天から降り注ぐ、午後の日差しの暖かさと。
粉雪混じりの寒風に、頬を撫でられる冷たさ。
会場北西部は雪原地帯だけあって、他のエリアよりも気温が低い。
意味無く長居すれば体温にも影響し、コンディションへ不調が生じる可能性もゼロに非ず。
まして灯花がいるC-1エリアは、数十分前こそマギウスの翼の本拠地が存在感を放っていたものの。
現在はそこかしこに瓦礫が散乱するばかり、見知った廃ホテルは影も形も見当たらない。
何がどうして、自身と最も縁の深い施設が跡形も無く崩れ去ったのか。
理由を知る男に尋ねてみれば、向こうは誤魔化さずに一から説明。
粉雪混じりの寒風に、頬を撫でられる冷たさ。
会場北西部は雪原地帯だけあって、他のエリアよりも気温が低い。
意味無く長居すれば体温にも影響し、コンディションへ不調が生じる可能性もゼロに非ず。
まして灯花がいるC-1エリアは、数十分前こそマギウスの翼の本拠地が存在感を放っていたものの。
現在はそこかしこに瓦礫が散乱するばかり、見知った廃ホテルは影も形も見当たらない。
何がどうして、自身と最も縁の深い施設が跡形も無く崩れ去ったのか。
理由を知る男に尋ねてみれば、向こうは誤魔化さずに一から説明。
「とまぁこういった次第でして。ご納得頂けましたかな?」
「今更言うことでもないけど、あなたって人類史でも滅多に見ない希少レベルのお馬鹿さんなんじゃないかにゃー?」
「ンン、実に手厳しい。ですがここはあえて、むしろ褒め言葉として受け取らせて頂きまする」
「今更言うことでもないけど、あなたって人類史でも滅多に見ない希少レベルのお馬鹿さんなんじゃないかにゃー?」
「ンン、実に手厳しい。ですがここはあえて、むしろ褒め言葉として受け取らせて頂きまする」
痛罵を吐き捨て、冷え切った視線を向けた所で暖簾に腕押しと分かっていても。
リンボという男には、『馬鹿』の二文字を当て嵌めざるを得ない。
言われた内容が理解出来なかった訳じゃあない、理解出来たからこそ余計に思う。
好奇心が暴走したらどうなるかを、眼前の男の存在がこれ以上ない程に物語ってると。
リンボという男には、『馬鹿』の二文字を当て嵌めざるを得ない。
言われた内容が理解出来なかった訳じゃあない、理解出来たからこそ余計に思う。
好奇心が暴走したらどうなるかを、眼前の男の存在がこれ以上ない程に物語ってると。
一足先にフェントホープを訪れた者達と手を組んだ、それは良い。
謀反や襲撃が重なった頃合いで手を切った、それも別に問題ない。
フェントホープを丸々使って自身が使役するウワサを創った、何をやってるこの馬鹿は?
謀反や襲撃が重なった頃合いで手を切った、それも別に問題ない。
フェントホープを丸々使って自身が使役するウワサを創った、何をやってるこの馬鹿は?
愛着があったとは言わない、しかしマギウスの翼の拠点が再現されてあったと言うなら。
自分にとっても利用価値は相応にあり、立ち寄ってみればこの始末。
おまけに邪魔な参加者の一人くらい殺せたならまだしも、反撃や乱入を経て初陣は苦い結果に終わったとのこと。
本当にこいつは何をやってるのかと、ガラにもなく頭痛を覚えた。
自分にとっても利用価値は相応にあり、立ち寄ってみればこの始末。
おまけに邪魔な参加者の一人くらい殺せたならまだしも、反撃や乱入を経て初陣は苦い結果に終わったとのこと。
本当にこいつは何をやってるのかと、ガラにもなく頭痛を覚えた。
「余り気を落としなさるな。ご覧の通り、燃料となる魔力は確保しておりまする。我ながら抜かりない仕事ぶりで惚れ惚れしますなぁ」
「もう一個の玩具の方は、自称神様に取られちゃったけどねー」
「もう一個の玩具の方は、自称神様に取られちゃったけどねー」
朗報と言って良いのかは非常に微妙だが、フェントホープに宿る膨大な魔力は失われずに済んだ。
ねむが創ったウワサの中でも一際巨大故に、蓄えたリソースは豊富。
成果ゼロで暴れた挙句に、貴重な魔力も残っていませんと返されていたら。
皮肉をぶつける程度では済まなかったろうが、流石にそこまで後先考えない男ではないらしい。
同じく用途多数の呪物、グリモワールワンダーライドブックをあっさり手放したのは。
実物が力を発揮する光景を見ていない灯花も、惜しく思うが。
ねむが創ったウワサの中でも一際巨大故に、蓄えたリソースは豊富。
成果ゼロで暴れた挙句に、貴重な魔力も残っていませんと返されていたら。
皮肉をぶつける程度では済まなかったろうが、流石にそこまで後先考えない男ではないらしい。
同じく用途多数の呪物、グリモワールワンダーライドブックをあっさり手放したのは。
実物が力を発揮する光景を見ていない灯花も、惜しく思うが。
フェントホープがマップから消えた理由は、納得いくかは別に理解出来た。
しかし、もう一つの疑問は解消に至らない。
しかし、もう一つの疑問は解消に至らない。
「残念ながら良子殿が力尽きた経緯は、拙僧もとんと覚えがありませぬ。いやはや、最上殿ならば烏合の衆に遅れは取らぬと踏んでおりましたが……」
「ふーん…………」
「ふーん…………」
D-5エリアで、とある魔法少女が天災を引き起こす原因となった闘争。
すれ違いと悪意が交差する戦場に、身を投じたのはリンボとPoHの二名のみ。
良子と最上は異なる場所で待機、以降の足取りは不明。
すれ違いと悪意が交差する戦場に、身を投じたのはリンボとPoHの二名のみ。
良子と最上は異なる場所で待機、以降の足取りは不明。
襲撃を受け戦闘になり、死んでしまったのだろうか。
最上は、そして良子の姉は今どこにいるのか。
別行動を取ってから何が起きたかの答えは生憎、リンボも持たない。
一つだけ分かるのは、先の6時間で良子が命を落とした一点。
最上は、そして良子の姉は今どこにいるのか。
別行動を取ってから何が起きたかの答えは生憎、リンボも持たない。
一つだけ分かるのは、先の6時間で良子が命を落とした一点。
別に、良子の死を悲しんでるとかじゃあない。
いろはは勿論、袂を別ったとはいえ親友のねむとだって比べ物にならないちっぽけな存在。
放送で脱落を知り多少の驚きはあれど、感情が揺さぶられる衝撃は無し。
「そっか、死んじゃったんだ」、と。
言葉に出すなら、それ以上も以下もない。
いろはは勿論、袂を別ったとはいえ親友のねむとだって比べ物にならないちっぽけな存在。
放送で脱落を知り多少の驚きはあれど、感情が揺さぶられる衝撃は無し。
「そっか、死んじゃったんだ」、と。
言葉に出すなら、それ以上も以下もない。
「探してたお姉さまと会えたのは、間違いないの?」
「ええ、ええ、それはもう事実に他なりませぬ。慈しみを籠めて抱きしめたのは、拙僧の両の瞳が確かに捉えました」
