DQⅦ
経歴とキャラクター
キーファとはかなり世代の差があるハズだが、祖先の血が騒ぐのか、
【グランエスタード】城では「なつかしさを感じる」などの発言をし、キーファの妹
【リーサ姫】にもかなり好かれる。
そういうこともあって、リーサ姫の教育係という名目でお城に仕えることになり、後に近衛兵になる。
名言はぴちぴちギャルになった爺さんを見ての「生暖かい目で見守ってやるのが大人の優しさよ」。
キャラ的には序盤で離脱したキーファの面影を持つキャラというアピールポイントがあるにも関わらず、生真面目なのが災いしてか、良くも悪くも目立つ言動を行うマリベルに比べると印象が薄い。
そして唇がたらこ唇であると度々指摘される点もこのキャラの魅力に関して明らかなマイナスポイントになっている。
そんなわけで、戦力の高さに反して人気は非常に低い。
3DS版
配信石版
【なつかしき友の記憶】では、主人公たちが過去ユバールでの歴史を改変したことによって、グランエスタード王室に代々伝わる婚約指輪(キーファが冒頭で盗んだアレ)がアイラの左手に出現。
これによって、劇中ではっきりと「キーファの末裔である」と明言されている。
もっとも前述のように、明言されていなかっただけで、匂わせる発言はPS版から多数存在していたが。
この
イベント以後、アイラは大臣やバーンズ王の周りの兵からは敬語を使われるようになり、リーサからは自分を呼び捨てにして敬語もやめてくれるように頼むなど一層懐かれるようになる。
これにより、グランエスタードの王位はリーサではなくが彼女が継承することになる可能性も出てきた。
戦力
火炎斬りマシーンことキーファの強さを受け継いだのか、女の身でありながらHPや力が高い。
MPや素早さも主人公並みに持っており、能力的には弱点が見当たらない強力なキャラだ。
ただし、MPはレベル60以降伸びを欠き、最終的にはパーティ中で最も低くなる。
唯一の問題は加入時期が遅いために職歴が乏しいことだが、
ユバール族の踊り手でありながら剣の心得もあるということで、最初から踊り子マスター、戦士★3の状態でパーティに加わる。
メダパニダンスや死の踊りが使えるのもいいが、それ以上に大きいのは、Ⅶ有数の強力特技である
【つるぎのまい】を覚える準備が整っている事だろう。
ただ、なぜか踊り子のカンが失われているため、まずは踊り子で30回戦ってカンを取り戻し、戦士に戻って板についてくるまで戦うといいだろう。
これで職歴の乏しさを補えるハズだ。
女性専用装備に加えて主人公以上の重装備も可能なために装備の選択肢は非常に広く、装備に困ることはない。
特に初期装備の
【ユバールの剣】が異常に強い。
攻撃力90と時期に見合わぬ高い数値を持つ上、攻撃した敵を踊らせて1回休みにする効果を持つ。
他のキャラの武器がユバールの剣に追いついた頃に
【王者のつるぎ】が拾えるため、武器に関してほとんどカネのかからない点もイイ女である。
一方、安定してステータスが高い裏返しで際立った個性に欠けており、彼女に出来ることならば一回り戦闘力が上の主人公にも出来るため、人によっては「劣化版の主人公」と扱われがち。
主人公に次ぐ2番目のアタッカーとして完全物理型のアイラを選ぶか、MPが高く様々なことができるメルビンを選ぶか、攻撃力は低いがこの2人より圧倒的に素早いガボを選ぶかはプレイヤーの好みとなる。
3DS版では職歴技の廃止によりつるぎのまい早期習得のアドバンテージがなくなったため、アイラの立場はやや厳しくなった。
とは言え、最終メンバーでアイラが外れることはまず無いだろう。
力が低いマリベル、耐性が少なくなりがちなガボ、素早さの遅いメルビンに比べると、高い水準でバランスよく整っている。
習得呪文・特技
3DS版ではキャラ固有で覚える特技が消滅するというバグがあった為、アイラが魔法戦士または勇者になった後に転職すると火炎斬りが消滅してしまう。また、スーパースターになった後に違う職業に転職するとマホトラおどりが消えてしまう。
だが、何故かせいれいの歌は消えない。後に配布されたパッチVer1.1で修正済。
最終更新:2014年01月12日 18:30