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第4話 天命王の問答
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ストーリー
| ………… | |
| Q.E.D. | |
| 久しいですね 天命王エバーラスト | |
| Q.E.D. | |
| お前を見るのは以前の闘い以来か 龍素王Q.E.D.よ | |
| 天命王 | |
| 今回は変わった連れもいるようだ ドラグナーでもない者が なぜここに? | |
| エバーローズ | |
| お主らの所にも噂は 届いているだろう | |
| メタルアベンジャー | |
| 異世界からやってきた異邦人 その内の一人だ | |
| メタルアベンジャー | |
| お初にお目にかかります エレナと申します | |
| 光の守護者 エレナ | |
| (てっきり門前払いされると 思っていたのですが) | |
| 光の守護者 エレナ | |
| (まさか、光文明の 代表である天命王の元まで 案内されるとは……) | |
| 光の守護者 エレナ | |
| (単に旧友と話したかった? それとも……何か目的が?) | |
| 光の守護者 エレナ | |
| それで……水文明の代表が 今更何用か | |
| 天命王 | |
| 自分達だけではこの事態を どうにもできないことを悟り 泣きつきに来たか | |
| 天命王 | |
| 数百年ほど遅いのではないか? | |
| 天命王 | |
| (冷静になれよQ.E.D. これはただ我らの本心を 確かめようとしているだけだ) | |
| メタルアベンジャー | |
| (我々が一時の感情に流され 光文明への憎悪を表すかどうか 見定めているのだ) | |
| メタルアベンジャー | |
| (……わかっていますよ) | |
| Q.E.D. | |
| 目前の脅威である あの巨大なクリーチャー オール・オーバー・ザ・ワールド | |
| Q.E.D. | |
| 奴らと闘うためには 五文明の力を合わせることが 不可欠だからです | |
| Q.E.D. | |
| 我らの使者から 聞いているでしょう? | |
| Q.E.D. | |
| 話は聞いている それはお前達の真意なのか? | |
| 天命王 | |
| 以前、五文明は力を合わせて デッドマンに闘いを挑んだ しかし、我々は敗北した | |
| 天命王 | |
| それと同じことを 繰り返すというのか? | |
| 天命王 | |
| 何を……! 元はと言えば貴様らが 我々を裏切ったからであろうが! | |
| メタルアベンジャー | |
| 協力し、事に臨むはずが 土壇場で勝手なことを しおって! | |
| メタルアベンジャー | |
| 以前の戦いで 我らが水文明を見捨てた ――そう感じているのか | |
| 天命王 | |
| だが、それは慣れない協力、 互いの闘い方の違い、それらが 積み重なったこともあるが | |
| 天命王 | |
| 共通の敵を倒すためだけの 互いの利益を追求した共闘だ 我々は仲間ではない | |
| 天命王 | |
| たとえ水文明が 追い詰められていたとしても 光文明が守る道理はない | |
| 天命王 | |
| デッドマンを倒し 我らの正義が果たされれば それで良い | |
| 天命王 | |
| 貴様……! | |
| メタルアベンジャー | |
| メタルアベンジャー、控えろ ここが水文明の領土でないことを 忘れるな | |
| エバーローズ | |
| 以前はデッドマンさえ 倒せれば良かった 今やアレを見てみるがいい | |
| 天命王 | |
| 世界の半分を 消し飛ばしてみせた オール・オーバー・ザ・ワールド | |
| 天命王 | |
| あのドラグハートの集合体とも 闘わなくてはならない | |
| 天命王 | |
| ――不可能だろう 互いを信頼できる、できないの 次元の話ではない | |
| 天命王 | |
| もはや我々に奴を 止める手立てはない | |
| 天命王 | |
| 闘うなど愚策の極みだ 今は自身の文明の存続こそが 為すべきことだろう | |
| 天命王 | |
| よもやQ.E.D. お前の演算能力が錆びついた わけでもあるまい | |
| 天命王 | |
| その状況で……なぜ我ら光文明に 敵意を持ち続けていたお前達が 今になって協力を申し入れるのだ | |
| 天命王 | |
