「“ほうれんそう”ってどういう意味かを知ってるかにゃー?」
「報告・連絡・相談の頭を取って並べた言葉、だと思う」
「聖杯さんだいせいかーい。物事を効率良く進める為の、基本中の基本だよー。世の中には大人の癖に報告一つマトモに出来ない、劣性遺伝子のお猿さんが多いけど」
「……」
「わたくしが羽根の魔法少女を率いてた頃にも、偶にそういう奴がいてねー。失敗するだけじゃなく、それを隠そうとするんだから。ああいうのと同じ空気を吸ってると、こっちまで脳細胞が腐っちゃうよー」
「それはそれは、灯花殿の苦労は察するに有り余ると言った所ですな。肝心な情報を伝えず腹に隠したままなど、とんだ困りものと言う他ありませぬぞ」
「うんうん、本当にそうだねー。今口に出したこと全部、鏡見ながらもう一回言えば?」
「報告・連絡・相談の頭を取って並べた言葉、だと思う」
「聖杯さんだいせいかーい。物事を効率良く進める為の、基本中の基本だよー。世の中には大人の癖に報告一つマトモに出来ない、劣性遺伝子のお猿さんが多いけど」
「……」
「わたくしが羽根の魔法少女を率いてた頃にも、偶にそういう奴がいてねー。失敗するだけじゃなく、それを隠そうとするんだから。ああいうのと同じ空気を吸ってると、こっちまで脳細胞が腐っちゃうよー」
「それはそれは、灯花殿の苦労は察するに有り余ると言った所ですな。肝心な情報を伝えず腹に隠したままなど、とんだ困りものと言う他ありませぬぞ」
「うんうん、本当にそうだねー。今口に出したこと全部、鏡見ながらもう一回言えば?」
だだっ広いばかりで、建造物はおろか植木の一本も見当たらない。
そこかしこに、爆撃を受けたかの痕を残すこの場所へ。
ほんの数時間前に学び舎が建っていたと、果たして何人が気付けるだろうか。
そこかしこに、爆撃を受けたかの痕を残すこの場所へ。
ほんの数時間前に学び舎が建っていたと、果たして何人が気付けるだろうか。
美遊との同盟が成立し、一同は来た道を逆戻り。
じゅうたんが発揮する速度は徒歩を優に超え、然程時間を掛けることなく到着。
タイムテレビを取り出すや、先程中断となった操作を実行。
首を傾げる一人と一本には、過去を映し出す道具と簡潔に伝えた。
興味深そうに眺める美遊達を横目に、画面上に闘争の記録が浮かび上がったのが今さっきのこと。
じゅうたんが発揮する速度は徒歩を優に超え、然程時間を掛けることなく到着。
タイムテレビを取り出すや、先程中断となった操作を実行。
首を傾げる一人と一本には、過去を映し出す道具と簡潔に伝えた。
興味深そうに眺める美遊達を横目に、画面上に闘争の記録が浮かび上がったのが今さっきのこと。
フェントホープを素材に造ったウワサで、好き放題に暴れる妖術師。
共に映像を見ている男が、何をしでかしたか詳細に知った時。
想像以上の悪辣さへ、美遊とサファイアの両名が警戒と嫌悪感を強めたのは言うまでもない。
あくまで精巧な模造品(コピー)、本人じゃないと理解はしているも。
後を託し笑顔で散った友を駒に扱われ、気分爽快になれる筈がないだろう。
当の本人はアルバムを捲るような気分で、「そんなこともありましたなぁ」と呑気に嘯いていたが。
共に映像を見ている男が、何をしでかしたか詳細に知った時。
想像以上の悪辣さへ、美遊とサファイアの両名が警戒と嫌悪感を強めたのは言うまでもない。
あくまで精巧な模造品(コピー)、本人じゃないと理解はしているも。
後を託し笑顔で散った友を駒に扱われ、気分爽快になれる筈がないだろう。
当の本人はアルバムを捲るような気分で、「そんなこともありましたなぁ」と呑気に嘯いていたが。
本題となるのは、リンボにとっても初見となる次の映像。
乱入を果たし、桜ノ館中学を地図から消した男。
星を狩る異星の怪物と、4人のプレイヤーによる死闘だった。
乱入を果たし、桜ノ館中学を地図から消した男。
星を狩る異星の怪物と、4人のプレイヤーによる死闘だった。
「聖杯さんのお友達がお姉さまと一緒だったとか、わたくし初耳なんだけど」
「私も今初めて知った。何でもっと早くに言わないの?」
「ンン、これは失敬。拙僧の口から語るより、映像を直に見て頂く方が良き“さぷらいず”になればと。拙僧なりの真心と思ってくだされ」
『……彼はいつもこうなのですか?』
「そうだよ」
「私も今初めて知った。何でもっと早くに言わないの?」
「ンン、これは失敬。拙僧の口から語るより、映像を直に見て頂く方が良き“さぷらいず”になればと。拙僧なりの真心と思ってくだされ」
『……彼はいつもこうなのですか?』
「そうだよ」
字面通りに受け取る者はおらず、貼り付けた胡散臭いの笑みの裏の性根を嫌でも察する。
息を吐くようにおちょくり、ライフワークの如く神経を逆撫でし掻き乱す。
1時間も一緒にいないが、僅かなやり取りで美遊達もコレがどういった男かを理解。
両目の据わった真顔で肯定を返す灯花の内心は、あえて詳しく掘り下げるまでもない。
息を吐くようにおちょくり、ライフワークの如く神経を逆撫でし掻き乱す。
1時間も一緒にいないが、僅かなやり取りで美遊達もコレがどういった男かを理解。
両目の据わった真顔で肯定を返す灯花の内心は、あえて詳しく掘り下げるまでもない。
「そう怒らずとも良いではありませぬか。記録を見る限り、いろは殿もいりや殿も無事生き延びた様子。手に汗握る、実に白熱した戦でしたなぁ」
軽い調子で追及を躱すリンボだが、タイムテレビを通じ見たのは生半可な争いに非ず。
桜ノ館中学校前に集まった参加者は、いずれも劣らぬ実力者。
元々の関わり、或いはデスゲームでの交戦経験で彼ら彼女らの強さは灯花達も知るところ。
そんなイリヤ達4人をして、終始圧倒されたのが此度の強敵。
規格外と呼ぶに相応しいエボルトの力には、さしもの灯花も表情に険しさが宿った。
桜ノ館中学校前に集まった参加者は、いずれも劣らぬ実力者。
元々の関わり、或いはデスゲームでの交戦経験で彼ら彼女らの強さは灯花達も知るところ。
そんなイリヤ達4人をして、終始圧倒されたのが此度の強敵。
規格外と呼ぶに相応しいエボルトの力には、さしもの灯花も表情に険しさが宿った。
「強いのは知ってたけど、でも……」
ここまでだとは、美遊にとっても予想外。
主催本部へ囚われていた際、モニター越しにエーデルフェルト邸での戦闘は確認出来た。
一度はイリヤ相手に打ち勝った魔女を、逆に仕留めた鮮血色の地球外生命体。
あの時でさえ並外れた強さだったが、今見たのはそれ以上に凶悪。
真紅の魔王といい、一体どれだけ怪物染みたプレイヤーが現れるのだろうか。
改めて優勝への険しい道のりに、軽く眩暈を覚える。
主催本部へ囚われていた際、モニター越しにエーデルフェルト邸での戦闘は確認出来た。
一度はイリヤ相手に打ち勝った魔女を、逆に仕留めた鮮血色の地球外生命体。
