Drift Crachers 第9回 2024/1/28
未来に破滅をもたらすかもしれない、謎の立方体。プライモラータで近づきつつ、外側からスキャンして慎重に調査を進める一行。どうやら、パクト・ワールドには存在しない合金でできているらしい。内部まで調べることはできなかったが、立方体のうちふたつの面に船が存在した。片方はハッチにドッキングされているが、重武装のもう一隻はどうやら衝突したらしくめり込んでいる。どちらの船にも生命反応はない。さらに近づくため、船を立方体に向けたその時、ブリッジが眩い光に包まれた!
忽然と姿を現したのは、サイノシュアーの主にして導きの女神、デズナであった。突然の顕現に驚く一行。どうやら彼女は、パラフォランというドリフトの蝶についてアドバイスをもたらすために現れたらしい。謎めいた啓示だが、いずれ役立つ時がくるかもしれない。あらためて準備を整え、立方体へ探索に赴くステラリスの面々。中に入ると、意外にも施設のライフラインは稼働しており、呼吸も可能だ。しかし、別の面に激突していたはずの武装船がなぜか船首を壁から覗かせている。警戒しながら船内に侵入すると、船のデータを消去したうえで脱出した痕跡と大型の檻が残されていた。さらに調べようとするも突然の爆発! どうやら置き土産として罠を仕掛けていったらしい。結局、船名(Plasma Fist)の他に少し情報を得た程度だったが、武装や資材はプライモラータに使えそうだ。先行者の痕跡を追って、一行は奥へ歩を進める。
入口からは果てが見えないほど長く見えた通路だったが、歩き出すと意外なほどすぐ次の部屋に着いてしまった。目の錯覚なのか、あるいは何か仕掛けでもあるのだろうか・・・? 到着したのはベンチが並ぶ広い部屋。奥の床には緑色の液体がこぼれており、そのそばに人造と思しきクリーチャーが佇んでいる。「ジャンボ!」場違いに明るいアイサツをするスマイル。果たしてコミュニケーションが取れるのだろうか。振り返ったロボットは巨大なハサミを振っている。挨拶を返してくれたのか・・・? 残念、それは攻撃の合図であった。
先手を取ったイズギルとスマイルが射撃を行い、イヴ船長の魔法が相手の体勢を崩す。しかし、カラーナの攻撃を躱したと思った瞬間にそのロボットは船長の後ろに瞬間移動していた! 巨大なハサミに押さえ込まれる船長、このままでは潰されてしまう。斬撃、銃撃、呪文で畳みかけ、ようやく破壊できたものの、怪我と消耗で小休止を余儀なくされてしまった。休みながら考察してみたが、どうやらこの立方体内部は一般的な感覚では正しく知覚できない四次元構造になっており、ロボットが瞬間移動したのも通路がやたら長く見えたのもその影響らしい。休憩を終え、何かを引きずったような痕跡が続く通路へと進む一行。相変わらず通路の先は見えず、何が待ち構えているのかもわからない。
次の部屋には即席のバリケードが築かれ、その向こうには武装した人型クリーチャーがいた。彼らはKanaboという種族らしい。そして、室内にはさらに異様なムカデのような怪物が待ち構えていた。どうやらPlasma Fist号の檻に入っていたのは、このNecropedeというクリーチャーだったようだ。こちらを誰何し、出ていくよう警告するKanaboと交渉を試みるも、巨大ムカデが襲い掛かってきてなし崩し的に戦闘が始まってしまった。閃光手榴弾で視力を奪いブレードで斬りかかるKanaboと、酸を分泌する牙で噛みついてくるNecropede。対するステラリスはイヴ船長の呪文が痛打を浴びせ、スマイルのフォースバトンとイズギルの支援を受けたカラーナのソラリアンウェポンが敵を打ち倒していく。最終的に一人になったKanaboは降伏した。
話を聞くと、彼らはドリフト・クラッシュ以前にこの立方体を発見し中に入り込んだ(その際に事故った)らしい。どうやらここで宝を探しているようだ。奥の部屋で首領のダシュニティと邂逅したステラリスは、交渉やブラフを駆使して駆け引きを行う。最終的に彼女の求める“竜の宝”を探す手伝いをすることで話がまとまり、立方体内部の探索が続けられることになった。
一体いかなる存在が作り上げたものか、四次元構造の立方体は探索者を惑わせる。通路や階段が不自然に配置され、一見して無秩序に繋がり捻じれているように見えるのだ。辿り着いた広間にはメッセージをループ再生するコンソールがあった。どうやら、先にここを通過した何者かが残した警告のようだ。
「Sign function from the Cosine Function:警告! 青の円錐を持たずにこの通路を進むと、影に潜む守護者を起動させることになる。彼らは四次元で静止しており、起動させてはならない!」