| 裏切られたと感じているのだろう 水文明を見捨てデッドマンを 打ち倒すべく行動したことに | |
| 天命王 | |
| 敗北を喫し 全ての文明が敗北の原因を 互いに押し付け合ったように | |
| 天命王 | |
| それを今更協力など…… 一体お前達は何を企んでいる? | |
| 天命王 | |
| まさかこの期に及んで 他の文明の力を削ぐことが 目的なのか? | |
| 天命王 | |
| (天命王の疑念は もっともです) | |
| 光の守護者 エレナ | |
| (でも、ここで団結して 抵抗しなくては生き残る 望みすら絶たれてしまう) | |
| 光の守護者 エレナ | |
| (それは皆分かっているはず 背中を少しでも押す勝機 さえあれば、まだ……) | |
| 光の守護者 エレナ | |
| 文明の存続など…… 奴らが居る限り それこそ不可能な話です | |
| Q.E.D. | |
| 生き残るためには闘うしかない あなた方も分かっているでしょう | |
| Q.E.D. | |
| 確かに、我々は デッドマンにすら敗北した | |
| Q.E.D. | |
| あの闘いで我々は大きく 傷つき、長い年月を経ても その傷は癒えていません | |
| Q.E.D. | |
| それどころか オール・オーバー・ザ・ワールド の出現で滅亡の危機に瀕している | |
| Q.E.D. | |
| 以前以下の戦力で 以前以上の敵と 闘わねばならない | |
| Q.E.D. | |
| 無謀と言われても 仕方がないでしょう | |
| Q.E.D. | |
| ですが、勝算はあります | |
| Q.E.D. | |
| ――ほう 言ってみるがいい | |
| 天命王 | |
| 五文明全てが協力することが 最低限必要です その上で…… | |
| Q.E.D. | |
| 龍素研究の成果を 全ての文明に共有します | |
| Q.E.D. | |
| 何……!? | |
| 天命王 | |
| 本気かQ.E.D.!? 我々の技術を他の文明に 渡すというのか!? | |
| メタルアベンジャー | |
| 我々の輝かしい研究も 世界が滅びては 何の意味もありません | |
| Q.E.D. | |
| 我々の技術はこの世界を 破壊するためではなく 守るためにあるべきです | |
| Q.E.D. | |
| 龍素はこの世界を 構成する要素の一つ…… ドラグハートの根幹をなすもの | |
| 天命王 | |
| その研究をあっさり渡す? 例えここでデッドマンに 勝てたとしても | |
| 天命王 | |
| 水文明が優位に立つことが 難しくなるのだぞ | |
| 天命王 | |
| 今更誰かを出し抜こうなど 考えてはいませんよ それと…… | |
| Q.E.D. | |
| あまり見くびらないでください 研究は我らの得意分野 すぐに差をつけてやります | |
| Q.E.D. | |
| …………………… | |
| 天命王 | |
| ……何がお前達を変えた これまでのお前達ならこんなこと 考えもしなかったはずだ | |
| 天命王 | |
| そこの彼女達のお陰です | |
| Q.E.D. | |
| 彼女達が現れなければ 我らは水文明のみで 闘いを挑んでいました | |
| Q.E.D. | |
| そしてきっと 敗北していたことでしょう | |
| Q.E.D. | |
| 異世界からやってきた異邦人 まだ力は我らに及ばなくとも いえ、及ばないからこそ…… | |
| Q.E.D. | |
| 他者と手を取り、力を合わせる 尊さと強大さを知っています | |
| Q.E.D. | |
| だから彼女達は 力が到底及ばない相手でも 闘うことを諦めません | |
| Q.E.D. | |
| 彼女達は真の意味で 団結する力を知っているからです | |
| Q.E.D. | |
| ――そうでしょう、エレナ? | |
| Q.E.D. | |
| その通りです 私達の力は決して 強大なものではありません | |
| 光の守護者 エレナ | |
| しかし幾度となく 世界の安寧を脅かす強大な敵を 退けてきました | |
| 光の守護者 エレナ | |
| これは私達だけの力ではなく 価値観の異なる仲間達や 異なる世界の方々…… | |
| 光の守護者 エレナ | |
| 時には敵対していた方々の 協力があったからこそです | |
| 光の守護者 エレナ | |
| ……今この時もデッドマンは オール・オーバー・ザ・ワールド の稼働のために暗躍しています | |