あの時でさえ並外れた強さだったが、今見たのはそれ以上に凶悪。
真紅の魔王といい、一体どれだけ怪物染みたプレイヤーが現れるのだろうか。
改めて優勝への険しい道のりに、軽く眩暈を覚える。
いろはとイリヤが散々痛め付けられ、血を吐き出す光景は。
介入不可能な過去と頭で分かっても尚、小さく悲鳴を漏らすのを抑えられなかった。
どうにか撤退に成功した時の安堵は、一言二言では到底済ませられない。
リンボの言に賛同するのは非常に癪だが、そこは朗報と言って良い。
介入不可能な過去と頭で分かっても尚、小さく悲鳴を漏らすのを抑えられなかった。
どうにか撤退に成功した時の安堵は、一言二言では到底済ませられない。
リンボの言に賛同するのは非常に癪だが、そこは朗報と言って良い。
「しかし『えぼると』なる化生の力もさることながら、黒死牟殿もこちらの予想を悉く外す御仁にあられますな。いろは殿の懇願を聞き届けた復活劇!大衆からの喝采間違い無しでしょう。灯花殿もしかとご覧に入れられましたかな?いろは殿の実に健気なお姿を!」
「舌を引っこ抜かれなきゃ黙ってられないの?」
「これは失礼、少々口が過ぎました」
「舌を引っこ抜かれなきゃ黙ってられないの?」
「これは失礼、少々口が過ぎました」
ペラペラと休む暇を知らず、減らず口を叩くのは今が初ではなくとも。
仕方ない奴だと、笑って受け流せるかは別の話。
表情を一切変えず、なれど煮え滾った殺意を瞳に宿し睨み付ければ。
向こうは大仰な動作で一礼、反省の心があるか否かは言うに及ばず。
傍らの美遊から、「わざと言ったなこいつ」と白い目をぶつけられても意に介さない。
仕方ない奴だと、笑って受け流せるかは別の話。
表情を一切変えず、なれど煮え滾った殺意を瞳に宿し睨み付ければ。
向こうは大仰な動作で一礼、反省の心があるか否かは言うに及ばず。
傍らの美遊から、「わざと言ったなこいつ」と白い目をぶつけられても意に介さない。
「まあそれはさておき。闘争の顛末が分かった事ですし、これからどう動くおつもりで?」
自分のせいで脱線しかけた話を戻し、率直に尋ねる。
タイムテレビの映像は見終わり、エリア内は桜ノ館中学校以外の目ぼしい施設も無い。
付け加えるなら、いろは達が去った方角も確認出来た。
急いで後を追いかける選択も、取れない訳じゃあない。が、
タイムテレビの映像は見終わり、エリア内は桜ノ館中学校以外の目ぼしい施設も無い。
付け加えるなら、いろは達が去った方角も確認出来た。
急いで後を追いかける選択も、取れない訳じゃあない。が、
「…………お姉さまをお迎えに行きたいけど、でもその前に――いい加減コレを外すのも考えないとねー」
指先でコツコツと叩くのは、参加者共通の悪趣味な装飾品。
黒死牟と千代田桃以外は未だ、ゲームマスターに命を握られた証。
随分と先延ばしになったが、首輪の解除を本格的に考える頃合いと灯花は見ている。
黒死牟と千代田桃以外は未だ、ゲームマスターに命を握られた証。
随分と先延ばしになったが、首輪の解除を本格的に考える頃合いと灯花は見ている。
「ンン、これはちと意外。灯花殿は是が非でもいろは殿の元へ馳せ参じるものとばかり」
「しょうがないでしょー?わたくしだって、お姉さまに早く会いたいんだからっ。でも、お姉さまの救済に必要なことも疎かに出来ないよー」
「しょうがないでしょー?わたくしだって、お姉さまに早く会いたいんだからっ。でも、お姉さまの救済に必要なことも疎かに出来ないよー」
唇を尖らせ不貞腐れた口調となるも、一刻も早くいろはを追い掛けたいのは否定しない。
では何故そうしないのかと言われれば、今しがたの映像が少なからず影響を及ぼしたが故だ。
元々マギウスとして高い実力を持ち、ゲームでは複数の支給品を取り込みより上位の強さを得たのは言うまでもない。
しかし現在の灯花から見ても、エボルトというプレイヤーは気を引き締めざるを得ない怪物。
自身が強さ“だけ”は認めている剣鬼やカレイドライナーをも、赤子の手を捻る如く一蹴した男だ。
いろはを取り返したとて、将来的にエボルトやそこも並び立つレベルの参加者とぶつかる可能性を考えた場合。
最低限、首輪を外し自身の力への制限を解かねば話にならない。
では何故そうしないのかと言われれば、今しがたの映像が少なからず影響を及ぼしたが故だ。
元々マギウスとして高い実力を持ち、ゲームでは複数の支給品を取り込みより上位の強さを得たのは言うまでもない。
しかし現在の灯花から見ても、エボルトというプレイヤーは気を引き締めざるを得ない怪物。
自身が強さ“だけ”は認めている剣鬼やカレイドライナーをも、赤子の手を捻る如く一蹴した男だ。
いろはを取り返したとて、将来的にエボルトやそこも並び立つレベルの参加者とぶつかる可能性を考えた場合。
最低限、首輪を外し自身の力への制限を解かねば話にならない。
第一灯花自身に優勝する気が皆無である以上、己といろはの首輪解除は必須。
自称神が付けた枷で、いろはの命が脅かされるなど以ての外。
自称神が付けた枷で、いろはの命が脅かされるなど以ての外。
何より、変わらず憎悪の対象である剣鬼が一足先に首輪を外したのも面白くない。
必ず殺す相手に、枷から解き放たれた点で有利に立たれた。
偶然が重なった結果だと割り切れるようなら、こうも嫉妬心に狂ってなどいないのだから。
必ず殺す相手に、枷から解き放たれた点で有利に立たれた。
偶然が重なった結果だと割り切れるようなら、こうも嫉妬心に狂ってなどいないのだから。
ついでに言うと、いろは達が去った方角こそ分かったが具体的にどのエリアまで行ったかは不明。
エボルトの追撃を躱す為に、背に乗った大蛇を全速力で飛ばしたのだ。
確実に見付けられる保障はなく、下手をすれば見当違いのエリアを捜索し時間をドブに捨てないとも言い切れない。
幸い、件のエボルトはいろは達と異なる方へと去った。
即座に再戦勃発とはならない筈。
エボルトの追撃を躱す為に、背に乗った大蛇を全速力で飛ばしたのだ。
確実に見付けられる保障はなく、下手をすれば見当違いのエリアを捜索し時間をドブに捨てないとも言い切れない。
幸い、件のエボルトはいろは達と異なる方へと去った。
即座に再戦勃発とはならない筈。
「聖杯さんはどうするの?どうしてもお友達を追い掛けたいって思ってる?」
「…………私も、それでいい」
「…………私も、それでいい」
感情を面に出さないよう努め、平坦な声色で賛成を返す。
正直に言って、灯花がいろは達の後を追うと言い出さなくて安堵している。
イリヤとの再会を望む想いがある一方で、会う事に激しい躊躇を抱くのもまた事実。
風への復讐を、士郎を生き返らせたい欲望を。
もしもイリヤに直接反対されれば、否定されてしまったら。
その時自分がどうなるかさえ、まるで分からない。
正直に言って、灯花がいろは達の後を追うと言い出さなくて安堵している。