「そう…………」
「ええ、ええ、それはもう事実に他なりませぬ。慈しみを籠めて抱きしめたのは、拙僧の両の瞳が確かに捉えました」
「そう…………」
だけど、たった一人の姉を守ろうと意気込む姿に共感を覚えたのは偽りじゃなくて。
別れ際に、良子が姉と無事に会える事を願ったのは紛れもない本心で。
再会が現実になったのを式神の協力者に伝えられ、内心で安堵を抱いたのは否定しない。
別れ際に、良子が姉と無事に会える事を願ったのは紛れもない本心で。
再会が現実になったのを式神の協力者に伝えられ、内心で安堵を抱いたのは否定しない。
ねむとういのように、友達と言えるだけの関係ではないけれど。
出来れば死んで欲しくなかったと、そう思えるくらいには。
痛みとは到底呼べぬ小さなしこりが、嫉妬心と憎悪で覆った魂の片隅に生まれた。
出来れば死んで欲しくなかったと、そう思えるくらいには。
痛みとは到底呼べぬ小さなしこりが、嫉妬心と憎悪で覆った魂の片隅に生まれた。
吉田優子を正真正銘の魔族へ堕とす最後の一手に、妹が選ばれたと馬鹿正直に告げはしない。
良子の殺害は十中八九、最上の仕業と察しが付くも胸の内に秘めたまま。
真実を知らず、真顔なれど翳りが見え隠れする童女をどう思ったか。
貼り付けた笑みを崩さぬままに、問いを投げた。
良子の殺害は十中八九、最上の仕業と察しが付くも胸の内に秘めたまま。
真実を知らず、真顔なれど翳りが見え隠れする童女をどう思ったか。
貼り付けた笑みを崩さぬままに、問いを投げた。
「ところで、灯花殿の方は万事順調に進んでおいでですかな?例えば、同胞(はらから)たるねむ殿との再会が叶ったりだとか」
「……ふんっ。すっかりお馬鹿さんになっちゃったねむなんて、もういーらないっ!」
「……ふんっ。すっかりお馬鹿さんになっちゃったねむなんて、もういーらないっ!」
憂いは瞬く間に霧散、面白くない事実が引っ張り上げられる。
興味津々と覗き込むリンボへ、不貞腐れた態度で語るは放送前に我が目で見た親友の醜態。
いろはの救済へ身を捧げるどころか、どこぞの剣士に現を抜かす始末。
最初の場で本田速人の死に慟哭した決闘王や、先の放送で存在を大々的に知らされた白の魔法少女(カレイドライナー)等々。
彼ら彼女らと共闘し、己が齎す粛清からまんまと逃げおおせた。
環姉妹を裏切ったも同然のねむへ、思い出す度に激しい失望と怒りの念が湧き上がる。
興味津々と覗き込むリンボへ、不貞腐れた態度で語るは放送前に我が目で見た親友の醜態。
いろはの救済へ身を捧げるどころか、どこぞの剣士に現を抜かす始末。
最初の場で本田速人の死に慟哭した決闘王や、先の放送で存在を大々的に知らされた白の魔法少女(カレイドライナー)等々。
彼ら彼女らと共闘し、己が齎す粛清からまんまと逃げおおせた。
環姉妹を裏切ったも同然のねむへ、思い出す度に激しい失望と怒りの念が湧き上がる。
「それはそれは、残念な結果でしたな。このリンボ、自慢ではありませぬが他者を諭すことにかけては中々のものと自負しておりますが故に。その場に同席してさえいれば、ねむ殿を導けたのではと悔やまざるを得ませぬ」
「デリケートな部分に土足で踏み込むことで、こんなに胸を張る人って初めて見たよー」
「デリケートな部分に土足で踏み込むことで、こんなに胸を張る人って初めて見たよー」
迷える幼子へ道を示す人生の先輩、といったありきたりな絵面が当て嵌まる人材なものか。
触れて欲しくない脆い箇所へ指を突っ込み、悪意で以て掻き混ぜる。
飛電或人や千代田桃、保登心愛相手に式神のリンボが散々やった手口だ。
灯花自身、本選開始直後に嬉しくもない“洗礼”を受けた件を忘れた覚えはない。
温度を宿らせぬ瞳で射抜きつつ、エーデルフェルト邸での戦闘にもしリンボがいたら。
ねむの動揺を引き摺り出せはしたと思う反面、黄金騎士達が悪しき陰陽師の土壇場を許さなかったろう。
触れて欲しくない脆い箇所へ指を突っ込み、悪意で以て掻き混ぜる。
飛電或人や千代田桃、保登心愛相手に式神のリンボが散々やった手口だ。
灯花自身、本選開始直後に嬉しくもない“洗礼”を受けた件を忘れた覚えはない。
温度を宿らせぬ瞳で射抜きつつ、エーデルフェルト邸での戦闘にもしリンボがいたら。
ねむの動揺を引き摺り出せはしたと思う反面、黄金騎士達が悪しき陰陽師の土壇場を許さなかったろう。
(ほんっと……馬鹿みたい)
心を許し、親愛で以て接する存在など。
あの病室で同じ時間を共有し合った、自分達のみで良いだろうに。
不純な連中に染め上げられ、すっかり果たすべき役目を忘れ去った親友に。
内心で舌打ちを零した時、傍らの協力者が思い出したようにポンと掌を叩いた。
あの病室で同じ時間を共有し合った、自分達のみで良いだろうに。
不純な連中に染め上げられ、すっかり果たすべき役目を忘れ去った親友に。
内心で舌打ちを零した時、傍らの協力者が思い出したようにポンと掌を叩いた。
「ああそういえば!先の戦場にはいろは殿もいたのを、まだ伝えていませんでした」
「はぁっ!?それを早く言ってよ!!!」
「はぁっ!?それを早く言ってよ!!!」
どことなくセンチな空気が一変、眉を吊り上げ食って掛かる。
最も重要な情報を、何故最初に言わないのか。
分かった上であえて告げずにいて、自分の慌てふためく様を楽しむとかそんな舐め腐った理由だろう。
リンボの性根は分かり切ってる、分かっているがいろはをダシに使われるのは非常に腹立たしい。
最も重要な情報を、何故最初に言わないのか。
分かった上であえて告げずにいて、自分の慌てふためく様を楽しむとかそんな舐め腐った理由だろう。
リンボの性根は分かり切ってる、分かっているがいろはをダシに使われるのは非常に腹立たしい。
「まぁそう憤らずに。人間、大事なこと程却って忘却の憂き目に遭うのは珍しくありませぬ。ここは広い心で大目に見てくだされば」
「そんな言い訳が通用するわけないでしょー?神経細胞が死滅しちゃってるんじゃないの?」
「そんな言い訳が通用するわけないでしょー?神経細胞が死滅しちゃってるんじゃないの?」
反省は全く見られず、ふてぶてしい態度の協力者へ苛立ちが募る。
だがここで怒鳴り散らすより、優先すべきはいろはだ。
乱入者に吹き飛ばされたせいで、闘争の結果はリンボも知らない。
考えたくはない最悪の可能性も顔を覗かせ、灯花の焦燥はあっという間に加速。
一刻も早く駆け付けねばと逸る灯花へ、タイミングを見計らいリンボが空飛ぶじゅうたんを用意。
だがここで怒鳴り散らすより、優先すべきはいろはだ。
乱入者に吹き飛ばされたせいで、闘争の結果はリンボも知らない。
考えたくはない最悪の可能性も顔を覗かせ、灯花の焦燥はあっという間に加速。
