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Drift Hackers 第9回 2025/4/26
身体を拘束され動けないステラリスに質問を投げかけるノジソラ。状況が改善しているとの回答に「建設者の活動のお陰だ」と気を良くしたようだが、その後建設者の行った妨害工作や目的の不透明さなどを説明されると態度が変わる。どうやら、建設者の仲間には入れてもらったようだがまともな仕事は与えられず、へき地の見張りのような待遇には不満を募らせていたようだ。
こちらの目的を聞いたノジソラはしばらく悩んでいたが、吹っ切れたように端末を操作し拘束を解いてくれた。味方になってくれるという彼から、データヴァースについて説明を受ける一行。ソヴェリン・トリニティがいるのは、中心部にある「三位一体のパイロン」のようだがそこに辿り着くのは簡単ではないようだ。取り敢えず、パイロンの外側に広がるセントラル・プログラム・ユートピア(Central Program Utopia)という街を目指すことにする。そこにいる建設者の中でも有力な3人が、パイロンとCPUを隔てるデジタル・アビスを渡る手段を持っているようなのだ。現在地はCPUの外側に広がるレズウェイスツと呼ばれる不要なデータの残滓で構成された荒野の端の方、HUBというところらしい。
続いて、謎の多い存在ソヴェリン・トリニティについても教えてくれるノジソラ。ソヴェリン・トリニティはアンドロイドであり、その目的は「ドリフトを改革すること」だとノジソラは言う。トライウーンの創造した“シグナル”から古代の呪文コードを発見したことで、彼に対し懐疑的だった者たちも従うようになったらしい。
さらに、ステラリスの外見(のっぺりしたテクスチャの人型)を見たノジソラは、アヴァターの設定を提案する。設定権限を貰った4人は、それぞれのアヴァターを設定し外見を変更していく。マンガ的表現の外見を得るスマイルに2Dのピクセルキャラクターになったイズギル。独自様式表現で虹の尻尾を持つ猫に変身したイヴ船長と、同じ独自様式でも装飾的な外見となったカラーナ。なんとも愉快な組み合わせのグループが出来上がった。ステラリスのアヴァターを確認したノジソラは、自分も正体を明かすと言ってその姿を変え始める。メガネをかけたナード的な外見から、ふわふわの尻尾を何本も生やしたキツネの姿へ。その変貌ぶりに皆が驚かされる。どうやら、わざわざヒューマンに化けてアルヴィオンに来たらしい。
その後「貰った音源をまだ聴いていない」というノジソラの首をスマイルが揺さぶっているとあたりに異変が。遠くパイロンの方から急速に近づいてきた黒雲から雷光が走り、辺りは閃光と轟音に包まれる。そして、炎と金属製パーツを組み合わせたかのようなクリーチャーが現れた。(キツネなのに)脱兎のごとくHUBに逃げ込むノジソラ。仕方ない、一行は戦闘態勢を取る。現れた敵はファイアウォール。番人的な存在らしい。滑るように近づいて炎を纏った腕で殴りつけてくる。弱点である冷気を効果的に使い、3体のファイアウォールを相手にするステラリス。特殊な攻撃手段を持っていなかったのが幸いしたか、さほど時間をかけずに倒すことができた。
戦闘終了後もノジソラは戻って来ず、通信でやり取りすることになる。彼から「CPUについたらルーターという店を足掛かりにするといい」というアドバイスを受け、遠くに見えるCPU(そしてパイロン)を目指しレズウェイスツの荒野を歩き始める。

足場の悪い沼地を進んで行くと、先に見える水中になにやら大きな影が。迂回して進むのも難しそうなので、イズギルがプログラム操作で注意を逸らし一気に距離を詰めていく。水中から姿を見せたのは、牙や爪を備えた巨大な馬のようなクリーチャー。どうやらスパイウェアらしいが…?
イズギルのスローで動きを抑え、イヴ船長が酸のエリアを形成。継続してダメージを与えるとともに、スマイルとカラーナが相手を挟んで攻撃していく。「ドラララ!」とラッシュするカラーナ、コマンド入力して必殺技を出すスマイル。だが敵も巨体だけあってリーチが長い。二人は噛まれつつも、後衛からの射撃もあって馬型スパイウェアを撃破する。こぼれ落ちるデータバイトを拾い集めるスマイル。
休憩後、しばらく進むと地形が変わり沼地から雪原へ。イズギルが皆に警告する。何か近づいて来ているようだ。身を隠す一行。やってきたのは巨人だった。しかしその頭部はスピーカーと化し、古臭い音楽があたりに鳴り響いている。なんとも不気味な姿だ。どうやら、オカルト・ゾンビの一種のようだが…。見つからずにうまくやり過ごし、そのまま進んで行く。雪原を抜けると山岳地帯である。見上げた先には、圧縮された屑データで構成された山頂が見えた。
山道を進んで行くと、頭上に大きな影が差す。ドラゴンだ! ここはデータの世界であり、ドラゴンもプログラムクリーチャーなのだろう。しかしその威圧感は現実世界と変わりなく、カラーナたちはひるんでしまう。容赦なく襲い来るドラゴンはそこへブレスを吹き下ろしてくる。さらに…。
イズギルがドラゴンへ向けて放った電撃が、奇妙に軌道を変える。「思う壺だ」と笑うドラゴン。呪文でイズギルの魔法を捻じ曲げたのだ。電撃の向かう先にはカラーナが…イヴ船長の割り込みも及ばず、直撃を受けてしまう。序盤から大ピンチである。ソラリアンの能力で回復したカラーナは恐れつつもドラゴンの近くへ移動。その間にも、スマイルとイヴ船長は冷気を付与した攻撃で的確にドラゴンの体力を削る。
怒れるドラゴンは強力な呪文を発動し、カラーナの頭を爆散…!という現実を改変してのけるイヴ船長。カラーナの被害は低く抑えられた。その後も続く魔法戦。相手の呪文を妨害・低減しつつ、冷気の壁を張るなどしてドラゴンを追い詰める。そしてついにスマイルの攻撃がドラゴンを倒した。山肌を転がり落ちてくるドラゴン(名前はオーバーロード・アルゴリズム)。恐るべき強敵だった。