影に潜む守護者? 鋭敏なイヴ船長の感覚は、周囲の空間で静止している非実体の存在を捉えていた。どうやら、青の円錐とやらがないと先ほど戦ったロボットが現れる仕組みらしい。コンソールには操作するためのデバイスが存在せず、それ以上の情報が得られない。メッセージに従い、広間から繋がる部屋に入る一行。そこは半ば崩落し、土がむき出しになっていた。そして、先行して部屋に入ったスマイルとカラーナの身体に異変が起こる。突如発生した不調は、放射線障害の初期症状だった。ここは危険だ! 慌てて環境防御機能を起動するが、穴の周辺はさらに放射線濃度が高い可能性がある。立方体内部で中程度の放射線を防げる防具を手に入れていたカラーナが、崩落した穴の縁に引っかかる箱を調べるが、中身は穴の底に落ちてしまったらしく空っぽ。そこで覗き込んでいたカラーナの耳が、引きずるような移動音を聞き取る。穴を這い上がってきたのは粘体状のクリーチャーだった。幸い単独だったため、苦も無く退治するステラリス。もう安全とばかり降りようとするカラーナだったが、今度は羽音が聞こえてくる。しかも複数だ。
翼をはばたかせて現れたのは、体が部分的に発光するトカゲのようなクリーチャー、Radiation Drakeだった。ダシュニティの言っていた竜とはこいつらのことだろうか。竜語で何か叫んでいるようだが、残念なことに竜語話者がおらず話が通じない。そうこうしているうちにドレイクたちは襲い掛かってきた。俊敏に飛び回り、威嚇や噛みつきで攻撃してくるドレイクたち。近接武器が届かないうえに怯え状態になったカラーナは、ドレイクにソラリアンの能力、スーパーノヴァを使用するも決め手にならず、お返しとばかりに噛みつきで重傷を負ってしまう。その後は援護射撃を交えた攻撃が奏功し、ドレイクは討伐された。
傷の手当てもそこそこに穴の底に降り立つカラーナとスマイルだが、放射線濃度が上昇しスマイルの具合はさらに悪くなってしまう。植物が繁茂し、緑色の猿がくつろぐ穴の底には先ほど襲ってきたドレイクたちの巣穴があり、いくつかのアイテムが貯めこまれていた。その中に円錐形の宝石を発見するカラーナ。他にも卵や彫像が見つかるが、彼には価値が分からないので持てるだけ持って仲間のもとへ。イズギルのディテクト・マジックには宝石と彫像が反応を示した。警告にあった青の円錐というのは、魔力を秘めたこの宝石を指すようだ。
目的の物を手に入れたステラリスは先ほどの広間に戻り、イヴ船長とイズギルがテレパシーでコンソールにアクセスし、カラーナとスマイルも含め全員をユーザー認証する。これで警備システムに阻まれる恐れはなくなったが、この立方体を管理するコンピューターは一行を“三次元に限定されているユーザー”と表現する。四次元の存在とはどのようなものなのだろうか・・・。コンソール脇の通路を進んだ先には、沢山のコンピューターが並ぶ空間があった。辺りを見回す一行だが、そこに声がかかる。「素晴らしいと思わないかね」彼らの前に姿を見せたのは・・・。
Drift Crachers 第10回 2024/2/25
多数のコンピュータモニターが明滅する中、浮遊する椅子に乗って登場したその人物は自らを数学者「エビアス・トープ教授」と名乗った。ヴェルセス人である彼はドリフト・クラッシュが発生した時、学術会議に出席するためドリフトを航行中だったらしく船ごとこの立方体に引き寄せられてしまったらしい。他に同僚も乗っていたが、事故で死亡したとのこと。話してみると大変にエキセントリックな人物だが、優れた知性を持っており未だ謎のままとなっているドリフト・クラッシュをコンピュータ上で再現し、解析を試みてくれるようだ。うまくいけば、ドリフトエンジンがまた使えるようになり多くの人々が助かるだろう。信用できると判断したプライモラータの
クルーたちはこれまでの航行ログを教授に提供することに。さらに、彼はケイオスセイルとドリフトエンジンが融合してしまった
プライモラータ号のエンジンも調べてくれるらしい。至れり尽くせりの状況だが、流石に時間がかかる。一行は部屋で休んで、この立方体(教授によるとTalyanninというらしい)内部の探索を継続することにした。
まずは、「報酬を分ける」という約束をしていたカナボーたちのエリアを再訪する。入口を守っていたカナボーは死んでいた。どうやら首領のダシュニティに粛清されたようだ。ドレイクについて報告すると、さっそく「宝をよこせ!」と要求される。カラーナがドレイクの巣で見つけた卵(?)を提示、スマイルがはったりをかましイヴ船長が言葉巧みにセールスして「竜の卵(かも?)」として受け渡した。しかしこれ、実際には放射線を糧に生殖する来訪者、ガラッガカルの嚢胞であり竜には全く関係がない。下手に孵化するとどうなるかわからないが…以後、カナボーたちのところには近寄らないことにする一行であった。