一刻も早く駆け付けねばと逸る灯花へ、タイミングを見計らいリンボが空飛ぶじゅうたんを用意。
「道案内は拙僧にお任せあれ。灯花殿は気を休め、一時空の旅を楽しんでくだされ」
「あなたがいろはお姉さまをちゃんとわたくしの所に連れて来てれば、こんなに焦ってないんだけどー?」
「あなたがいろはお姉さまをちゃんとわたくしの所に連れて来てれば、こんなに焦ってないんだけどー?」
エスコートを気取れる立場かと睨むも、口論の暇すら惜しい。
飛び乗る灯花と反対に、優雅に腰を下ろすリンボの合図で発進。
5人もの参加者を乗せて尚、高速の飛行を行えたのだ。
灯花の焦りが乗り移ったかの速度を発揮し、向かう先は南東部。
桜ノ館中学校が建つD-2エリアへ、脇目も振らずにひとっ飛び。
飛び乗る灯花と反対に、優雅に腰を下ろすリンボの合図で発進。
5人もの参加者を乗せて尚、高速の飛行を行えたのだ。
灯花の焦りが乗り移ったかの速度を発揮し、向かう先は南東部。
桜ノ館中学校が建つD-2エリアへ、脇目も振らずにひとっ飛び。
道中、飛行能力を持つNPCとすれ違うも微々たる問題にすらならず一蹴。
参加者との遭遇も起こらず、目的地に辿り着いてみれば。
荒れ放題なだだっ広い校庭以外、桜ノ館中学が建っていた痕跡は皆無。
戦闘の巻き添えで破壊されたにしても、ここまで綺麗さっぱり消失するものなのか。
参加者との遭遇も起こらず、目的地に辿り着いてみれば。
荒れ放題なだだっ広い校庭以外、桜ノ館中学が建っていた痕跡は皆無。
戦闘の巻き添えで破壊されたにしても、ここまで綺麗さっぱり消失するものなのか。
「人っ子一人、野良犬の骨も見当たりませぬな」
「…………」
「…………」
リンボが吹き飛んだ直後に、襲撃者といろは達の戦闘が起きたにしろ。
具体的な状況を説明可能な者はおらず、焦げた地面を風が虚しく撫でるのみ。
だが問題無い、過去を語らせる手段なら既にある。
参加者が不在ならば、現場自身に証言をさせれば良いだけのこと。
タイムテレビを起動し、自分達が訪れる数十分前にダイヤルを合わせ――
具体的な状況を説明可能な者はおらず、焦げた地面を風が虚しく撫でるのみ。
だが問題無い、過去を語らせる手段なら既にある。
参加者が不在ならば、現場自身に証言をさせれば良いだけのこと。
タイムテレビを起動し、自分達が訪れる数十分前にダイヤルを合わせ――
「おや、この気配は……」
「なーに?この大事な時に、邪魔な虫さんでも見付けたのー?」
「なーに?この大事な時に、邪魔な虫さんでも見付けたのー?」
背後から画面を覗き込む気配が、あらぬ方へ視線を固定。
顎を擦るリンボの様子に、面倒さを隠さずに振り向く。
今正にいろはの行方を調べる気だったというのに、空気を読まず首を突っ込む者が近付いたのか。
顎を擦るリンボの様子に、面倒さを隠さずに振り向く。
今正にいろはの行方を調べる気だったというのに、空気を読まず首を突っ込む者が近付いたのか。
「水を差されご立腹な心中、痛い程にお察しします。しかししかしィ……件の者との接触は、灯花殿にとっても良き出会いになるやもしれませぬなぁ」
不機嫌な灯花と反対に、細めたリンボの瞳は爛々と輝きが灯る。
それが何を意味する色かは、安易に察しが付く。
新しい玩具を買い与えられた、幼子のようであり。
虫の解体に胸を弾ませる、悪童のようでもあった。
それが何を意味する色かは、安易に察しが付く。
新しい玩具を買い与えられた、幼子のようであり。
虫の解体に胸を弾ませる、悪童のようでもあった。
◆◆◆
ワイルドカリスの強みは何かと問われた場合、一言へ集約するのは難しい。
カテゴリーAを用いて変身した仮面ライダーカリスでさえ、常人の限界を遥かに超えた力を齎すのだ。
そこから13体のアンデットとの融合を果たし、全機能が格段に上昇。
攻撃性能と防御性能、両方の強化のみに留まらず。
仮面ライダーブレイドのキングフォーム同様、ラウズカードのリードを必要としない能力の発動。
更には透視可能な瞳と、十数km圏内に及ぶ感知を行う部位。
戦闘方面以外に、探索目的でもその力が必要とされる場面は少なくない。
カテゴリーAを用いて変身した仮面ライダーカリスでさえ、常人の限界を遥かに超えた力を齎すのだ。
そこから13体のアンデットとの融合を果たし、全機能が格段に上昇。
攻撃性能と防御性能、両方の強化のみに留まらず。
仮面ライダーブレイドのキングフォーム同様、ラウズカードのリードを必要としない能力の発動。
更には透視可能な瞳と、十数km圏内に及ぶ感知を行う部位。
戦闘方面以外に、探索目的でもその力が必要とされる場面は少なくない。
有用性を理解出来ない美遊でなく、されど現在の姿は真紅の装甲とは全くの別物。
薄い肢体にピッタリと張り付き、ボディーラインを際立たせる黒のコスチューム。
ワイルドカリスに変身せず、相棒たる魔術礼装を頼ることへ特別深い理由はない。
身体機能強化の振れ幅が大きく、手数にも優れる形態だとて。
美遊の感覚からすれば、ついさっき自身の承諾抜きで持たされた力。
クラスカード回収に始まった数々の経験で、常に共にあったサファイアと比べれば。
息を吸うように扱えるとはまだ言い難く、あえて慣れぬ力に頼る必要も無し。
薄い肢体にピッタリと張り付き、ボディーラインを際立たせる黒のコスチューム。
ワイルドカリスに変身せず、相棒たる魔術礼装を頼ることへ特別深い理由はない。
身体機能強化の振れ幅が大きく、手数にも優れる形態だとて。
美遊の感覚からすれば、ついさっき自身の承諾抜きで持たされた力。
クラスカード回収に始まった数々の経験で、常に共にあったサファイアと比べれば。
息を吸うように扱えるとはまだ言い難く、あえて慣れぬ力に頼る必要も無し。
「…………」
泳ぐように宙を進む最中。
脳内を絶えず埋め尽くす問いかけが、不可視の拘束具となり絡め取る。
邪魔だと切り捨て振り払おうにも、未だ燻る良心が許しはしない。
視線を落とし、湖の中央に浮かぶ陸地へ降り立つ。
風が運ぶ草木の匂いが、ほんの僅かに荒んだ心を落ち着かせてくれる。
脳内を絶えず埋め尽くす問いかけが、不可視の拘束具となり絡め取る。
邪魔だと切り捨て振り払おうにも、未だ燻る良心が許しはしない。
視線を落とし、湖の中央に浮かぶ陸地へ降り立つ。
風が運ぶ草木の匂いが、ほんの僅かに荒んだ心を落ち着かせてくれる。
『美遊様?もしや先程の傷が……』
参加者を見付けた訳でも無しに、移動を止めた理由は何か。
ロード・バロンに付けられた傷は治療促進中であるも、普段以上に治りが遅い。
同じカレイドステッキのルビーが、複数の制限を課せられたのと同じく。
