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第5話 世界をゼロに
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ストーリー
| (キョロキョロ……) | |
| ヴィヴィ | |
| どうです、ヴィヴィさん 追われてなさそうですか? | |
| ルピコ | |
| うん、大丈夫そうだよ……! | |
| ヴィヴィ | |
| 良かった…… ひとまず大丈夫そうですね | |
| ルピコ | |
| ちょうどよく 大きな樹のウロがあって 助かりました…… | |
| ルピコ | |
| さっき近くに川があったから 今のうちに水を汲んでくるね! | |
| ヴィヴィ | |
| あっ、待っ―― | |
| ルピコ | |
| 行っちゃった…… | |
| ルピコ | |
| ずっと見守ることしか 出来ないから、少しでも 皆の助けになりたいんでしょ | |
| キョウカ | |
| 可愛い所があるじゃない | |
| キョウカ | |
| で、でも…… 危ないですよ…… | |
| ルピコ | |
| あら、ルピコは そういう気持ちが分かる子だと 思ってたけど、違うの? | |
| キョウカ | |
| 確かに私も昔は闘いに参加 できなかったので よく分かるんですけど…… | |
| ルピコ | |
| ……そうですね | |
| ルピコ | |
| 自分一人だけ元気で、みんなが ボロボロだったら…… | |
| ルピコ | |
| 私も同じことを しちゃうと思います | |
| ルピコ | |
| でしょう? 少しは好きにさせて あげたほうがいいわ | |
| キョウカ | |
| あの子、クリーチャーの気配も 分かるみたいだし 大丈夫でしょ | |
| キョウカ | |
| ――ったた…… 私としたことが 思いっきり喰らっちゃった | |
| キョウカ | |
| 【プレイヤー】の 方は…… | |
| キョウカ | |
| ふっ……元気そうで良かった ルピコが頑張ったお陰ね | |
| キョウカ | |
| 怪我の具合はどうです? 本当に軽い応急処置くらいしか できてませんが…… | |
| ルピコ | |
| 平気平気! こう見えてヤワな鍛え方は してないから | |
| キョウカ | |
| 私よりも 軟弱なコタロウの方が心配よ | |
| キョウカ | |
| ……身体丸ごと吹っ飛ばされる 衝撃があったから 「終わった」って思ったけど | |
| 忍者 コタロウ | |
| 俺も意外と大丈夫だ 伊達にバイトで鍛えてないぜ | |
| 忍者 コタロウ | |
| あはは…… 大丈夫そうで良かったです | |
| ルピコ | |
| ルピコ! お水汲んできたよ! | |
| ヴィヴィ | |
| 戻ってきた……! ヴィヴィさん、 勝手に行っちゃだめですよ | |
| ルピコ | |
| 貴方は狙われてるんですから | |
| ルピコ | |
| 分かってるよ でも……皆の助けになりたくて | |
| ヴィヴィ | |
| ……そうですよね 次からは相談しましょう | |
| ルピコ | |
| ヴィヴィさんのその気持ちは 皆分かってますから | |
| ルピコ | |
| ……あら 二人とも、もう起き上がれるのね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| あ、ルカさんも! 戻られたんですね | |
| ルピコ | |
| 小型のクリーチャーを 偵察用に召喚しておいたわ 奴の動きがあればすぐ分かるはず | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ルカさんのお陰で 助かりました…… | |
| ルピコ | |
| あのままだと私達、 どうなっちゃってたか 分からなかったです | |
| ルピコ | |
| キョウカとヴィヴィのお陰よ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 二人が奴の意識を 割いてくれなかったら あのまま終わっていたわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| でも、ヴィヴィ あんなに危ないこと 今後はしちゃだめよ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……むぅ | |
| ヴィヴィ | |
| な、何よ その怒った顔は | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 私も何かしたかったんだもん…… | |
| ヴィヴィ | |
| あ、貴方ね…… 自分が狙われてるって 分かっているでしょう | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 私にこんなに優しくしてくれる 人達は初めてなの…… | |
| ヴィヴィ | |
| そんな人達がやられてるのを 黙って見ていられないんだもん! | |
| ヴィヴィ | |
| ……はぁ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 【プレイヤー】 ルピコ、なんとかして | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| あら、あの悪名高いルカも 子どもの前では 形無しなのね | |
| キョウカ | |
| うるさいわね 悪名高いって何よ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ――いえ、待って ヴィヴィ、貴方…… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 少し記憶が戻ったの? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| そっか、 ルカさんは知りませんよね | |
| ルピコ | |
| 少し私達の情報を お互いに共有しましょうか | |
| ルピコ | |
| ランド大陸…… 革命軍に、敵対する侵略者…… 私の得た情報と同じね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| じゃあ、ヴィヴィは ランド大陸のクリーチャーなのね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| たぶん、そうだと思う…… | |
| ヴィヴィ | |
| 消えた市長とアークさんに 勝舞さん達…… | |
| ルピコ | |
