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1801●第196通常国会

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1801●第196通常国会
 18年1月4日の年頭記者会見で安倍首相は、「今年こそ…憲法のあるべき姿を国民にしっかりと提示する」と述べ、自民党の憲法改正原案を今国会に提示する決意を示した。前年10月の衆院選大勝で、与党は衆参両院で憲法改正の発議に必要な3分の2の議席を占めるに至ったからこその決意であった。しかし、結果的に、首相の思い描いていた通りに事は進まなかった。
 第196通常国会は、1月22日に召集された。会期は同年6月20日までの150日間の予定であったが32日間延長され、同年7月22日までの182日間であった。
 通常国会の序盤では、働き方改革関連法をめぐって、政府の不手際があり法案修正に追い込まれ、野党の抵抗を強行採決で乗り切った。また文書隠しや改ざんなど政権の不祥事が相次いで明らかになった。野党によるこれらの事件に関する質問に、安倍をはじめ政府側は正面から答えず、説明も型通りのものに終止し実りのない国会審議が続いた。
 18年度予算は、3月28日に参議院本会議で可決・成立した。参院が議決しなくても成立する期日が29日に迫っていたので、ギリギリのタイミングでの可決であった。
 18年度予算の一般会計総額は97兆7128億円で、6年連続で過去最大を更新した。15年に決めた財政健全化計画で一般歳出の伸びを18年度までの3年間で1兆6000億円にとどめるとしており、増加額は辛うじて枠内に収まったものの、社会保障費の膨張、防衛力強化や看板政策「人づくり革命」への配分などで、17年度当初予算より2581億円増加した。バブル期以来の高い税収を見込むが、足りない分を補う新規国債発行額は、8年連続減額の33兆6922億円を計上した。
1802●森友問題、加計学園問題の発展
1804●イラク日報問題
2024/09/11記
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