サファイアもまた、機能に枷を施され万全の効果を発揮出来ずにいる。
戦闘ダメージは完治せず、一旦は回復に時間を充てる気かと考え、
ロード・バロンに付けられた傷は治療促進中であるも、普段以上に治りが遅い。
同じカレイドステッキのルビーが、複数の制限を課せられたのと同じく。
サファイアもまた、機能に枷を施され万全の効果を発揮出来ずにいる。
戦闘ダメージは完治せず、一旦は回復に時間を充てる気かと考え、
「ねえサファイア。無理に私に付き合わなくて良いよ」
『……それは、どういう意味でしょうか?』
「サファイアまで他の人達を殺す必要はないから」
『……それは、どういう意味でしょうか?』
「サファイアまで他の人達を殺す必要はないから」
出来る限り平静を装った声で、告げられたのは。
復讐心に支配されて尚も失わない、相棒を想うが故の決別。
復讐心に支配されて尚も失わない、相棒を想うが故の決別。
風を殺す事も、参加者達に犠牲を強いるのも。
全ては、身勝手な理由が為。
相棒が殺戮に嬉々として手を貸すような性根でないことは、誰よりも知っている。
もしそんな腐り切った人格がインストールされていたら、ここまで一緒に戦って来てなどいない。
イリヤと共に、エインズワースに囚われた自分を助けようとはしなかったろう。
全ては、身勝手な理由が為。
相棒が殺戮に嬉々として手を貸すような性根でないことは、誰よりも知っている。
もしそんな腐り切った人格がインストールされていたら、ここまで一緒に戦って来てなどいない。
イリヤと共に、エインズワースに囚われた自分を助けようとはしなかったろう。
今の美遊にとって、サファイアが傍らにいてくれることは。
頼もしさや安堵以上に、修羅の未知へ巻き込んだ罪悪感の方が勝る。
幸い、と言うのも少々おかしな表現だが。
カレイドライナーにならずとも、戦う為の力はある。
他者を殺し、己が願いの礎に変えられるだけの強さを与えられていた。
頼もしさや安堵以上に、修羅の未知へ巻き込んだ罪悪感の方が勝る。
幸い、と言うのも少々おかしな表現だが。
カレイドライナーにならずとも、戦う為の力はある。
他者を殺し、己が願いの礎に変えられるだけの強さを与えられていた。
「私のことはいいから、イリヤの所に行って?きっとイリヤも、サファイアと再会出来れば喜ぶと思う」
『っ。美遊様、それは……』
『っ。美遊様、それは……』
儚気な笑みが、明らかに無理をして作ったことは。
寒くもないのに小さく震える肩と、ほんの少し強く握った手を見れば分かる。
寒くもないのに小さく震える肩と、ほんの少し強く握った手を見れば分かる。
サファイアまで巻き込みたくない。
どうかイリヤの力になって欲しい。
本心を絞り出しても、渦巻く不安はどうやったって誤魔化せない。
どうかイリヤの力になって欲しい。
本心を絞り出しても、渦巻く不安はどうやったって誤魔化せない。
人質扱いで籠に閉じ込められ、親友と兄には手が届かず。
幾度も傷付く様と、命を奪われる瞬間を一人ぼっちで見ているしか出来なかった。
全プレイヤーに追われる立場となった、遊び半分の景品に貶められたとて。
自分の手に相棒が戻ったことに、掻き毟られた心の痛みへ寄り添ってくれる彼女の存在に。
言葉に出さずとも、救いがあったのは否定出来ぬ事実。
幾度も傷付く様と、命を奪われる瞬間を一人ぼっちで見ているしか出来なかった。
全プレイヤーに追われる立場となった、遊び半分の景品に貶められたとて。
自分の手に相棒が戻ったことに、掻き毟られた心の痛みへ寄り添ってくれる彼女の存在に。
言葉に出さずとも、救いがあったのは否定出来ぬ事実。
ああけれど、これより先の血塗られた道に引き摺り込むのは。
サファイアのこともまた、大切に想うが故に激しい躊躇が生じる。
平気な仮面を無理やり被り、ここで別れようと言った契約主(マスター)に。
無い筈の胸が締め付けられる錯覚を覚え、
サファイアのこともまた、大切に想うが故に激しい躊躇が生じる。
平気な仮面を無理やり被り、ここで別れようと言った契約主(マスター)に。
無い筈の胸が締め付けられる錯覚を覚え、
『――――――ッ!!!用心してください美遊様!この魔力は……!』
「おやおやぁ?これでも不要に怯えさすまいと力を抑えたつもりでしたが、やはり生来の魅力というやつは隠し通せぬようですな」
「よく言うよー。あなたが近付いてるって知ったら、どんな魔女も必死こいて逃げちゃうんじゃないかにゃー?」
「よく言うよー。あなたが近付いてるって知ったら、どんな魔女も必死こいて逃げちゃうんじゃないかにゃー?」
空飛ぶ絨毯に乗って現れた、ファンタジーチックな登場と裏腹に。
搭乗者は子供達の幻想を、ビスケットの如く粉々に砕くであろう二人組だった。
日本人離れした長身に端正な顔立ち、奇抜の装いの下から盛り上がる筋肉の鎧。
さぞや異性の歓声を集めるだろう要素を、帳消しにする程に禍々しい気配。
感知機能に軋みを上げさせる魔力の正体に、サファイアは心当たりがある。
搭乗者は子供達の幻想を、ビスケットの如く粉々に砕くであろう二人組だった。
日本人離れした長身に端正な顔立ち、奇抜の装いの下から盛り上がる筋肉の鎧。
さぞや異性の歓声を集めるだろう要素を、帳消しにする程に禍々しい気配。
感知機能に軋みを上げさせる魔力の正体に、サファイアは心当たりがある。
(サーヴァント……それも、クラスカードの実体化とはモノが違う……!だとしてもこの力は……)
歴史に名を馳せた法師が、座から現世に招かれた。
と、その結論で済ませるには多大な疑問が残る。
仮に術者のクラスを当て嵌められたからといって、ここまでの魔力を。
邪悪の一言が否応なしに浮かび上がる力を、簡単に有するとは思えない。
ナニを手に入れた、いいやナニを『喰った』のか。
真紅の魔王が純粋な“暴”なれば、こちらは劇薬極まる“蝕”と呼ぶに相応しい。
と、その結論で済ませるには多大な疑問が残る。
仮に術者のクラスを当て嵌められたからといって、ここまでの魔力を。
邪悪の一言が否応なしに浮かび上がる力を、簡単に有するとは思えない。
ナニを手に入れた、いいやナニを『喰った』のか。
真紅の魔王が純粋な“暴”なれば、こちらは劇薬極まる“蝕”と呼ぶに相応しい。
「あなたは、イリヤを襲った……」
サファイアの警戒が大男へ向かう一方、美遊の意識はもう片方へ引き寄せられる。
監禁されていた部屋のモニターで、士郎とイリヤの動向を追っていた時。
エーデルフェルト邸にて、猛威を振るった少女に間違いない。
クラスカードを持つイリヤに加え、黄金騎士や決闘王と言った名だたる強者を相手に。
単独で互角以上に渡り合った、マギウスの魔法少女。