偽卵にUPBも追加で貰ってほくほく顔のダシュニティに見送られ、未探索エリアへ進むステラリス。立方体に入ったところで見かけたのと同型のキャニスターが並んだ部屋には以前にも戦った人造の他に見慣れない小型の人造クリーチャーがおり、攻撃を仕掛けてきた。ユーザー認証していたとしても、排除対象からは外れないようだ。真っ先に部屋へ飛び込んだスマイルがグレネードを投擲。意図せずキャニスターまで破壊してしまい、誘爆に巻き込まれた人造クリーチャーたちはひとたまりもなく吹き飛んだ。イヴ船長も同様に連鎖爆発を引き起こして敵を撃破。苦戦すると思われた戦闘はあっという間に終結した。
通路の先にあったのは外部とのドッキング部分。接続されているのは、どうやらトープ教授が乗ってきたコサイン・ファンクション号のようだ。確認のため中に入ると、教授の言っていた通り同僚の遺体が安置されている。シーツを持ち上げるスマイルの前で、中身が動いた…!? 慌ててカラーナを呼ぶスマイル。ドリフトでは、死体も安らかに眠っていてくれないようだ。4体のドリフトデッドが混乱のオーラを展開すると、ステラリスの面々は次々と混乱し同士討ちを始める。幸い大きな被害が出る前に混乱が解けたが、鋭い爪を持つドリフトデッドに苦しめられることになった。
ようやくアンデッドを倒し、船内を制圧。しかし被害も大きくリソースも消費し、スマイルの放射線被曝の治療も進めるため一度トープ教授のいるベースキャンプに戻って休息を取ることに。計算に没頭する教授からは、立方体で発生するパワーサージの原因を突き止めてほしいと依頼される。案内用ドローン(タンジェント)を与えられた一行は再び立方体の探索へ。教授のナビゲーションによって表示される青とヴァイオレットの蝶を目印に進むと、螺旋通路が伸びる大きな縦穴に到達した。その壁には、蜘蛛の如き異形のクリーチャーが取り付き、こちらを見下ろしていた!
長槍と投網を手にしたその怪物は、マラカンタの名を口にする。どうやら、彼女の執念は底なしのようだ…。マラカンタに雇われているのか、ステラリスに賞金が掛けられているのかはわからないが、むざむざ捕まるわけにもいかない。かくして戦悪魔との戦いが始まった。
壁にとどまったまま槍と網で攻撃してくる悪魔に、イヴ船長とイズギルの魔法が飛ぶが移動させることができない。ソーラーウェポンが届かないカラーナも銃で応戦するが、相手の槍に弾かれ逆に手傷を負ってしまう。スマイルの銃撃と悪魔の槍から発せられるレーザーが交差する中、イヴ船長の重力反転が決まり敵は床に落ちてくる。そこへカラーナの一撃が決まるが、それでも悪魔は倒れず槍を振り回して戦い続ける。攻撃を集中されて倒れるも、最後はどこか満足げであった。
強敵を下し、息を整える一行にドローンを通じてトープ教授から通信が入った。立方体のあちこちに複数の集団が侵入してきているらしい。推測するに、先の戦悪魔と同様デヴィルのようだ。のんびりとしてはいられない、休憩をきりあげたステラリスは途中で発見した端末にアクセス。イズギルの操作により、わざと通路の照明を点灯させて追手を誤魔化す一手を打つ。他にも壁に取り付けられた端末からは、(限られた範囲ではあるが)立方体内部の案内図を見つけることができた。「学習室(?)」に向かう途中、再びドローンの通信がオンになる。どうやら、
プライモラータ号のエンジンの修正プログラムができたらしい。これでどこへ転移するかわからない不安から解放される…明るいニュースに喜びながら進んだ先には、異形のクリーチャーがくつろぐ部屋があった。白い体色に先端がとがった爪のような器官を持ち、頭には円形の穴が開いてピンク色の球体(目?)が浮かんでいる。小柄だが、知性は高そうだ。彼らがこの立方体を想像した“四次元人”なのだろうか…? しかし部屋にはすっかりお馴染みとなった人造クリーチャーもおり、大きなハサミを振ってこちらを威嚇してくる。ここで敵対的な行動をとるのは得策ではないと判断し、いったん引き返すことになった。
