宇宙から襲来する人類及び地球の滅亡を望む謎の存在で、その実体は一切不明。ワームホールから怪獣を送り込んでの単純な文明や人間への攻撃だけでなく、電子生命体や宇宙微生物などを送り込んでの工作、時には高山我夢や藤宮博也、その周辺の人間への精神および心理攻撃も行い、さらにはウルトラマンガイアとウルトラマンアグルという地球の意志が生み出した二人のウルトラマン同士を争わせ、そのエネルギーを利用しようとしたりなどその侵略方法も様々である。人類抹殺の理由も物語後半にて当初の藤宮と同じく、使者を介して人類を宇宙の病原体と捉えているように表現していたが、超巨大な生物を地球に落とそうとしたり、反物質の対消滅で宇宙ごと地球を消滅させようとしたりと、地球という存在そのものを破壊しようとするような手段を講じることもあり、その明確な理由や意味も明かされる事はなかった。またそういった簡単に星を消せる強大な力を持ちつつも、本格的侵攻する前に地球に訪れてアルケミースターズの一員であるクラウス・エッカルトを裏切らせ、クシリスに細工をしてウルトラマン同士のみならず人間と怪獣の対立を煽り同士討ちさせようと企むなど狡猾に立ち周り人知れず暗躍を続けていた。クラウスが変身したビゾームが倒された終盤以降は、スパイ役のクラウスが消えた影響か、それとも本格的にウルトラマンを脅威と見なしたか、モキアンや破滅魔人、ゾグなど対ウルトラマンを意識した強力な戦力を送り込みつつ、恐怖で人類を絶望させるという直接的な侵攻制圧へと変化した。しかし人類の力を甘く見過ぎていたためか最終的にはウルトラマンと人類の手で撃退される。最終話のゾグおよびOVに登場したガクゾムの攻撃を持ってその活動を収束させたが、いまだ破滅招来体そのものの消滅は確認されていない。また各国の怪獣災害に対する武装強化など国際情勢に大きな不安要素を抱えることになった。
ドラゴニュートの人形劇では…
本編開始以前に、原作通りウルトラマンガイアとウルトラマンアグルを始めとした戦士達に撃退されており、残党となっていたのだが、Episode5「新たな脅威の襲来」にて、ベリアル軍を構成している怪獣から、ベリアル軍と結託しているとエヴァンゲリオンMark.06が発言。その言葉通り、ベリアル軍の戦力の中にガイア怪獣が多数確認されるようになった。今の所は目立った行動を見せてはいないが…?