休息を挟み、山脈を抜けた一行。そこは草原に続いていた。しかし、草原に沿った山肌には大小さまざまなモニターが設置(生えて?)されており、断片的なホロデータをループ再生し続けている。草地に投影されているホロデータもあるようだ。奇妙な景色だが、ここには宇宙のあちこちからデータ屑が集まって来るのだろう。歩いて行く中、スマイルが違和感を伝えてくる。ホロ画像の中に何かいた、というのだ。しかし見失ってしまう。どうやらホログラムに擬態して、こちらが油断したところを襲おうと潜んでいるらしい。そこで、こちらもホログラムに紛れて進むことにする。何度か見つかりそうになるも、そのまま無事抜けることができた。
さらに進むとあたりは美しい花が咲き誇る平野へと変わっていく。ただその花も、ホログラムの中心部に花びらがついた妙な植物だ。ホログラムは音も出しているため、辺りはかなり騒がしい。そこへ、泣き声が響いてきた。見るとひっくり返って号泣しているアンドロイドたちが。イズギルがアンドロイドたちの周りに咲く花の危険性に気づく。悲劇的な知らせや物語を流し続け、負の感情に対する中毒性で観た者を虜にする「ドゥームスクロール・ポピー」だ。近づくのは危険だ。距離を取り、イヴ船長の魔法で無理矢理移動させ、目を瞑ったカラーナがホログラムの影響範囲外まで引っ張りだすとアンドロイドたちは正気を取り戻す。
彼らの話では、トライウーンと建設者がやってきてパイロンを封鎖した頃から危険な「ソフトウェア嵐」が吹くようになり、害のある植物も数を増したとのことだ。現在CPUは建設者による戒厳令が敷かれているらしい。そして街に入るためのゲートには建設者が詰めているという。アンドロイドたちから警告を受けたステラリスは対応を協議する。ゲート以外の場所から入る案も出たが、その後の活動を考えるとゲートから入れた方がいい。ノジソラとも相談し、レズウェイスツにあるデータ屑を身体につけたり街に入る原住のプログラム労働者を雇って中に紛れたりと複合的な対応策を立てた。
緊張しながらも、プログラム労働者に混じってゲートを抜ける。高まる緊張感、放射されるスキャナー波。結果は…? セーフ、一行はなんとか無事にCPUの中へと入ることができた。
一緒に入ってきたアンドロイドにルーターの場所を聞き、案内してもらう。着いた場所は、現実世界でも馴染みがあるような雰囲気の盛り場だった。きょろきょろしていると、カウンターで船長の帽子をいたスキッターマンダーが近づいてくる。データヴァースにノイズが走るたびに、瞬間移動するような変わった移動方法だ。目の前にやってくると口を開くが「おいす! tおもだち。ミーはCapCap Cousergeだんず。your友好的ガイド的過疎的知能για τον γαλαξία και όλα τα υπόλοιπα。Can help-help?」様々な言語とノイズが混じりあい、何を言っているのかわからない。はっきり聞きとれたのは最後の「Can help-help?」の部分くらいだ。彼(?)の名前はキャプキャプ・クーサージュ。海賊版データのキャプテンをアップロードした上、データがあちこち劣化しているせいでバグった話し方になっているようだが、こちらの言葉はちゃんと伝わるし慣れてくるとなんとなく言っていることが理解できるようになってきた。
どうやらルーターに滞在できるようだ。パイロン潜入に向け、まずはCPUで建設者の有力な3名を見つけなければならない…。


Drift Hackers 第10回 2025/5/18
ルーターに滞在し、装備を作ったり情報を集めたりするステラリス。親切なキャップの情報によると建設者の重要人物であるゾラス、ボーン・スクロウル、DMUはそれぞれCPUの中で別の場所にいるようだ。通信で繋いできたノジソラによるとカサンダリー、ブライ、エポックそれぞれのメトロセグメントがあるらしい。
まずはカサンダリー・メトロセグメントに向かうことにした一行。ノジソラの話では、そこは中央に「鉄の女神の山」が聳えその頂にはなんと、アブサロム・ステーションの実物大(!)のレプリカが載っているというのだ。もちろん、中に入ることもできる。というより目標であるゾラスはその中にいるらしい。中に入るには権限が必要らしいが、今週行われているイベント「スターストーン・フェスティバル」に便乗すればうまく侵入できるかもしれない。どうやらペアで入らなければならず、片方が条件を満たしていればOKなようだ。相方は現地調達、ということか。何やら学生時代のダンスイベントのようだが、ノジソラはいい思い出がないらしくぶつぶつ言っている。なだめようとするスマイルだが、不貞腐れたノジソラは一方的に通信を切ってしまった。
仕方なく現地へやってきた一行。巨大な宇宙ステーションが山の上に載った光景は、仮想現実世界とはいえ圧倒される。会場への入場権限はランダムに決定されるようで、ステラリスのメンバーは誰一人該当しない。幸い、相手を見つけるためのホログラム掲示板が設置されている。早速掲示板とにらめっこが始まる。目を皿にして探すことしばし、それぞれ条件に合致する相手を見つけて声をかけ、快く同行に応じてもらえた。内部もアブサロム・ステーションが再現されているが、黄金の摩天楼に大理石で舗装された街路。ドームの向こうに広がる宇宙は色とりどりの星雲を映し出している。街灯はミラーボールのように星雲の光を反射し、街中に音楽のリズムが響き渡る。通りを行きかう人々も、踊っている者が多い。まるでアブサロム・ステーションが巨大なクラブになったかのようだ。雰囲気はいいが、ゾラスはどこにいるのだろうか。同伴者と別れた一行は、情報を集め始める。

