Devastation Ark 第1回 2025/11/16
ドリフト・クライシスに関わる冒険を成し遂げ、英雄としてまたバンドとして知名度を高めたステラリス。2年の月日が流れ、再び冒険の旅に出ることになった…。
音楽活動が忙しく、あまり気にかけていられなかったが、ノジソラ(肉体)には変化が起こっていた。どうやら精神が徐々に成長してきているらしい。送られてきたホログラムレターには楽しそうなバースディパーティの様子が映されていた。さらにノジソラ(精神)がトライウーンのオペレーターとなったことで、家族の元にはトライウーン信徒から寄付が寄せられているとのこと。取り敢えず、いい方向へ進んでいるようだ。
一方で人気の出たステラリスではあるが、2年という時間で色々と変化が出ていた。いつの間にやらふくよか、というかそこそこ太ったスマイル。スティック捌きは健在だが、その変貌ぶりはカーロから指摘されレクナーも難色を示すほどだ。そんなステラリスの元へ久しぶりに連絡を寄越したのは評議会の「ネヴァラリグの第三法則」だった。プライモラータを宇宙に類のない船にしている最大の理由「シグナル・ケイオス・エンジン」について伝えたいことがあるらしい。ネヴァラリグの第三法則によると、エンジンは徐々に不安定化しているとのこと。すぐにどうこうなるわけではないから、と言われるが乗っている方にしてみれば不安になる話だ。とはいえ、使わないわけにもいかない。
そんなステラリスに仕事の話が舞い込んだ。プロモーターであるレクナーが「ニュー・ホライゾンズ・ラグジュアリー・リトリーツ社」との案件を取って来たのだ。ウィンターリゾートとして開発を進めている惑星ジェダラットに赴き、リゾートとのタイアップを行うというものらしい。会社としてはリゾートの開業に合わせて客を呼び込む起爆剤となり、ステラリスはさらに人気を高めるチャンスとなる。提示された額もイヴ船長の目をクレジットマークに変えるほどのインパクトだ。面白そうな話だ、と他のメンバーも大いに乗り気。早速スケジュールを調整し、現地を見学してみることになった。
行先の惑星や開発企業のリサーチをしつつ準備を進め、出発するステラリス。プライモラータを狙う輩もいるようだが“その筋”からの情報リークでこれを回避。持つべきものは裏社会の知人だ。
時空を超え、ジェダラットの軌道上に到着する一行。地上は猛吹雪のようで通信にもノイズが入る状態だが、誘導データとスマイルの巧みな操縦で着陸は成功する。やや疲れた様子のヴラカに出迎えられ、着陸場近くの山小屋のように見える施設へ。ニュー・ホライゾンズ・ラグジュアリー・リトリーツ社の事務所らしいが、中では白衣の男がソファに寝転がり通信機を持った男が声を荒げてやり取りをしている。歓迎ムード、という感じではない。どうやら何か厄介ごとが起こっているようだ。
2階に上がり責任者であるアーバダー・コープのエイサイフィナ・ノットと面会する。アーバダー・コープは惑星開発を進めるニュー・ホライゾンズ・ラグジュアリー・リトリーツ社の親会社だ。彼女によると、どうやらこの悪天候はテラフォーミング装置の故障によるものらしく、数日前に発見された新たな遺跡が原因のようだ。遺跡の探索
チームはコムユニットからの通信を最後に消息不明。その後、様々な施設や機器類が不具合をきたし始めたらしい。見せて貰ったコムユニットの映像には、警報のようなものが響き渡る部屋と「私たちは目覚めさせてしまった」と話すチームのメンバーが映っていた。
彼らに何が起こったのかについては詳細がわからないが、このまま放っておくわけにもいかない。救援が到着するのはずっと先だ。テラフォーミング装置の異常もそこに原因があるかもしれない。行きがかりではあるが救援に向かうことにするステラリス。最近運動不足気味のスマイルのダイエットも兼ねている。いくつかの物資を受け取り、要救助者の情報を確認した一行は2マイルにおよぶ雪中行軍に出発した。
イヴ船長のライフ・バブルで寒さを防ぎつつ進む一行。ようやくたどり着いた谷間には何棟かの建物や開発用の重機が並んでいた。リゾート地らしく彫像などもある。敷地に入って行くと、吹き荒れていた風が不自然に渦を巻き朧げな人型を取り始める。エア・エレメンタルだ!竜巻に形を変え、スマイルを巻き込むエレメンタル。一撃浴びせたカラーナも巻き込まれてしまう。イズギルとイヴ船長による魔法の援護もあり、散々回されて勘が戻ってきたスマイルとカラーナの攻撃でエレメンタルは消滅した。
あらためて探索を開始する一行。途中とはいえリゾート施設としての開発は進んでいたらしく、珍妙なセーターを着たエルフが歌うホログラム映像も流れているが、歌詞が途中からおかしな内容に変わっている。「守れネクサスを」「キシャリーに打ち勝とう」スマイルはキシャリーという名称に心当たりがあるようだ。かつて存在した古代文明らしいが、なぜリゾート地で流れる歌に名前が出てくるのだろうか。
また、手が斧になったロボットが突如現れて壁を殴打し、またどこかへ行ってしまった。追いかけるも見失い、とりあえず暴風雪を避けるために建物(モデルハウス)のうちのひとつに避難するステラリス。幸い、電力は生きているようで暖房も機能する。中にはホログラムや作業ロボットの制御パネルもある。しかしプログラムが全体的に機能しておらず、ホログラムもロボットも確認すらできない状態だ。イズギルが端末を操作し、ロボットの再起動に成功する。原因は不明だが、ロボットにもホログラムにも異常が発生しているようだ。これで一段落かと思ったその時、外で流れているホログラムの歌声が近づいてくることに気づく。そして、壁やドアをすり抜けて何体ものホログラムが歌いながら侵入してきた!
