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1902●沖縄県民投票
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沖縄県で、米軍普天間飛行場の代替施設建設のための辺野古埋立工事の賛否を問う県民投票が、2019年2月24日に行われた。
18年9月の沖縄県知事選挙で埋め立て反対派の玉城デニーが圧勝したにも関わらず、安倍政権は辺野古移転推進の姿勢を改めず、18年12月には埋め立て工事に着手した。
県民投票の実施を求める署名活動は、18年春から始まり、2ヵ月間で必要数の約4倍にあたる9万余筆の署名が集まった。しかし、自民党沖縄県連などは「賛成、反対では多様な意見が反映されない」と消極的で、5市の市長が投票への不参加を表明するなど一時は全県での実施が危ぶまれた。しかしこれも、署名活動の中心となった若者によるハンガーストライキなどを受けて自民も歩み寄り、投票の選択肢に「どちらでもない」を加えた3択とすることで決着し、実施が決まった。
投票の結果、埋め立てに「賛成」19.10%に対して「反対」が72.15%と、圧倒的な結果が示された。危ぶまれた投票率も52.48%と半数を超えた。
しかし、投票結果に法的拘束力がなく、政府は投票以降も変わらず工事を続行した。
玉城知事は10月に訪米して計画見直しを訴えるなどしたが、同月には辺野古をめぐる訴訟で県が再び敗訴するなど、局面を動かすことはできなかった。
18年9月の沖縄県知事選挙で埋め立て反対派の玉城デニーが圧勝したにも関わらず、安倍政権は辺野古移転推進の姿勢を改めず、18年12月には埋め立て工事に着手した。
県民投票の実施を求める署名活動は、18年春から始まり、2ヵ月間で必要数の約4倍にあたる9万余筆の署名が集まった。しかし、自民党沖縄県連などは「賛成、反対では多様な意見が反映されない」と消極的で、5市の市長が投票への不参加を表明するなど一時は全県での実施が危ぶまれた。しかしこれも、署名活動の中心となった若者によるハンガーストライキなどを受けて自民も歩み寄り、投票の選択肢に「どちらでもない」を加えた3択とすることで決着し、実施が決まった。
投票の結果、埋め立てに「賛成」19.10%に対して「反対」が72.15%と、圧倒的な結果が示された。危ぶまれた投票率も52.48%と半数を超えた。
しかし、投票結果に法的拘束力がなく、政府は投票以降も変わらず工事を続行した。
玉城知事は10月に訪米して計画見直しを訴えるなどしたが、同月には辺野古をめぐる訴訟で県が再び敗訴するなど、局面を動かすことはできなかった。