次に向かった講堂(?)にも同じクリーチャーがおり、何やら身振り手振りを交えながら講義(?)を行っていた。声は発していないようだが、心の中にわずかに声が響いてくる。意識を集中すれば意味も理解できそうだ。彼らの言うことを聞いてみると、“四次元人”の名称はカスレピというらしい。そして高度な技術を持つ彼らが作った立方体(Talyannin)の目的、それは宇宙からエントロピーを消し去るという途方もないものであった。敵意があるのかどうかもわからないが、警戒しながら近づいていくスマイル。同じ口上を繰り返していたカスレピは、いきなりステラリスを「エントロピーの使徒」と呼び攻撃を仕掛けてきた。聴講席に座っていた死体も動き出し、こちらに近づいて来る。
精神攻撃を仕掛けてくるカスレピ。こちらの攻撃も通りづらい。動き出した死体はやはりドリフトデッドで、同様に混乱状態を引き起こす。やりづらい相手だったが、幸い敵の数が少なかったため撃破することができた。せっかくのファースト・コンタクトが戦闘になってしまい落ち込むカラーナに、イズギルは「ワースト・コンタクトもファースト・コンタクトのうちではある」と慰めの言葉をかける。その後、講堂(?)の別の出入り口から通路を進むと異臭のする部屋に到着した。手術台の上に転がる死体、そして座り込んでいる骸骨。骸骨はこちらを認めると「よう」と声をかけてくる。どうやら彼もステラリスと同様に別の場所からこの立方体に侵入したようだが、だいぶ前のことらしい。そして「この施設の研究や実験について知っているか?」と質問を投げかけてきたが、態度や聞き方が不躾で絡まれているような感じだ。腹を立てたスマイルが「知・ら・ね・え・よ!!」と答えると「じゃあいいや。死ね」と告げて立ち上がり、戦闘態勢を取る。そして台の上に載せられていた死体も動き出した。またドリフトデッド・・・いや違う、死体と人造パーツが入り混じったような外観だ。骸骨(コープス・フリートのボーン・トルーパー)とその命令を受けて動くサイバネティック・ゾンビとの戦闘が始まった。序盤、カラーナの痛打が決まりゾンビが破壊されるが、その際に爆発を起こして周囲に破片をまき散らす。力も強く、殴られたカラーナは大ダメージを受ける。
しかし、魔法や銃撃で攻撃されゾンビも全滅したことで追い詰められたボーン・トルーパーは降伏し戦闘終了。立方体内部の偵察に侵入した彼は内部で行われていたらしい研究を調査するも、手がかりも少なく敵の多い中で立ち往生。戻るに戻れずかなりの期間ここに留まっていたらしい。ステラリスに敗れたことで退却を決めたボーン・トルーパー、フロブカスと別れ、一行は一度引き上げたカスレピのいる部屋へと向かうのだった。
Drift Crachers 第11回 2024/3/24
再びカスレピがくつろいで(?)いる部屋に到着した一行。さっそく会話を試みるもうまくいかず、部屋を通ろうとしたスマイルが彼らを守っているらしき人造クリーチャーに攻撃されてしまう。カスレピの念動力で飛んでくるガラクタをぶつけられ、人造クリーチャーのハサミに挟まれて散々な目に遭うステラリス。アイウーン・ストーンで立方体内の人造クリーチャーと意思の疎通ができるようになったイズギルとイヴ船長が必死にロボットを説得し、なんとか撤退することができた。
一休みしたあとは、カスレピを諦めて別のエリアを探索することになった。展示室のようなホールでは、歴史上の重要な発明を成し遂げた人物の像が説明書きとともに展示されていた。解読しようとするも、読めたり読めなかったりと不安定な結果に。スマイルが妙な視線を感じたその瞬間、台座に立つ金色の像が動き出し攻撃を仕掛けてきた。こいつらは展示品ではない、デヴィルだ! 行動の成否や運に影響を及ぼせるギャンブリング・デヴィルに、以前も戦った相手であるプロパガンダ・デヴィルも加わり戦闘が開始される。ギャンブリング・デヴィルの能力で当たるはずの攻撃が外れたり、プロパガンダ・デヴィルによる精神攻撃を受けたりと苦戦するも、イズギルの攻撃魔法が連続でクリーンヒット。毒性の噛みつきを防いだカラーナの打撃によってプロパガンダ・デヴィルも倒れた。先に戦った戦悪魔と同様、彼らもステラリスを狙って入りこんで来たようだ。
トープ教授のナビサインを辿りながら船内を探索する一行。四次元人ことカスレピの技術にイズギルは興味津々だ。やがて奇妙なダイヤルを発見し、調べてみることに。ダイヤルの向きに意味があるようだが、技術体系が違うためはっきりとわからない。取り敢えず通路を進むと円筒形の部屋に出た。頭上の通路からこちらを見下ろす異形。初見だが、どうやらラディエーション・ドレイクの巣に存在した嚢胞の成体、ガラッガカルのようだ。鋭い牙を剥きだし襲い掛かってきたが、ここでもイズギルのマジック・ミサイルが痛打を浴びせ、イヴ船長の魔法によってクリティカルヒットとなったカラーナの攻撃が相手を追い詰める。噛みつきでスマイルが重傷を負うも、単体だったことが幸いしあまり苦戦せずに倒すことができた。