そこら中で行われている演奏に飛び込んでいくスマイル。ノリがよく演奏もうまい彼は即席の“友達”をどんどん作っていく。イヴ船長も同様に人脈を広げる。カラーナやイズギルは、ここがプログラムの中であることを利用しコンピューターの技術を駆使してプログラム・クリーチャーを懐柔し情報を集めた。どうやらゾラスは、このデジタル・アブサロム・ステーションの高級住宅街であるナイオリ・パリセイズを好みに合わせて改装し、トライウーンの教会まで作っているらしい。早速そこへ向かうステラリス。建物の中は、荘厳な教会というよりクラブのようであった。ゾラスを探し回るも、なかなか見つからない。しかし、スマイルが個室へ入っていく三人組に違和感を覚える。プログラム・クリーチャー(シレン)のように見えるが、どうやら“変装”のようだ。
スマイルが様子見で話しかけてみる。イヴ船長は後方で腕組みをして見守る構えだ。しばらく腹の探り合い。どうやら相手もこちらが只者ではないことに気づいたようだ。正体を現したゾラスは、粋な恰好をしたイソキであった。アクセスチップ狙いの侵入者がいることも知っているらしく、護衛のアンドロイドと共に武器を構える。
互いに減速の呪文を撃ち合い、武器の射線が交錯する。カラーナはジェットパックを吹かしてゾラスに肉薄し、一撃を浴びせる。対するゾラスはカラーナに対しオーヴァーロード・システムズを投射。危ういところでイヴ船長の魔法が割込み、カラーナは難を逃れた。アンドロイドもイズギルの射撃とスマイルの鋭い蹴り技で倒れ、劣勢とみたゾラスは部屋の外へ逃亡を図る。イズギルのマジック・ミサイルが魔法の妨害をかいくぐり、ゾラスに炸裂。そして追いついたスマイルの射撃はゾラスの胸を撃ちぬいた!
床に倒れたゾラスの姿が、画像を切り替えるように次々と変わっていく。今まで変身してきた変わり身の姿に、連鎖的に変化しているようだ。そして、周りにいたプログラムをも取り込み異形の怪物に変貌する。ドリフトデッドのようだが、プログラムでもある。ドリフトデッド・アマルガムという怪物であった。第二ラウンドの始まりである。開始早々に敵の持つ混乱のオーラにさらされるイズギル。抵抗はできなかったものの正気を保ち、スローで動きを鈍らせる。しかしその後は、イヴ船長と共に混乱し味方に銃を撃ったり自分の頭を殴ったりしている。どうやら実体と非実体の状態がランダムに切り替わるようだ。ラッキーなことに実体化したタイミングでカラーナの攻撃が連続でヒットし、敵を追い詰める。しかし、反撃の爪攻撃を受けたカラーナの様子がおかしい。どうやら、判断力を吸収されてしまったらしい。
「野生のアマルガムは御覧の通り心安らかに異常な笑顔を君に向けるがそれは実体を伴わない霧の向くにある光のように朧げな印象として我々に認知される」なにやら不気味なポエムを詠み始めた船長を尻目に、スマイルの銃撃が決まり屑データになって消えていくドリフトデッド。戦闘が終わり正気に戻っていくメンバーだが、そのまま脱力して床に転がるカラーナ。判断力の低下が戻っていない…。

ゾラスのいたところから、ボタン付きのクレッドスティックが見つかる。どうやら探していたアクセスチップのようだ。帰りがけにゾラスの私室を探索し、建設者の手がかりを探す一行。スマイルが机の鍵を開け、中にあったデータパッドイズギルが調べる。その後、さぼって寝ているカラーナを無理やり起こして脱出、一度ルーターに帰還した。
カラーナがポンコツのままでは調査を続けられないため、キャップに頼んで治療を受けることに。やってきたのは腕はいいが医師免許を持っていなそうな魔法医。結構な額の治療費を請求されたが背に腹は代えられない。
復活したカラーナを交え、入手したアクセスチップとゾラスのデータパッドを調べてみる。「建設者」の目的はドリフトの改革でありそのリーダーがトリニティだが、どうやらドリフト・クラッシュの原因となったのも彼のようだ…。これが本当であれば大変なことだが、トリニティと建設者はさらに現実を「修正」しようとしているらしい。これまでのことを考えても、コードの修正がうまくいくかどうかは甚だ疑問だ。トリニティを止めるためにも残り2つのチップを入手し、パイロンへ入らなければならない。
休息し、次はブライのメトロセグメントへ向かう。データが煙となって立ち上る工業地帯だ。目的地の前で突入準備をしていると、ホバードローンが飛んでくる。正面にはモニターがついており、何やら笑顔が表示されていたがステラリスを確認するなり憤怒の表情に変わる。昨日の潜入で警戒されているのかもしれない。空中から非殺傷弾を撃ってくるドローンに対し、ライフルと魔法で対抗するステラリス。イヴ船長の出した氷の壁で妨害し、高度が下がった機体にカラーナが突撃を仕掛ける。ほどなく4機のドローンは無力化された。
建物に入ると、受付ブースには複数の兵士が武器を持って待ち構えていた。スマイルが集中砲火を浴びながらも突っ込み、兵士を攻撃する。続いてイズギルの射撃を受けた兵士はあっさりと戦意喪失。どうやら、さほど士気は高くないらしい。イヴ船長とカラーナの攻撃を受けた兵士も武器を捨てて投降した。指揮官は慌てて後退するが、イズギルの呪文で加速したカラーナが追いすがり痛打を浴びせる。やがて全員が降伏し、外へ逃げたりログアウトしたりするなか、一行はエレベーターで目標のいる100階を目指す。
動き出したエレベーターは上だけでなく平行方向にも移動していく。四方にドアがあるため、全方位に警戒するステラリス。と、エレベーターは18階で緊急停止。油断していたカラーナが転倒し、彼の目の前のドアが開く。入ってきたのは、以前サイノシュアーで会ったことのあるウシに似た頭部を持つヒューマノイド、ヌアールだった。その手には大ぶりなハンマーが握られている。しかも、1体が何体にも分かれて見える。鏡像だ…!
戦闘開始後、ドアが閉まり動き出すエレベーター。どうやらドアが開いている時間は短いようだ。カラーナとスマイルの攻撃で鏡像を打ち消しつつ、イズギルとイヴ船長の呪文が敵を追い詰める。最終的にヌアール達は降伏したが、息をつく暇もなくエレベーターは緊急停止。再び転がるカラーナ。今度入って来たのはドラゴンキンと兵士達。先手を打ってイヴ船長が氷の壁を張るも、ドラゴンキンは味方を巻き込んでブレスを吐き壁を破壊する。手ごわい新手と戦ううちにも、エレベーターは再度動き出す。その後も停止した階で増援がなだれ込み、戦いながら最上階へと到達した。

