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代理出産の出生届認めず、大阪高裁が抗告棄却
米国で代理出産した双子の出生届を、自治体が受理しなかったのを不服として関西地方の夫婦が、不受理処分の取り消しを求めた家事審判の抗告審で、大阪高裁(田中壮太裁判長)が「母子関係の有無は分べんの事実で決まるのが基準。特別の法制が整備されておらず、例外を認めるべきではない」と、申し立てを却下した家裁支部判断を支持し、夫婦の即時抗告を棄却していたことが、23日わかった。
代理出産契約については「人を生殖の手段として扱い、人道上問題。代理母との間で、子どもを巡る深刻な争いが生じる危険性もあり、契約は公序良俗に反して無効」と指摘した。
夫婦は子供ができず、米カリフォルニア州の代理出産あっせん会社と契約。アジア系米国人女性から卵子の提供を受け、夫との精子で体外受精し、受精卵を別の米国人の代理母の子宮に移し、2002年10月、双子が生まれた。昨年1月、夫婦の居住する自治体に出生届を出したが、受理されなかった。
田中裁判長は▽分べんという外形的事実により、母子間の法律関係を客観的基準で明確にできる▽女性は懐胎から分べんの過程で母性をはぐくむので分べんした女性を母とするのは合理性がある――などを棄却理由に挙げた。
代理出産契約については「人を生殖の手段として扱い、人道上問題。代理母との間で、子どもを巡る深刻な争いが生じる危険性もあり、契約は公序良俗に反して無効」と指摘した。
夫婦は子供ができず、米カリフォルニア州の代理出産あっせん会社と契約。アジア系米国人女性から卵子の提供を受け、夫との精子で体外受精し、受精卵を別の米国人の代理母の子宮に移し、2002年10月、双子が生まれた。昨年1月、夫婦の居住する自治体に出生届を出したが、受理されなかった。
田中裁判長は▽分べんという外形的事実により、母子間の法律関係を客観的基準で明確にできる▽女性は懐胎から分べんの過程で母性をはぐくむので分べんした女性を母とするのは合理性がある――などを棄却理由に挙げた。
TITLE:代理出産の出生届認めず、大阪高裁が抗告棄却 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)DATE:2005/05/23 23:27URL:http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050523it11.htm
TITLE:mag2 - Outlook ExpressDATE:2005/06/13 11:20URL:mhtml:mid://00000467/