その後、さらに通路を進んだステラリスはガラクタのようなものが散らばる部屋へ。展示室にあった手がかりから、ここにあるものが四次元コンポーネントと呼ばれるもので、ダイヤルに何らかの変更を加えて新たな経路を作り出せるようだ。しかし、部屋のプロジェクターが起動しカスレピのホログラムが映し出される。何か語りかけてくるが、内容を理解することはできない。意味を取ろうとするうち、あろうことかホログラムはいきなり襲い掛かってきた。リヴィング・ホログラムだ! スマイルのフォースバトンと、イズギルの援護射撃を受けたカラーナのソーラーウェポンがホログラムを捉える。以前にもリヴィング・ホログラムと戦ったことはあるが、こいつは遥かに強力だ。攻撃を集中されて映像が乱れ始めても、収束した光が打撃となってカラーナを吹き飛ばし、気絶させる。敵の猛攻を終わらせたのは、イズギルが放った魔法の光弾、マジック・ミサイルだった。ダメージに耐えきれずホログラムは消滅し、部屋に静寂が戻った。
強敵、リヴィング・ホログラムは消滅したが、映し出すプロジェクターが残っていればいずれ復活してしまうだろう。休憩しながら部屋を探索し、プロジェクターを見つけたスマイルがバットで破壊する。すっかり消耗したため、一度ベースキャンプに戻ったステラリスはトープ教授に報告を行い、四次元人の文化に対する理解を補助してくれるツールを貰って再び探索へ。水音がする輪のようなオブジェがある部屋はとりあえずスルーし、ダイヤルを回しながら未調査の部屋へと進んで行く。
その部屋の奥には、死体のようなものが転がっていた。警戒しながら入ろうとするスマイルが異変に気付く。音が聞こえないのだ。どうやら部屋の内部は真空状態らしい。慌てて装備の環境防御装置を起動する一行の前で、宇宙服を着た死体が起き上がる。他の場所で戦ったドリフト・ゾンビではなく、Nihiliというアンデッドのようだ。彼らの視線には、生者を窒息させる呪力が込められている。視線に耐えて勢いよく部屋に飛び込んだカラーナだが、敵の攻撃がクリティカルしていきなり重傷に。その後も視線や高威力の打撃に苦しめられたが、イヴ船長の魔法が溶岩を呼びNihiliを焼き尽くす。
アンデッドのいた部屋にも手がかりはなく、輪のオブジェがある部屋に戻る
クルーたち。先に得ていたヒントを元にダイヤルを調べていると、スマイルが視覚では認知できない“四次元的なダイヤルの回し方”に気づく。試行錯誤しながらダイヤルを回すと、先の通路が暗くなった。それはつまり、未探索のエリアを意味している。道が拓けたのだ。新曲のタイトルについて話しながら進んで行くと、端が見えないほど広大な空間が広がっていた。そこには恒星のような輝きを放つ光球が浮かんでいる。これが、四次元立方体のエネルギーコアなのか…?
目の前の光景に圧倒されていたステラリスだが、まず入口に奇妙な存在がいた。オレンジ色の結晶のような体をして宙に浮いている。色こそ違うが、パラフォラン・フラグメントというクリーチャーらしい。本来は青いはずだが…? そしてその周辺にはデヴィルと思しきクリーチャーが倒れて死んでいる。パラフォランがエネルギーコアを守っているのだとすれば、ステラリスも攻撃を受けるだろう。こちらに注意を向ける結晶体を前に、突然スマイルがスネアドラムを出してリズムを取り始めた。そこにイヴ船長がポエットを乗せていく。パラフォランは精神を持ち、音楽などで恍惚とすることもあるようなのだ。ステラリスがバンドであることを活かした奇手は効果を発揮、結晶体は動きを止めた。演奏を続けながらゆっくり近づくスマイル。至近距離まで移動すると、素早くフォースバトンに持ち替えて殴りつける! そして演奏音は戦闘音に変わる。パラフォランも音を武器として使い、カラーナの感覚を狂わせる。一本足打法のスマイルと、イズギルのマジック・ミサイル連射が体当たりしてくる敵を撃ち落とし、戦闘は終了した。
「こんなものが存在するとは!」ドローンを通じてパワーコアを観察していたトープ教授が声をあげる。ただのパワーコアではないのか? 教授の独白はステラリスの面々の理解が及ばない内容だが、Witch Warperであるイヴ船長には意味が汲み取れるようだ。そして彼は言った。「私ならできるんだ。この宇宙を修復できるのだよ!」彼の話によれば、この場所にあるパワーコア(実際にはそれ以上の存在らしい)を使うことで“宇宙を上書き”するというのだ。そうすることによって全ては元通りになる。それが本当であればすごいことだが…宇宙規模での現実改変など、可能なのだろうか。そして、それは正しいことなのだろうか?