素早く端末からホログラムの制御を行うイズギル。取り敢えずこれ以上の発生は止められたようだが、突然現れた敵に慌てるカラーナの攻撃はすべて空を切る。ホログラムたちは相変わらず謎めいた歌を唄いながら、他のメンバーを無視して端末を操作するイズギルに殺到。しかし、落ち着いて操作を続けるイズギルの活躍もありロボット、ホログラムはどちらも異常行動を停止した。
休憩を挟み、谷間を進むステラリス。目的地は探索チームが向かった遺跡の入り口だ。しかし、なにがしかのフィールドがそこを塞ぎ入ることができない。通信が途切れる前に、探索チームの誰かが「防衛装置の起動」について発言していたが、その影響だろうか。イズギルが調査してみると魔法的なフィールドのようだ。ディスペル・マジックによりこの障壁は解除され、降りることができるようになった。
らせん状のスロープを降りて地下へ。異様な色彩の壁に光を放つドア、そしてプラズマ状の光が入ったシリンダー。これは一体…? 仲間の制止も聞かずにシリンダーを開けてプラズマ状の光(?)に触るスマイルだが、手がピリピリするくらいで何も起こらない。拍子抜けしたが、そのまま部屋を出るべくドアへ向かう。ドアにはパネルがあり、そこに触れると開くようだ。先ほど光に触れた手をパネルに当てるスマイルだが、その途端なにやらサイレンのような音が部屋に響き渡る。同時に未知の言語によるアナウンスも流れているが、理解できないでいるとイズギルが呪文を使って内容を把握する。どうやら、隔離措置が取られたらしい。対処を考える間もなく、部屋のあちこちから光線が放たれた!
溶解光線を浴びて火傷を負う一行。イヴ船長の魔法による支援を受けたスマイルがドアを調べ、罠を解除する。安全にはなったものの、生体認証らしきドアは開かない。今度はイズギルの出番だ。詳細不明の種族が作ったらしき機構もなんのその、ドアはあっさりと開き通路が目の前に現れる。魔法の明かりを灯し、通路を探索する。らせん状の通路には他にもドアがある。開けてみると、これまた曲線で構成された部屋があった。床には部品(?)のようなものが散らばっている。調べようと奥へ進もうとすると、ロボットのようなクリーチャーが現れ攻撃を仕掛けてきた!
離れては射撃を行い、力場のシールドを作り出しスマイルの攻撃を弾く謎のロボット。懐に潜り込もうとジェットパックを吹かすカラーナだったが、そこへ凄まじい一撃が…危うく痛打を浴びるところだったがイヴ船長の改変能力によって窮地を逃れる。イズギルが魔法で敵を減速させ、船長からは援護の加速魔法。優位に立ったかと思えるが、転ばせても挟み撃ちしても高い防御力でカラーナとスマイルの攻撃を弾くロボット。カラーナはクリティカルヒットを浴びせるが決定打にはならない。動きを鈍らせていたことが幸いし、攻撃呪文の支援も受けた前衛二人の攻撃がようやくロボットを破壊する。かなりの強敵だったが、これも遺跡の防衛装置の一部なのだろうか。
休憩を終え、部屋を探索してみる。ここにいたのは一体どんな種族だったのか。どうやら大きさは我々とあまり変わらないが、脚が複数あり人型ではなさそうだ。コンピュータのハッキングに成功したイズギルがさらなる情報を引き出す。データの大半が破損していたが、この場所がシヴ・ドミニオン(Sivv Dominion)と呼ばれる組織か国家に属する軍事研究施設であり、ヴェイランシュ司令という人物(?)が責任者であること、「アーク・プライム」「ワールドシード」と呼ばれる重要プロジェクトが存在していることが判明する。
スマイルやイズギルは心当たりがあるようだ。シヴ(Sivv、複数形Sivvs)は絶滅した異星種族であり、ギャップのはるか以前にその文明が衰退していたらしいことや恐るべき兵器を作り出していたこと、その兵器の一部であるドリフト・ロックがアブサロム・ステーションに曳航され調査されたことを教えてくれる。ここまでの遺物を見る限り、かなり高度な文明だったようだ。部屋を出たステラリスは通路を進み、次なるドアを開ける。そこも様々な機材やガラクタが散らばり雑然としているが、それだけではない。黒い煙のようなものが朧げな人型をとり動き出した。煙には、光を放つ防具のようなパーツが付いている。敵か…!? ステラリスは身構える。
Devastation Ark 第2回 2025/12/28
煙を思わせる不安定な形状のクリーチャーは、どうやらナノマシンを素材として作られたナノテクゴーレムのようだ。ゴーレムゆえ魔法が効きづらく、ある程度は身体を変化させられるらしい。戦闘開始とほぼ同時に、スマイルが部屋の隅の瓦礫から覗く足に気づいた。死体? それとも要救助者がいるのだろうか。しかし今は目の前の敵をどうにかしなければならない。
先手を取ったイヴ船長が冷気を呼び出しゴーレムの動きを鈍らせる。ゴーレムはカラーナに接近、そしてカラーナはゴーレムの周りに漂うナノマシンに侵入され、激しい吐き気を催す。幸い、船長が不調を取り除いてくれ、スマイルの援護射撃もあってカラーナの攻撃は命中。しかしやはり手ごたえが鈍い。ナノマシンで構成されているため、威力が削がれてしまうのだ。どうやら火による攻撃で再生能力を止めることができるらしい。スーパー・ノヴァを繰り返すカラーナに、オーバーロード・リアリティで爆発を引き起こすイヴ船長。部屋の中は大変な有様だ。シヴの手がかりも得たいところだが、まず敵を倒さないことには探索もできない。最後は、ナノマシンに悩まされながらもサブマシンガンを乱射していたスマイルが業を煮やしてグレネードを足元に叩きつけ、ようやくゴーレムを霧散させることに成功した。
休憩をしながら部屋の隅に見えていた足の主を確認する。瓦礫に埋まっていたのはカサーサの男性で、意識を失っているが生きているようだ。船長の魔法で目を覚ますと、彼が要救助者の一人であることがわかる。彼はかなり混乱しておりスマイルをサイコ・ポンプと見間違える。幸い船長のポエットが彼を落ち着かせ、名前(ニフリー)も聞き出すことができた。遺跡の防衛装置が起動した後、混乱のなか逃げ出したニフリーは仲間とはぐれてこの部屋に入り込み、ナノテクゴーレムに殴り飛ばされて瓦礫の下敷きになったらしい。その後はゴーレムが部屋にいるせいで逃げることもできず、苦痛に耐えながら意識を失ったり目覚めたりを繰り返していた。
