dunpoo @Wiki

9604●沖縄県米軍基地住民投票

最終更新:

dunpoo

- view
管理者のみ編集可
 95年9月、沖縄で少女が米軍兵士に暴行された事件をきっかけに、沖縄県民の怒りが爆発し、大田昌秀沖縄県知事は、基地への土地提供を拒む地主の代理署名を拒否した。政府は法的権利なしに一部の土地を米軍基地に提供することになり、事態は日米安保体制を揺るがすものへと発展した。
 政府は、大田知事に代理署名の職務執行を求める裁判を提起するとともに、96年4月、普天間基地を移転する対米交渉をまとめた。
 県は9月に県民投票を実施、地位協定の改定と基地の縮小を求めることを、圧倒的な賛成票で確認した。その後政府は、沖縄問題に積極的に取り組む姿勢を表明し、大田知事も土地の強制使用に必要な公告・縦覧の代行を決定し、政府と県の対立は一応解けた。
記事メニュー
ウィキ募集バナー