教授の言葉を聞いていた一行はめまいに襲われる。そしてイズギルは悟る。かつて
プライモラータ号が飛ばされた522AGの光景、あの死の静寂に包まれた世界は、この時のトープ教授によって作られてしまったのだと! 奥へ進もうとするドローンを撃ち落とすイズギル。彼の説明を受けた他の面々も、教授を止める必要性を理解する。彼のいるベースキャンプへ移動するため通路に入るステラリスだが、着た場所とは別の部屋に出てしまった。ここは一体…? そしてイヴ船長は今いるこの場所、この時間こそが分岐点だと気づくのだった…。
Drift Crachers 第12回 2024/4/28
以前垣間見た、死の沈黙に包まれた世界との分岐点。それこそが今だと気づいたイヴ船長。だがまだ止める手立てはある。彼らが辿り着いたのは、先ほどまでいた場所からかなり下にあるエリアのようだ。巨大な恒星のようなエネルギー体がはるか頭上に輝いている。教授のところに戻らなければ…一行が移動しようとしたその時、「君たち。困るじゃないか」現れたのは教授のホログラムだった。イヴ船長が未来の情景を交えて話し、説得を試みるも受け入れてもらえない。実際に目にしたステラリスにはリアルな危機だが、根拠がないのだ。結局、教授に障害になると見做されてしまう。
しかし、おとなしく現実が改変され宇宙が破滅するのを待っているわけにもいかない。一行は通路を進んでいく。その先には、シリンダーが立ち並ぶ部屋があった。警戒しながら進んで行くと、スマイルが「停まれ」の指示を出す。シリンダーの中に影が浮かび上がり、それがシリンダーの外に抜け出てきたのだ。その異形は、上階でも出現したガラッガカルだった。中に閉じ込められていたのか? いきなり出てきた理由は不明だが、襲い掛かってきたため戦闘になる。カラーナの攻撃がクリーンヒットし、早々に一体を倒す。鎧も換装していたため、被害を抑えつつもう一体をスマイルが片付けて部屋には静寂が戻った。
続いて訪れた部屋は、資料や素材を置いてある倉庫のような場所であった。以前に交戦したロボットたちが待ち構えており、スマイルのグレネード投擲を合図に戦闘が開始された。小型の人造の能力は今まで確認できなかったが、棚に保管されていた金属球を飛ばしてきたことで念動力のようなものであることがわかる。しかも金属の球は当たった場所に張り付いており、大量に着いてしまうと厄介だ。敵の攻勢に押されるなか、イヴ船長が魔法のアイテムを起動。現れた炎の精霊がステラリスに加勢する。スマイルの射撃、イズギルの魔法、炎の精霊の活躍によりロボットは駆逐された。その後、隠し部屋を発見し中で一足のブーツを発見。イズギルの見立てでは四次元的力を持っているらしい。イヴ船長により「ブーツ・オヴ・ミンコフスキー」と名付けられたブーツはカラーナが履くことになった。
次の部屋にはコンソールが並んでおり、パラフォラン・フラグメントが浮かんでいた。上にいたやつらは襲ってきたが、色が違うようだ。こちらは緑色で、音楽的な音を出しながら近づいてくる。音楽でコミュニケーションが取れないだろうか、ステラリスはリズムを合わせて演奏を開始する。どうやら、うまくいっているようだ。パラフォランは、まるで動物のようにイズギルの肩に乗る。様子を見つつ一行は部屋に入り、調査を開始した。呪文とコンピュータ操作を駆使し、情報を得ようと試みる。今いるこのエリアは研究所であり、「心臓」(あの恒星のような光体だ)からのエネルギーとコンピュータの演算操作によって、低いエントロピー状態で「現実」を上書きすることでエントロピーを逆行させる、とのモデルを作るのが目的のようだ。恐らく、教授が行おうとしているのはこれだ。この上書きを、宇宙規模で行おうとしているのだ。そして、一度その過程が開始されたなら「心臓」を破壊しない限り途中で止めることは不可能だというのである。
時間は無い。部屋からは出ないらしいパラフォランに別れを告げ、先へと進む。広い部屋は途中階段で分けられており、階段脇にワイヤーやケーブルが山を為して積まれている。それだけではなく、散発的に火花が散っているのだ。どうやら放電しているようだ。そして、羽音と共に階段の上に影が差す。そして、聞き覚えのある声が響いた。「地獄から死の領域に至るまで追跡し、ついに貴様らを探し出した。ドリフトの片隅、この奇妙な小箱に隠れ潜んでいたとは、哀れよな」今までモニター越しにしか聞いたことのないその声、その姿。彼女は、これまでプライモラータを何度も追跡し攻撃してきた地獄の将軍、マラカンタ!