他の二人を心配するニフリーだが、怪我の影響もあり一緒に行動するのは難しい。幸いこの部屋は安全なので、待っていてもらうことにしてステラリスは探索を続ける。あれだけ激しい戦闘が行われた割には、部屋の壁や機材の損傷はそこまででもない。かなり頑丈な素材で作られているらしい。部屋にあった結晶を調べると、シヴの技術によって魔法的エネルギーを結晶化したものらしい。スマイルがコンソールを操作し、スペル・ジェムをいくつか入手することができた。さらに、イヴ船長が見つけたデータチップをイズギルが解析してみると、中には「量子ドライヴ」の試作機設計図らしきものが。どうやらシヴはかなり高度な文明を持っていたようだ。これは、考古学的にもとてつもない発見だろう。
新曲のネタになりそうな発見に期待しつつ次の部屋へ。ニフリーが警報装置を作動させたと言っていた場所だ。壁が動いている(?)ように見えるが、見間違えではなくまるで臓器のように脈動しているようだ。先ほどの部屋で見つけた生体サンプルと同種のものだ。そして、中に入ったスマイル、カラーナ、イヴ船長は急激な体調不良で吐き気を催す。一体なにが原因なのか…見たところ大きなシリンダーや医療用ベッドが並んだ部屋だ。
探索を開始する一行。ベッドにはバイタル管理の機能がついており、同一種のクリーチャーに多量の放射線を照射していた記録が残っている。シリンダーを眺めていたカラーナだったが、目の前のシリンダーがいきなり破砕し中から奇怪に膨れ上がったクリーチャーが出現する! プレクシアン・ミュータント・スポーンというクリーチャーに似ているが、プループレックスという放射線を多用した者がなるデーモンによって生み出される存在だ。部屋に入った三人の体調が悪化したのは、部屋そのものに邪悪な気が満ちていたかららしい。このクリーチャーが原因なのか…?
空中に移動した敵は眼下のステラリスに向けて混乱の呪文を投射、そこへイズギルが弱体化の呪文で妨害を行う。しかし再度混乱の呪文が一行を襲い、スマイル、イズギル、イヴ船長の目つきがおかしくなった。さっそく船長に襲い掛かるスマイル。まるで手加減の無い全力の銃撃だが、船長は全て防ぎきる。直後、正気に戻るスマイル。ジェットパックで敵に追いすがるカラーナとイヴ船長のインフィニット・ワールドで一体のデーモンが倒された。スマイルは敵から放射線の呪文で狙われるも、防具の効果もあってこれに耐えきる。カラーナが残った敵を叩き落とし、戦闘は終了した。
落ち着いてみると、壁の色が鮮やかな紫から少しトーンダウンしている。デーモンの気配に反応していたのだろうか。休息した一行はニフリーから教えられた隠し扉を開けて進む。そこには歪な円形をした部屋があり、中央にはホログラムを映し出す端末が置かれていた。そして、端末の向うには行方不明の要救助者たちが。人数は3人、どうやら全員揃っているようだ。全員、揃っている…? そう、そこにはニフリーもいたのである。
混乱するステラリス。先回り?ニセモノ? そこへ後ろから声がかかる。体調が戻ったらしいニフリーが追い付いてきたのだ。前にもニフリー、後ろにもニフリー。そして2人のニフリーも、お互いを見て驚愕している。取り敢えず調査隊(+1名)と合流し説明を行うが、それで混乱が治まるわけではない。片方が危険なクリーチャーの可能性もあるため、あの手この手で確認作業を行ってみるがどちらも同じ記憶、同じ感情(二人とも船長のポエットに感嘆している)を持っているようだ。
周囲がわちゃわちゃするなか、イズギルはこれまでの経緯から考察を行っていた。よく見てみると、片方のニフリー(他の2人と立て籠もっていた方だ)の後頭部が不可思議に変色している。本人に心当たりはないようだが、この違いは…。もしかすると、どちらかのニフリーはこのシヴの施設内で偶発的に発生してしまったのではないか? 両ニフリーに行動を確認すると、どうやら施設入口付近にあった奇妙な棒に触っていたということがわかった(GM:謎のシリンダー内に充満していたプラズマ様の謎物質に触れたのが原因と思われますが、これはスマイルも触れてるんだよねw)。ニフリーが増えたのはそれがトリガーではなかろうか。原理は不明だが、触れたことによって増えてしまったらしい。
ともあれ、どちらも独立した自我を持つ存在であり、ここから脱出を望んでいることに変わりはない。全員が揃って脱出を目指すことになった。
3人の要救助者がいた部屋の端末からは、この惑星を表すホログラム地図が投影されている。あちこちにオレンジ色のライトが灯り、施設の場所を示しているようだ。ライトが点いていない場所があるが、どうやらそこはこの施設でありシヴの言語で「ネクサス」と書かれている。この惑星にあるシヴの施設を全て統括管理する場所がここであり、探索者の侵入によって目覚めた制御システムは惑星上のほぼ全ての施設を再起動し管理しようとした。その際、テラフォーミング施設も巻き込んでしまった、というのが今回のトラブルの原因らしい。そして、この端末を掌握し制御できれば、おかしくなっているテラフォーミング装置の異常も直るだろう。
早速ハッキングを挑むステラリスだが、堅固な防壁に阻まれ電撃によるカウンターメジャーを受けてしまう。ダメージを受けながらも再挑戦の結果、無情にもシステムのワイプ機能が発動。ネクサスに存在したシヴの情報を含むデータが瞬く間に消去されてしまった。貴重な資料の消滅に気を落とすイズギルだが、生存者は無事(むしろ増えた)たしテラフォーミング装置も正常に戻ったので、ミッション自体は成功と言えるだろう。
ロッジに帰還した一行。出迎えたエイサイフィナ・ノットは最初は安堵した様子だったが、増えたニフリーを見て混乱する。予想できた事態ではあるので説明するステラリス。取り敢えずテラフォーミング装置が正常に戻ったので、数日中には天候も安定するだろう。皆それぞれにしばしの休息を楽しむことにする。
2,3日後、ロッジのスタッフであるガラサに案内されて外を歩くステラリス。いい景色だが、ガラサが何かに気づいて声をあげた。「なんだあれ?」どうやら、かなり離れた山の山頂付近に見慣れない塔のような建造物が見えるらしい。リゾート開発で建てたものではないし、そもそもテラフォーミング装置の異常発生以前には存在していなかったというのだ。ということは、シヴ絡みの施設か…?
