概要
Ⅲ以降に登場する攻撃呪文。
【ザキ系】の呪文で、敵1体を即死させる。
敵に対して成功すると
【○○○○の息の根を止めた!】という独特のメッセージが表示される。何か怖い。
作品によっては「邪教で生まれた呪文で、一瞬で体中の血液を凝固させる」という、何とも凄惨な設定がされている。
本編
効果は相手単体だが、Ⅲでは上位呪文よりも成功率が高く設定されているので、
敵がグループでも上位の
【ザラキ】より確実に相手を消したいという時に使えるかもしれない。
その分消費MPがザラキと同じ7とかなりコストパフォーマンスは悪い。
Ⅳ以降の作品では消費MPが減少した分ほぼザラキと成功率が同じなので、単純に相手の数で使い分けよう。
なお、この系統の呪文が初登場したのはⅡのザラキであり、この呪文ではない。
イオ系呪文と同じく、下位呪文よりも上位呪文の方が登場が早いケースである。
Ⅸでは僧侶の得意系統の呪文として登場し、そのおかげか
【かいふく魔力】で成功率が変わる。
初めは成功率50%だが、最終的に耐性の無い相手には100%即死させることが可能。
回復の魔力が上がるほど、死の呪文も強くなるというのは意味深である。
味方サイドでこの呪文を使うのは、基本的に上位呪文と同様に僧侶の役割を担っている
キャラクターが多い。
Ⅳのクリフトが大好きな呪文としても知られており、特に命令が出来ないFC版では5章のバルザック+戦はこれを覚えるまでに攻略したい。
しかし、専ら敵に使われるのが怖い呪文でもあるという事も忘れてはならない。
ザキを使う敵が出てくる段階では、こちら側の蘇生手段が乏しいかほぼ無い場合が多く、ザキ系使いを真っ先に倒すのは、もはやDQでの鉄則。
以下にブラックリストを掲載しておくので、これらの敵は特に警戒しよう。
作品 |
使用者 |
対処法 |
Ⅲ |
【ホロゴースト】 |
ザラキも併用するので非常に危険。100%ではないもののマホトーンで封じたい。 |
【まおうのかげ】 |
甘い息も併用するが、マホトーンは必ず効くので対処は楽。 |
Ⅳ |
【しりょうつかい】 |
ルカニや仲間呼びも使う。マホトーンは効きにくいので、集団で現れたらラリホーが有効。 |
【ブリザードマン】 |
ザラキも使う。但し、マホトラで無力化してしまうか、ベギラゴンで一掃すれば楽。 |
Ⅴ |
【シャドーサタン】 |
100%でないがマホトーンが有効。 |
【あくまのツボ】 |
マホトーンが効かない上に守備力が高い。マホカンタ、ルカニを使う工夫が必要。 |
Ⅵ |
【マッドロン】 |
ムドーの島の最も危険なモンスターとして有名。マホトーンは確実に効くので手早く無力化すべし。 |
あくまのツボ |
Ⅴと比べて大幅に強化。攻撃回避率や呪文耐性も高いかなりの極悪ぶり。ムドーの城攻略時や、無気力時にザクソンの村に潜んでいる個体は絶対に調べない事。後者はやってしまうとほぼ全滅確定。 |
Ⅶ |
【あくまの書】 |
マホトーンは効かないがマホトラが効く。 |
【おどる宝石】 |
マホトーンが確実に効く。 |
Ⅸ |
【オーシャンクロー】 |
メダパニがかなり効くので活用すべし。マホトーンも効きやすい。 |
※Ⅷではザキを使ってくる敵は後半にならないと出てこないが、他シリーズに比べるとよく決まるので、特にククールが倒されないように。
特にⅢ、ⅦやⅧは仲間が少ないため、馬車がある作品以上にヒヤヒヤすること請け合い。
完全な耐性を持つ
仲間モンスターには全く脅威ではないが、そうでない者にとっては非常に危険な呪文と言える。
一応、耐性が付く装備で効果を防ぐ確率を上げる事は可能だが、死ぬ時は死ぬので注意したい。
蘇生の手段が限られているDQならではの恐怖と言えるだろう。
DQM1、2、CH
トルネコシリーズ
トルネコシリーズでは
【ザキの杖】が登場。当たった敵を問答無用で即死させる超強力な効果。
ただし跳ね返されるとトルネコも即死するので、
【あやしいかげ】には要注意。
またトルネコ2では魔法使いの呪文でザキそのものも登場。
HP消費75で正面の敵を即死させる反則的な効果だが、
魔法系モンスターには攻撃呪文が一切効かないので、これが無いとやってられないバランスになっている。
いたストSP
スフィアの一種として登場。戦士、勇者で入手できる。
これが発動すると、その場にある店を値段の3倍で銀行に強制的に売却して持ち主のいない状態にする。
売却したお金は元々の所有者に入る。
また、SPに限らずクリフトは最下位に沈んでいるなどの不利な展開になってくると、「ザキ…ザキ…」とつぶやき始める。
ちなみに、彼は残念ながらスフィアバトルにおいての職業は僧侶なので、転職しない限りザキのスフィアは使えない。
最終更新:2014年02月05日 08:40