
沖縄の海に沈んだメカゴジラの残骸をブラックホール第3惑星人が引き揚げ、改修したもの。桂に作動装置が組み込まれている。スペースビーム、ドリルミサイル、ホーミューショット、クロスアタックビームといった初代とほぼ同じ装備をしている。両手のフィンガーミサイルは回転ミサイルに改良。前回の反省を踏まえ、頭部を破壊されても第2の頭部が出現するようになっている。第2の頭部からもレーザー光線による攻撃が可能。チタノザウルスと共にゴジラと交戦。ゴジラを苦しめたが、桂が自害すると機能停止に陥り、最期はゴジラの放射熱線を受けて爆発した。
データ
別名 | サイボーグ怪獣 |
身長 | 50m |
体重 | 4万t |
出身地 | 天城山中の秘密基地 |
初登場作品 | メカゴジラの逆襲(1975年3月15日公開) |
ドラゴニュートの人形劇では…
映画第1作にて、ベリアル軍の量産兵器として登場している。撮影にはムービーモンスターシリーズを使用している。
余談
- スーツ(上半身のみ?)は新造したものである。(ただし、第2の頭部が出現している状態のスーツの上半身は前作のメカゴジラの改造。)
- 全身の武器を一斉に放つシーンは前作ゴジラ対メカゴジラからの流用。
- 飛行用のミニチュアは前作メカゴジラの流用。
- 名称はメカゴジラ2のほか、資料によってはメカゴジラII、メカゴジラ(TYPEII)、メカゴジラ2号機、2代目メカゴジラと記述している。
- 検討用台本では、前作と同様に最初は偽ゴジラとしての登場が予定されていた。
- FRP製の手首は回転式となり、指は前作より鋭角となって新造形された。手首の回転ギミックには、日曜大工用の電気ドリルを用いており、スーツアクターは手首に手を入れるのではなく、手首の根元についた柄を握るかたちとなっている。
- 出撃シーンでは、スーツアクターの入っていないスーツを吊って撮影している。
- 歩行シーンでは、地面のセットにスポンジを用いることで前進に合わせて地面がたわみ、重量感を表現している。
添付ファイル