このまま放置していると周囲に危険を及ぼす可能性もある。ステラリスは、謎めいた塔の調査へ赴くことになった(GM:実際には数日経って事態が動くまでは調査隊派遣は決断されませんが、まあ行くことになるのは間違いないかと)。
Devastation Ark 第3回 2026/1/25
謎の塔突入の少し前。テラフォーミング装置の異常も復旧し、天候も回復してきたため思い思いに過ごすステラリス。一方で、早くも話題を嗅ぎつけてストリーマーや取材を行う人々がジェダラットにやってきているようだ。リポーターがライブ放送を行うなか、一機のシャトルが山の塔を見つけて近づく。そこへ突如謎の飛行物体が現れた。回避行動をとるシャトルだが撃墜されてしまう。さらに、飛行物体はこちらへ近づいてくると地上へ攻撃を加えてきた! このままでは危険だ。慌ててプライモラータに戻り、迎撃を試みるステラリス。
敵は2隻、どうやらシヴの無人攻撃ドローンのようだ。そして大気圏内であるジェダラット上空で、ためらいもなく核ミサイルを放ってくる。プライモラータも応戦、船長は
クルーを励まし、イズギルはコンピュータで敵をロックしたりシールドを調整する。スマイルは敵の攻撃を避けつつ飛び回り、カラーナはVIのカーロと手分けして攻撃、メーザータレットと反物質ミサイルを連続で浴びせて見事撃墜。しかし、墜とされたドローンは不自然なほどの爆発を起こす。神がかった手腕で回避するスマイルだが、ドローンにはどうやら自己破壊機能がついていたようだ。倒されるときは敵もろとも、ということらしい。シヴはつくづく危険な種族…。一方で、イズギルは例の塔から惑星外のどこかへと謎の通信が発せられていることを探知する。
取り急ぎ、危険が去ったようなのでロッジへ戻る一行。戦闘の影響で地形はあちこち破壊されてしまっているが、仕方のないところではある。戦闘中に得た情報を伝えると、責任者のエイサイフィナ・ノットは塔の調査を依頼してきた。ドローンがまだ残っているかもしれないし、例の通信信号のこともある。報酬の約束もされたため、ステラリスは準備を行ったうえでスタッフのガラサが運転する雪上車に乗り、10マイルほど離れた山へと向かうことになった。
警戒しながら塔周辺へ到達すると、塔の一階の一部分が開放されている。その前の床が焦げているところからも、先ほどのドローンは塔の一階から出てきたと想像できる。塔は4階+屋上の構成で(GM:バントリッドの宿舎だったと思われるフロアが何階ぶんかあり、そのうち目ぼしい物がある宿舎だけじっくり描写し、あとはだいたい同じとして端折りました)、外壁には巻き付くようにスロープのような通路が付いている。取り合えず一階から調査を開始する。中に入ると床から天井まで繋がった一部色の違うチューブのような構造物があり、端末やケーブルが接続されているが電源を入れてみるも壊れていて端末はアクセスを受け付けないようだ。
青いプラズマが気になるスマイルを諦めさせ、一階の探索を行い(謎のベルトが出てきてスマイルが装備した)外へ出るステラリス。上に行くには外壁に設置されたスロープを登る必要がある。早速先へ進み始めたが、先頭を行くスマイルが立ち止まる。どうやら何かに気づいたらしい。通路にはあちこちにシュートが設置されているが、これらは劣化して壊れやすくなっており下手に乗ると危険らしい(GM:劣化していたのは幸運にも1つだけでした)。幸い引っかかることもなく上の階層へ。
2階はワークステーションのようになっており、端末が並んでいる。そして奇妙なことに端末の前にはトレッドミルのような装置が。椅子、というより立ったまま操作していたのだろうか。室内には他に黒い金属製の物体があちこちに設置されている。床には乾燥した骨のようなものも散らばっており、警戒しながら中に入ると案の定、天井に張り付いて逆さまの状態で移動してくるクリーチャーが。
どうやら最近パクトワールドで知られるようになった知性のあるクリーチャー「バントリッド」のようだが、なんだか様子がおかしい。質感が干からびているのだ。どうやら、アンデッドと化したバントリッドらしい。なぜ、シヴの遺跡にバントリッドがいるのか。理由は不明だがあちらは敵意を持っているようだ、撃退しなければならない。天井にぶら下がったまま長い触手を伸ばしてくるバントリッド。カラーナとスマイルが絡みつかれて皮をはがれダメージを受ける。火による攻撃を与えないと再生してしまう点も厄介だ。イヴ船長とイズギルの魔法で弱らせたところにカラーナのスーパー・ノヴァが炸裂し、バントリッドのうち2体を撃破。スマイルも絡みつかれながら銃を撃って1体を倒す。最後の1体はカラーナを絡めとるが、そこへ船長のソウル・サージがクリーンヒット、バラバラになったバントリッドは吹き飛ばされた。
戦闘が終わり、休憩がてら中を調査する。端末の前にあったトレッドミルのような装置は、バントリッドの「動いていないと不安になる」という習性に合わせて設置されたもの。トレッドミルの上で進み続けることで端末がオンラインになるのだ。つまり端末を操作していたのはシヴではなくバントリッドらしい。早速上に乗って歩き始めるスマイル。端末も起動するし運動にもなるので一石二鳥だ。イズギルは端末にハッキングを仕掛け、シヴの技術仕様書を手に入れた。そこに書かれていたのは「ワールドシード」と呼ばれる小惑星にも匹敵する大きさの船であった。
黒い金属製の箱は、調べてみるにどうやらバントリッドを閉じ込める檻のような使われ方をしていたらしい。また、部屋にあった電撃を放つフレイルも懲罰用と推測できる。シヴはバントリッドを奴隷化していたのか?
