◇プレイヤーの種族
プレイヤーは、自分の母親の種族を選ぶことができます(父親はネーリム人)。選んだ種族によって「文化ボーナス」を得ることができ、その効果はマジックメニューから確認できます。
キレー人
他国と交流の少ない群島「キレーのベルト」出身。
隠遁生活を好み、商才に恵まれているという噂があるが、
それはキレーにあるヴィン最大の貿易会社「青島連盟」に由来する。
[文化ボーナス]
Song of the Blue Isles
所持重量 +10
弁論術 +4
手の素早さ +4
弓術 +2
エターナ人
古代エルフのような外見をしており、全員が魔法の才に恵まれている。
落星の後、沼地が点在する大陸・マイア アラナスに住み着いた種族。
落星後4523年に起きたゾラの反乱で離散し、現在はヴィンの各地に移住している。
今は吟遊詩人として暮らす者が多い。
[文化ボーナス]
Blood of the First Ones
マナ値 +10
元素魔術 +2
超次元術 +2
付呪スキル +4
キラ人
特徴的な濃い色の肌を持つ。
伝統的な家族制度はなく、かわりに「サークル」と呼ばれる集団で生活をする。
これはポリアモリー的な集団で、多くの男女で構成され、みなで一緒に子供を育てる。
科学と神秘主義、文化の始まりの地といわれる「キラ」にルーツを持つ。
その文化を称賛される一方、不道徳とみなされることも。
[文化ボーナス]
Breath of the Desert
スタミナ +10
軽装 +2
片手武器 +2
錬金術 +4
アラジアル人
体格が良く、肌の色が明るい。フィジカルが強く、傭兵となれば優秀。
自然崇拝の伝統を維持しながら遊牧生活を営んでいる種族。
一部の者は“文化的である”と見られたいがために沿岸地域に定住しているが、
アラジアルは全体的に野蛮人と見下されがちである。
ルーツは、荒野と大草原からなる大陸「アラジアル」。
[文化ボーナス]
Call of the Steppe
体力 +10
重装備 +2
両手武器 +2
工作 +4
◇その他の種族
プレイヤーとしては選べないですが、ヴィンには他の種族もいます。
スターリング
ヤラム ラシャイのこと。エンデラルでは「スターリング」として知られている。
落星後のヴィンに現れたミステリアスな種族。
スターリングは、星に帰りたい、自分たちでも何かわからない失ったものを取り戻したいという衝動を感じていたらしい。
ゲームの時点では、ヤラム ラシャイは謎の理由で消滅している。
彼らはどこかへ移住したに違いない、と考えている人もいる。
スカラグ
不毛で荒れ果てた諸島「スカラグ」に住む人たち。
小柄で細身、アーモンド形の目をしている。
スカラグの社会は母権制で、シャーマニズムを信仰している。
野蛮で残忍な海賊であるといわれている。
(祖母がスカラグであるリシャリは、スカラグ的な見た目を理由に同僚に恐れられている。)
ネーリム人
ネーリム人でも、北部の者は青白く明るい肌をしており、南部の者は暗い肌色をしている(とはいえキラ人ほどではない)。
Enderalの主人公の父親はネーリム人。
エンデラル人
エンデラル人は明るい肌の色をしており、見た目では北部ネーリム人と区別がつきにくい。
エンデラル社会は神権政治であり、神聖なるオーダーによって厳格に統治されている。
ネーリムと違って奴隷制度はないが厳格な階級制があり、階級の移動は難しい。
サンボーン
初歩的な言葉を使い、戦闘的な社会を構築する部族。
起源は落星後6136年、キーパーのダルマラクがタルガード周辺の土地を肥沃にしようと危険な実験をしたことに始まる。
実験は大失敗。大惨事を引き起こし、その周辺にいた命はほとんど消失、土地も永久的に汚染された。
しかしながら何人かの人々は、話す能力を失いながらも生き延びた。
何百年も経つうちに、彼らの子孫はサンボーンとして知られるようになった。
ユスランによれば、「誰も、彼らの文化を勉強したり彼らの会話能力を回復させようとするほどサンボーンに興味を持たない」。
最終更新:2021年03月24日 23:41