100階に着いて開いたドアの向こうに立っていたのはノールだった。どうやら目的の建設者幹部、ボーン・スクロウルのようだ。「まだ侵入者を片付けていないのか、これだけ居ながら何をしていたんだ!」叱責しながら乗り込んで来るボーン・スクロウル。遺伝子を操作する恐ろしい呪文、リワイア・フレッシュを浴びるもこれに耐えるスマイル。イズギルの電撃がドラゴンキンを捉え、そこにカラーナが追撃して倒す。そして、イヴ船長の乾坤一擲ソウル・サージがノールにクリティカルヒット、凄まじい一撃に膝を折るボーン・スクロウル。重傷を負った彼女は戦闘の継続を断念し、ステラリスに降伏した。ボーン・スクロウルから渡されたアクセスチップは、歯車でできたクレッドスティックのような形状をしており、やはりボタンが付いている。ボーン・スクロウルは建設者の中で重要なポストに就きながらも、トリニティに疑いを持ち始めていたようだ。ステラリスに敗れたの機に派閥を抜けることを決め、ログアウトしていった。
ボタンを押すと真鍮のマスクのような顔が現れ、その表面にメッセージが流れていく。ゾラスのアクセスチップ同様、トライウーンとドリフトに異常が起こっているという内容のようだ。読んでいるとノジソラから通信が入る。どうやら警備が集まってきているらしい。早く脱出しなければ。
エレベーターで途中まで降り、ノジソラが寄越してくれたホバードローン(画面にはノジソラの顔が表示されている)に乗って別のビルを経由して離脱する。何とか無事に戻ってこれたが、最後の目的地はさらに警備が厳しくなりそうだ…。


Drift Hackers 第11回 2025/6/22
ルーターに戻ってきたステラリス。キャップに世話を焼いてもらいながら、戦利品の売却や補助アイテムの作成を行い次なるミッションに備える。目指すは最後の目的地、エポックのメトロセグメントだ。やはりかなり警備が厳重らしく、何か策を講じる必要がある。
通信をつないできたノジソラも交え作戦会議。エポックのメトロセグメントは、ドリフトからデータヴァースに取り込まれたデータが分類され振り分けられる場所だ。その中でも、「超越者のアーカイヴ」と呼ばれる建物にアクセスチップを持つ建設者の重要人物、DMUがいるとのこと。入る方法を模索して調査をしていると、「ByteBikes.exe」という存在が浮かび上がった。専用のエネサイクルでデータを届ける運搬のバイトだ。業者に成りすます、というより実際に応募して潜入する作戦。これはうまくいくかもしれない…翌日、早速ByteBikesに行ってみることに。出迎えたのはシレンのような見た目のアンドロイド。名前はコサインというらしい。彼の話では、業務に就くには面接があるとのこと。運転や法律に関するある程度の知識が求められるようだ。割とあっさり通過していくステラリスだが、カラーナが躓いてしまう。だが人手不足とのことでお情けで採用となった。
早速、与えられたエネサイクルに跨る一同。運ばなければならないデータはエネサイクルに内包されており、目的地に着けばそのまま納品される仕組みらしい。出発してしばらくは、ハイウェイを快適に進んでいく。しかしやはり思惑通りにはいかないもので、武装した兵士の乗るバイクが周りを取り囲む。停止を求められるもののここで止まるわけにはいかない。加速して包囲の突破を試みる…!
見事なテクニックを見せるイヴ船長とオートパイロットを活用したイズギルが先行し、スマイルは敵の集団を牽制する。運転に自信のないカラーナもオートパイロットを起動。しかし加速が遅れ、兵士の乗るバイクが肉薄する。その後もイヴ船長がトップを維持し、射撃や呪文による妨害などでこちらを追いきれなくなったバイクが脱落していく。自力で敵を振り切れなくなったカラーナは、ソラリアンの能力で自身を光に変えてスマイルのエネサイクル後部に瞬間移動。残念ながらバイトはクビだ。その後、追いつ追われつを続けながら渋滞の列へ突入。のろのろと動く車両の間を縫うようにして進んでいくが、敵も必死に食らいついてくる。運転を一瞬カラーナに代わったスマイルはアクロバティックな姿勢で敵を狙撃! 撃ちぬかれた相手はハイウェイから落下し、姿を消した。
渋滞エリアを抜けたものの、今度は悪質な煽り運転をするヴィークルが出現し妨害してくる。データヴァースにも危険な運転をする輩はいるらしい。後ろから追突しようとする車両を避け、加速して離れる3台のエネサイクル。追っ手はまだ残っているようだ。そしてハイウェイ上に様々な重機や資材が点在し始める。どうやら工事中らしい。周囲では事故も発生し、混沌とした状況に。残った追っ手に捕まりかけるイズギルだが、乗っているエネサイクルのAIに干渉し、安全運転を順守するプログラムを改竄。たちまち暴走し始めるバイクだが、イヴ船長の合図を受けたイズギルはあっさりと乗り物を捨ててイヴ船長の後ろへ移動。「ははは、ではさらばだ!」なんかちょっと楽しそうなイズギル。呆気にとられる敵を後ろに、2台に減ったエネサイクルは上がり始めた跳ね橋を飛び越えて完全に振り切ることができた。

