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第5話 禁断解放
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dmps_fun
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ストーリー
| ぅ……ん…… | |
| ヴィヴィ | |
| ここは……現実……? | |
| ヴィヴィ | |
| 先ほどまでとは違い 身体は自分の意思で動かせる | |
| 身体を縛り付けるような感覚も 既視感もない どうやら夢から覚めたようだった | |
| 悪夢から抜け出せたことに 安堵し、やはりただの 夢ではなかったことを悟る | |
| あの夢で起きた出来事の感触が 元々身体に刻み込まれていたことが 今でははっきりと感じられた | |
| 私…… 侵略者……だったんだ…… | |
| ヴィヴィ | |
| 【プレイヤー】さん達 の街をこんなことに してしまった人達の仲間…… | |
| ヴィヴィ | |
| じゃあ、私が この事態の元凶っていうのも…… 本当なの……? | |
| ヴィヴィ | |
| それに、最後…… 【プレイヤー】 さんを…… | |
| ヴィヴィ | |
| あのままいけば、私…… | |
| ヴィヴィ | |
| ヴィヴィさーん まだ目は覚めていませんかね? | |
| ルピコ | |
| きゃあっ!? | |
| ヴィヴィ | |
| ピエェッ!? | |
| ルピコ | |
| ヴィヴィさん! 気が付いたんですね! | |
| ルピコ | |
| ルピコ、お姉ちゃん…… | |
| ヴィヴィ | |
| ど、どうされました? 寝ている時より顔色悪いですよ? | |
| ルピコ | |
| 怖い夢でも見ちゃいましたか? | |
| ルピコ | |
| ここは安全ですよ 何か食べ物を持ってきますから 待っていてくださいね! | |
| ルピコ | |
| ………… | |
| ヴィヴィ | |
| ……どうしよう どんな顔で接すればいいか わからない…… | |
| ヴィヴィ | |
| 胸が……すごく痛い…… 私……どうしたらいいの…… | |
| ヴィヴィ | |
| 全く、どれだけ心配かければ 気が済むのよ! | |
| JJ | |
| アンタが寝てる間も 次のこと考えたり、見張りしたり 大変だったんだから! | |
| JJ | |
| うん…… | |
| ヴィヴィ | |
| あら、JJ 貴方が一番心配してたじゃない | |
| キョウカ | |
| うるさい! 心配なんかしてないし! | |
| JJ | |
| ヴィヴィちゃん! 良かった、目が覚めたんだ 僕はチュリン、よろしくね! | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| 会ってすぐに倒れちゃったから 覚えてないかもしれないけど ここは安全だよ! | |
| 自然の守護者 チュリン | |
| ここはチュリンさんの家だ チュリンさんと革命軍が 運んでくれたんだぞ | |
| 忍者 コタロウ | |
| 革命軍……! | |
| ヴィヴィ | |
| 怯えなくても大丈夫よ 彼らも貴方のことを 分かってくれたわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ………… | |
| ヴィヴィ | |
| 脅威だとばかり思っていたが どうやらその逆だったらしい | |
| ヘルミッション | |
| ヴィヴィ殿 是非、我々革命軍にも その力をお貸しいただきたい | |
| ヘルミッション | |
| わ、私には……そんな資格…… | |
| ヴィヴィ | |
| ちょっと、やめなさいよ まだ起きたばかりなのよ? | |
| JJ | |
| でも、あまり悠長にはしてられない | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ヴィヴィ、しばらく休んだら デュエマシティを奪還するための 作戦を始めるわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 貴方の力が必要なの それまで体調を整えておきなさい | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ………… | |
| ヴィヴィ | |
| (私の力が……頼りにされてる 私は……侵略者、なのに……) | |
| ヴィヴィ | |
| 今でも、数多くの革命軍を 殲滅した感触が身体に残っている | |
| そして 【プレイヤー】を 手にかけた感触すらも | |
| そんな事実はないはずだが 身体は記憶していた | |
| 身体に刻み込まれたその感触は 仲間達を見るだけでも フラッシュバックしてしまう | |
| (侵略ウイルスは本人の意思に 関係なく、心を塗りつぶして しまうもの……) | |
