場所:香霖堂店内 人物:霧雨魔理沙、森近霖之助
状況:仰向けの霖之助に馬乗りになる魔理沙
状況:仰向けの霖之助に馬乗りになる魔理沙
「何を考えている、魔理沙?」
「さてね。当ててみろよ、霖之助」
「見当もつかないね。僕は地底にいるという悟りではないからな」
「なんだ、無駄に自信家のおまえらしくもない」
「いやいや、こう見えても結構控えめだよ、僕は」
「はん、冗談にしちゃ面白くないな。……ま、お前のそういうとこも嫌いじゃあないぜ」
「ぜ……せめてもう少し大きくなってから言ってくれ、そういった台詞は」
「はいはい、そうくると思ったよ。しかしその返し方は少しずるくないか?」
「が、これだってルールのうちさ。それを言うなら君の方だって十分にずるい」
「良いだろ、少なくとも私は香霖みたいに付けたり外したりはしてないからな」
「何を言う、これだって立派な技術のうちだ。それがわからないとはやっぱりまだ子供だな、魔理沙」
「残念だけど人間はお前より早く成長するんだぜ。確かめてみるかい?」
「……いや、やめておく。成長が早いのは十分にわかったからね」
「寝言ほざくな、そんなのでわかられてたまるかよ!」
「よ、よせ魔理沙! そんな格好をして、誰か入ってきたらどうするんだ!」
「黙れ。お前はこの状況で今更怖気づくのか?」
「考え直せ、今ならまだ間に合う!」
「うるさい、この状況になってもまだぐだぐだぬかすのか、お前は!」
「……わかっている。そうだよな、僕も腹を括るべきだろう」
「うん、来てくれ香霖……って、あ」
「さてね。当ててみろよ、霖之助」
「見当もつかないね。僕は地底にいるという悟りではないからな」
「なんだ、無駄に自信家のおまえらしくもない」
「いやいや、こう見えても結構控えめだよ、僕は」
「はん、冗談にしちゃ面白くないな。……ま、お前のそういうとこも嫌いじゃあないぜ」
「ぜ……せめてもう少し大きくなってから言ってくれ、そういった台詞は」
「はいはい、そうくると思ったよ。しかしその返し方は少しずるくないか?」
「が、これだってルールのうちさ。それを言うなら君の方だって十分にずるい」
「良いだろ、少なくとも私は香霖みたいに付けたり外したりはしてないからな」
「何を言う、これだって立派な技術のうちだ。それがわからないとはやっぱりまだ子供だな、魔理沙」
「残念だけど人間はお前より早く成長するんだぜ。確かめてみるかい?」
「……いや、やめておく。成長が早いのは十分にわかったからね」
「寝言ほざくな、そんなのでわかられてたまるかよ!」
「よ、よせ魔理沙! そんな格好をして、誰か入ってきたらどうするんだ!」
「黙れ。お前はこの状況で今更怖気づくのか?」
「考え直せ、今ならまだ間に合う!」
「うるさい、この状況になってもまだぐだぐだぬかすのか、お前は!」
「……わかっている。そうだよな、僕も腹を括るべきだろう」
「うん、来てくれ香霖……って、あ」
場所:同店内 人物:博麗霊夢、霧雨魔理沙、森近霖之助
状況:入り口から香霖同に入店した霊夢。及びその眼前で上衣を肌蹴て霖之助に馬乗りになる魔理沙
状況:入り口から香霖同に入店した霊夢。及びその眼前で上衣を肌蹴て霖之助に馬乗りになる魔理沙
「……で、真昼間から何やってんのよ、あんた達は?」
「やあ霊夢来ていたのか。別にたいしたことじゃないさ」
「ああ、ただしりとりをしながらそこで聞き耳立ててる天狗をからかってただけだぜ」
「本当に何やってるんだか……」
「ところで霊夢。せっかく来たんだ、昼食でも食べて行くかい? しりとりに負けた魔理沙が作ってくれることになっているんだが」
「やれやれ、まあ負けは負けだからな。そうだな、高菜があるし炒飯でいいな」
「それで構わないが、この間みたいにミニ八卦炉で調理するなよ」
「中華は火力だぜ?」
「人の店の屋根を吹っ飛ばしておいてその言い草か。とりあえずこいつは預かっておく。ついでだから調整しておいてやるよ」
「お代はツケでよろしく」
「それじゃ霖之助さん、私も魔理沙を手伝ってくるわね」
「やあ霊夢来ていたのか。別にたいしたことじゃないさ」
「ああ、ただしりとりをしながらそこで聞き耳立ててる天狗をからかってただけだぜ」
「本当に何やってるんだか……」
「ところで霊夢。せっかく来たんだ、昼食でも食べて行くかい? しりとりに負けた魔理沙が作ってくれることになっているんだが」
「やれやれ、まあ負けは負けだからな。そうだな、高菜があるし炒飯でいいな」
「それで構わないが、この間みたいにミニ八卦炉で調理するなよ」
「中華は火力だぜ?」
「人の店の屋根を吹っ飛ばしておいてその言い草か。とりあえずこいつは預かっておく。ついでだから調整しておいてやるよ」
「お代はツケでよろしく」
「それじゃ霖之助さん、私も魔理沙を手伝ってくるわね」
場所:森近家台所 人物:博麗霊夢、霧雨魔理沙
状況:台所に立つ魔理沙と霊夢
状況:台所に立つ魔理沙と霊夢
「……で、私が止めなきゃどこまでやるつもりだったのよ、あんたは」
「おいおい、何言ってんだ。さっきも言っただろ、あれは天狗をからかう為に……」
「からかうだけなら本当に脱ぐ必要ないでしょ」
「それはあれだ、リアリティの追求って奴だぜ」
「そもそも天狗なんかどこにいたのよ。店の周りにそんなもん見当たらなかったわよ」
「あれ、おかしいな。何かを見間違えたかな」
「……まあ、いいわ。どんな結果になろうとあんたの問題だからね。好きにすると良いわ」
「言われなくても私は勝負事はいつでも全力だぜ」
「しりとりの話? それともそれ以外?」
「言っただろ。いつでも何でも全力、真剣勝負だって」
「おいおい、何言ってんだ。さっきも言っただろ、あれは天狗をからかう為に……」
「からかうだけなら本当に脱ぐ必要ないでしょ」
「それはあれだ、リアリティの追求って奴だぜ」
「そもそも天狗なんかどこにいたのよ。店の周りにそんなもん見当たらなかったわよ」
「あれ、おかしいな。何かを見間違えたかな」
「……まあ、いいわ。どんな結果になろうとあんたの問題だからね。好きにすると良いわ」
「言われなくても私は勝負事はいつでも全力だぜ」
「しりとりの話? それともそれ以外?」
「言っただろ。いつでも何でも全力、真剣勝負だって」
場所:香霖堂店内 人物:森近霖之助
状況:独白する霖之助
状況:独白する霖之助
「ふん、全力か。せいぜいお手並み拝見……などと悠長なことをいつまでも言ってられないか」
霖之助、窓の外を遠い目で眺める
「……大きくなっていたな、意外と。うん……」
霖之助、窓の外を遠い目で眺める
「……大きくなっていたな、意外と。うん……」
終われ
DRAWLINE
とりあえず文章力のない人間が、妙に捻ろうとすると悲惨なことになるという例
素直に地の分のあるSS書いとけ自分……
とりあえず文章力のない人間が、妙に捻ろうとすると悲惨なことになるという例
素直に地の分のあるSS書いとけ自分……