| 機能停止してしまった キリコさんと 襲われたカイトさん…… | |
| ルピコ | |
| ヴィヴィさんを破壊しようと 街を占拠する革命軍に | |
| ルピコ | |
| 革命軍や勝舞さん達が 追い込まれることになった 原因と言われるヴィヴィさん…… | |
| ルピコ | |
| 何も分かんねぇ俺は 頭がこんがらがりそうだぜ…… | |
| 忍者 コタロウ | |
| 現状とルピコの話から考えると 私達の遭遇したデュエリストは 侵略者側と考えて間違いないわね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| そして、侵略者達は ヴィヴィの破壊ではなく 捕獲を目的としている | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ようやく少し状況が見えてきたわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 侵略者が使っているという 人を変貌させてしまう ウイルスは厄介ね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| そんなものがばら撒かれて いるとなると……街は絶望的だわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ルピコ達の考えたように 侵略ウイルスを無力化できる ヴィヴィの力だけが救いの状況ね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| はい……! できるだけ早く街に戻って 皆を救いましょう! | |
| ルピコ | |
| (………………) | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| (……でも、本当に そう信じて良いの……?) | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| (侵略者がヴィヴィを狙うのは 侵略ウイルスの力を無力化 されるのを恐れているから?) | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| (それなら……ヴィヴィを 捕まえようとするのは 革命軍のはずよね?) | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| (しかし、実際の状況は逆……) | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| (……ということは ヴィヴィはもしかすると 侵略者側の……?) | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| っ……と | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ごめんなさい 【プレイヤー】 少し……眩暈が…… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……貴方は強いのね 【プレイヤー】 | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ルカさんはずっと 気を張りっぱなしだからですよ | |
| ルピコ | |
| ルカさんも 少し休んだ方が良いと思います | |
| ルピコ | |
| ……JJは、 まだへこんでいるの? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ええ……二回も同じ相手に 手も足も出なかったことが 相当堪えているようで…… | |
| ルピコ | |
| ……………… | |
| JJ | |
| (ルピコの今の言葉にも 反応しないのは重症ね) | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| (本当は何か声をかけて あげるべきなんだろうけど) | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| (私も似たようなもの、か) | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| (責任感だけに 突き動かされている私には かける言葉もない) | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……今は少し休んで しばらくしたらチュリンを 探しましょう | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 街に戻るにしても 少しでも戦力は必要だわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……っ! | |
| キョウカ | |
| みんな、誰か近づいてきてるわ! | |
| キョウカ | |
| 本当だ、微かにだが…… 足音が聞こえる! | |
| 忍者 コタロウ | |
| ほ、本当? 何も聞こえないし 気配もしないよ……? | |
| ヴィヴィ | |
| 私のクリーチャーも 反応していない…… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ということは―― | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| バサラとNo.2……! | |
| JJ | |
| はぁ……はぁ…… | |
| No.2 | |
| ぐっ……! お、お前達……こんな所に……! | |
| No.2 | |
| 【プレイヤー】さん! No.2さんがクリーチャーを 召喚してきます……! | |
| ルピコ | |
| オマエ達…… 今度こそ叩きのめしてやる……! | |
| JJ |
勝利時
| ――ぅ、ぐっ…… | |
| No.2 | |
| こ、こは……? | |
| No.2 | |
| 目が覚めましたか、No.2さん | |
| ルピコ | |
| お前っ……!? | |
| No.2 | |
| くっ……そうか 俺は……負けたのか | |
| No.2 | |
| というより…… 最初からボロボロでしたよ | |
| ルピコ | |
| 一応、応急処置はしたので あんまり激しく動かないで くださいね | |
| ルピコ | |
| その縄……動けば動くほど きつくなるそうですし…… | |
| ルピコ | |
| バサラ……バサラはっ!? | |
| No.2 | |