| Q.E.D. | |
| 一刻も早く我々も手を取り 闘わなくてはならない | |
| Q.E.D. | |
| 奴を倒すためならば 水文明は協力を惜しみません | |
| Q.E.D. | |
| ……龍素王よ そちらの意志は伝わった | |
| 天命王 | |
| なんと! では光文明は我らと―― | |
| メタルアベンジャー | |
| ――お前達の言う団結の力 それを見せてもらおう! | |
| 天命王 | |
| なっ……!? ここへ来て闘うのですか!? | |
| 光の守護者 エレナ | |
| 違いますよエレナ ここまで来れたから、です | |
| Q.E.D. | |
| ようやく天命王は 話し合いのテーブルにつきました | |
| Q.E.D. | |
| そうだとも ここで力を見せれば奴は 力を貸さざるをえなくなる | |
| メタルアベンジャー | |
| ここが正念場だぞ! 気合を入れろ! | |
| メタルアベンジャー | |
| デュエリストと呼ばれる あなたの力、アテにしていますよ | |
| Q.E.D. | |
| 我らの正義の力の前に 団結の力とやらがどれほどもつか 見せてみるがいい! | |
| エバーローズ | |
| ――行くぞ、我が友よ! | |
| エバーローズ |
勝利時
| 見事……! | |
| エバーローズ | |
| 助け合い、闘う姿 見せてもらったぞ | |
| エバーローズ | |
| デュエリスト…… そのような存在が居るだけで こうも変わるものか | |
| 天命王 | |
| 我の魂を封じ込め、 光文明に混乱をもたらす 真に邪悪なる存在ザ=デッドマン | |
| 天命王 | |
| その打倒のために 正義をもって、光文明は 他文明とも手を組もう | |
| 天命王 | |
| や、やりました……! | |
| 光の守護者 エレナ | |
| 良くやったぞ、エレナ! 初めての連携でここまで できるものとはな! | |
| メタルアベンジャー | |
| 異なる文明の者と ここまで密接に協力して 闘うなど初めてだ | |
| メタルアベンジャー | |
| 存外、悪くないものだな! | |
| メタルアベンジャー | |
| なぁ、他にはどんなことが できるんだ!? ワシに教えてくれ! | |
| メタルアベンジャー | |
| えぇっと…… | |
| 光の守護者 エレナ | |
| 私も、共に闘って初めて クリーチャーの力を引き上げる デュエリストの力を実感しました | |
| Q.E.D. | |
| 時間を見つけて是非 解析したいところですね | |
| Q.E.D. | |
| ほう、我々も それに参加してよいか? | |
| 天命王 | |
| て、天命王! | |
| エバーローズ | |
| あ、アハハ…… 興味を持ってくれるのは 嬉しいんですが…… | |
| 光の守護者 エレナ | |
| ほ、ほら! 今はそれどころじゃ ないでしょう? | |
| 光の守護者 エレナ | |
| ――では天命王 約束通り龍素研究の成果を 使いの者に共有させます | |
| Q.E.D. | |
| あなた方の技術レベルに情報を 落とし込むのは苦労したんですよ 有難く受け取ってください | |
| Q.E.D. | |
| 残り時間はそう多くないですが 彼との決戦までに少しでも 戦力を整えてください | |
| Q.E.D. | |
| ああ、感謝しよう | |
| 天命王 | |
| ……ふぅ では戻りましょうか まだまだやることが残っています | |
| Q.E.D. | |
| いや、待て | |
| 天命王 | |
| エレナと言ったか お前に興味が沸いた | |
| 天命王 | |
| え……? 私、ですか? さっきのは冗談ではなく? | |
| 光の守護者 エレナ | |
| お前の世界について お前が歩んできた道について 教えて欲しい | |
| 天命王 | |
| ……分かりました では少しだけ語りましょう 私達の世界のことを | |
| 光の守護者 エレナ |
敗北時
| 流石は天命王! そう簡単に勝たせては くれませんね……! | |
| Q.E.D. | |
| Q.E.D.よ このままでは埒があかない | |
| メタルアベンジャー | |
| エレナとより息を合わせるぞ! | |
| メタルアベンジャー | |
| ええ、天命王に 一泡吹かせてやりましょう! | |
| Q.E.D. |