次の階はバントリッドが生活していたらしい痕跡が。また、ガラスの筒のようなものはバントリッドの繁殖(幼体を入れておく)に使われていたようだ。ここで見つけたメモリーチップには、強制労働の記録やバントリッドに対して行われた様々な行為の罪状が記されている。バントリッドたちはシヴに対して反乱を企てていたらしい。「終わりなき循環を開始せよ。時は近い!」まるで決起宣言のようなメッセージだ。結局、彼らの反乱は成功したのだろうか?
さらに上階へ向かうと、壁が透明になっているエリアにたどり着いた。中にはバリケードのようなものが。ここでもバントリッドに襲われるステラリス。スマイルがまたしても捕まって皮をはがれるも、イヴ船長の魔法とカラーナのクリティカルで倒すことができた。彼らも被害者だが、襲ってくるのであれば排除しなければならない。崩れたバリケードの向こうには下の階にあったのと同様のトレッドミル付き端末が。イズギルが操作し始めると、部屋に振動が発生、どんどん強くなってくる。どうやら通信装置が発生源らしい。素早く近づいて解除するスマイル。
改めて調べた結果、端末には3つのモジュールが。施設の制御と通信装置の操作、そして屋上のアンテナ監視と操作である。また映像ファイルには半ば破損した映像が残されていた。映し出されたのは、ワークステーションを操作するクリーチャー。オフィを名乗るその人物(?)が語るには、どうやらシヴはバントリッドによる反乱で滅んだらしい。しかし、バントリッドたちも命を賭した戦いの結果力尽きることになった。しかし、バントリッドたちは自らの“芽”を仕様書に出てきた宇宙船ワールドシードに乗せたようだ(GM:オフィははっきりそうとは言ってませんが、成体も船に乗っていた可能性はあります)。
バントリッドは最近、パクトワールド(Liavaraの衛星Hibb)で再発見されることになったが…ワールドシードで旅立った“芽”とどう繋がってくるのだろうか。
アンテナからは、暗号化された信号がいまだに送信されつづけている。内容はわからないが、送信先がHibbであることが判明する。Hibbといえばバントリッドが住む衛星だ。無関係とは思えない。信号を止めたいところだが、建物内のコンピュータと屋上のアンテナを同時に操作しなければならないようだ。相談の結果、イズギルはそのまま操作を続け残る3人が屋上に移動することになった。イヴ船長の魔法で飛べるようになり、屋上へ。操作盤を確認しようとしたところへ、エイのような外見の奇妙な粘体のクリーチャーが近づいてくる。こいつは一体…?
Devastation Ark 第4回 2026/2/22
突如現れた空飛ぶ粘体は、こちらに近づいてくる。どうにも友好的とは言い難い。イズギルやスマイルにもその正体は判別できない。その粘体はなにやら疑似呪文能力を使い、スマイルとカラーナに燃え盛る星の破片と凍りついた彗星のかけらが降り注ぐ! もやも発生し、視界をさえぎられる2人。反撃しようと範囲を抜け出したスマイルの目に飛び込んだのは、なぜか2体に増えた粘体だった…。幻覚か? それとも分裂? 原理はわからないが、先にいた方に銃撃を仕掛けるスマイル。どうやら効いているようだ。
イヴ船長は下の端末にいるイズギルと位置を交換、そのイズギルはディスペル・マジックで粘体の出した移動困難範囲を除去する。粘体が使ったのは「コール・コスモス」という呪文のようだ。しかし、粘体の呪文攻撃が今度はカラーナを襲い、その力を奪っていく。負のレベルだ。
船長のインフィニット・ワールドが爆発を引き起こし、粘体に大ダメージを与えたかに見えたが1体の姿がふっと消える。ウィッチウォーパーであるイヴは、片方がもう片方を消したことに気づく。量子ねじれ効果か? カラーナは炎をまとって突進、ダメージを稼ぐ。だが、粘体は再度2体に増えてしまった。増えた粘体(量子スライム)に攻撃を受けるカラーナ、やはり実体がある! すかさずスマイルが銃撃し命中…と思いきやまたしても片方が消滅。どうやら当たらなかった方に存在を確定させ、撃たれた方は存在しなかったことにしているのだ。
カラーナのスーパー・ノヴァと、「量子だかなんだかしらないけど、こういうのはエネルギーで燃やすのよ!」と叫ぶイヴ船長が再び呪文を使ったことでスライムは量子の揺らぎに消えていった。
気を取り直し、屋上でアンテナを操作するスマイルだったが作業に失敗し、様子を見ていたイヴ船長とカラーナを巻き込んでダメージを受けてしまった。再度挑むスマイルだが、被害を警戒する船長は下に逃、下りてしまいカラーナも少し離れた位置へ。今度はうまくいったようだが、端末を制御しようと試みるイズギルはパスコードが見つからずにもたついていると進んでいた作業自体がリセットされてしまった。それどころか…。
アンテナの側で待機していたカラーナが何気なく上空を見ると、再び量子スライムが。慌てて戦闘態勢をとるステラリス。一度戦った相手ではあるが、気を抜ける状況ではない。再び炎と冷気を浴びスマイルとカラーナから悲鳴があがる。イヴ船長とイズギルの魔法支援を受けながら、増えたり減ったりするスライムに斬りかかり、銃弾を浴びせる。消耗しながらも量子スライムを退けることができた。
どうやら、スライムたちはあの信号に引き寄せられてやって来るらしい。これ以上戦うのは御免だ。4人とも下に降りてパスコードを探すことになった。捜索することしばし、スマイルがキーボードの裏に隠されたヒントを見つけ出した。パスコードに対応したボタンの裏側に、押す順番に対応した数の穴が開けられているのだ。改めてアンテナをマニュアルリセットし、パスコードを入力した結果ようやく通信装置はシャットダウンされた。