| 無事よ こっちも満身創痍だったけれど | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ごほっ、ごほっ…… | |
| 赤城山バサラ | |
| 敵に、助けられるとはな…… | |
| 赤城山バサラ | |
| ……何故だ どうして俺達を助ける | |
| No.2 | |
| 目的は何だ? カードか……あるいは情報か? | |
| No.2 | |
| 私達の目的は貴方達の 命ではないわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 助けられる命を 見過ごすのも寝覚めが悪いの それだけよ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 情報を貰えるなら 助かるけどね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 私は反対だよ | |
| JJ | |
| 散々命を狙ってきた相手なんか 助ける必要なんかない | |
| JJ | |
| JJ……言ったでしょう 私達は誰かの命を奪うために 闘っているわけじゃないって | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……まぁ、この子の前で 抵抗するのはお勧めしないわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 何かしようとしたら 容赦なくぶった切ってやるから | |
| JJ | |
| ……………… | |
| No.2 | |
| チッ…… | |
| 赤城山バサラ | |
| あのクリーチャーさえ 現れなけりゃこんなことには…… | |
| 赤城山バサラ | |
| ……貴方達のその傷 あのクリーチャーに 襲われたの? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| そうだ…… | |
| 赤城山バサラ | |
| お前達が作った隙を見て 俺達もその場を離れようとした だが……判断を迷っちまった | |
| 赤城山バサラ | |
| 俺には…… 奴のスピードを 超えるビジョンが沸かなかった | |
| 赤城山バサラ | |
| やはりまだ…… 俺達には力が足りない | |
| 赤城山バサラ | |
| 今だけだ、バサラ | |
| No.2 | |
| 俺達はすぐに 望む世界へとたどり着く力を得る ……そういう契約だ | |
| No.2 | |
| あいつは……一体何なの? 貴方達、侵略者側の仲間 なんじゃないの? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 恐らく奴は…… S級侵略者のデッドゾーン | |
| No.2 | |
| 他の侵略者とは一線を画す S級侵略者の一人だ | |
| No.2 | |
| だが、S級侵略者達は ランド大陸で革命軍の 残党狩りをしているはず | |
| No.2 | |
| それが一体なぜ ここで俺達を襲うのか ……理解ができない | |
| No.2 | |
| そう……じゃあ、今は 貴方達も身動きがとれないのね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ……何が言いたい? | |
| No.2 | |
| 奴は共通の敵でしょう? ここを切り抜けるまで 協力しましょう | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ルカ姉! 本気なの!? こいつらは敵だよ! | |
| JJ | |
| JJこそ忘れた? たった一体のクリーチャーに あそこまでやられたのを | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 私達は孤立無援の状況 待ってたって状況は 解決しない | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 実際、あの状況を切り抜け られたのは偶然よ、JJ | |
| キョウカ | |
| そうだ……俺達の目ですら 捉える事が困難なクリーチャーだ 人手は多い方が良いだろ | |
| 忍者 コタロウ | |
| 気持ちはわかるけど 意地を張ってる場合じゃねぇって | |
| 忍者 コタロウ | |
| フン、お前達だけでは この状況を切り抜けられないから 俺達を助けたということか | |
| 赤城山バサラ | |
| ……いいだろう 協力してやる これで貸し借りは無しだ | |
| 赤城山バサラ | |
| そう捉えてもらって構わない 協力感謝するわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| だが、あくまで今回限り この状況を切り抜けられたら 俺達はまた敵同士だ | |
| 赤城山バサラ | |
| 当然ね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| そっちの貴方も、構わないわよね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 俺はバサラの決めたことに従う バサラが良いなら問題はない | |
| No.2 | |
| 貴方達から……嫌な感じがする | |
| ヴィヴィ | |
| 本当に人間なの? | |
| ヴィヴィ | |
| ……何のことだ? | |
| 赤城山バサラ | |
| どうして…… どうしてこんなことをするの? | |
| ヴィヴィ | |
| クリーチャーでもなく 自分の意志を保ったままなのに 悪い侵略者に加担するなんて…… | |
| ヴィヴィ | |
| そんなの……おかしいよ……! | |
| ヴィヴィ | |
| バサラさんとNo.2さんは 侵略者の方達に 脅されているんですか……? | |
| ルピコ | |
| 脅されている、だと? フン、バカバカしい | |
| 赤城山バサラ | |
| この腐った世界を ゼロにしてやり直す | |
| 赤城山バサラ | |
| これは俺が望んだことだ | |
| 赤城山バサラ | |
| そして バサラの望みを叶える事…… それが俺の目的だ | |
| No.2 |
敗北時
| はぁ……はぁ……! ここで負けるわけにはいかない! | |
| No.2 | |
| ボロボロな体なのに すごい気迫です……! | |
| ルピコ | |
| 【プレイヤー】さん 長引かせるとNo.2さんの 状態が危険かもしれません | |
| ルピコ | |
| なんとか ここで倒しましょう……! | |
| ルピコ |