イリヤとの再会を望む想いがある一方で、会う事に激しい躊躇を抱くのもまた事実。
風への復讐を、士郎を生き返らせたい欲望を。
もしもイリヤに直接反対されれば、否定されてしまったら。
その時自分がどうなるかさえ、まるで分からない。
「あっそ、じゃあ決まりー」
複雑極まる内心に露程も興味を抱かず、反対しなければそれで良しと灯花の反応はあっさりしたもの。
ズケズケと立ち入らないという意味では、美遊からしても有難いが。
ズケズケと立ち入らないという意味では、美遊からしても有難いが。
「ではでは、一先ずの方針が決まったようで。殺風景な戦場跡で立ち話するより、腰を下ろし茶をしばく場へ赴くと致しましょう」
じゅうたんに乗り美遊の魔力を辿る最中、遠目に民家と異なる建造物を見付けたのがついさっきのこと。
フェントホープのように、参加者の益となる施設なら寄って損もあるまい。
行き先が決まったなら、留まり談話で時間を貪る意味も無し。
再びじゅうたんへ座り込むや飛び去り、後には寂れたエリアを風が虚しく吹き抜けるだけだった。
フェントホープのように、参加者の益となる施設なら寄って損もあるまい。
行き先が決まったなら、留まり談話で時間を貪る意味も無し。
再びじゅうたんへ座り込むや飛び去り、後には寂れたエリアを風が虚しく吹き抜けるだけだった。
◆◆◆
現在位置から南西に下った先、C-1エリアに聳え立つ施設。
仮面ライダーゴーストこと天空寺タケルの実家、大天空寺に一同は到着。
凡そ十数時間前に訪れた二人組によって、数体のスマッシュが配置されてはいたが。
参加者全体を見ても、灯花達は上位に食い込む戦力の持ち主。
微塵も怯まずに殲滅、悠々と足を踏み入れ向かったのは地下深く。
それぞれ魔力探知に優れている為、自分達の足元より何らかの力を感じ取ったのだ。
仮面ライダーゴーストこと天空寺タケルの実家、大天空寺に一同は到着。
凡そ十数時間前に訪れた二人組によって、数体のスマッシュが配置されてはいたが。
参加者全体を見ても、灯花達は上位に食い込む戦力の持ち主。
微塵も怯まずに殲滅、悠々と足を踏み入れ向かったのは地下深く。
それぞれ魔力探知に優れている為、自分達の足元より何らかの力を感じ取ったのだ。
「ンンン、どうやら一足遅かったようで」
白い花が浮かぶ泉に、本来あるべき石碑(モノリス)は影も形も見当たらない。
特定のアイテムを所持した者だけに許された、一度限りの願望成就。
深海マコトらが訪れた際に、グレートアイは役目を果たし終え消滅。
残されたのは泉の周辺に漂う、眼魔界の神の残滓のみ。
特定のアイテムを所持した者だけに許された、一度限りの願望成就。
深海マコトらが訪れた際に、グレートアイは役目を果たし終え消滅。
残されたのは泉の周辺に漂う、眼魔界の神の残滓のみ。
「いーよ別に。使える物はまだあるもん」
大天空寺の地下で、具体的にどのようなイベントが起こる筈だったか。
既に終わった後なら灯花の関心は引かず、意識が向かう先は分かり易く置かれた工具一式。
元々は月村アカリの研究所(ラボ)として使われた空間故に、細かな設備も再現されてあった。
桐生戦兎が首輪解除に最適の場と見たのは、何も間違いじゃない。
同じく技術力に秀でた参加者、灯花もここの有用性を認めている。
既に終わった後なら灯花の関心は引かず、意識が向かう先は分かり易く置かれた工具一式。
元々は月村アカリの研究所(ラボ)として使われた空間故に、細かな設備も再現されてあった。
桐生戦兎が首輪解除に最適の場と見たのは、何も間違いじゃない。
同じく技術力に秀でた参加者、灯花もここの有用性を認めている。
「じゃー早速始めるから、邪魔せず見学でもしててねー」
同行者達の返事を待たず、機材に囲まれたスペースへ座り込む。
ノートPCこそ持ち出されたが、問題無しだ。
プログライズキーを引き抜くや、ドライバーへ装填。
エーデルフェルト邸での戦闘時と同じ姿に変身、レオタード状のボディスーツに覆われる。
但し今回は首輪の解析が目的だ、流体金属の操作で頭部パーツを展開。
左右それぞれ異なる形状の視覚装置を形成し、準備完了。
ノートPCこそ持ち出されたが、問題無しだ。
プログライズキーを引き抜くや、ドライバーへ装填。
エーデルフェルト邸での戦闘時と同じ姿に変身、レオタード状のボディスーツに覆われる。
但し今回は首輪の解析が目的だ、流体金属の操作で頭部パーツを展開。
左右それぞれ異なる形状の視覚装置を形成し、準備完了。
生かす価値無しと見なし、灯花の最初の犠牲者となった少女。
桜田ネネの首輪を机に置き、右目側の装置がサーモグラフィーを起動。
左目側で情報を内部データに収集しつつ、工具を手に取る。
繋ぎ目部分に引っ掛けカバーを外せば、複雑に絡み合ったコードや部品が露わに。
桜田ネネの首輪を机に置き、右目側の装置がサーモグラフィーを起動。
左目側で情報を内部データに収集しつつ、工具を手に取る。
繋ぎ目部分に引っ掛けカバーを外せば、複雑に絡み合ったコードや部品が露わに。
「ふーん……こういう仕組みか……」
素人には未知の構造に映り、一体どこから手を付けるべきか見当も付かないだろう。
脱出不可能な迷路を前にしたように、途方に暮れ眺める事しか出来ない。
脱出不可能な迷路を前にしたように、途方に暮れ眺める事しか出来ない。
尤も、その枠に当て嵌まらないのが灯花だ。
両目の装置を稼働させながら、分解作業へ躊躇なく移行。
ボルトを緩め部品を取り外し、コードを一本ずつ切っていく。
動かす手には澱みがない、だが相応に集中しているのも確か。
この時ばかりはリンボも口を閉じ、同じく無言の美遊と並んで作業を見守る。
両目の装置を稼働させながら、分解作業へ躊躇なく移行。
ボルトを緩め部品を取り外し、コードを一本ずつ切っていく。
動かす手には澱みがない、だが相応に集中しているのも確か。
この時ばかりはリンボも口を閉じ、同じく無言の美遊と並んで作業を見守る。
気付けばあれだけ大量にあったコードは、片手で数えられるまでに減った。
内の一本、血を落したかの色をニッパーで挟み、
内の一本、血を落したかの色をニッパーで挟み、
「………………」
ピタリと、そこで初めて灯花の動きが停止した。
持ち手部分へほんの少し力を籠めれば終える、しかしその工程に出る様子がない。
視覚装置越しにコードと、先端に繋がれた箇所を見比べる。
持ち手部分へほんの少し力を籠めれば終える、しかしその工程に出る様子がない。
視覚装置越しにコードと、先端に繋がれた箇所を見比べる。
「あー…………はいはい、そういうことね。妙に簡単だって思ったけど、確かにこれはわたくしだけじゃ……でも解除可能って仄めかしてるなら……」
誰かに向けてではなく、自分の中で考えを纏める為の呟き。
導き出された結論へ、ブツブツと小声を漏らし続けること十数秒。
