触手部屋1日目 めーりん編
触手娘、私はそう呼ばれた。
なんでも自分は触手エネルギーを過剰に摂取した結果生まれた変異体という物らしい。
高い知能と人間のような上半身を持ち、下半身は蛸のように触手が生えている、このような事例は私が始めてらしい。
らしい、らしいというのは全て"あなた"から聞いた話だからだ。
"あなた"とは私の創造主であり、主人である人の事、皆がそう呼ぶからきっとそれが名前なのだろう。
"あなた"は生まれた私に一言、ここに来る女を調教しろ、と命令した。
本能という物だろうか、どうすれば女が悦ぶか、どこまでなら快楽に狂ってしまわないか、どこまでなら死なないか…
生まれたときからそれら全てを知っていた
私はそれから何人もの女性を調教し、"あなた"に受け渡してきた。
そうすれば"あなた"は褒めてくれたし、私も存在を実感できた。
ガチャ…
薄暗い部屋に光が差し込む
また"あなた"が女を連れて来たのだろう
「おい、次の女だ、頼む」
感情が見えない抑揚のない声
「はなして…っ!私は紅魔館の一員ですよっ!?こんな事をすれば危ないのは貴方たちです…っ」
連れて来られたのは赤毛の娘
チャイナ服が印象的で、健康なのが取り得そうな娘だった
「くぅ…っ!はな…せぇっ!!」
力が出ないはずなのに"あなた"の拘束から力づくで逃れる娘、元々かなりの怪力である事を伺わせる
「人間ごときが調子に乗らないでっ!」
そのまま体勢を崩さずハイキックを仕掛ける、普通妖怪は力が出なくなると一気に何も出来なくなるものなのだけど…
…しかし娘の快進撃もここまでだった
「か…はっ…っ!?」
行き成り☆型の弾幕が飛んできて娘をふっとばす
そのまま私の部屋の奥の壁に叩きつけられた娘はあまりの衝撃に立つ事すら出来なくなってしまった。
「…無駄ですよ?あなたさんには誰も逆らえないんです、諦めてください…美鈴さん」
いつも"あなた"の傍にいる緑の髪の女性…優しそうな笑顔を浮かべて居るが、今の容赦ない弾幕は間違いなく彼女のものだ
「じゃあ…頼んだ」
キィ…
光が閉じ…
バタン
そして消えた
「くぅ…ぅ…咲夜…さん…」
呻き声をあげる娘を見て、私は
なんでも自分は触手エネルギーを過剰に摂取した結果生まれた変異体という物らしい。
高い知能と人間のような上半身を持ち、下半身は蛸のように触手が生えている、このような事例は私が始めてらしい。
らしい、らしいというのは全て"あなた"から聞いた話だからだ。
"あなた"とは私の創造主であり、主人である人の事、皆がそう呼ぶからきっとそれが名前なのだろう。
"あなた"は生まれた私に一言、ここに来る女を調教しろ、と命令した。
本能という物だろうか、どうすれば女が悦ぶか、どこまでなら快楽に狂ってしまわないか、どこまでなら死なないか…
生まれたときからそれら全てを知っていた
私はそれから何人もの女性を調教し、"あなた"に受け渡してきた。
そうすれば"あなた"は褒めてくれたし、私も存在を実感できた。
ガチャ…
薄暗い部屋に光が差し込む
また"あなた"が女を連れて来たのだろう
「おい、次の女だ、頼む」
感情が見えない抑揚のない声
「はなして…っ!私は紅魔館の一員ですよっ!?こんな事をすれば危ないのは貴方たちです…っ」
連れて来られたのは赤毛の娘
チャイナ服が印象的で、健康なのが取り得そうな娘だった
「くぅ…っ!はな…せぇっ!!」
力が出ないはずなのに"あなた"の拘束から力づくで逃れる娘、元々かなりの怪力である事を伺わせる
「人間ごときが調子に乗らないでっ!」
そのまま体勢を崩さずハイキックを仕掛ける、普通妖怪は力が出なくなると一気に何も出来なくなるものなのだけど…
…しかし娘の快進撃もここまでだった
「か…はっ…っ!?」
行き成り☆型の弾幕が飛んできて娘をふっとばす
そのまま私の部屋の奥の壁に叩きつけられた娘はあまりの衝撃に立つ事すら出来なくなってしまった。
「…無駄ですよ?あなたさんには誰も逆らえないんです、諦めてください…美鈴さん」
いつも"あなた"の傍にいる緑の髪の女性…優しそうな笑顔を浮かべて居るが、今の容赦ない弾幕は間違いなく彼女のものだ
「じゃあ…頼んだ」
キィ…
光が閉じ…
バタン
そして消えた
「くぅ…ぅ…咲夜…さん…」
呻き声をあげる娘を見て、私は
(あぁ…この人は美鈴って言うんだ)
などと考えていた