その危険性は映像越しにしかと確認済、よもやこうも早くにぶつかるとは思っていなかったが。
監禁されていた部屋のモニターで、士郎とイリヤの動向を追っていた時。
エーデルフェルト邸にて、猛威を振るった少女に間違いない。
クラスカードを持つイリヤに加え、黄金騎士や決闘王と言った名だたる強者を相手に。
単独で互角以上に渡り合った、マギウスの魔法少女。
その危険性は映像越しにしかと確認済、よもやこうも早くにぶつかるとは思っていなかったが。
「ンンン、そう身構えずともよろしいではありませぬか。拙僧らはあくまで、親睦を深めに参った次第」
表面上は穏やかな声色なれど、あっさり警戒を解く能天気な者は不在。
粘つく視線に絡め取られ、美遊の肌を猛烈な不快感が駆け巡る。
我が物顔で百足が這いずり回るかの、嫌悪を露わにせずにはいられぬ怖気。
堪らず身を強張らせれば、もう一人の少女が冷え切った瞳で射抜く。
眼前に転がる道具の使い道を思案する、同年代の童女に向けるとは思えぬ冷たさ。
男とは方向性が異なるだけで、人を人とも思わぬ目だ。
粘つく視線に絡め取られ、美遊の肌を猛烈な不快感が駆け巡る。
我が物顔で百足が這いずり回るかの、嫌悪を露わにせずにはいられぬ怖気。
堪らず身を強張らせれば、もう一人の少女が冷え切った瞳で射抜く。
眼前に転がる道具の使い道を思案する、同年代の童女に向けるとは思えぬ冷たさ。
男とは方向性が異なるだけで、人を人とも思わぬ目だ。
ワイルドカリスに変身するか、変身したとしてどのカードを切るか。
或いは、時間制限の解かれたクラスカードを用いるか
切り抜けるべく、最適な手札を脳内に並べる。
緊張を隠さない美遊と反対に、対峙する両名は余裕を崩さない。
或いは、時間制限の解かれたクラスカードを用いるか
切り抜けるべく、最適な手札を脳内に並べる。
緊張を隠さない美遊と反対に、対峙する両名は余裕を崩さない。
桜ノ館中学で起きた戦闘の詳細を知る作業を中断し、リンボの案内で来てみれば。
今でこそ役割を浮世英寿に取って代わられたが、命を宿す願望器が佇んでいた。
成程、接触するだけの価値は確かにあるだろう。
今でこそ役割を浮世英寿に取って代わられたが、命を宿す願望器が佇んでいた。
成程、接触するだけの価値は確かにあるだろう。
「逸りなさるな美遊殿。拙僧は其方が殺戮遊戯の地へ降り立ったと聞いた時から、考えていたことがありまする」
「……何?私を使って叶えたい願いでもあるの?」
「否。単刀直入に言えば、拙僧らと共に来る気はありませぬかな?」
「……何?私を使って叶えたい願いでもあるの?」
「否。単刀直入に言えば、拙僧らと共に来る気はありませぬかな?」
ニッコリと、細めた瞳で笑みを作り。
手を組みたい旨をストレートに伝えられ、暫し硬直。
余りにも突然且つ、予想していない提案に数秒遅れで理解。
警戒心はそのままで、表情には先程までなかった困惑が貼り付けられた。
手を組みたい旨をストレートに伝えられ、暫し硬直。
余りにも突然且つ、予想していない提案に数秒遅れで理解。
警戒心はそのままで、表情には先程までなかった困惑が貼り付けられた。
「優勝する為に、手を組んで他の人達を殺すってこと?」
「厳密に言うと拙僧ら、より正確にはこちらの灯花殿は勝ち残ることが方針ではありませぬが。お互いの望みを果たす為に、手を取り合うというのは間違ってはいませんなぁ」
「厳密に言うと拙僧ら、より正確にはこちらの灯花殿は勝ち残ることが方針ではありませぬが。お互いの望みを果たす為に、手を取り合うというのは間違ってはいませんなぁ」
視線を灯花へ移すも、沈黙が破られはしない。
一先ずの交渉はリンボに任せるつもりか。
今一つ意図を察し切れない美遊の内心を余所に、陰陽師の口は油を流したが如く回る。
一先ずの交渉はリンボに任せるつもりか。
今一つ意図を察し切れない美遊の内心を余所に、陰陽師の口は油を流したが如く回る。
「拙僧としてはこの機に互いの仲を深め、良き関係を築き上げるのが理想ですが……ンン、悲しきかな。そう簡単に溝が埋まらぬのが世の常。であれば、美遊殿にはこう言い換えた方が受け入れやすいですかな?時が来るまで拙僧の力を存分に利用しなされ、と」
「利用……」
「負傷しておられるようですが、美遊殿がこの地に降り立ち間もなく刻まれたのでは?どうやら黎斗殿が自信ありげに付与した力を以てしても、一筋縄でいかぬ猛者とぶつかったご様子。これより先、苦も無く勝利を手に入れる機会が一体幾つあるやら」
「それ、は……」
「利用……」
「負傷しておられるようですが、美遊殿がこの地に降り立ち間もなく刻まれたのでは?どうやら黎斗殿が自信ありげに付与した力を以てしても、一筋縄でいかぬ猛者とぶつかったご様子。これより先、苦も無く勝利を手に入れる機会が一体幾つあるやら」
「それ、は……」
一戦交えた相手がリンボにとっても因縁を持つ、駆紋戒斗だとは知る由もなく。
ただ痛い所を突かれた自覚はあり、思わず視線を泳がせる。
使い慣れたカレイドステッキとクラスカード、仮面ライダーと呼ばれる戦士の中でも上位の力を持つワイルドカリス。
持ち得る手札は決して弱いとはいえない、しかし他の参加者に圧勝出来るかはまた別の話。
デスゲームの本選が始まり、既に10時間以上経過している。
心意システムを活用する者もいれば、闘争の中で己が技をより磨き上げた者も少なくない。
幸運に恵まれ争いを回避し続けたプレイヤーは、いたとしても極少数。
大半の者は死闘を繰り返し生き延びており、差は有れど現段階までに残るだけの強さを持つ。
『ジョーカー』たる美遊の一方的な狩り(ハンティング)が成立する場では、最早ないのである。
ただ痛い所を突かれた自覚はあり、思わず視線を泳がせる。
使い慣れたカレイドステッキとクラスカード、仮面ライダーと呼ばれる戦士の中でも上位の力を持つワイルドカリス。
持ち得る手札は決して弱いとはいえない、しかし他の参加者に圧勝出来るかはまた別の話。
デスゲームの本選が始まり、既に10時間以上経過している。
心意システムを活用する者もいれば、闘争の中で己が技をより磨き上げた者も少なくない。
幸運に恵まれ争いを回避し続けたプレイヤーは、いたとしても極少数。
大半の者は死闘を繰り返し生き延びており、差は有れど現段階までに残るだけの強さを持つ。
『ジョーカー』たる美遊の一方的な狩り(ハンティング)が成立する場では、最早ないのである。
復讐を止めるなど言語道断、迷いはあれど叶えたい願いを諦めたいとも思わない。
だが志だけで事が上手く運ぶなら、真紅の魔王と痛み分けになどなっていない。
否定出来ぬ現状を考えると、リンボの提案はそこまで悪手とも言えないのではなかろうか。