ややあって作業を再開、但しこのままコードを切るのとは違う。
流体金属が幼い肢体を包み込み、姿が一変。
全身をくまなく装甲やスーツで覆い隠し、頭部にもフルフェイスのマスクを装着。
一切地肌を見せない、アークワン本来の外見となり改めて切断。
導き出された結論へ、ブツブツと小声を漏らし続けること十数秒。
ややあって作業を再開、但しこのままコードを切るのとは違う。
流体金属が幼い肢体を包み込み、姿が一変。
全身をくまなく装甲やスーツで覆い隠し、頭部にもフルフェイスのマスクを装着。
一切地肌を見せない、アークワン本来の外見となり改めて切断。
カシャンという音が首輪から発せられ、思わず身構える美遊だが爆発は起きない。
説明を求め灯花を見やるも、向こうの視線は首輪に固定中。
20秒にも満たぬ内に変身を解除、ケロッとした顔でようやっとこちらへ振り返った。
説明を求め灯花を見やるも、向こうの視線は首輪に固定中。
20秒にも満たぬ内に変身を解除、ケロッとした顔でようやっとこちらへ振り返った。
「一仕事終わったし、脳にエネルギー補給の時間だにゃー」
○
ふわふわと舌触りの良い生地に、たっぷりのチョコソースを絡める。
生クリームと溶け合い、加減を一つ間違えればドギツイ甘さとなるが。
いがみ合わず見事に調和、思わず表情も綻ぶ美味を堪能。
顔も名前も知らないが、作り手は悪くない腕の持ち主らしい。
上機嫌でドリンクの入った容器を手に取り、瞬く間に唇を尖らせた。
生クリームと溶け合い、加減を一つ間違えればドギツイ甘さとなるが。
いがみ合わず見事に調和、思わず表情も綻ぶ美味を堪能。
顔も名前も知らないが、作り手は悪くない腕の持ち主らしい。
上機嫌でドリンクの入った容器を手に取り、瞬く間に唇を尖らせた。
「普通こういう時って、紅茶を用意するのが常識でしょー?こんな年寄りくさいのを出すとか……」
「ンン、申し訳ありませぬ。何せこの場は由緒正しき寺院故に、そういった“はいから”な類は置いておりませんでした」
「ンン、申し訳ありませぬ。何せこの場は由緒正しき寺院故に、そういった“はいから”な類は置いておりませんでした」
不満気にぶー垂れる灯花も何のその、涼しい顔でリンボは湯呑に口を付けた。
最高級とは到底言えぬが、ペットボトルで売られてるのとはグレードが違う。
苦みの中に仄かな甘み、喉奥に流し込まれる熱い茶を啜る。
洋菓子と緑茶の組み合わせの是非はともかく、茶請け代わりにシュークリームケーキをフォークで一刺し。
がつがつ貪る食べ方とは正反対、優雅さの漂う動作で口へ運んだ。
相も変わらず、黙っていれば顔とスタイルの良さで様になる。
スーツを着てホストの真似事でもすれば、頭の弱い黒羽根達は呆気なく轟沈するんじゃなかろうか。
自分でもつまらないと思うものを頭に浮かべ、灯花の視線はもう一人へ。
最高級とは到底言えぬが、ペットボトルで売られてるのとはグレードが違う。
苦みの中に仄かな甘み、喉奥に流し込まれる熱い茶を啜る。
洋菓子と緑茶の組み合わせの是非はともかく、茶請け代わりにシュークリームケーキをフォークで一刺し。
がつがつ貪る食べ方とは正反対、優雅さの漂う動作で口へ運んだ。
相も変わらず、黙っていれば顔とスタイルの良さで様になる。
スーツを着てホストの真似事でもすれば、頭の弱い黒羽根達は呆気なく轟沈するんじゃなかろうか。
自分でもつまらないと思うものを頭に浮かべ、灯花の視線はもう一人へ。
「……」
目の前に置かれた菓子と茶に、一切手を付けず座り込んだまま。
毒でも入ってると警戒中、若しくは早く本題に入れと無言の圧力か。
緊張感を保ち、黙りこくった美遊をこれみよがしに鼻で笑う。
毒でも入ってると警戒中、若しくは早く本題に入れと無言の圧力か。
緊張感を保ち、黙りこくった美遊をこれみよがしに鼻で笑う。
「出されたお菓子くらい素直に食べたら?それともー、聖杯さんは食器の使い方も教わらず生きて来たのかにゃー?」
「……食べたいなんて言ってない。良いから早く、首輪を調べて分かったことを教えて」
「食べれば始めるよ。聞かなくもいいんだったら、ずーっとそうやってれば?」
「……食べたいなんて言ってない。良いから早く、首輪を調べて分かったことを教えて」
「食べれば始めるよ。聞かなくもいいんだったら、ずーっとそうやってれば?」
息を吐くように挑発をぶつけ、神経を逆撫でする言動に。
当たり前だが愉快になれる筈も無く、美遊の瞳は自然と鋭さを増す。
友好的の正反対、火花を散らし合うも埒が明かないと理解したのか。
フォークを手に取り、顰めた顔で租借。
蚊の鳴くような声で「いただきます」と言ったのは、根の真面目さが滲み出ていた。
当たり前だが愉快になれる筈も無く、美遊の瞳は自然と鋭さを増す。
友好的の正反対、火花を散らし合うも埒が明かないと理解したのか。
フォークを手に取り、顰めた顔で租借。
蚊の鳴くような声で「いただきます」と言ったのは、根の真面目さが滲み出ていた。
暫しの間、三人による言葉無きティータイムが続く。
フォークが皿に擦れ、茶を冷ましながら飲む音のみが聞こえる中。
頃合いを見計らい、先程解体した首輪を見える位置に置く。
フォークが皿に擦れ、茶を冷ましながら飲む音のみが聞こえる中。
頃合いを見計らい、先程解体した首輪を見える位置に置く。
「結論から言っちゃうと、首輪を解除するだけなら難しくないよ。それなりに手の込んだ作りだけど、わたくしに言わせれば子供騙しだねー」
運営との直接対決を、クリア条件の一つに提示してあるのなら。
必然的に、首輪は解除可能な作りになっている。
内部構造は単純ではないが、逆に言うとそれだけだ。
部品の解体やコードを切る手順さえ間違えなければ、解除は問題無く行える。
不動遊星や司波達也、既に脱落者となった桐生戦兎も同じ結論に至っただろう。
必然的に、首輪は解除可能な作りになっている。
内部構造は単純ではないが、逆に言うとそれだけだ。
部品の解体やコードを切る手順さえ間違えなければ、解除は問題無く行える。
不動遊星や司波達也、既に脱落者となった桐生戦兎も同じ結論に至っただろう。
但し、話はこれで終わりじゃあない。
「爆薬が仕込んであるのはこの部分。他より大きいから分かり易いでしょ?」
「ふむ?拙僧はこういった絡繰の豊富な知識を持っていませぬが……これ一つで、我らの頭を砕いた西瓜の如く吹き飛ばせると?」
「そーだね。人間一人だけなら、この分の爆薬で殺せるね」
「ふむ?拙僧はこういった絡繰の豊富な知識を持っていませぬが……これ一つで、我らの頭を砕いた西瓜の如く吹き飛ばせると?」
「そーだね。人間一人だけなら、この分の爆薬で殺せるね」
本田ヒロトやアユミの例があるだけに、首輪に爆弾が仕掛けられている点を今更疑いはしない。
しかし爆弾で死ぬ“程度”の参加者以外には、何ら抑止力になり得ない。
