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第5話 モルトとアイラ
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dmps_fun
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ストーリー
| ……何? 終末が迫っていることを 知らなかったのか!? | |
| グレンモルト | |
| いや、そうか 別の世界から来たばかりだったな 知らないのも当然か | |
| グレンモルト | |
| この世界には昔から 語り継がれている話があるの それが、終末の予言…… | |
| アイラ | |
| 終末が訪れるのは共通してるの とても古い話だからか 脚色され過ぎちゃってて…… | |
| アイラ | |
| 死が無くなるーとか 時間がおかしくなるーとか 突然何もかも無になるーとか | |
| アイラ | |
| そんなこと本当にあり得るの? って思っちゃうものばかり | |
| アイラ | |
| 野菜で世界が埋め尽くされる! なんてのもあったの おかしいでしょ? | |
| アイラ | |
| そんな突拍子もない予言だから 信じる者は少なかったよ | |
| グレンモルト | |
| だが、ある時その状況が 変わり始めたんだ | |
| グレンモルト | |
| 行方不明者が増えたり 不審なことが続きだして…… | |
| グレンモルト | |
| ……不安に駆られ 予言を信じていく者が 増えていったんですね | |
| 光の守護者 エレナ | |
| そんな状況だから レースに救いを求める者が増えた | |
| グレンモルト | |
| 勝った文明だけが終末から 逃れられる、なんて話も 流れていたくらいだ | |
| グレンモルト | |
| ……あの異様な熱気の理由は そういうことだったのですね | |
| 光の守護者 エレナ | |
| それなら、あなた方も 終末から逃れるために レースに参加を? | |
| 光の守護者 エレナ | |
| いや、私もモルトも終末は 信じていなかったかなー? | |
| アイラ | |
| ああ、昔から師匠が 終末に備えろとか言ってたが…… 今になって後悔しても遅いな | |
| グレンモルト | |
| 漠然としすぎてて よく分からなかったから 正直話半分で聞いていた | |
| グレンモルト | |
| では、何故レースに? | |
| 光の守護者 エレナ | |
| それは…… | |
| グレンモルト | |
| 自分の力を磨きたかったからだ! | |
| グレンモルト | |
| ……………… | |
| アイラ | |
| (な、なんだかアイラさんの モルトさんを見る目が 険しくなったような……?) | |
| 光の守護者 エレナ | |
| 私達三人を相手取るほどなのに 驕らずまだ上を目指すか 素晴らしい戦士じゃないか | |
| ダピコ | |
| あはは……そうか? | |
| グレンモルト | |
| そうだろう、ほら見ろ 【プレイヤー】も めちゃくちゃ頷いているぞ | |
| ダピコ | |
| そっ、そうか…… 少し気恥ずかしいな | |
| グレンモルト | |
| オレはまだまだ 強くなる必要がある | |
| グレンモルト | |
| だからレースに参加して 腕を磨こうとしたんだ | |
| グレンモルト | |
| でも、レースの途中で 終末を体現するような存在が 現れてしまった | |
| グレンモルト | |
| あんな奴がいきなり現れて 全てを吹き飛ばして しまうなんて | |
| グレンモルト | |
| あれが終末をもたらすために 現れたのだとしたら…… | |
| グレンモルト | |
| オレは奴を倒さなきゃいけない | |
| グレンモルト | |
| あ、あんなデカいのと 闘うっていうのか!? | |
| ダピコ | |
| ……すまない、 つい話し込んでしまった オレ達はもう行く | |
| グレンモルト | |
| こんな状況なのはここだけじゃない この世界の多くが こんな有様になっているようだ | |
| グレンモルト | |
| 安全な場所があるのかもわからず 協力できなくてすまない | |
| グレンモルト | |
| 仲間、見つかるといいな | |
| グレンモルト | |
| ま、待ってください! お二人だけで 行くつもりですか!? | |
| 光の守護者 エレナ | |
| ああ、そうだ 師匠が言うにはオレが終末を 止めなきゃいけないらしいしな | |