その後は目的地である超越者のアーカイヴへ無事到着。エネサイクルはデータに分解されてアーカイヴに吸い込まれていく。どうやらこれで納品完了、ということらしい。幸い、罠等はないようで静かなものだ。中に入ると、トライウーンの像の前に傅く一体のSROと周りを固める武装した兵士たち。威圧してくる兵士たちとは対照的に冷静な印象のSRO、DMUだがやはり交渉は難しいようだ。
戦闘開始直後、イズギルの呪文で加速するスマイルとカラーナ。兵士はなにやら建設者としての主張をしながら近接戦を挑んでくる。そしてDMUは減速の魔法でカラーナの加速状態を解除してしまう。それでも、イヴ船長の呪文とスマイルの射撃により数を減らしていく兵士たち。そのままDMUに近づくスマイルだが、どうやらミスティックらしきDMUの能力で体が動かなくなってしまう。同様に動けなくなるカラーナだったが、二人ともすぐ束縛から逃れ反撃。イヴ船長の重力反転を受けて転倒したところにスマイルの射撃がヒット、酸の呪文でカラーナを焼きつつ体勢を戻すDMUだが、さらなるスマイルの追撃とカラーナの攻撃がとどめとなり、DMUの身体はデータと化して消えていき、あとにはクレッドスティックが残った。
これまでの流れからも、付属したボタンを押せばトライウーンに関する情報が得られるだろう。早速押してみるスマイル。映し出されたのはエポック神のホログラムだった。その顔にはバイナリーコードが流れていく。何やら難解な、謎めいたメッセージに戸惑うステラリス。しかしここでゆっくり謎解きをしている時間はない。遅からず、追跡者がここに到着するだろう。取り急ぎ持ち帰れそうな物だけ持ち、一行は脱出を図る。

時間はかかったものの、無事ルーターに戻れたステラリスを、冷たいビールとキャップが出迎えてくれた。休憩しつつノジソラからの連絡を受ける。どうやら、ハイウェイの暴走騒ぎで事故や混乱が発生しているらしい。ともあれ、チップは3つとも揃った。敵の警戒も厳しくなっているが、あとは突入するだけだ。明日はデジタルアビスを超えるため、Plyport Hangerに向かうことになる。そこまでの道程では、ノジソラもサポートしてくれるようだ。
そして翌日、準備を整えたステラリスはルーターを出発し目的地へ。途中、ノジソラの遠隔支援を貰って警備の目を欺き、要所で隠密しながら進んでいく。見つかりそうになりながらもハンガーへ到着。そこには、何かを挿入できそうな3つのスロットが付いた新しい扉が。アクセスチップをここに入れればいいのだろうか。とりあえずノジソラの意見を聞こうと通信を試みる。しかし、繋がった先から聞こえてきたのは…「始めまして。でよかったかな?」ノジソラではない! イヴ船長の誰何に対し、その声はソヴェリン・トリニティを名乗った。建設者のリーダー!? ノジソラの代わりにソヴェリン・トリニティが出たということは、ノジソラは…「ああ、アレか。裏切り者のキツネは方程式から除外させて貰った」。
続いて、建設者の妨害を止めるよう警告してくるソヴェリン。そして通信は切れてしまう。だが、イヴ船長だけはソヴェリン・トリニティの姿を目にし、奇妙な違和感を覚えていた。敵のボスに見つかり、協力者もその手に落ちたとなれば一刻の猶予もない。素早くチップをスロットに差し込み、ロックを解除するスマイル。中に入ると、広いハンガーがありスターシップが何隻か置かれている。乗れそうな船は3隻あるようだ。調べようと近づいた一行の前に、光が伸びてきてホロ映像が投影される。現れたのは小型で複数の手を持つロボットのようなクリーチャーだ。「評価完了。外部のマルウェアが許可なくPlyPort_Hangar.exeにアクセスしました。駆除シークエンスを開始します」そいつは襲いかかってくる!