塔の攻略を終え、ロッジに戻る一行。スマイルはいつの間にか案内役のガラサから貰ったビールをあおっている。エイサイフィナ・ノットに報告を行って報酬を受け取り、休養しながらプライモラータの改修を行っていたステラリスだが、再び彼女に呼び出された。信号の送信先であるヒッブで異変が起こっているようだ。現在、ヒッブにはバントリッドたちが暮らしているようだが、信号が送信された日に地震が発生。その後、気温が上昇してきているという。ヒッブはリアヴァラの衛星のひとつであり荒涼とした寒冷な惑星だ。信号については気になっていたこともあり、アーバダー・コープから報酬を約束されたのも相まって依頼を受けることになった。
早速、ヒッブの情報をリサーチ。謎の悪臭がひどい、謎の砲撃地帯がある、超巨大なテラフォーミング装置が動き回っている…気を引き締める必要がありそうだ。ヒッブに住むバントリッドたちはパクトワールドに所属しているわけではないが、彼らの中にはアーバダー・コープと関わっている派閥がある。その拠点、スターウォードで情報を集めることになった。
飛行場に着陸後、シャトルで街中へ向かうステラリス。臭いと温度による影響を避けるため、早速イヴ船長がライフ・バブルを使用する。街にはバントリッドが生活しており、彼らに合わせた生活環境になっているようだ。二本の脚で歩く存在の方が珍しいようで、一行は注目を集めながら移動する。終点では、予め伝えられていたバントリッドの使者ウーソが出迎えてくれた。アクセサリーを身に着けたおしゃれなバントリッドで、歌うように声を伸ばして喋る。早速説明を受けるステラリス。ウーソの話では街の塔の地下にドアが発見されたが、中はかなり入り組んでいるようで調査は進んでいないらしい。イズギルの見解では、送られた信号によりこのヒッブが“起動”してしまったのが、気温の上昇に繋がっているのではないかとのことだ。
一行は塔の地下に案内してもらい、中を探索することになった。調査は翌日からということにして、街を歩きながらジェダラットでの出来事を話したり、歌が趣味だというウーソに円盤を渡すことも忘れない。
翌日塔の地下にあるドアを潜り、調査開始。広大な空間には似たような部屋がどこまでも連なり、探索は困難そうだ。手近な部屋にはコールドスリープに使用されたと思しきポッドが並んでいた。ジェダラットの遺跡と同じ技術体系のようで、中にはバントリッドが入っていたのだろう。イズギルの見解と合わせて考えるに、やはりこのヒッブがジェダラットの資料にあった「ワールドシード」なのだろうか。
その後、探索を進める一行だったがたちまち迷ってしまい、6時間あまりも彷徨う羽目になってしまう。さらに通りかかった部屋では生体に反応する危険なガスの漏出にも遭遇。これは素早く気づいたスマイルの対応によって無害化することができた。カラーナとスマイルの方向感覚は信用を失い、イズギルにバトンタッチ。技術的な視点から迷路を抜けようとするも、やはり失敗。さらに時間が経過し、侵入からとうとう12時間が経過してしまった。そろそろ休んだ方がいいと判断したステラリスは、無機質な部屋が並ぶ中で野営を行うのだった。
翌日もなかなか進めずにいたが、ようやく迷路のようなエリアを抜け出し、広大な空間に到着した。巨大なプラットホームのような場所から橋のように見える通路が伸び、その先には端末が見える。通路のはるか下には巨大な発光体が。青い炎のように見える発光体、これはパワーコアか…?端末に向かうステラリスだが何も仕掛けられていないはずもなく、足を踏み出したスマイルが不可視のトリップワイヤーを感知。無効化は可能だが、すぐ戻ってしまうようだ。そこで、イズギルがディメンジョン・ドアの呪文でカラーナとイヴ船長を伴い端末まで一気に移動し端末でワイヤーの無効化を図る。その間、スマイルが通路に残ってトラップの作動を妨害するという作戦に出る。
端末に到達したイズギルだが、端末はシヴの言語で操作しなければならない。コンプリヘンド・ランゲージズを使用して理解したうえでハッキングを試み、見事に成功して端末の制御が可能となった。スマイルも合流し、さらに先へ進むべく周囲を確認する。現在地のプラットフォームからさらに通路を延伸して進むことができそうだが、パワーコアが完全ではないためエネルギーが不足しているらしい。手持無沙汰なイヴ船長やカラーナが下を見ていると、はるか300ft下の床に誰かいるようだ。プラットフォームにはエレベーターも設置されており、下へ確認に行ってみることに。
巨大なパワーコアを横目に降りてみると、そこにいたのは探検用の装備を身に着けたバントリッドだった。ぼーっと直立しているが、どうやらパワーコアの光に見入っているようだ。話しかけると我にかえり、自身の名を「イズー」と名乗った。彼は探検家であり、塔の地下に入口が開いた際に入り込んだらしい。たった一人でここまでやってくるだけでも大したものだが、彼はこのパワーコアの技術を持ち帰りバントリッドのために役立てたいと思っているようだ。
同じように調査をしているステラリスとは目的が一致するため、協力することになった。しかし、彼についてイズギルはわずかな違和感を覚える。喋っている時の身体の動きが少ない気がするのだ。そんなことを思っていたイズギルもまた、めまいを覚えてパワーコアを見つめたまま少しの間停まってしまう。パワーコアには何か精神的な影響があるのだろうか。イズーも自分の意見を聞かせてくれるが、どうも危険を喜んでいるような節がある。
スマイルもまた奇妙な感覚を覚えつつ、船長の支援を受けてパワーコアを調整することに成功。上の端末に戻り、最後の障壁はパスコードだ。しばらく悩むものの、ジェダラットに残されていたメッセージといくつか発見した断片的なコードからを元にイズギルが推測し、ついに的中させることができた。端末からさらに先へ通路が伸び、閉ざされたドアも開き始めた。
警戒しながら進む一行。イズーは飛行の魔法が使えるようで、単身ドアへと飛んでいく。たどり着いた先は、ブリッジめいた場所だった。椅子が並んでいるが、形状からしてあきらかにヒューマノイド用ではない。そして、そこには2体のドローンが待ち構えていた…!