壁に叩きつけられた美鈴はしばらく呻き声をあげていたが、そのまま意識を失ってしまった。
私はベットに美鈴を寝かせ、触手で美鈴の体を検査していく
骨折は無かった、並の妖怪ならあばらが何本か折れていても不思議ではないのに
怪我は…ここに来るまでにも相当暴れたのだろう、擦り傷、切り傷が多数見られる
考えた結果、私は栄養剤を注射しておく事にした、この妖怪ならばこれだけで大丈夫だろう。
治療を終えた私は美鈴の調教プランを考えながら眠りについた
私はベットに美鈴を寝かせ、触手で美鈴の体を検査していく
骨折は無かった、並の妖怪ならあばらが何本か折れていても不思議ではないのに
怪我は…ここに来るまでにも相当暴れたのだろう、擦り傷、切り傷が多数見られる
考えた結果、私は栄養剤を注射しておく事にした、この妖怪ならばこれだけで大丈夫だろう。
治療を終えた私は美鈴の調教プランを考えながら眠りについた
触手部屋2日目
私はドンッ!と言う大きな音で目を覚ました。
「くぅっ…!開かない…っ」
見ると美鈴が扉に体当たりをしているのが見える
どうやら先に起きて、脱出を試みているようだ。
(無駄なのに)
あの扉は薄く出来ているものの、私が全力を出しても開ける事が出来ないほど頑丈だ
なにか魔術的な細工を施してあるのだろうが、私はそっち方面の知識は皆無だった。
「ちっ……」
美鈴がこちらが起きたのを見て舌打ちする、やはり私を敵だと認識しているようだ、敵なのだけど
「あなたたち、何が目的なのっ!?答えてっ!」
私は美鈴の叫びを無視して触手を伸ばしていく
(…この人は、回復が早くて痛みに強い)
昨日の検査で得たデータから相手を雌に仕立て上げるのに最も効率が良い調教パターンをくみ上げる
「きゃっ!?、や、やめっ…な、なにするのっ!?」
しゅるしゅると美鈴の健康的な肉体を触手が巻き取っていく
(緊縛して様子をみる)
「んっ…や、やぁ……気持ち悪ぃ…っ!」
美鈴は最初のうちは抵抗していたが、意外とすぐに抵抗をやめてしまった
「はぁ……なんで私ばっかりこんな目に……」
(意外と諦めが良いのかな)
「……いつもいつも酷い目にあって……この間もちょっとうとうとしてただけなのにナイフで刺されるし……」
ついには愚痴りだす美鈴……暢気なのか悲観的なのか分からない
(……降ろしてあげよう)
なんだか気が削がれてしまった
(普通はもっと暴れたり泣き出したりするんだけどな)
「庭のパンジーだって折角育ててたのに氷精に滅茶苦茶にされるし……いつの間にか妹様の遊び相手係になってるし……」
開放されたことにも気づかず愚痴り続ける美鈴、しょうがないので肩をトントンと触手で叩いてあげる
「ふぇ?あ、あれ?解かれてる」
間の抜けた声を出して今頃開放されていることに気づく、ホントに調子が狂う
(楽観的?悲観的?…わかんない)
……しばらく沈黙が続く
「……あの……」
先に沈黙をやぶったのは美鈴の方だった
「えっと……その……あなたの名前は?」
私は首に下げているタグを美鈴に見せる
「……S-0493……これ、名前?」
こくこくと頷く。
「そ、そう……私、これからどうなるの?」
ふるふると首を横に振る、"あなた"からは余計な事を話すなと言われていた。
「教えてくれない、ですか……あの、ここから出してもらうわけには……」
同じように横に首を振る
「そう……わかりました……」
「くぅっ…!開かない…っ」
見ると美鈴が扉に体当たりをしているのが見える
どうやら先に起きて、脱出を試みているようだ。
(無駄なのに)
あの扉は薄く出来ているものの、私が全力を出しても開ける事が出来ないほど頑丈だ
なにか魔術的な細工を施してあるのだろうが、私はそっち方面の知識は皆無だった。
「ちっ……」
美鈴がこちらが起きたのを見て舌打ちする、やはり私を敵だと認識しているようだ、敵なのだけど
「あなたたち、何が目的なのっ!?答えてっ!」
私は美鈴の叫びを無視して触手を伸ばしていく
(…この人は、回復が早くて痛みに強い)
昨日の検査で得たデータから相手を雌に仕立て上げるのに最も効率が良い調教パターンをくみ上げる
「きゃっ!?、や、やめっ…な、なにするのっ!?」
しゅるしゅると美鈴の健康的な肉体を触手が巻き取っていく
(緊縛して様子をみる)
「んっ…や、やぁ……気持ち悪ぃ…っ!」
美鈴は最初のうちは抵抗していたが、意外とすぐに抵抗をやめてしまった