Drift Hackers 第12回 2025/7/27
ステラリスに向かってきた小型のホログラムは、ドリフト原住のクリーチャー、スペクトラ(ソンドリア)に似たリヴィング・ホログラムのように見える。この場所の防衛を任されているとすれば、一体でも油断は禁物だ。そしてその懸念は戦闘開始直後に現実となる。ハンガーに駐機しているスターシップが2隻(GM:一応この時動かしたのは1隻だけです。もう1回チャンスがあったのに...w)、いきなりスラスターを吹かして突っ込んできたのだ。もちろん誰も乗ってはいないはずである。どうやら敵の能力らしい。カートゥーンめいた挙動で避けるスマイルと、軽くぶつかりながらもその場に留まるカラーナ。スターシップの巨体に引きずられ、壁に叩きつけられるイヴ船長とイズギル…と思われたが船長はオルタネイト・アウトカムで回避に成功した世界線を繋ぎ無事であった。一方でスターシップの大破に巻き込まれ大ダメージを受けてしまうイズギル。
加速の呪文で移動速度の上がったカラーナが敵に肉薄し攻撃を加えるも、非実体とあって効き目が鈍い。そして反撃とばかり4本の腕で殴られ、大ダメージを受けてダウンしてしまう。Diehardの能力で昏倒は免れたものの、次にまた一撃でも食らえば死が見えてくるだろう。幸い、イヴ船長のソウル・サージがクリーンヒットし、その後のスマイルの蹴りがトドメとなって防衛者はデータと化し消えていった。

敵は倒したものの、リヴィング・ホログラムだとすれば復活してくる可能性もある。警戒しつつ休憩を取り、デジタルアビスを越える為の船を選んでいく。ハンガーの奥に残された三隻の船。それぞれに付けられた名前はトライウーンの相と同じだ。そして、どうやら三隻はセットになっているらしく、どれか一隻で行くというわけにいかないらしい。相談の結果、イヴ船長、スマイル&カラーナ、イズギルがそれぞれ別の船に乗って移動することになった。
ハンガーを出発しデジタルアビスを渡る。しばらくは何事もなかったが、いきなり接近警報が鳴り響く。実体化したのは二隻の防衛ステーションだった。各ステーションを繋ぐように輝くカーテンのようなものが発生している。概要は不明だが、あそこに突っ込むのは危険だろう。ともかく、破壊して突破しなければならないようだ。イズギルのスキャンによって敵ステーションの情報を入手し、カラーナのタレットがシールドをはぎ取っていく。そこへイヴ船長の乗るスターシップが魚雷を叩きこんだ。これによって一隻は大ダメージを受ける。
集中攻撃によって防衛ステーションのうち一隻は破壊されるが、一方でイズギルの乗る小型艦にもダメージが。彼の乗る艦の耐久性は高いものの、長期戦は危険だ。スマイルはフリップターンに失敗し、Gに振り回されるカラーナ。一方でイヴ船長は往年のワザマエを披露し、フライバイアタックで反物質ミサイルを叩きこむ。普段は指揮役として振る舞う彼女だが、ストレスが溜まっていたのかもしれない。残った防衛ステーションの反撃も防ぎ、破壊することに成功した。
しばらく進むと、再び警報が鳴る。眼前に現れたのは、ハンガーで倒したソンドリア、ヴァルストラヴォスだった。しかし今度は小惑星ほどのサイズである。こちらを通す気は無いらしい。すると、各艦のコンソールが光り開いた隠しコンソールには鍵が差し込んである。これは…? その答えは、鍵を同時に回すことによって得られた。三つのスターシップが合体し、一つのスターシップへと変形したのだ! その艦、The All-Code's Childはかなりの高性能艦だ。ブリッジに集まったステラリスは、いつも通り役割を決めそれぞれの配置へ。こちらへ迫る敵へと艦首を向ける。
相手の能力を探りつつ、ヴァルストラヴォスと相対するとこちらへ向けてプラズマのオーロラを放射してきた。船内に放射能汚染の警報が鳴り響く。慌ててスーツの生命維持機能を起動するが、長くは耐えられそうもない。敵は巨大な腕を振るってデブリを飛ばし、さらにその爪は空間を歪めたかのように離れたThe All-Code's Childのシールドを削り取る。放射線に耐えつつ重力の渦から逃れ、再度攻撃を仕掛ける。射撃に回るカラーナとイズギルがスーパープラズマキャノン、プラズマ魚雷を立て続けに浴びせるがヴァルストラヴォスの動きは止まらない。スマイルがスターシップのフルパワーを引き出し、敵の猛攻をしのぎながら反撃するステラリス。ついにはその巨体も、データと化して崩れ霧散していった。

一休みしながら進むステラリス。やがて、長大な柱のような構造物が見えてくる。あれが目的地であり、ソヴェリン・トリニティのいるパイロンのようだ。その頂上は平坦だが、スターシップを着陸させることはできないようだ。そして、そこには人影があった。どうやらソヴェリン・トリニティ本人のようだ。説得を試み、ノジソラの処遇について聞いてみるもまるで相手にしてもらえない。何より、彼を無力化して止めない限り事態は悪化してしまうだろう。身構えるステラリスに対し、ソヴェリン・トリニティが事も無げに腕を振ると乗っていたThe All-Code's Childが傾き、ひしゃげ、破壊されていく…!