Devastation Ark 第5回 2026/3/22
硬質なボディに鋭い爪を備えたドローンがこちらに向く。尾のような器官は、先端が火器になっているようだ。無機質な存在であるドローンだが、こちらを排除しようという明確な意志を感じる。
「笑顔で握手ができるタイプじゃなさそうだ」呟くスマイルは戦闘開始と同時に肩のイオナイザーから射撃を行う。ドローンは尾から冷気のビームを乱射して反撃するも、フルオートは狙いが定まらず味方の被害はない。イズギルのアーキング・サージを追うようにイヴ船長から加速呪文で支援されたカラーナが接敵、しかし攻撃は全て弾かれてしまう。やはりかなり防御力が高いようだ。
ドローンたちはスマイルを集中攻撃! 鋭利な爪と冷気を帯びた射撃で大きなダメージを受けてしまう。イヴ船長がインフィニティ・ワールドで敵を攪乱し、イズギルはアーキング・サージをさらに叩き込んでいく。エネルギー攻撃が有利と見たカラーナも、スーパーノヴァで畳みかける。最終的に、イヴ船長の魔法とカラーナの斬撃によりドローンはその動きを止めた。
脅威を排除し、休憩しつつ部屋の探索を行うステラリス。コンソールに動力はきていないようだが、光を灯した席がある。マジックオフィサーの席のようだが、調べてみるとそこには古代の神格エロリトゥのシンボルが。シヴはエロリトゥを信仰していたのだろうか? 謎の多い神格だが、もしかしたらこれは大きな発見につながるかもしれない。戦闘に巻き込まれながらも無傷で切り抜けていたイズーのテンションも上がっているが、スマイルはその態度に妙な違和感を覚える。
コンソールを復旧させるためにさらに調べて回ると、スマイルがコンソール席の床下に収納部を発見。装備品をはじめ様々な物資を得ることができた。さらにフットロッカーやドローンの残骸からもアイテムを見つけた一行は、北の両開きドアから次のエリアに向かう。
ドアの間からは熱風が吹き出してくる。かなりの高温だ。我慢して覗き込んだスマイルは、レバーが隠されているのを発見する。操作すると床からコンソールがせり上がってきた。ライフバブルをかけているといっても命の危険を感じるほどの室温である。コンソールもシステムがダウンしており使えないようだ。手助けを申し出てくるイズーを尻目に、部屋の奥を調べてみることにするステラリス。サーバの後ろになにかいる…! 黒い頭部に白い身体を持つ人型のクリーチャー、ブリルヴァスはどうやらこちらを窺っていたらしい。スマイルの鋭敏な感覚で不意打ちを免れるも、電撃と火炎による攻撃は吸収されてしまう。冷気が効きやすいと知るや、オーバーロード・リアリティでポーラーボルテックスとインフィニティ・ワールドを連続発動するイヴ船長。大ダメージを受けたブリルヴァスはテレパシーで無音の悲鳴をあげる。
このまま押せるか? しかし、ブリルヴァスの混乱の呪文がステラリスを襲う。イヴ船長以外の3人は胡乱な状態になってしまい戦闘不能に…スマイルはいち早く元に戻ったが、イズギルとカラーナは支離滅裂な言葉を喋っている。イヴ船長の魔法によって一体を拘束するも、マインドスラストを放って応戦してくるブリルヴァス。スマイルの射撃でようやく一体を倒し、残るは一体。そこで、いまだ混乱状態のカラーナが吠える。「キエエエエ!成仏せい!」目を瞑ったまま、抜き打ちのソーラーウェポンがブリルヴァスを切り裂き、返す刀でもう一撃。ブリルヴァスはそのまま消滅する。敵は倒れた。しかしイズギルとカラーナは混乱したままだ。イズギルを攻撃し、部屋の外に誘導するスマイル。二人が外に出たのを確認し、ドアを閉めるイヴ船長。カラーナは危ないのでほったらかしだ。
やがて、混乱の効果が切れたのを見計らってドアを開ける。そこには触覚の先端まで真っ赤になったカラーナの姿があった。
イヴ船長の能力で高温対策をした一行はイズーを伴い再度部屋の中へ。一番奥には、ミイラ化したバントリッドの死体があった。かなり古いもののようだ。もしかしたら、ワールドシードに乗ってきたバントリッドなのかもしれない。同胞の死体を目にして「かわいそうに」と呟くイズー。彼らを悼んでいるようだが、その態度にイズギルは僅かな違和感を覚える。その後もちょくちょく手伝いを申し出てくるイズーだが、やんわりと断りつつ探索を続けていく。部屋の奥から取って返した一行、スマイルの援護を受けたイズギルが端末のハッキングに成功し、ようやく施設のアクセス権を得た。
端末を調べてみると、入ってきた塔は「ソーラーコレクター」となっている。太陽光からエネルギーを集める施設で、ヒッブ(=ワールドシード)上にかなりの数が存在するようだが、地表に突き出ているのは一部らしい。そして、確認できた範囲でパワーコアは3つ存在し、そのうちの1つ「量子パワーコア」だけがオンラインになっている。つい最近、ある座標から信号を受信した形跡がある…そう、ジェダラットだ。
そしてジェダラットからの信号を受信後、24時間ごとに決まった量子的座標へ向けて信号が送られている。送信先として表示されているのは「アーク・プライム」。それがどこにあるのかまでは突き止められなかったが、信号の内容は判明する。ヒッブ、すなわちこの星の座標を送っているのだ。