だが志だけで事が上手く運ぶなら、真紅の魔王と痛み分けになどなっていない。
否定出来ぬ現状を考えると、リンボの提案はそこまで悪手とも言えないのではなかろうか。
当然、信用なんて出来ない。
常に背中を刺される危惧と戦わねばならない、障子紙よりも薄っぺらい協力関係だ。
とはいえ、善人と程遠いからこそ自身の目的の一つも。
風への復讐にも、そんなことをしても士郎は喜ばないだとか論しては来ないだろう。
他に懸念があるとすれば、イリヤと敵対中の灯花について。
物言いたげに視線を寄越され、向こうもつまらなそうに目を細める。
常に背中を刺される危惧と戦わねばならない、障子紙よりも薄っぺらい協力関係だ。
とはいえ、善人と程遠いからこそ自身の目的の一つも。
風への復讐にも、そんなことをしても士郎は喜ばないだとか論しては来ないだろう。
他に懸念があるとすれば、イリヤと敵対中の灯花について。
物言いたげに視線を寄越され、向こうもつまらなそうに目を細める。
「なーに?言いたいことがあったらちゃんと言葉にしたら?何の為にお口が付いてるのか、理解しないで今まで生きて来たのかにゃー?」
「あなたがイリヤを襲った事は私も知ってる。もし、また同じ事をする気なら……」
「あれはねむを庇って余計な真似に出た、あなたのお友達が悪いんでしょー?迷惑してるのはわたくしの方なんだけど?」
「あなたがイリヤを襲った事は私も知ってる。もし、また同じ事をする気なら……」
「あれはねむを庇って余計な真似に出た、あなたのお友達が悪いんでしょー?迷惑してるのはわたくしの方なんだけど?」
悪びれず、さも頭の悪い相手を見下すように鼻で笑う。
イリヤとクロは勿論、穂群原学園のクラスメイトともまるで違う態度。
友達少ないんだろうなと、内心で呟きつつも見つめ返す瞳には敵意が籠り、
イリヤとクロは勿論、穂群原学園のクラスメイトともまるで違う態度。
友達少ないんだろうなと、内心で呟きつつも見つめ返す瞳には敵意が籠り、
「どうどう、お二人共興奮なさらずに。頭に血が上り過ぎては、野を駆け山を駆け田畑を荒らす猪と変わりませぬぞ?」
「ちょっと!わたくしを泥臭い獣扱いしないでよー!」
「ちょっと!わたくしを泥臭い獣扱いしないでよー!」
仲裁に入りながらも、サラリと苛立たせる言を吐くのは忘れない。
二人揃ってロクな性根じゃないなと、白い目で眺める美遊も受け流し。
しかし口論を諫める気なのは、間違いじゃあない。
二人揃ってロクな性根じゃないなと、白い目で眺める美遊も受け流し。
しかし口論を諫める気なのは、間違いじゃあない。
「話を聞くに、灯花殿がいりや殿と矛を交える事態になったのはあくまでねむ殿の件で妨害を受けたから。つまり邪魔さえしなければ、灯花殿から戦を仕掛ける理由は薄いのでは?」
「邪魔しないなら別に何しようがどうでもいいよ。まぁ、あの目玉お化けさんだけは絶対許さないけど」
「邪魔しないなら別に何しようがどうでもいいよ。まぁ、あの目玉お化けさんだけは絶対許さないけど」
邪魔と判断したら容赦なく排除に出るが、逆に言うとそうでなければ進んで殺す気はない。
殺害に躊躇がないだけで、別に殺しや戦闘を楽しむ性質じゃあないのである。
例外はそれこそ自分を失望させた親友と、いろはを奪い去った六眼の侍くらいだろう。
殺害に躊躇がないだけで、別に殺しや戦闘を楽しむ性質じゃあないのである。
例外はそれこそ自分を失望させた親友と、いろはを奪い去った六眼の侍くらいだろう。
「とまぁこのように、灯花殿としてはいりや殿へ特別怨みの類はないとのこと。それでも不安が残るのなら、いっそ美遊殿ご自身がいりや殿を手中に収めては如何かな?」
「えっ……」
「えっ……」
ドクンと、心臓が跳ねた音がいやに大きく聞こえた。
リンボが言ったのは、これまで考えもしなかった。
或いは意図して考えないようにしたか、正解がどちらかは重要じゃない。
風への復讐も、士郎を蘇生するべく優勝を狙うのも。
イリヤは絶対に阻止に動くだろうし、何よりイリヤに犠牲を強いるのだって出来る訳がない。
矛盾性を孕むと理解しつつも、方針を変えられずにいたが。
たった今、耳の奥へと入り込んだ苦くも甘い毒の如き言は――
リンボが言ったのは、これまで考えもしなかった。
或いは意図して考えないようにしたか、正解がどちらかは重要じゃない。
風への復讐も、士郎を蘇生するべく優勝を狙うのも。
イリヤは絶対に阻止に動くだろうし、何よりイリヤに犠牲を強いるのだって出来る訳がない。
矛盾性を孕むと理解しつつも、方針を変えられずにいたが。
たった今、耳の奥へと入り込んだ苦くも甘い毒の如き言は――
「さて、拙僧から幾つか話をさせて頂きましたが。肝心の美遊殿の返事も、聞かせて頂きたく」
「…………」
「…………」
考え込む自分をいつの間にか、怪僧が至近距離で覗き込んだ。
思わず肩が跳ね後退るも、無言を貫いては話も進むまい。
自分の目的と、立ちはだかる無数の障害。
協力を持ちかけた二人組の危険性、リスクとリターンを天秤に掛けては心がメトロノームのように揺れ動く。
思わず肩が跳ね後退るも、無言を貫いては話も進むまい。
自分の目的と、立ちはだかる無数の障害。
協力を持ちかけた二人組の危険性、リスクとリターンを天秤に掛けては心がメトロノームのように揺れ動く。
『お待ちください美遊様、この方達と共に行くのは……!』
「……ありがとうサファイア。でも、決めたよ」
「……ありがとうサファイア。でも、決めたよ」
主の葛藤を察して、早まった選択に待ったを掛けんとし。
なれどサファイアの懇願も虚しく、答えは美遊の中で決まった。
確実に戻れなくなると理解しつつも、それを望む己がいる事は誤魔化せないから。
堪えるように一度深呼吸し、沼地の奥底よりも尚昏い瞳を見つめ返す。
なれどサファイアの懇願も虚しく、答えは美遊の中で決まった。
確実に戻れなくなると理解しつつも、それを望む己がいる事は誤魔化せないから。
堪えるように一度深呼吸し、沼地の奥底よりも尚昏い瞳を見つめ返す。
「いいよ。私は私の目的の為に、あなた達を利用する」
「ンンンン!実に、実に良き返答!ここに新たな関係を築き上げた我らを、祝福する暖かき風が吹いておりますぞ!」
「普通に冷たくて寒い風なんだけど」
「ンンンン!実に、実に良き返答!ここに新たな関係を築き上げた我らを、祝福する暖かき風が吹いておりますぞ!」
「普通に冷たくて寒い風なんだけど」
一人勝手にハイテンションとなるリンボへ、相も変わらず温度の宿らない視線を向けつつ。
美遊と手を組むのに、灯花も反対は口にしない。
リンボが唐突な勧誘へ出た時には、自分を差し置き何を勝手なと思いもしたが。
