
誰にもわからない、わかるはずが無いんだよ……地球の馬鹿どもめ!
ほぼ全てのヤプール人が合体し、巨大化した姿。腹部の毛は全てのヤプール人の邪心が結集したもの。その毛は発射可能な毒針になっており、刺された人間は邪悪な心に支配される。全身の鱗は、一枚一枚がヤプールである。体の周りにバリヤーを張り巡らせる。異次元を自在に移動することができる。右手からは光線(ストレートショット)を発射する。また、強大な念力(サイコインパクト)を使用することができる。ウルトラマンエースとの光線の撃ち合いの後、メタリウム光線を受け爆発した。だが最期に「地球の奴らめ、覚えていろ!ヤプール死すとも超獣死なず!怨念となって必ずや復讐せん!」と言い遺し、その言葉通りに体の破片が(全てではないものの)オイルドリンカーまでの超獣を生み出した。
データ
別名 | 異次元超人 |
身長 | 50m |
体重 | 8万2千t |
出身地 | 異次元 |
CV | 高田裕史、玄田哲章(メビウス、ギンガS) |
初登場作品 | ウルトラマンA 第23話「逆転!ゾフィ只今参上」(1972年9月8日放送) |
余談
- モチーフはカニと閻魔大王。
- 唸り声はブラックキングの流用。ヤプール老人の鳴き声はフランケンシュタインの流用。
- ヤプール老人が歌っていた歌は、クレージーキャッツの「学生節」の替え歌。
- 断末魔の「地球の奴らめ、覚えていろ!! ヤプール死すとも超獣死なず!! 怨念となって必ずや復讐せん!!」は板垣退助の 「板垣死すとも自由は死せず」のオマージュ。
- 人類に目撃されることなく倒されたため「ウルトラマンメビウス」超全集ではGUYSの保管する「ドキュメントTAC」に記録されていないとされている。
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