Drift Hackers 第13回 2025/9/13
ソヴェリン・トリニティによって船が崩壊し、あわやデジタルアビスへ陥らんとするステラリス。しかし、イヴ船長のインフィニット・ワールドによって船体は安定し一行は辛くもパイロンの頂上に降り立った。
「しつこい連中だ。まだ抗うのかね」とソヴェリン。余裕のある態度は崩れていない。「あなたの独断でこれ以上宇宙を崩壊させるわけにはいかない」というイヴ船長の言葉にも「君たちの御託はたくさんだ。私の使命をこれ以上邪魔させるつもりはない」と返してくる。そしてソヴェリンの周囲に炎が発生し、朧げな人型を形作る。もとより説得は不可能、互いに戦闘態勢をとる…!
人型の炎はどうやらエレメンタルのようだ。スマイルのピストルが戦闘の開始を告げる。冷気をまとった弾丸がエレメンタルを直撃、たちまち消し去った。本物の精霊ではなく、実体を伴う幻影のようなものらしい。続くイヴ船長の魔法によりエレメンタルはすべて消滅! しかしソヴェリン・トリニティにダメージは見られない。「なるほどね」イヴ船長は気づいたようだ。ソヴェリンとエレメンタルはリンクしており、受けるはずだったダメージをエレメンタルが肩代わりしたのだ、と。しかしもうエレメンタルは消えた。ジェットパックを吹かし、肉薄するカラーナ。スマイルは射撃で追い打ちし、そこへイズギルがスマイルを巻き込む形で冷気の魔法を投射する。先ほど受けた攻撃の熱をバッテリーに蓄積し、使うことができるらしい。魔法のクロークによる助力を得て冷気を回避するスマイル。一方、冷気が中央部のターミナルを巻き込んだことに激昂するソヴェリン・トリニティ。
スマイルとカラーナは共闘してソヴェリンを挟み、猛攻を加える。カラーナのソラリアン・ウェポンがヒット…! と思いきやその攻撃は外れていた。ソヴェリン・トリニティもまた、イヴ船長と同じウィッチ・ウォーパー! どうやらカラーナの攻撃は当たっていたものの、ソヴェリンの現実歪曲によって逸らされ、それをさらにイヴ船長が修正して元に戻そうとしたが、重ねるように妨害するソヴェリンによって結局当たらなかった、ということらしい。当の二人以外には知覚することすらできない力の応酬である。
反撃とばかりカラーナに手を向けるソヴェリン。カラーナの身体に凄まじい負荷がかかる。先ほどスターシップを分解した技だ! 何とか耐え抜くもダメージは大きい。スマイルとカラーナは攻撃を続け、イズギルも電撃の魔法で畳みかける。それでもひるまないソヴェリン・トリニティだが、イヴ船長渾身のソウル・サージが。オルタネイト・アウトカムで無効化を試みるソヴェリン。しかし今度は船長のベンド・リアリティが奏功し、凄まじい一撃がソヴェリンを打つ。「馬鹿な…なぜ冒涜者の望む現実が?!」膝をつき、信じられないという表情のソヴェリン・トリニティ。その姿は、ピクセル単位に分解され、風に吹き飛ばされていく…。

勝った! そして、ソヴェリン・トリニティが消え去った後に何か残っている。あれは…ノジソラだ! どうやらソヴェリンに捕まっていたらしい。安堵する一行。しかし…イヴ船長が奇妙な感覚を覚え、警戒を促す。上空に様々なデータが渦巻いていく。そして、ソヴェリン・トリニティの声が響き渡った!「狭量なる妨害者どもめ! 建設者が苦心して成し遂げてきた事を、無に帰そうとするのを見過ごすとでも思ったか?」
頭上に姿を現したのは機械じみた外見を持つ竜。倒したかに思えたソヴェリンだが、第二形態となって戻ってきたようだ。咆哮をあげて迫るドラゴン。最初は逃げようとしていたノジソラも船長の叱咤で踏みとどまる。そして最後の戦いが、始まった。
戦闘開始直後、素早くピストルを捨てライフルに持ち替えるスマイル。放たれた光線がドラゴンを捉えるも、意に介さず接近してくる。凄まじい威圧感、畏怖すべき存在のパワーだ。そして吹き降ろされるドラゴンブレス。残っていた魔法の守りで被害を抑えつつ、火球を投射するイズギルとコズミック・エディで敵のバランスを崩そうとするイヴ船長。しかし、どちらも防がれ効果的なダメージにならない。巻き込まれまいと透明なって逃げ回るノジソラ。
カラーナはジェットパックを吹かし、ソヴェリンの機会攻撃を受けつつ接近して斬りつけるが強固な装甲に阻まれてしまう。続くスマイルの一撃もあっさりと弾かれる。恐るべき防御力だ。そしてドラゴンはイズギルへ接近し牙を突き立てる。先ほどターミナルを巻き込んで魔法を使ったイズギルを冒涜者として目の敵にしているようだ。絶体絶命、と思いきや短距離テレポートで安全圏へ飛ぶイズギル。そのうえで鏡像を作り出しソヴェリンの攻撃に備える。
ドラゴンの機会攻撃を受けつつも前に立ちふさがるカラーナ。横から接近したスマイルが連続で蹴りを繰り出すも決定打とはならず、ドラゴンの牙と爪、そして尻尾による攻撃を受けたカラーナは立っているのもやっとの状態だ。イズギルは電撃の魔法を放つが、ドラゴンの持つ抵抗によって弾かれてしまう。しかし、イヴ船長のベンド・リアリティによる支援を受けたカラーナの連撃がクリーンヒットしドラゴンは大きくよろめく。スマイルはドラゴンに対し攻撃しながら音楽の趣味を聞くが相手にされず。
先ほどのお返しとばかりにドラゴンの攻撃が複数ヒットし、ついにカラーナが膝をつく。イヴ船長のインフィニット・ワールドとイズギルのヒート・リーチはドラゴンにダメージを与えることに成功し、船長に叱咤されてヤバレカバレになったノジソラも狐火で追撃する。勢いを得たスマイルはダメージの一部を音波に変換し、蹴りで有効打を浴びせる。さすがにそろそろ弱ってきているはず…しかし、スマイルに向き直ったドラゴンは凄まじい猛攻を浴びせ、咆哮を放つ! ついに倒れるスマイル。敵味方双方が満身創痍、ここで畳みかけるべくイヴ船長のインフィニット・ワールド(音波)と、イズギルのエクスプローシヴ・ブラストが連続でドラゴンを捉える。凄まじい爆発! そしてその煙が晴れた時、そこにはまだドラゴンの巨体が…これまでか、と思われたその時ドラゴンの輪郭が崩れ始める。ドラゴンの姿が消えたあと、そこにはソヴェリン・トリニティの姿があった。しかし、その身体も限界だったようだ。「馬鹿な…トライウーンよ…何故…これが現実でいいはずがない」意識を失い、倒れるソヴェリン。ステラリスは今度こそ勝ったのだ…!