灯花自身、美遊を即座に封印せず協力関係を結ぶのをそこまで悪手じゃないと判断する。
戦力の一つで使えるだけ使い、役に立たなくなったら封印すればいい。
今すぐに確保するか、可能な限り利用してからお手軽願望器で手元に置くかの二択で後者を選んだ。
マギウスとしての実力を持つねむや、忌々しいが強さだけは認めざるを得ない剣鬼。
この手で始末したい二名以外にも、障害となるプレイヤーは少なくないだろう。
最初に殺したネネのように、わざとらしいくらいの『やられ役』はとうに全滅し。
生き延びたのは、大半が相応の実力を持つ者。
そういった連中の掃除を押し付けられる、手頃な人材は傍らにいて損は無い。
美遊と手を組むのに、灯花も反対は口にしない。
リンボが唐突な勧誘へ出た時には、自分を差し置き何を勝手なと思いもしたが。
灯花自身、美遊を即座に封印せず協力関係を結ぶのをそこまで悪手じゃないと判断する。
戦力の一つで使えるだけ使い、役に立たなくなったら封印すればいい。
今すぐに確保するか、可能な限り利用してからお手軽願望器で手元に置くかの二択で後者を選んだ。
マギウスとしての実力を持つねむや、忌々しいが強さだけは認めざるを得ない剣鬼。
この手で始末したい二名以外にも、障害となるプレイヤーは少なくないだろう。
最初に殺したネネのように、わざとらしいくらいの『やられ役』はとうに全滅し。
生き延びたのは、大半が相応の実力を持つ者。
そういった連中の掃除を押し付けられる、手頃な人材は傍らにいて損は無い。
『美遊様……』
「さっきも言ったけど、サファイアが無理して私に付き合うことは――」
『……いえ、私の契約主(マスター)は美遊様だけです』
「さっきも言ったけど、サファイアが無理して私に付き合うことは――」
『……いえ、私の契約主(マスター)は美遊様だけです』
ロクでもない、疑いの余地が無い危険な参加者達との協力を決めた。
泥沼に嵌りつつあると承知の上で決断し、それでも相棒まで巻き込むのは抵抗があるようだが。
サファイアからすれば尚の事、マスターを置いて行く訳にはいかない。
単に参加者を殺して回るといった方針がマシに思える程の、外道極まる一手へ美遊を組み込んだとて何ら不思議はない。
リンボがデスゲームで何をして来たかを、未だ知らずとも。
悪意を種のように各地へばら撒き、無数の悲劇を芽吹かせたのだと察しは付く。
泥沼に嵌りつつあると承知の上で決断し、それでも相棒まで巻き込むのは抵抗があるようだが。
サファイアからすれば尚の事、マスターを置いて行く訳にはいかない。
単に参加者を殺して回るといった方針がマシに思える程の、外道極まる一手へ美遊を組み込んだとて何ら不思議はない。
リンボがデスゲームで何をして来たかを、未だ知らずとも。
悪意を種のように各地へばら撒き、無数の悲劇を芽吹かせたのだと察しは付く。
『たとえ大多数から咎められる道を往こうとも、お供させて頂きます』
「――っ、ごめんね……」
「――っ、ごめんね……」
別れを選んだって、恨む気はないのに。
後ろ指を差され、他者の憎悪を一身に集める自分に付き合い続けると言ってくれて。
あろうことか、安堵と歓喜を抱いた自分を否定出来ず。
猛烈な自己嫌悪が湧き上がる。
後ろ指を差され、他者の憎悪を一身に集める自分に付き合い続けると言ってくれて。
あろうことか、安堵と歓喜を抱いた自分を否定出来ず。
猛烈な自己嫌悪が湧き上がる。
「まーとりあえず、色々聞きたいことはあるけどー。さっさと戻ってお姉さまがどこに行ったかを調べるのが優先だよっ」
話が纏まったなら、先程中断を余儀なくされた作業を再開したい。
桜ノ館中学校跡地は同じエリア、魔法の絨毯をかっ飛ばせば時間を掛けずに戻れるだろう。
桜ノ館中学校跡地は同じエリア、魔法の絨毯をかっ飛ばせば時間を掛けずに戻れるだろう。
「ンン……」
出発を急かす魔法少女と、悲痛な覚悟を固めるカレイドライナー。
己が元へ置く事となった二名を見比べ、気まぐれな猫のようにリンボは笑う。
生きた願望器を捕え、一度きりの願望成就で使い切るか。
一つの手段として考えれば、確かにありと言えるだろうがしかし。
そんな勿体ない真似をせずとも、美遊の使い道は幾らでも見付かる。
争奪戦の景品に選ばれ、封印し手に入れた者の願いを叶えるとルールに追加されたのは事実。
だがしかし、必ずしも捕えねばならないと言われた覚えは非ず。
ならばあえて自由にしたまま、己が掌で転がしても何の問題も無し。
己が元へ置く事となった二名を見比べ、気まぐれな猫のようにリンボは笑う。
生きた願望器を捕え、一度きりの願望成就で使い切るか。
一つの手段として考えれば、確かにありと言えるだろうがしかし。
そんな勿体ない真似をせずとも、美遊の使い道は幾らでも見付かる。
争奪戦の景品に選ばれ、封印し手に入れた者の願いを叶えるとルールに追加されたのは事実。
だがしかし、必ずしも捕えねばならないと言われた覚えは非ず。
ならばあえて自由にしたまま、己が掌で転がしても何の問題も無し。
手に入った神稚児(おもちゃ)を前に、来るべき瞬間を夢想し笑みは深まるばかり。
子女の絶望というやつは、古今東西の如何なる珍味や美酒でも届かぬ程に舌を唸らせる。
滅多に味わえぬ馳走なのだから。
子女の絶望というやつは、古今東西の如何なる珍味や美酒でも届かぬ程に舌を唸らせる。
滅多に味わえぬ馳走なのだから。
【D-2 孤島/一日目/午後】
【里見灯花@マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(アニメ版)】
[状態]:汚染完了、疲労(中)、ダメージ(中)、リンボ(式神)による暗示の影響(極大)、嫉妬と憎悪(極大)、いろはへの独占欲(極大)、ねむへの失望(大)、じゅうたんに同乗中
[装備]:アークドライバーワン@仮面ライダーゼロワン、■■■■■■■アーク■■■■プログライズキー@仮面ライダーゼロワン+仮面ライダージオウ×ゼロワン 令和・ザ・ファーストジェネレーション、デュエルディスク+素良のデッキ@遊戯王ARC-V
[道具]:基本支給品一式×3、タイムテレビ(残り使用回数3回)@ドラえもん、ポルターガイスト@遊戯王OCG、オーソライズバスター@仮面ライダーゼロワン、首輪(ネネ、承太郎、或人)
[思考・状況]
基本方針:いろはお姉さまとわたくしの為の救済を始める。
0:さっきの場所に戻って、お姉さまがどこに行ったのか調べる。
1:使える人材は生かしておく。邪魔する奴は容赦しない。
2:首輪を外す。取り敢えずどこかで調べたい。並行してドッペルに関しても調べる。
3:ねむにはもう何も期待しない。わたくしの手で終わらせる。