オーバーロードインベス、ブラッド族、鬼、ジョーカー。
会場には人間を超越した生命力の持ち主が、未だ複数人健在。
そういった者達からすれば、首輪に収まるサイズの爆弾なぞ恐れるに足りないだろうに。
リンボが訝しく問うのも当然だが、返す答えはもう持っている。
しかし爆弾で死ぬ“程度”の参加者以外には、何ら抑止力になり得ない。
オーバーロードインベス、ブラッド族、鬼、ジョーカー。
会場には人間を超越した生命力の持ち主が、未だ複数人健在。
そういった者達からすれば、首輪に収まるサイズの爆弾なぞ恐れるに足りないだろうに。
リンボが訝しく問うのも当然だが、返す答えはもう持っている。
「爆弾の横にある、このケースみたいなやつ。今はもう空っぽだけどー、中身はデータ……ううん、コンピューターウイルスに近いかな」
「どうして首輪の中にそんなものが……?」
「このウイルスが害を及ぼすのはネットワークだけじゃない、生物にも有毒だからだよー」
「どうして首輪の中にそんなものが……?」
「このウイルスが害を及ぼすのはネットワークだけじゃない、生物にも有毒だからだよー」
PCに感染しデータの破損を引き起こす、IT社会における害悪の象徴。
何故それがプレイヤーの首輪に仕込まれていたのか。
ウイルスの特性を聞き、ハッとしたようにサファイアが身を震わせる。
何故それがプレイヤーの首輪に仕込まれていたのか。
ウイルスの特性を聞き、ハッとしたようにサファイアが身を震わせる。
『参加者の力を抑制しているのが、灯花様の仰ったウイルスですか……?』
「多分そうだろうね。爆弾で死なないなら、死ぬくらいに弱くしてるってとこかにゃー」
「多分そうだろうね。爆弾で死なないなら、死ぬくらいに弱くしてるってとこかにゃー」
もし仮に、この場に宝生永夢か花家大我が同席していたなら。
特に前者は自身の立てた仮説に、確信を抱いたろう。
レベル0の仮面ライダーゲンムと同じ、或いは改良を施したバグスターウイルスのプログラムを使い。
プレイヤー間に公平を期す為、個々の能力を抑制してあると。
特に前者は自身の立てた仮説に、確信を抱いたろう。
レベル0の仮面ライダーゲンムと同じ、或いは改良を施したバグスターウイルスのプログラムを使い。
プレイヤー間に公平を期す為、個々の能力を抑制してあると。
「でも首輪の解除は出来るんでしょ?なら……」
「問題はそこ、そこが一番めんどくさい所なんだよねー」
「問題はそこ、そこが一番めんどくさい所なんだよねー」
首輪そのものを外してしまえば、能力の抑制からも解き放たれる。
尤もな意見だが、話はまだ終わっていない。
むしろ、ここからが本題と言っても過言ではなかった。
フォーク片手にケーキを口に運びつつ、空いた左手でコツコツと首輪内部を叩く。
尤もな意見だが、話はまだ終わっていない。
むしろ、ここからが本題と言っても過言ではなかった。
フォーク片手にケーキを口に運びつつ、空いた左手でコツコツと首輪内部を叩く。
「爆弾がある部分と、ウイルスが入ってたここ。もう切っちゃったけど、二つの間にコードが一本あったんだけどね?解除するにはそのコードを絶対に切らないとだめ」
「絶対……」
「そっ。もう一個言うと、コードの切断と連動してウイルスがばら撒かれるようプログラムされてるにゃー」
「っ!?」
「絶対……」
「そっ。もう一個言うと、コードの切断と連動してウイルスがばら撒かれるようプログラムされてるにゃー」
「っ!?」
分かり易いくらいに驚愕を貼り付けた美遊を、嗤うでも呆れるでもなく。
いらぬ手間を増やす、姿を見せないゲームマスターへの苛立ちを籠め。
ハッピーバースデーと綴られたチョコレートが、噛み砕かれる。
いらぬ手間を増やす、姿を見せないゲームマスターへの苛立ちを籠め。
ハッピーバースデーと綴られたチョコレートが、噛み砕かれる。
「な・る・ほ・ど、成程成程。因みに爆発を何らかの方法で耐えた場合、毒も同様に凌げますかな?」
「無理だね。爆発と同じタイミングでウイルスが流れ込んで、どの道ゲームオーバー確定だよ」
『仮にウイルスが流し込まれた場合、どのような影響が出るとお考えですか?』
「さぁ?わたくしも初めて見るし何とも言えないけど。まーでも、長く生きられる確率は低いよねー」
「無理だね。爆発と同じタイミングでウイルスが流れ込んで、どの道ゲームオーバー確定だよ」
『仮にウイルスが流し込まれた場合、どのような影響が出るとお考えですか?』
「さぁ?わたくしも初めて見るし何とも言えないけど。まーでも、長く生きられる確率は低いよねー」
機械技術に秀でた参加者さえいれば、首輪は簡単に外せる。
などと、その程度の難易度で満足する檀黎斗に非ず。
首輪を解体可能な人材以外に、ウイルスの解毒方法も用意せねば。
完全な意味で、枷から解き放たれるのは不可能。
例外は首輪に一切手を付けず、偶発的に肉体より遠ざけた黒死牟くらいのものだ。
などと、その程度の難易度で満足する檀黎斗に非ず。
首輪を解体可能な人材以外に、ウイルスの解毒方法も用意せねば。
完全な意味で、枷から解き放たれるのは不可能。
例外は首輪に一切手を付けず、偶発的に肉体より遠ざけた黒死牟くらいのものだ。
「……今すぐに外せないのは分かった。それで、解決策は考えてあるの?」
「まーねー。このウイルスが自称神様と関係がある、って前提が正しければになるけど――」
「まーねー。このウイルスが自称神様と関係がある、って前提が正しければになるけど――」
第一候補に、ウイルスと同様のプログラムを利用した道具の入手。
第二候補に、ウイルスに関する詳細な知識を持つプレイヤーとの接触。
第二候補に、ウイルスに関する詳細な知識を持つプレイヤーとの接触。
前者は、放送で黎斗が使っていた変身ツール。
アレと同種の物が手に入り、尚且つ灯花の予想が正しければ。
アークドライバーワンのラーニング機能で、データを丸ごと抜き取れる。
更に言うと、灯花には一つ思い当たる物があった。
聖都大学附属病院での戦闘時にいろはが使い、放送前の一戦では自分に楯突いた存在。
ポッピーと呼ばれた女が変身へ用いる、持ち手の付いたカセットらしきアイテム。
黎斗が持つ物のようにゴテゴテしたデザインでなくとも、共通する箇所は見受けられた。
あの道具、若しくはポッピー本人を確保すればウイルス除去に近付けるかもしれない。
アレと同種の物が手に入り、尚且つ灯花の予想が正しければ。
アークドライバーワンのラーニング機能で、データを丸ごと抜き取れる。
更に言うと、灯花には一つ思い当たる物があった。
聖都大学附属病院での戦闘時にいろはが使い、放送前の一戦では自分に楯突いた存在。
ポッピーと呼ばれた女が変身へ用いる、持ち手の付いたカセットらしきアイテム。