| グレンモルト | |
| あまり信じちゃいないが…… どの道このままじゃ世界が終わる 何とかしなきゃならないんだ | |
| グレンモルト | |
| 本当はオレ一人で 行くつもりだったんだけど | |
| グレンモルト | |
| 一人で行かせるわけないでしょ! 貴方は私が居ないと ダメダメなんだから | |
| アイラ | |
| って、話を聞かないしな | |
| グレンモルト | |
| そうは言っても…… 一瞬でこの規模の破壊をする奴だ 勝機はあるのか? | |
| ダピコ | |
| 強くなるためにもこの伝説の武器 ドラグハートを手にしたんだ 何とかやってみるよ | |
| グレンモルト | |
| 終末に巻き込まれる前に 戻る手段を探した方が良い それじゃあ…… | |
| グレンモルト | |
| じゃあね! | |
| アイラ | |
| もしまた会えたら あなた達の世界の話も 聞かせてよ! | |
| アイラ | |
| その時はきっと 終末なんか乗り越えてる はずだからさ! | |
| アイラ | |
| グレンモルトとアイラは 背を向けて立ち去っていく | |
| その足取りは明らかに 重いものだった | |
| ……そうですね、 【プレイヤー】さん 彼らを止めましょう | |
| 光の守護者 エレナ | |
| ああ、放ってはおけないな | |
| ダピコ | |
| おい! 止まれ! 本当にアイツを倒せるなら まずは私達を倒してみせろ! | |
| ダピコ | |
| え、え~~~~!? カッコよく立ち去った つもりだったんだけど!? | |
| アイラ | |
| それはすまん!! | |
| ダピコ | |
| 仕方ないな…… 実力を見せれば諦めるだろう | |
| グレンモルト | |
| やるぞ、アイラ! | |
| グレンモルト | |
| うん! | |
| アイラ |
勝利時
| ぐぅっ……!? | |
| グレンモルト | |
| 嘘!? この人達、結構強い! | |
| アイラ | |
| 私達程度に足止めをされている ようでは、あのクリーチャーと 闘うのは無謀です | |
| 光の守護者 エレナ | |
| そうだぞ | |
| ダピコ | |
| 何度も世界の危機に遭遇してきた 私達が言うんだ 間違いないぞ! | |
| ダピコ | |
| (せめてもうちょっと違う 言い回しをしてください ダピコさん……) | |
| 光の守護者 エレナ | |
| ダピコさんの言うように 私達は自分達の力量以上の 相手と闘ってきました | |
| 光の守護者 エレナ | |
| そういった相手と闘うには 多くの力が必要です | |
| 光の守護者 エレナ | |
| それは力の大きさ だけではありません | |
| 光の守護者 エレナ | |
| 仲間と協力して挑むべきです それで足りなければ…… | |
| 光の守護者 エレナ | |
| 文明間で軋轢があるのかも しれませんが、他文明の者達にも 協力を仰ぐことも可能でしょう? | |
| 光の守護者 エレナ | |
| アレは一人二人で どうにかなる存在とは思えません それに…… | |
| 光の守護者 エレナ | |
| 先ほどの闘いで分かりました あなた達も無傷では ないのでしょう? | |
| 光の守護者 エレナ | |
| そんな状態であの巨大な クリーチャーに挑むつもり なのですか? | |
| 光の守護者 エレナ | |
| ………………? | |
| グレンモルト | |
| ……他の文明と……協、力……? | |
| グレンモルト | |
| ええ、世界の危機です 他文明も同じ危機感を抱いている はずでしょう……? | |
| 光の守護者 エレナ | |
| そんなことが、可能なのか? | |
| グレンモルト | |
| うん、私も その考え自体 全く浮かばなかったかな…… | |
| アイラ | |
| (……思えば、この三人 あまりにも息があっている) | |
| グレンモルト | |
| (普段からこの協力関係を 築いている……ということか) | |
| グレンモルト | |
| ……すまない 少しだけ時間をくれないか | |
| グレンモルト |
敗北時
| くぅっ……! つ、強いなこの二人……! | |
| ダピコ | |
| だが、このまま行かせれば 二人が危ない! | |
| ダピコ | |
| すまない、 【プレイヤー】 | |
| ダピコ | |
| もっとお前の指示に忠実に 動けるように頑張る | |
| ダピコ | |
| 何としてでもあの二人を 止めるぞ! | |
| ダピコ |