| ヴィヴィ | |
| (私がまた、あんな風に ならない保証なんて、ない) | |
| ヴィヴィ | |
| (こんなの……私…… どうしたら……) | |
| ヴィヴィ | |
| ヴィヴィさん? ヴィヴィさん! | |
| ルピコ | |
| あっ……うん | |
| ヴィヴィ | |
| 大丈夫ですか? やっぱりまだ休んでた方が いいんじゃ……? | |
| ルピコ | |
| ……ううん 大丈夫 | |
| ヴィヴィ | |
| ……ごめんなさい、ヴィヴィ 貴方だけがこの状況を 変えられるの | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| だからお願い 少しだけ、頑張ってちょうだい | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| …………うん | |
| ヴィヴィ | |
| 少しだけ、一人になりたい だめ……かな? | |
| ヴィヴィ |
勝利時
| はぁっ、はぁっ……! バサラの奴、一人で 突っ走って……! | |
| No.2 | |
| どこに行った? バサラ! どこだ、バサラ! | |
| No.2 | |
| (今のバサラはもはや どんなクリーチャーでも 相手にならないだろう) | |
| No.2 | |
| (だが、あの状態のバサラを 一人で野放しにするのは 危険だ……!) | |
| No.2 | |
| No.2様……! た、助けてください……! | |
| タコンチュ | |
| お前は侵略者だな? 革命軍と闘っているのか? | |
| No.2 | |
| は、はい……! 我々は勝利し、革命軍の奴らは 撤退していったのですが……! | |
| タコンチュ | |
| そこへ…… バサラ様が―― | |
| タコンチュ | |
| う、うわぁっ!? | |
| タコンチュ | |
| バサラっ!? 何をしているっ!? | |
| No.2 | |
| はぁっ…… 逃げ回りやがって……! | |
| 赤城山バサラ | |
| おいっ!? こいつは侵略者だぞ!? どうして攻撃した!? | |
| No.2 | |
| No.2……俺は気付いたんだ | |
| 赤城山バサラ | |
| 俺達の目的には 革命軍も侵略者も 関係ねえってことにな | |
| 赤城山バサラ | |
| 全部……全部 俺の力に変えてやる……!! | |
| 赤城山バサラ | |
| …………! | |
| No.2 | |
| どけ、No.2 | |
| 赤城山バサラ | |
| ぐっ……く、は、あっ……! ハハ、ハハハハハ! 感じる、感じるぜ……! | |
| 赤城山バサラ | |
| カードに力が…… 流れ込んできやがるっ! | |
| 赤城山バサラ | |
| バサラ、待て! 落ち着け……! | |
| No.2 | |
| ギュウジン丸があっさりと その力を手放すほどの存在だ | |
| No.2 | |
| もしこの敵対行為が 奴に知られたら何が起きるか―― | |
| No.2 | |
| 邪魔だっ! 向こうにまだクリーチャーが いやがるな……! | |
| 赤城山バサラ | |
| 俺の力の一部になるのを 今か今かと待ち望んでやがるぜ! | |
| 赤城山バサラ | |
| ……クソっ、バサラの奴 完全に我を失ってる…… | |
| No.2 | |
| ギュウジン丸は これすらも想定ずみなのか……? | |
| No.2 | |
| だとすれば…… この先に待つのは 一体何なんだ | |
| No.2 | |
| 本当に、バサラの理想の世界は 訪れるのか……? | |
| No.2 | |
| 事態は想像以上の スピードで進んでいるね…… とても深刻な状況だ | |
| アーク | |
| お前は……アーク? なぜこんな所に | |
| No.2 | |
| ……! まさか、俺達を つけていたのか! | |
| No.2 | |
| そうだよ 君達のことが心配だったんだ | |
| アーク | |
| 全く、君達はあっちこっちで 敵味方関係なく クリーチャーを倒して…… | |
| アーク | |
| 追いかける方の身にも なってほしいものだね | |
| アーク | |
| 奴に監視でも頼まれたか 裏切らないように、と | |
| No.2 | |
| ギュウジン丸のことかい? アイツからは何の指示も 受けていないよ | |
| アーク | |
| だが君達を監視するという 名目で来たのは確かだね | |
| アーク | |
| そんなことより 君も分かるだろう? 禁断のカードの異常さが | |
| アーク | |
| 持つ者に力を与え その代償に持つ者の 意志を変えていく…… | |
| アーク | |
| 奇しくも侵略ウイルスと 似た性質だよねぇ | |
| アーク | |
| ……何が言いたい? | |
| No.2 | |
| 禁断、あれはどこぞの世界で 長いこと封印されていた カードなんだ | |