黎斗が持つ物のようにゴテゴテしたデザインでなくとも、共通する箇所は見受けられた。
あの道具、若しくはポッピー本人を確保すればウイルス除去に近付けるかもしれない。
後者の場合、一回目の定時放送での黎斗の様子がヒントとなった。
脱落者を発表する際、宝生永夢なる者の名を口にする時だけどこか感情を滲ませていたのは覚えている。
察するに、永夢は元々黎斗の関係者だった可能性は低くない。
となれば名簿上で隣に記載された人物、花家大我も黎斗と何らかの因縁を持つプレイヤーではなかろうか。
確たる証拠はないが、闇雲に探し回るよりはまだ説得力がある。
脱落者を発表する際、宝生永夢なる者の名を口にする時だけどこか感情を滲ませていたのは覚えている。
察するに、永夢は元々黎斗の関係者だった可能性は低くない。
となれば名簿上で隣に記載された人物、花家大我も黎斗と何らかの因縁を持つプレイヤーではなかろうか。
確たる証拠はないが、闇雲に探し回るよりはまだ説得力がある。
『灯花様、私の方から一つ宜しいですか?』
「なーにー?」
『灯花様の言う方々の現在位置が不明な以上、ここは別れて探索に動く方が効率的かと』
「なーにー?」
『灯花様の言う方々の現在位置が不明な以上、ここは別れて探索に動く方が効率的かと』
桜ノ館中学校での戦闘を移した映像で、万丈がポッピーの入ったデバイスを取り出す瞬間は一度もなかった。
エボルト程の強敵を相手取るなら、いろはへ再変身を促すくらいはあっておかしくないだろうに。
ということはポッピーは現在、万丈ではなくあの時逃げたもう一人の男。
天津の手にあると見て良いだろう。
滅を始末し早数時間、具体的に何処へ行ったかは知る由もない。
そう考えると、確かに固まって動いても時間のロスに繋がる。
エボルト程の強敵を相手取るなら、いろはへ再変身を促すくらいはあっておかしくないだろうに。
ということはポッピーは現在、万丈ではなくあの時逃げたもう一人の男。
天津の手にあると見て良いだろう。
滅を始末し早数時間、具体的に何処へ行ったかは知る由もない。
そう考えると、確かに固まって動いても時間のロスに繋がる。
「ンンン、健気ですなぁ。一介の術具でありながら、主の為に身を砕くその忠誠心!打算でしか動けぬどこぞの人間にも、見習わせたいものです」
『……何の話か分かりかねますが』
『……何の話か分かりかねますが』
わざとらしく手を叩き称賛を投げるも、そこに敬意など有りはしない。
リンボ達から離れる為の口実を手に入れ、少しでも美遊に悪影響が及ばないよう遠ざける。
サファイアの狙いには気付いており、されど引き留めるでもない。
リンボ達から離れる為の口実を手に入れ、少しでも美遊に悪影響が及ばないよう遠ざける。
サファイアの狙いには気付いており、されど引き留めるでもない。
「良いんじゃない?聖杯さんだって簡単なおつかいくらいは出来るでしょ?あっ、ついでに役に立たない参加者がいたら掃除よろしくー」
「…………私が、このまま戻らないとかは考えないの?」
「…………私が、このまま戻らないとかは考えないの?」
やけにあっさりと承諾され、逆に美遊の方が訝しく問う。
相棒の気遣いを噛み締めつつも、向こうが素直に頷くかは別。
ポッピーを確保しても二人の元へは戻らず、真っ当に運営へ抗う一団に託す。
或いはこの機にそういったプレイヤーへ寝返る等々、裏切りの可能性は灯花達だって考えつく筈。
相棒の気遣いを噛み締めつつも、向こうが素直に頷くかは別。
ポッピーを確保しても二人の元へは戻らず、真っ当に運営へ抗う一団に託す。
或いはこの機にそういったプレイヤーへ寝返る等々、裏切りの可能性は灯花達だって考えつく筈。
「美遊殿がどうしても拙僧らと共には往けないと仰るのであらば、そこは致し方なしと。ンン、誰と組むかも貴女の自由ですので」
「…………」
「例えば――風殿を手に掛けず、あまつさえ遊戯盤の主へ歯向かう一団に引き入れんとする者。だとか」
「――っ」
「…………」
「例えば――風殿を手に掛けず、あまつさえ遊戯盤の主へ歯向かう一団に引き入れんとする者。だとか」
「――っ」
出された名前に顔を強張らせ、噛んだ奥歯が軋みを上げた。
「生憎とその風殿本人を見ておりませぬ故、何を背負っておいでかは皆目見当も付きませぬ。ですがもし反省や後悔を白々しく連ね、厚顔にもいりや殿らと手を取り合う事にでもなれば……果たして美遊殿は受け入れられますかな?」
「それ、は……」
「念の為に言っておきますが、拙僧らはあくまで美遊殿の自由を尊重します故。復讐に身を焦がしたいのなら、妨害など以ての外。灯花殿もそうお思いでしょう?」
「だからー、わたくしの邪魔さえしないならどーでもいいってば」
「それ、は……」
「念の為に言っておきますが、拙僧らはあくまで美遊殿の自由を尊重します故。復讐に身を焦がしたいのなら、妨害など以ての外。灯花殿もそうお思いでしょう?」
「だからー、わたくしの邪魔さえしないならどーでもいいってば」
一度参加者を襲った件を加味し、尚も美遊の事情を汲み仲間だと受け入れる。
そういった善良な者達と、この先出会えたとして。
断じて譲れない風への復讐を、間違ってるだとか兄はそんなもの望んでないだとか。
知った顔で説得しようと試みられた時、素直に耳を傾けるか否か。
そういった善良な者達と、この先出会えたとして。
断じて譲れない風への復讐を、間違ってるだとか兄はそんなもの望んでないだとか。
知った顔で説得しようと試みられた時、素直に耳を傾けるか否か。
後者に決まっているだろう。
士郎を裏切り背後から刺し殺し、あまつさえ屍をも使い捨ての道具に変えたあの女が。
我が物顔でイリヤ達の仲間になるなど、誰が納得出来るものか。
本気で後悔してるだとか、そんな理由で兄を奪われた事実を軽々しく扱えるわけがない。
士郎を裏切り背後から刺し殺し、あまつさえ屍をも使い捨ての道具に変えたあの女が。
我が物顔でイリヤ達の仲間になるなど、誰が納得出来るものか。
本気で後悔してるだとか、そんな理由で兄を奪われた事実を軽々しく扱えるわけがない。
「それにさー、大好きなお兄さまが死んだんでしょ?やった奴を殺したいって思って、それの何が悪いの?」
「えっ……?」
「えっ……?」
心底不思議そうに首を傾げる灯花に、珍しく挑発や見下す意図はなく。
純粋な疑問を、垂れ下がった幼い瞳に宿す。
純粋な疑問を、垂れ下がった幼い瞳に宿す。
同情の類に非ず、口先三寸のおべっかでもない。
血の繋がりはなくとも、まるで本当の妹のように愛をくれた姉を害する連中や。
己から奪う剣鬼へ、憎悪を燃やす灯花だからこそ。
美遊が抱く復讐心を、至極当然だと肯定してみせた。
血の繋がりはなくとも、まるで本当の妹のように愛をくれた姉を害する連中や。
己から奪う剣鬼へ、憎悪を燃やす灯花だからこそ。
美遊が抱く復讐心を、至極当然だと肯定してみせた。
