられない | |
| No.2 | |
| 【プレイヤー】も バカじゃないわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| バサラはスピードに 心血を注ぐデュエリスト | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 圧倒的なスピードを持つ デッドゾーンに対抗するためにも | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| バサラとのデュエマで その糸口を見つけようと しているんでしょう? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……えっ? そうなんですか? 【プレイヤー】さん | |
| ルピコ | |
| デュエマですら俺のスピードに 追いつこうってのか? | |
| 赤城山バサラ | |
| ククク……その勝利を 求める姿勢は嫌いじゃない | |
| 赤城山バサラ | |
| ――もっとも、お前が 俺のスピードについて来れると 思えねぇがな | |
| 赤城山バサラ |
勝利時
| 戻ったぜ! ギュウジン丸のボス! | |
| A(アッシュ) | |
| 二人とも、戻ったか | |
| ギュウジン丸 | |
| へへ、余裕だったぜ! | |
| A(アッシュ) | |
| ザキラ様とボスにも あいつらの慌てふためく 顔を見せてやりたかったなー! | |
| A(アッシュ) | |
| べーらべらべらべら! デュエマシティはもう 落ちたも同然! | |
| 邪藩牛次郎 | |
| 当然、 革命軍の奴らにも大打撃だ | |
| 邪藩牛次郎 | |
| もう奴らは虫の息 後はじわじわなぶるだけだよ~ん べらららら! | |
| 邪藩牛次郎 | |
| いたるところで侵略ウイルスを ばら撒いといたからな! | |
| A(アッシュ) | |
| デュエマシティの闘える奴らも 抵抗できなくなるのは 時間の問題だぜ | |
| A(アッシュ) | |
| ブラボーだ 素晴らしい | |
| ギュウジン丸 | |
| 流石は世界を混沌に陥れた戦士達 期待通りの仕事ぶりだ | |
| ギュウジン丸 | |
| ミラダンテはどうした? 彼はまだ戦闘中かな? | |
| ギュウジン丸 | |
| ああ! ザキラ様が今ごろ ぶっ飛ばしてる頃だぜ | |
| A(アッシュ) | |
| ミラダンテの奴、 オレ達がデュエマシティに 潜入してたってだけで | |
| A(アッシュ) | |
| 面食らってたのに ザキラ様の強さにもう 焦りまくってんじゃねーか? | |
| A(アッシュ) | |
| ……そういえば、なんで 未来からクリーチャーが来るって わかったんだ? | |
| 邪藩牛次郎 | |
| 私は長年、革命軍と闘ってきた 奴らの手口は知り尽くしている | |
| ギュウジン丸 | |
| いつ、どんな手を打ってくるか 全てシミュレーション済みなんだ | |
| ギュウジン丸 | |
| 何よりこの作戦の成功は 君達、異世界の協力者達が あってこそだよ | |
| ギュウジン丸 | |
| 当然、そこの彼らの協力もな | |
| ギュウジン丸 | |
| いえいえ! とんでもございませんよぉ! | |
| ジャドー | |
| たまたま私が元々 デュエマシティの権力者 であったというだけです | |
| ジャドー | |
| デュエマシティのどこを どう攻めれば落とせるのかなど 手に取るようにわかりますから | |
| ジャドー | |
| 私の知識が活きたようなら 何よりですよぉ! | |
| ジャドー | |
| よくそんなことが 言えたものだね | |
| アーク | |
| 以前、君がディアスZを 暴走させたせいで…… | |
| アーク | |
| デュエマシティは 大きく改修する必要も でてきたんだよ | |
| アーク | |
| クリーチャー世界の技術も使って セキュリティも強化したし 昔のシティとは別物だ | |
| アーク | |
| 君はその辺りの事情は 把握していなかったでしょ | |
| アーク | |
| そもそも現場の人間でもないし 中途半端な知識をフォローする のには苦労したよ | |
| アーク | |
| ……あなたの方こそ よく口が回りますねぇ? | |
| ジャドー | |
| ここまでずっとシティ側の クリーチャ―だったクセに | |
| ジャドー | |
| 一体どういう風の吹き回し なんでしょうかねぇ? | |
| ジャドー | |
| 僕は最初から 「勝つ方につく主義」だよ 僕の利益が一番重要なんだ | |
| アーク | |
| 侵略者が君ひとりなら シティ側についていただろうさ | |
| アーク | |
| へぇ、勝ち馬に乗り換えたと 随分薄情なんですねぇ | |
| ジャドー | |
| 元々、僕はデュエマシティの 住民でもないんだ そんな特別なことかな? | |
| アーク | |
| ハハハ! ブラボー! 二人とも作戦に真摯に 取り組んでくれているようだ | |
| ギュウジン丸 | |
| だが、目的の少女の 回収には失敗した | |
| ローブの男 | |
| 次の手を考える必要はある ……余が出るべきか? | |
| ローブの男 | |
| チッ、あんな奴! すぐに手に入れてやるよ! アンタの手は煩わせねぇ | |
| 邪藩牛次郎 | |
| 現場が無能だと こっちも苦労しますねぇ…… | |
| ジャドー | |
| んだと!? | |
| A(アッシュ) | |
| 構わんさ 一つが失敗した程度で 瓦解するものは戦略ではない | |
| ギュウジン丸 | |
| それよりも他の成功を 祝おうじゃないか | |
| ギュウジン丸 | |
| 侵略者をこれだけ動かして 追わせたというのに ……それだけか? | |
| ローブの男 | |
| 言った通りだとも 戦略とは何重にも 張り巡らせるものなのだよ | |
| ギュウジン丸 |
敗北時
| 遅ぇ……! その程度じゃ糸口すら 掴めねぇで終わっちまうぞ! | |
| 赤城山バサラ | |
| 凄い、デュエマでも とんでもないスピードです……! | |
| ルピコ | |
| 【プレイヤー】さん! どうにか糸口を 掴んでくださいね……! | |
| ルピコ |