「我はいまここで…復讐を遂げる!」言い放つマラカンタに、一行は説得を試みる。彼女の気持ちもわかるがそれどころではない、ここでトープ教授を止めなければ、恐るべき未来を招いてしまうからだ。しかし彼女の心を動かすことはできない。教授もそうだったが、未来を直接目にしたわけではないのだ。何より、怒りに震えるデヴィルを説得するのは難しいだろう。これ以上追われるのもごめんだ、ここで決着をつける。
戦闘開始直後、先手を取ったイヴ船長が動く。マラカンタに電撃を浴びせつつ、氷の壁を展開して彼女を封じ込める。取り巻きのデヴィル(エンブリ)と分断する作戦だ。敵はまず、その壁を破壊にかかっている。それを横目に部屋の端末を利用し、放電された電撃をエンブリに撃ち込み痛打を浴びせるイズギル。さらにカラーナが斬撃を浴びせ、まずは一匹を倒した。そこへマラカンタの精神攻撃が襲うも、なんとか耐えるカラーナ。しかしその心に怯えが残り、攻撃の手を鈍らせる。
マラカンタがカラーナを屈服させるべく魔法を使う間にも、イズギルの電撃、イヴ船長の魔法とスマイルの銃撃がその体力を削り部下たちを倒していく。ついに追い詰めたか、そう思った時、マラカンタがライフルを広範囲にわたって連射した。制圧射撃だ! 離れているメンバーにもダメージが及ぶ。しかし、ようやくその攻撃にも陰りが見える。「私の復讐は終わらぬ、覚えておれよ!」追いすがるカラーナの攻撃を受けながらも瞬間移動で姿を消すマラカンタ。取り逃がしてしまった…彼女が諦めるとは思えない、いずれまた追ってくるだろう。
休憩を終えた一行は、トープ教授のもとに戻るべく次の部屋へと進んで行く。
廊下の先にあったのは、彫刻が飾られた部屋だった。そこの端末にアクセスしたイズギルが立方体(Talyannin)のホロ映像を呼び出す。どうやら通路はドッキングベイへ通じており、そこには大型艦が接舷しているようだ。このまま進めば、マラカンタの指揮するデヴィルのもとに飛び込んでしまうことになる。だが、ホロ映像を適切に操作することで通路を別のドッキングベイへ繋ぐことができる。それに気づいた一行は教授のいる場所に近い、コサイン・ファンクション号のドッキングベイへ移動することにした。幸いに妨害もなくドッキングベイへとやってきたが、その時足元に振動が走る。立方体そのものが揺れているのだ。プライモラータのVI、カーロからの通信によればテッセラクト内部に膨大なエネルギーを感知したとのこと。教授が現実の上書きを開始してしまったのだ。
「心臓」からのエネルギー供給を断って上書きを止めなければ、破滅の未来が確定してしまうだろう。しかし、教授は立方体内部の警備ロボットを用いてこちらの侵入に警戒している。正面から乗り込むのは困難だ。一行はプライモラータへと戻り、アップデートされたシグナル・ケイオス・エンジンで立方体内部へ跳躍、「心臓」を直接叩くことになった。
プライモラータに戻った
クルーたちは、立方体内に留まるトープ教授に呼びかける。彼は悪人ではない、宇宙のためを思っての行動でありできれば助かって欲しい。しかし、今回も彼は説得に応じようとはしなかった。何より、プライモラータに「心臓」を破壊できるとは思っていないのだ。
「Let's play」イヴ船長の合図と共にシグナル・ケイオス・エンジンを起動、時空を超えることで立方体内部の空間「心臓」のすぐそばに現れるプライモラータ。ここなら、「心臓」のみを攻撃することが可能だ。しかし、我々の目論見に気づいた教授はとんでもない手を打ってきた。同じ空間内に、見覚えのある大型艦が出現する。マラカンタの指揮するインファーナル・ディレクティヴだ! 火力、耐久力ともに向うが上。正面から戦えば負けるだろう。さらに、カーロから「心臓」のエネルギーが高まっていると報告が入る。そこで、敵艦の攻撃を避けつつ「心臓」に攻撃し破壊できればそのまま逃亡する作戦を取ることになった。
スマイルが舵を取り、敵艦とすれ違いながら戦闘を開始。小回りが利くプライモラータが大型艦を翻弄するも、武装が多いぶん全ての攻撃をしのぐのは難しい。シールドを削られつつ「心臓」に向かって放たれた核ミサイルは、恒星のような「心臓」から伸びるプラズマフレアによって撃墜される。どうやら、ミサイルに反応したらしい。一方、プラズマ兵器は命中し大きなダメージを与える。その後、インファーナル・ディレクティヴの攻撃を浴び、ダメージが蓄積してくるプライモラータだが、「心臓」のエネルギーにも揺らぎが見え始める。あと一息だ。
そしてついに、カルツァの撃った一撃が「心臓」を捉える。同時に敵艦とすれ違いざま、その後部に向けて残った核ミサイルを放つカラーナ。命中だ! 無言で中指を立てるイズギル、眼前の光景から詩のインスピレーションを得るイヴ船長。このままシグナル・ケイオス・エンジンで安全な場所まで移動を…と思った一行だが、カーロが警告を発する。現実を上書きする試みが行われている(そして崩壊しつつある)ここで、次元間移動をするのは危険なのだ。つまり、物理的に立方体から脱出する必要がある。被弾し、武器の大半も機能していない状態、しかも背後には怒り狂ったデヴィルの大型艦が迫っている。果たして、プライモラータは脱出できるのか…!?
Drift Crashers 第13回 2024/5/26
立方体内部に浮かんでいた恒星状のコア「心臓」が破壊されると、立方体そのものが内部構造ごと回転を始め、やがて崩壊していく。巻き込まれないよう加速するプライモラータ。しかし、その背後に追いすがるのは…インファーナル・ディレクティヴ!