| アーク | |
| この世界にもあったはずだが 消し飛んでしまったようでね | |
| アーク | |
| それ故にほとんど情報がなくて 僕達も苦労したよ | |
| アーク | |
| 一つ言えることは…… ギュウジン丸は嘘は言っていない 君達が望む力があるだろうね | |
| アーク | |
| 世界をゼロにするほどの力 それがあのカードにある…… | |
| No.2 | |
| だけど、奴はそんな力を ホイホイ誰かに与える奴じゃない 全てを支配したがるタイプだ | |
| アーク | |
| そんな力を渡したからには 何か裏がある | |
| アーク | |
| なぜそんな話を俺にする | |
| No.2 | |
| お前はデュエマシティを 裏切って侵略者に なったんだったな…… | |
| No.2 | |
| 今度は俺達に取り入って 仲間にしてもらおうって算段か? | |
| No.2 | |
| 僕は中立なんだ 中立が一番儲かるからね | |
| アーク | |
| でも、このまま奴の 思惑通りに行けば 僕の利益もなくなってしまう | |
| アーク | |
| 君達が禁断の力を 制御できるのであれば 仲間になるのもアリかもしれない | |
| アーク | |
| 到底無理だと思うけどね | |
| アーク | |
| 僕の予想が正しいなら バサラが禁断の力を 引き出しきった時…… | |
| アーク | |
| 強大な禁断の力は ギュウジン丸のものになるだろう | |
| アーク | |
| 君達2人が手にするのは 徒労と絶望だよ | |
| アーク | |
| 俺達がギュウジン丸に いいように使われていると 言いたいのか? | |
| No.2 | |
| そりゃそうでしょ 僕なら強大な力は自分で使うね | |
| アーク | |
| 反乱を起こされても困るし よほど信用のおける奴にしか 託さないよ | |
| アーク | |
| 使わないとしたら…… 使えないか、リスクがあるか | |
| アーク | |
| そのリスクを 君達に負ってもらおうとしてるか とか、ね | |
| アーク | |
| ………… | |
| No.2 | |
| ……疑問だらけだ 禁断がそれだけの力を持つなら 侵略者は―― | |
| No.2 | |
| 何だっ!? バサラっ!? | |
| No.2 | |
| ……厄介なのが来たね 一緒にいるところは 見られたくない | |
| アーク | |
| 僕はおいとまさせていただくよ | |
| アーク | |
| てめぇ…… 何しやがる!? | |
| 赤城山バサラ | |
| こちらのセリフだ まさか貴様も裏切り者 だったとはな | |
| G.O.D. | |
| 共に革命軍を討ち果たす同志に 対して、何たる仕打ち……! 貴様にも制裁を与えよう! | |
| G.O.D. | |
| ハハハハ! 俺とやる気か? | |
| 赤城山バサラ | |
| いいぜ、てめぇは そこらへんのザコより 楽しめそうだ | |
| 赤城山バサラ | |
| 禁断の力を試すにはちょうどいい | |
| 赤城山バサラ | |
| 禁断の糧になりやがれ! 神サマ気取りがよぉ! | |
| 赤城山バサラ | |
| ぐっ……何たる力っ……!? 人間の癖に…… どこからこんな力が……!? | |
| G.O.D. | |
| 生ぬるい攻撃だ こんなんじゃ禁断は 止まらねえぞ!! | |
| 赤城山バサラ | |
| 何だとっ……! 舐めるなよ……! これが神の力だ――!! | |
| G.O.D. | |
| ぐふっ!? がっ……は、あっ……!? | |
| G.O.D. | |
| ボロボロだったとはいえ あのデッドゾーンを倒した奴でも この程度かよ | |
| 赤城山バサラ | |
| 禁断……この力 まだまだ底が見えねえ! | |
| 赤城山バサラ | |
| ダメだバサラっ! もう十分だろ! それ以上の力の吸収はっ――! | |
| No.2 | |
| ぐ……あああぁぁぁ――!! | |
| G.O.D. | |
| クっ……クククっ……! アハハハハハハ! 溢れるぜ、力がっ――! | |
| 赤城山バサラ | |
| う、ぐっ……!? く、ふ……うぅっ――! | |
| 赤城山バサラ | |
| ―――― | |
| 赤城山バサラ | |
| バサ……ラ……? その姿は……一体……? | |
| No.2 | |
| ――――!!!! | |
| 赤城山バサラ | |
| 消えた…… 一体どこへ…… | |
| No.2 | |
| 俺の言葉も バサラにはもう届かない…… | |
| No.2 | |
| ……アークが言っていた通りか やはりギュウジン丸は…… クソっ……! | |
| No.2 | |
| 止めないと…… バサラを奴のいいように 使わせてたまるか……! | |
| No.2 |
敗北時
| 一人で少し考えたいことがあるの | |
| ヴィヴィ | |
| だ、ダメ……? | |
| ヴィヴィ |