4:六眼の侍(黒死牟)は絶対に殺す。
5:美遊を今すぐ封印する気はない。道具として利用。
[備考]
※参戦時期は死亡後。
※首輪が爆発した時、ソウルジェムも同時に破壊されると考えています。
※リンボによる暗示の影響で、リンボに危害を加えることは不可能となっております。
※タイムテレビを使い黎明、朝の時間帯にD-6の病院前で起きた戦闘を見ました。
※ゼロワン出典以外の仮面ライダーの、アークドライバーワンのラーニング機能を用いた装備生成能力が制限されています。
一度の生成後、3分で強制的に消滅。再生成には対象物を再びラーニングしなければ不可。サウザンドジャッカーのデータ奪取機能も同上。
[状態]:汚染完了、疲労(中)、ダメージ(中)、リンボ(式神)による暗示の影響(極大)、嫉妬と憎悪(極大)、いろはへの独占欲(極大)、ねむへの失望(大)、じゅうたんに同乗中
[装備]:アークドライバーワン@仮面ライダーゼロワン、■■■■■■■アーク■■■■プログライズキー@仮面ライダーゼロワン+仮面ライダージオウ×ゼロワン 令和・ザ・ファーストジェネレーション、デュエルディスク+素良のデッキ@遊戯王ARC-V
[道具]:基本支給品一式×3、タイムテレビ(残り使用回数3回)@ドラえもん、ポルターガイスト@遊戯王OCG、オーソライズバスター@仮面ライダーゼロワン、首輪(ネネ、承太郎、或人)
[思考・状況]
基本方針:いろはお姉さまとわたくしの為の救済を始める。
0:さっきの場所に戻って、お姉さまがどこに行ったのか調べる。
1:使える人材は生かしておく。邪魔する奴は容赦しない。
2:首輪を外す。取り敢えずどこかで調べたい。並行してドッペルに関しても調べる。
3:ねむにはもう何も期待しない。わたくしの手で終わらせる。
4:六眼の侍(黒死牟)は絶対に殺す。
5:美遊を今すぐ封印する気はない。道具として利用。
[備考]
※参戦時期は死亡後。
※首輪が爆発した時、ソウルジェムも同時に破壊されると考えています。
※リンボによる暗示の影響で、リンボに危害を加えることは不可能となっております。
※タイムテレビを使い黎明、朝の時間帯にD-6の病院前で起きた戦闘を見ました。
※ゼロワン出典以外の仮面ライダーの、アークドライバーワンのラーニング機能を用いた装備生成能力が制限されています。
一度の生成後、3分で強制的に消滅。再生成には対象物を再びラーニングしなければ不可。サウザンドジャッカーのデータ奪取機能も同上。
【キャスター・リンボ@Fate/Grand Order】
[状態]:ダメージ(中)、疲労(中)、魔力消費(中)、上機嫌
[装備]:空飛ぶじゅうたん@ドラえもん
[道具]:基本支給品一式×3、眼魔眼魂(魔女数十体分とフェントホープの魔力を封印)@仮面ライダーゴースト、聖剣ソードライバー&刃王剣十聖刃&ブレイブドラゴンワンダーライドブック@仮面ライダーセイバー、光の護封剣(ゴールドシリーズ)@遊戯王OCG、シュークリームケーキ(少量消費)@ななしのアステリズム、キノコカンセット(キノコカン、スーパー、ウルトラ)@スーパーペーパーマリオ、ランダム支給品×0~3(カイザーインサイトの分)、首輪(小倉、タラオ、みかげ)
[思考]
基本:ただ、己の衝動と欲望の赴くままに
1:最上啓示、悪霊の集合体であろうかの御方の行く末、見届けて差し上げましょう。
2:吉田良子、どうやら最上殿が上手くやりましたかな?
3:里見灯花、再会を果たしたならばさて如何様に転がしますかな。
それはそれとしてでゅえるもんすたーずの情報はありがたや。
4:吉田優子、目覚めの瞬間に立ち会いたかったものです。
5:朔月美遊、いやはや実に良い拾い物をしました。
6:神とは実に実に……ンン。
[備考]
※参戦時期は地獄界曼荼羅、退場後。
[状態]:ダメージ(中)、疲労(中)、魔力消費(中)、上機嫌
[装備]:空飛ぶじゅうたん@ドラえもん
[道具]:基本支給品一式×3、眼魔眼魂(魔女数十体分とフェントホープの魔力を封印)@仮面ライダーゴースト、聖剣ソードライバー&刃王剣十聖刃&ブレイブドラゴンワンダーライドブック@仮面ライダーセイバー、光の護封剣(ゴールドシリーズ)@遊戯王OCG、シュークリームケーキ(少量消費)@ななしのアステリズム、キノコカンセット(キノコカン、スーパー、ウルトラ)@スーパーペーパーマリオ、ランダム支給品×0~3(カイザーインサイトの分)、首輪(小倉、タラオ、みかげ)
[思考]
基本:ただ、己の衝動と欲望の赴くままに
1:最上啓示、悪霊の集合体であろうかの御方の行く末、見届けて差し上げましょう。
2:吉田良子、どうやら最上殿が上手くやりましたかな?
3:里見灯花、再会を果たしたならばさて如何様に転がしますかな。
それはそれとしてでゅえるもんすたーずの情報はありがたや。
4:吉田優子、目覚めの瞬間に立ち会いたかったものです。
5:朔月美遊、いやはや実に良い拾い物をしました。
6:神とは実に実に……ンン。
[備考]
※参戦時期は地獄界曼荼羅、退場後。
【美遊・エーデルフェルト@Fate/Kaleid liner プリズマ☆イリヤ】
[状態]:疲労(中)、ダメージ(中・治療促進により回復中)、ジョーカー化
[装備]:カリスラウザー&♡のラウズカード一式@仮面ライダー剣、マジカルサファイア@Fate/Kaleid liner プリズマ☆イリヤ
[道具]:基本支給品、クラスカード『アサシン』@Fate/Kaleid Liner プリズマ☆イリヤ、ランダム支給品×2
[思考・状況]基本:私は……
1:もしもイリヤに会ったら…………?
2:あの人(風)は絶対に許さない
3:この二人(灯花、リンボ)と組む。
[備考]
[状態]:疲労(中)、ダメージ(中・治療促進により回復中)、ジョーカー化
[装備]:カリスラウザー&♡のラウズカード一式@仮面ライダー剣、マジカルサファイア@Fate/Kaleid liner プリズマ☆イリヤ
[道具]:基本支給品、クラスカード『アサシン』@Fate/Kaleid Liner プリズマ☆イリヤ、ランダム支給品×2
[思考・状況]基本:私は……
1:もしもイリヤに会ったら…………?
2:あの人(風)は絶対に許さない
3:この二人(灯花、リンボ)と組む。
[備考]
| 163:Case re:1 始める | 投下順 | |
| 162:創造F:それでも空は果てしなく続く | 時系列順 | |
| 143:Reason Living(1) | 里見灯花 | |
| キャスター・リンボ | ||
| 156:心を止めて戦いを続けよう | 美遊・エーデルフェルト |