「はぁ……なんで私ばっかりこんな目に……」
(意外と諦めが良いのかな)
「……いつもいつも酷い目にあって……この間もちょっとうとうとしてただけなのにナイフで刺されるし……」
ついには愚痴りだす美鈴……暢気なのか悲観的なのか分からない
(……降ろしてあげよう)
なんだか気が削がれてしまった
(普通はもっと暴れたり泣き出したりするんだけどな)
「庭のパンジーだって折角育ててたのに氷精に滅茶苦茶にされるし……いつの間にか妹様の遊び相手係になってるし……」
開放されたことにも気づかず愚痴り続ける美鈴、しょうがないので肩をトントンと触手で叩いてあげる
「ふぇ?あ、あれ?解かれてる」
間の抜けた声を出して今頃開放されていることに気づく、ホントに調子が狂う
(楽観的?悲観的?…わかんない)
……しばらく沈黙が続く
「……あの……」
先に沈黙をやぶったのは美鈴の方だった
「えっと……その……あなたの名前は?」
私は首に下げているタグを美鈴に見せる
「……S-0493……これ、名前?」
こくこくと頷く。
「そ、そう……私、これからどうなるの?」
ふるふると首を横に振る、"あなた"からは余計な事を話すなと言われていた。
「教えてくれない、ですか……あの、ここから出してもらうわけには……」
同じように横に首を振る
「そう……わかりました……」
……また沈黙が部屋を支配する
触手部屋3~10日目
次の日から本格的な調教が始まった。
美鈴は早くも完全に諦めてしまったのか、痛みに抵抗する事はあっても逃げ出そうとする事や、こちらに危害を加えようとする事はなかった。
最初は触手に慣れさせるために巻きつけたり胸をやさしく愛撫したりするだけに留め、慣れてきたら秘所に這わせたり銜えさせたりする
……他の奴隷にもしてきたもはやパターンとなった調教内容だった。
美鈴も例に漏れず、どんどん触手に対する嫌悪感を無くし、時には自分から求めてくるようになった。
あまりにも調教が順調に行くので最近は調教の間にお喋りをする事も多くなって来ている。
と言っても、私が話す事は殆どなく、美鈴が一方的に話しかけて来てこっちはそれに相槌を打つだけなのだけど。
私としても美鈴の話す外の世界の話は興味深いものばかりで段々休憩時間が楽しみになってきている。
なにせ今までの奴隷は最初は抵抗ばかりして話どころではなかったし、堕ちてからも求めるのは触手の快楽ばかりで、私自身を見てくれた事なんてなかったから……
「そこでですね?白黒がまた本を盗もうと紅魔館に突撃してくるわけですよ!
そこで私がどんっ!っと門の前に立ってですね?こう言うんですよ!
『私が居る限り紅魔館の中には一歩たりとも入れさせません!』
そして私の拳法でドカーンってやっつけちゃってですね?」
今日も美鈴が外の話をしてくれている、さっきまで触手で嬲られ続けて居たと言うのに本当に元気だ
私は美鈴の大活劇を聞いて相槌を打ちながら楽しんでいた
美鈴は早くも完全に諦めてしまったのか、痛みに抵抗する事はあっても逃げ出そうとする事や、こちらに危害を加えようとする事はなかった。
最初は触手に慣れさせるために巻きつけたり胸をやさしく愛撫したりするだけに留め、慣れてきたら秘所に這わせたり銜えさせたりする
……他の奴隷にもしてきたもはやパターンとなった調教内容だった。
美鈴も例に漏れず、どんどん触手に対する嫌悪感を無くし、時には自分から求めてくるようになった。
あまりにも調教が順調に行くので最近は調教の間にお喋りをする事も多くなって来ている。
と言っても、私が話す事は殆どなく、美鈴が一方的に話しかけて来てこっちはそれに相槌を打つだけなのだけど。
私としても美鈴の話す外の世界の話は興味深いものばかりで段々休憩時間が楽しみになってきている。
なにせ今までの奴隷は最初は抵抗ばかりして話どころではなかったし、堕ちてからも求めるのは触手の快楽ばかりで、私自身を見てくれた事なんてなかったから……
「そこでですね?白黒がまた本を盗もうと紅魔館に突撃してくるわけですよ!
そこで私がどんっ!っと門の前に立ってですね?こう言うんですよ!
『私が居る限り紅魔館の中には一歩たりとも入れさせません!』
そして私の拳法でドカーンってやっつけちゃってですね?」
今日も美鈴が外の話をしてくれている、さっきまで触手で嬲られ続けて居たと言うのに本当に元気だ
私は美鈴の大活劇を聞いて相槌を打ちながら楽しんでいた