ボロボロの状態ではあるが、まずはソヴェリンが行おうとしていたことを修正しなければならない。ノジソラに教えられ、アクセスチップをターミナルに入れると、トライウーンのシンボルである三つの輪から光が放たれて空中になにかの映像が浮かび上がった。機械的な三つの顔、三位一体の神トライウーンだ! そして声が響く。「ごきげんよう。定命の者たちよ。ここまで到達したことへ敬意を表します…」
トライウーンの話はかなり難解ではあったが、ドリフトの機能を正常な状態に戻すためにはデータヴァースのオペレーターが必要らしい。しかしオペレーターになるということは肉体を失うことと同義であり、現実世界には戻れなくなる。迷う一行。相談の末、ドリフト・クライシスを何とかするためにやってきたノジソラがオペレーターを担うことになった。彼も悩んだ末の決断ではあったが…。
別れの挨拶の後、トライウーンに意思を示すノジソラ。そして彼は光に飲み込まれて消え…また現れた。しかも尻尾は九本に増え光輪まで背負った神々しい姿だ。彼が「P4-12.0.exeを実行する!」と宣言するとトライウーンのホログラム映像が現れてどんどん大きくなり、ついにはデータヴァースを掌に載せるほどまでになってしまった。あまりの展開に呆然とする一行。「定命の者たちよ。感謝する。汝らは使命を果たした。「あるべき所へ帰るがよい…」トライウーンの声を聞きながら、ステラリスはデータヴァースをログアウトし物理世界へと帰還したのであった。
現実世界に戻ってきた一行。仮想空間にいた時とのギャップを感じつつ、見守っていたグリアクサとモニターにソヴェリン・トリニティを打倒したこと、トライウーンが帰還し事態が正常に戻っていくことを伝える。しかし、ここには建設者がまだ多く残っており敵地であることに違いはない。モニターの助言を受け、混乱に乗じて脱出することになった。

後でエメラルド-9たちから聞いた話だが、アルヴィオンのドリフト・オベリスクそれぞれにトライウーンのビジョンが現れて帰還を告げたらしい。ドリフト・クライシスによる混乱はその後も少しのあいだ続いたが、アルヴィオンの各所で崩壊が止まり一部では再生が始まった。また、トライウーンの三派閥による共闘でネクサスが奪還され、建設者の多くは捕らえられた。ソヴェリン・トリニティもまた捕縛された。そしてドリフト・クライシスに関する真実を告げられ、大きな衝撃を受けたようだ。
また、そのネクサスの頂点から渦巻くリボンの如き光条がいくつも迸り、やがて消えたらしい。そしてステラリスの帰還数日後、宇宙港に何隻かのスターシップがやってきた。これこそがドリフトの再起、ドリフト・クライシスの収束を意味しており、これによってアルヴィオンの住民にも落ち着きが戻ってきた。やがて建設者を含むトライウーン信徒の「犠牲者」の弔いが正式に行われ、ドリフト・クライシスを終息させた英雄たち(ステラリスだ!)を讃える祭りが一週間に亘って開催された。祭りでは、トライウーンのためにオペレーターとなった者(ノジソラだ)も同様に讃えられた。英雄として歓待されるのも嬉しいが、ステラリスはバンドである。ブライズベンドや難民キャンプでライブを行い、喜びを分かち合う。
様々な事態が連続して忘れていたが、宇宙港に停泊していたプライモラータはアップグレードされてステラリスを待っていた。
アルヴィオンで出会ったたくさんの人たちに見送られ、一行はスターシップに乗り込む。しばしの旅の後、アブサロム・ステーションに帰ってきたステラリスに送られてきたのは評議会からの招聘メッセージだった。

ゆっくり休む間もなく評議会へ出頭し、報告を行う。ネヴァラリグの第三法則が言うには、ドリフト航行が通常通り行えたという知らせが上がってきているとのこと。どうやらドリフトも平常に戻っているようだ。そして、ドリフト・クライシスの原因となった出来事やアルヴィオンでの活動についてイヴ船長が抒情詩の形式で伝える。リン・カミュランはこの事態を短期間で解決してしまったことに驚きを隠せない様子だ。また、求められるままにプライモラータのデータも提供する。乗っている自分たちにも理解できない機構であることだし、専門家に研究してもらうことは利点もあるだろう。
最後に任務完了を告げられ、評議会を辞す。次に向かったのは、ノジソラの家族がいる場所だ。彼の精神はトライウーンのオペレーターとなったが空っぽの肉体が残っている。言わば大きな赤ん坊のようなものだが、生きている以上見捨てるわけにいかない。内容が内容だけに説明にも手間取ったが、ノジソラの肉体は家族の元へ返すことができた。そして、心残りを片付けたステラリスは日常へと戻っていく。ドリフト・クライシスを終わらせた英雄として名声を得ることになったが、欲しいのはバンドとしての人気だ。新しい曲、新しいステージ。冒険者ではなくアーティストとしての日々が続く。次なる冒険の時までは…。

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最終更新:2025年11月22日 14:51