四次元構造の瓦解により、空間が歪曲しモニターもセンサーも干渉を受けて歪んでいる。危なっかしく航行しながらも、イヴ船長は立方体内に残るトープ教授に呼びかけを続けた。しかし、やるべきことがあるという教授の意志は固いようだ…。彼の最後の頼みとは、テッセラクト崩壊のデータを採取し、それを可能な限り送信し続けるためプライモラータの通信チャンネルをオープンにしておくこと。「まあ、何かの役には立つかもしれないからね…さらばだ」教授の別れの言葉を受け、船は捻じれ、崩れつつある立方体からの脱出へと舵を切った。
やがて、開いたチャンネルを通して何かに気づいたらしい教授の声がブリッジに響いた。「わかった、わかったぞ!そうか、私は、なんということを…!」直後、背後で立方体がついに爆発し強烈なエネルギー波を放つ。そして、通信は途絶えた。一時とはいえ交流し、援助も受けた相手の死に沈黙が落ちる。しかし、感傷に浸る余裕はない。背後に迫るのは怒りに燃える地獄の追手、そしてドリフトに吹き渡るエネルギー波だ。
衝撃に揺れるプライモラータだが、余剰エネルギーをエンジンに投入して加速するというイズギルの策が奏功しエネルギー波に巻き込まれることは避けられた。船の各部に損傷は出たが、飛び続けることはできそうだ。しかし、四次元立方体という未知の構造物の破壊がもたらしたエネルギーの奔流は、副次的な危険を生み出していた。ドリフト空間のあちこちに虚無の穴が開き、プライモラータを呑みこまんと待ち受けている! 大変に危険な状況だが、スマイルの操船とイヴ船長の指揮で華麗に回避、さらに追ってくるマラカンタの思考を先読みして妨害することにも成功した。次元の穴を通じ、ドリフトと別の次元界の境界が衝突、そこから衝撃波が発生する。次々に障害が立ちふさがるも、プライモラータはこれを乗り越えて進んで行く。
「逃がすわけにはいかん!」マラカンタの号令一下、配下のデヴィルたちがプライモラータのブリッジに転送して侵入を試みてくる! カラーナ、カルツァらが応戦し、船内に被害が及ぶまえに制圧完了。マラカンタにもかなりの焦りと苛立ちが感じとれる。カーロから、次元的干渉の範囲を抜けると報告が入った。抜けた瞬間にシグナル・ケイオス・エンジンを起動してワープすれば逃げられるが、タイミングを誤れば追っ手を「引き波」に載せたまま移動してしまい、今度こそ追いつかれてしまうだろう。
「私を信じて」イヴ船長がタイミングを計る。「シグナル・ケイオス・エンジン…今!」「応!!」船長の合図でスマイルがエンジンを始動、そして、あたりは光に包まれた。
光が消え視界が戻ると、船はアブサロム・ステーションの付近に出たことがわかった。後ろにインファーナル・ディレクティヴの姿はない。逃げ切った! 戻れたのだ! 喜ぶ
クルーたちに近づいてくる男がいた。コバルト船長だ。「イヴ船長、やったな。さて、戻ったからには、これからの話をしなきゃならん」一転して緊迫するブリッジ。「安心しろ。二度とお前たちは襲わん。ベスマラーに誓ってな」コバルト船長と部下は、これまで得た収入や報酬の分け前を持ってプライモラータを下りることになり、その挨拶に来たようだ。内心では、プライモラータのような特殊過ぎる船に乗っていると厄介ごとが増えると思っているらしい…。「ま、次に会うとしたら、そうだな。どこかのライヴハウスかもしれんな」軽口を叩きながら去っていくコバルト船長。危険な男だが、去ってしまうとすこし寂しく感じる。続いて、赤い蝶のようなクリーチャー、クリムゾン・カプリースの先触れと共にスターシップが現れ通信を求めてくる。モニターに映るのは、サイノシュアーで別れたワイズ一家であった。緊急時だったためきちんと別れの挨拶もできないままだったが、あれほどの困難の後でも元気でやっているようだ。ドリフト・クラッシュの影響が去らぬ中、彼らはパクト・ワールズで支援活動をしているらしい。
さらに、別の船からも通信が。今度はスタードック・メタルバンド、ネオン&ノクオールの面々だ。こちらもサイノシュアー以来だが、変わらず忙しく活動しているとのこと。対バンを約束して別れるステラリス。アブサロム・ステーションを前に最後に姿を現したのは…「選ばれし者たち、わがチャンピオンたちよ。よくやってくれました」女神デズナであった。ステラリスに労いの言葉をかけつつも、いずれまた彼らの力が必要になると告げるデズナ。一体、如何なる試練が待ち受けているのか…。だがその前に、つかの間の休息を味わおう。一行を乗せたプライモラータは、アブサロム・ステーションへと降りていくのであった。
Drift Crashers 完
最終更新:2024年06月01日 14:28