「お兄さまもお友達も大事なんだったら、もっと我儘になれば?」
「………………」
「………………」
返す言葉に詰まる美遊を見つめるも、ややあって灯花の方から視線を外す。
自分の言いたい事は言った、向こうがだんまりを貫くなら別に構わない。
早々に興味が失せた相手と違い、美遊は瞳を揺らし立ち尽くす。
様子を見兼ねたサファイアに声を掛けられるまで、己がどんな顔をしていたかにも気付けなかった。
自分の言いたい事は言った、向こうがだんまりを貫くなら別に構わない。
早々に興味が失せた相手と違い、美遊は瞳を揺らし立ち尽くす。
様子を見兼ねたサファイアに声を掛けられるまで、己がどんな顔をしていたかにも気付けなかった。
○
地上へ上がったその足で、大天空寺を去る。
浮遊するや、文字通り宙を泳ぐように移動開始。
戦闘力と機動力に優れた美遊なら、参加者の捜索に持って来いだ。
浮遊するや、文字通り宙を泳ぐように移動開始。
戦闘力と機動力に優れた美遊なら、参加者の捜索に持って来いだ。
「サファイア、参加者を見付けたらすぐに教えて」
『……美遊様は、灯花様達の言う方々の確保に動くおつもりですか?』
「首輪を外せるなら、私にとっても悪い話じゃない。私は私で、灯花達を利用するだけだよ」
『……美遊様は、灯花様達の言う方々の確保に動くおつもりですか?』
「首輪を外せるなら、私にとっても悪い話じゃない。私は私で、灯花達を利用するだけだよ」
運営の打倒を掲げるプレイヤーにとって、首輪解除は必須であるが。
殺し合いに乗った参加者が首輪を外してはならないと、黎斗は一言も口にしていない。
深く考えずとも、枷から解き放たれるメリットは大きい。
制限とおさらばし、今以上の力を行使可能になり。
禁止エリアにも自由に出入りして、敵対する参加者の追撃をやり過ごせる。
殺し合いに乗った参加者が首輪を外してはならないと、黎斗は一言も口にしていない。
深く考えずとも、枷から解き放たれるメリットは大きい。
制限とおさらばし、今以上の力を行使可能になり。
禁止エリアにも自由に出入りして、敵対する参加者の追撃をやり過ごせる。
もっと言うと、勝ち残りゲームマスターと対面を果たした際。
スイッチ一つで命を奪われる自体だって、回避出来る。
スイッチ一つで命を奪われる自体だって、回避出来る。
(もし優勝しても、檀黎斗が確実にお兄ちゃんを生き返らせる保障なんてない……)
プレイヤーの中には願いを叶えられるチャンスが手に入ると、黎斗へ恩や有難みを抱く者もいるが。
美遊からすれば、嫌悪と憎悪の対象以外にあり得ない。
そもそもの話、黎斗ら運営側がデスゲームなんぞを開催しなければ。
士郎が殺される事態にはならなかった、イリヤを始め善良な参加者だって苦しまずに済んだ。
頼んでもいない殺し合いに拉致し、優勝者への景品扱いで捕えた挙句。
不死の怪物に肉体を変貌させられて、誰が感謝など抱けるものか。
己が才能を誇示し高笑う憎たらしい顔へ、今すぐにでも刃を突き立ててやりたい程だ。
美遊からすれば、嫌悪と憎悪の対象以外にあり得ない。
そもそもの話、黎斗ら運営側がデスゲームなんぞを開催しなければ。
士郎が殺される事態にはならなかった、イリヤを始め善良な参加者だって苦しまずに済んだ。
頼んでもいない殺し合いに拉致し、優勝者への景品扱いで捕えた挙句。
不死の怪物に肉体を変貌させられて、誰が感謝など抱けるものか。
己が才能を誇示し高笑う憎たらしい顔へ、今すぐにでも刃を突き立ててやりたい程だ。
なれど、屈辱と憤怒を押し殺してでも叶えたい願いがある。
士郎を理不尽に奪われたまま終わるなど、真っ平御免。
故に優勝の道を未だ捨て切れずにいるが、黎斗が素直に要求を聞き入れるかと言うと頷けない。
土壇場で気まぐれを起こさないと、一体誰が言えるのだろうか。
士郎を理不尽に奪われたまま終わるなど、真っ平御免。
故に優勝の道を未だ捨て切れずにいるが、黎斗が素直に要求を聞き入れるかと言うと頷けない。
土壇場で気まぐれを起こさないと、一体誰が言えるのだろうか。
自分一人で勝ち残るか、灯花達と手を組み願望器たる創世の神を奪うか。
どちらにせよ、首輪を解除し損はあるまい。
最悪の場合、灯花がウイルス除去の手段さえ手に入れたなら。
それを奪って解毒し、課せられた制限を解く。
ジョーカーの不死性を万全の状態で発揮可能とあらば、首輪内部の爆弾程度どうとでもなる。
どちらにせよ、首輪を解除し損はあるまい。
最悪の場合、灯花がウイルス除去の手段さえ手に入れたなら。
それを奪って解毒し、課せられた制限を解く。
ジョーカーの不死性を万全の状態で発揮可能とあらば、首輪内部の爆弾程度どうとでもなる。
「少なくとも、首輪を外せる可能性が高いなら手を切る理由もない。それだけ」
『…………了解しました』
『…………了解しました』
返答までに掛かった沈黙は、サファイアが完全に納得していない証拠。
察しつつも、美遊の頭は別のことで埋め尽くされている。
出発の直前に、灯花から投げられた言葉。
察しつつも、美遊の頭は別のことで埋め尽くされている。
出発の直前に、灯花から投げられた言葉。
(お兄ちゃんのことも……イリヤのことも……あの人を、殺すことだって…………)
間違いじゃないから、もっと我儘になれ。
真っ当な倫理観に照らし合わせれば、到底受けれ難い。
世界と親友の両方を選ぶと言い切った、イリヤの我儘(ねがい)と違う。
強欲と傲慢を重ね掛けた醜悪極まる、本来であれば美遊とも相容れないだろうに。
真っ当な倫理観に照らし合わせれば、到底受けれ難い。
世界と親友の両方を選ぶと言い切った、イリヤの我儘(ねがい)と違う。
強欲と傲慢を重ね掛けた醜悪極まる、本来であれば美遊とも相容れないだろうに。
だけど、今この時は。
イリヤも含めた大多数のプレイヤーが、否定を叩き付ける利己的な想いを。
信頼など欠片も含まれないにしても、打算抜きに間違いじゃないと言われ。
イリヤも含めた大多数のプレイヤーが、否定を叩き付ける利己的な想いを。
信頼など欠片も含まれないにしても、打算抜きに間違いじゃないと言われ。
(私は…………)
己に絡み付く迷いと言う名の鎖が、溶け落ちるような気がしてならなかった。
【C-1/一日目/午後】
【美遊・エーデルフェルト@Fate/Kaleid liner プリズマ☆イリヤ】
[状態]:疲労(小)、ダメージ(中・治療促進により回復中)、ジョーカー化
[装備]:カリスラウザー&♡のラウズカード一式@仮面ライダー剣、マジカルサファイア@Fate/Kaleid liner プリズマ☆イリヤ
[道具]:基本支給品、クラスカード『アサシン』@Fate/Kaleid Liner プリズマ☆イリヤ、ランダム支給品×2
[思考・状況]基本:私は……もっと我儘に……?
1:もしもイリヤに会ったら…………?