なんとなく嫌な予感に囚われつつも、さらに情報を集める。セキュリティの項目ではヒッブ(=ワールドシード)の構造を確認することができたが、内部はほとんどがオフラインの状態だ。端末から得られる情報を集め終え、施設を逆方向へと進むステラリス。相変わらずイズーは何かにつけて手助けを申し出てくる。
バントリッドのコンピュータールームも高温にさらされており、コンソールには小さな像が飾られている。調べてみると、コンピュータを扱ううえで助力を得られるアイテムであった。早速像の力を使ってハッキングに成功するイズギル。生命維持機能の項目を発見するが、現在の高温状態とは直接関係がないようだ。また、歴史についてのモジュールを発見するが、かなりの量があり普通に調べようとすれば相当な時間がかかってしまう。そこでキーワードによる検索をかけ、必要な情報を集めていく。ようやく集まった情報を整理すると、シヴは宿敵キシャリーとの戦いのなか、植民用の輸送船と偵察用の船を作っていたらしい。輸送船ワールドシードはやはり今いるヒッブのことであり、もう一隻がアーク・プライムのようだ。シヴを乗せたアーク・プライムが旅立った後、建造中のワールドシードではバントリッドの反乱が起こった。結果的にバントリッドたちはワールドシードでジェダラットを脱出することになったが(GM補足:ジェダラットで反乱が起こり、バントリッドが反応炉に破壊工作を行ったことで、ジェダラットに残っていた者の多くが命を落としましたが、一部のバントリッドはワールドシードで脱出に成功した、ということですね)、船の量子ドライヴが不安定だったため、記憶が消えるリスクを負いながらも休眠ポッドに入って凌ぐしかなかったのだろう。アーク・プライムがまだ残っているとして、ヒッブの座標が伝わったとしたらこちらにやってくることになるのだろうか…? 壮大な箱舟計画と、その予期せぬ結末を目にすることになったステラリスだが、まず眼前の問題としてヒッブの温度を下げなければならない。さっそく端末に向き合うイズギル。イヴ船長とスマイルの支援を受け、見事な手際でコンピューターのシャットダウンに成功、これで温度は下がってくるはずだ。
ブリッジでくつろいでいると、何やら音がする。そして姿を現したのは大型のドローン。先ほど倒したものに似た形状だが、ずっと大きく硬そうである。鎧のフォースフィールドを起動しつつドローンの脇を抜けるスマイルに攻撃がヒット。フィールドが瞬く間に消滅する。カラーナはステラーラッシュで突撃し一撃を浴びせるが、その後はなかなか攻撃が当たらず当たったとしても分厚い装甲に阻まれて決定打にならない。
どうやら電撃は通用するらしい。エネルギー攻撃を主軸に攻め立てるステラリス。どうやらシヴの警護用ロボットらしき敵はスマイルに猛攻を浴びせて追い詰める。そこへ横合いからイヴ船長のソウル・サージがクリーンヒット!ロボットがよろめく。さらに、カラーナのスーパーノヴァが炸裂。炎に包まれるロボット、やったか…?
しかし、炎の中から現れるロボット。凄まじい耐久力だ。その後もスマイルを殴りつけるロボットだったが、カラーナによる斬撃を受けついに動かなくなった。
強敵を退けて一息つくステラリスに、コアの調査を勧めてくるイズー。流石に不穏な態度だ。これまでも尻尾を出すような行動は取っていなかったものの、本当にバントリッドなのかだいぶ怪しい。その正体についてひそひそ話す一行についにしびれを切らしたのか、イズーがその本性を現した。
彼の正体はカディコダエモン。大規模な事故を引き起こす、強力な存在だ。ちなみに本名は「イズーヴナエル」で愛称がイズーらしい。彼の誘いに乗って手伝いの申し出を受け入れていたら、ワールドシードすなわちヒッブが壊滅の危機を迎えていたかもしれない。正体を現した以上、こちらを生かして帰すつもりはないだろう。戦闘に備えて構えるカラーナの腕に、イヴ船長の尻尾が絡む。一体なんのつもりか!? 振り向くカラーナの目に映ったのは、スマイル・イズギルの身体を掴みイズーを見据える船長であった。「御機嫌よう。きっちり報告しておくわ!」慌てるダエモンを置き去りに、船長が魔法のティアラを使ってプライモラータへテレポートする。
危機を逃れた一行はスターウォードに戻る。イズーのことを聞いたウーソは、早速指名手配の手続きをしてくれた。しかしとっくに逃げた後であり、偽装の得意なダエモンである。きっと潜伏してしまっただろう。これまでの経緯と入手した情報について説明すると、その発見はバントリッド達に驚きを持って伝わり(情報の受け取り方は派閥それぞれだったが)、ステラリスはバントリッドから英雄として称えられることになった。
その後、アーク・プライムについての不安もありながら休息したりライヴをしたりで10日ほどをヒッブで過ごしていたステラリスだったが、アブサロム・ステーションのカミュランより連絡が入る。どうやらヒッブの状況を知りたいようだ。報告を行うため、プライモラータはヒッブを立ちアブサロム・ステーションへと向かう。
最終更新:2026年04月29日 18:15