2:あの人(風)は絶対に許さない。復讐は誰にも邪魔させない。
3:この二人(灯花、リンボ)と組む。
4:ウイルス除去の為に必要な道具・プレイヤーを見付ける。
[備考]
[状態]:疲労(小)、ダメージ(中・治療促進により回復中)、ジョーカー化
[装備]:カリスラウザー&♡のラウズカード一式@仮面ライダー剣、マジカルサファイア@Fate/Kaleid liner プリズマ☆イリヤ
[道具]:基本支給品、クラスカード『アサシン』@Fate/Kaleid Liner プリズマ☆イリヤ、ランダム支給品×2
[思考・状況]基本:私は……もっと我儘に……?
1:もしもイリヤに会ったら…………?
2:あの人(風)は絶対に許さない。復讐は誰にも邪魔させない。
3:この二人(灯花、リンボ)と組む。
4:ウイルス除去の為に必要な道具・プレイヤーを見付ける。
[備考]
【C-1 大天空寺/一日目/午後】
【里見灯花@マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(アニメ版)】
[状態]:汚染完了、疲労(小)、ダメージ(中)、リンボ(式神)による暗示の影響(極大)、嫉妬と憎悪(極大)、いろはへの独占欲(極大)、ねむへの失望(大)
[装備]:アークドライバーワン@仮面ライダーゼロワン、■■■■■■■アーク■■■■プログライズキー@仮面ライダーゼロワン+仮面ライダージオウ×ゼロワン 令和・ザ・ファーストジェネレーション、デュエルディスク+素良のデッキ@遊戯王ARC-V
[道具]:基本支給品一式×3、タイムテレビ(残り使用回数2回)@ドラえもん、ポルターガイスト@遊戯王OCG、オーソライズバスター@仮面ライダーゼロワン、首輪(承太郎、或人)、解体済の桜田ネネの首輪
[思考・状況]
基本方針:いろはお姉さまとわたくしの為の救済を始める。
1:使える人材は生かしておく。邪魔する奴は容赦しない。
2:首輪の解析は済んだ。ウイルス除去に必要な道具か、情報を持つ参加者を確保する。
3:ねむにはもう何も期待しない。わたくしの手で終わらせる。
4:六眼の侍(黒死牟)は絶対に殺す。
5:美遊を今すぐ封印する気はない。道具として利用。
[備考]
※参戦時期は死亡後。
※首輪が爆発した時、ソウルジェムも同時に破壊されると考えています。
※リンボによる暗示の影響で、リンボに危害を加えることは不可能となっております。
※タイムテレビを使い黎明、朝の時間帯にD-6の病院前で起きた戦闘を見ました。
※ゼロワン出典以外の仮面ライダーの、アークドライバーワンのラーニング機能を用いた装備生成能力が制限されています。
一度の生成後、3分で強制的に消滅。再生成には対象物を再びラーニングしなければ不可。サウザンドジャッカーのデータ奪取機能も同上。
[状態]:汚染完了、疲労(小)、ダメージ(中)、リンボ(式神)による暗示の影響(極大)、嫉妬と憎悪(極大)、いろはへの独占欲(極大)、ねむへの失望(大)
[装備]:アークドライバーワン@仮面ライダーゼロワン、■■■■■■■アーク■■■■プログライズキー@仮面ライダーゼロワン+仮面ライダージオウ×ゼロワン 令和・ザ・ファーストジェネレーション、デュエルディスク+素良のデッキ@遊戯王ARC-V
[道具]:基本支給品一式×3、タイムテレビ(残り使用回数2回)@ドラえもん、ポルターガイスト@遊戯王OCG、オーソライズバスター@仮面ライダーゼロワン、首輪(承太郎、或人)、解体済の桜田ネネの首輪
[思考・状況]
基本方針:いろはお姉さまとわたくしの為の救済を始める。
1:使える人材は生かしておく。邪魔する奴は容赦しない。
2:首輪の解析は済んだ。ウイルス除去に必要な道具か、情報を持つ参加者を確保する。
3:ねむにはもう何も期待しない。わたくしの手で終わらせる。
4:六眼の侍(黒死牟)は絶対に殺す。
5:美遊を今すぐ封印する気はない。道具として利用。
[備考]
※参戦時期は死亡後。
※首輪が爆発した時、ソウルジェムも同時に破壊されると考えています。
※リンボによる暗示の影響で、リンボに危害を加えることは不可能となっております。
※タイムテレビを使い黎明、朝の時間帯にD-6の病院前で起きた戦闘を見ました。
※ゼロワン出典以外の仮面ライダーの、アークドライバーワンのラーニング機能を用いた装備生成能力が制限されています。
一度の生成後、3分で強制的に消滅。再生成には対象物を再びラーニングしなければ不可。サウザンドジャッカーのデータ奪取機能も同上。
【キャスター・リンボ@Fate/Grand Order】
[状態]:ダメージ(中)、疲労(小)、魔力消費(中)、上機嫌
[装備]:
[道具]:基本支給品一式×3、眼魔眼魂(魔女数十体分とフェントホープの魔力を封印)@仮面ライダーゴースト、聖剣ソードライバー&刃王剣十聖刃&ブレイブドラゴンワンダーライドブック@仮面ライダーセイバー、光の護封剣(ゴールドシリーズ)@遊戯王OCG、空飛ぶじゅうたん@ドラえもん、キノコカンセット(キノコカン、スーパー、ウルトラ)@スーパーペーパーマリオ、ランダム支給品×0~3(カイザーインサイトの分)、首輪(小倉、タラオ、みかげ)
[思考]
基本:ただ、己の衝動と欲望の赴くままに
1:最上啓示、悪霊の集合体であろうかの御方の行く末、見届けて差し上げましょう。
2:吉田良子、どうやら最上殿が上手くやりましたかな?
3:里見灯花、再会を果たしたならばさて如何様に転がしますかな。
それはそれとしてでゅえるもんすたーずの情報はありがたや。
4:吉田優子、目覚めの瞬間に立ち会いたかったものです。
5:朔月美遊、いやはや実に良い拾い物をしました。
6:神とは実に実に……ンン。
[備考]
※参戦時期は地獄界曼荼羅、退場後。
[状態]:ダメージ(中)、疲労(小)、魔力消費(中)、上機嫌
[装備]:
[道具]:基本支給品一式×3、眼魔眼魂(魔女数十体分とフェントホープの魔力を封印)@仮面ライダーゴースト、聖剣ソードライバー&刃王剣十聖刃&ブレイブドラゴンワンダーライドブック@仮面ライダーセイバー、光の護封剣(ゴールドシリーズ)@遊戯王OCG、空飛ぶじゅうたん@ドラえもん、キノコカンセット(キノコカン、スーパー、ウルトラ)@スーパーペーパーマリオ、ランダム支給品×0~3(カイザーインサイトの分)、首輪(小倉、タラオ、みかげ)
[思考]
基本:ただ、己の衝動と欲望の赴くままに
1:最上啓示、悪霊の集合体であろうかの御方の行く末、見届けて差し上げましょう。
2:吉田良子、どうやら最上殿が上手くやりましたかな?
3:里見灯花、再会を果たしたならばさて如何様に転がしますかな。
それはそれとしてでゅえるもんすたーずの情報はありがたや。
4:吉田優子、目覚めの瞬間に立ち会いたかったものです。
5:朔月美遊、いやはや実に良い拾い物をしました。
6:神とは実に実に……ンン。
[備考]
※参戦時期は地獄界曼荼羅、退場後。
| 165:失った絆を書き換える | 投下順 | |
| 164:正しさじゃ届かない誓い胸に宿し | 時系列順 | |
| 164:正しさじゃ届かない誓い胸に宿し | 里見灯花 | |
| キャスター・リンボ | ||
| 美遊・エーデルフェルト |