何だかSSが流行ってるみたいなので書いてみた。
世界観は折角なのでeratohoJ、クリア後な感じです。
主人公は「あなた」では呼び名に困ったので○○(イチャスレ的主人公名称)
パートナーはリリーホワイト、助手にリリーブラックです。
地の文一切無しの会話オンリーSSが好きなので大体そんなスタイル。
主人公は「あなた」では呼び名に困ったので○○(イチャスレ的主人公名称)
パートナーはリリーホワイト、助手にリリーブラックです。
地の文一切無しの会話オンリーSSが好きなので大体そんなスタイル。
「春ですよー」
「……春だな。俺とリリーが初めて会ったのも春だったっけ?」
「ええ、そうですよ。だから今日は私と○○さんが出会って一周年の記念すべき日なんです!」
「ふむ、それは確かに記念すべき日だが……とりあえずくっつくのは構わんが、昼は仕事な」
「えー。もう最近は霧も殆ど晴れてきて、助けが必要な人も居ないじゃないですか?」
「でも万が一まだ霧の影響を受けている人が居たらどうするんだ?
俺達にしか助けられないんだから俺達がしっかり頑張らないと」
俺達にしか助けられないんだから俺達がしっかり頑張らないと」
「うぅ……分かりました。それじゃくーちゃん起こしてきますね」
「おう、任せた。………まぁアレだ、夜は期待しててくれて良いから、頑張ろう」
「え、え、本当ですか!?はい!頑張りm「何を期待して良いのかしら?」」
「げ、ブラックもう起きてたのか」
「『げ』って何よ『げ』って。貴方達もう少し他人の目ってものを気にしたら?
そんなだから折角保護した他の人達にも逃げられるのよ」
そんなだから折角保護した他の人達にも逃げられるのよ」
「あー……いや、あれはだなぁ……そう、春を伝えてたんだよ!」
「そ、そうです!私と○○さんで皆さんに春を伝えていただけですよ!」
「へぇ……昼間っからイチャイチャベタベタして、夜は夜であれだけ大声出してるのがねぇ……
私達の春を伝える程度の能力ってそういう能力だったかしら?」
私達の春を伝える程度の能力ってそういう能力だったかしら?」
「うぅ……くーちゃんのイジワル」
「さっき最後まで残ってた子も出て行ったわ。
『これ以上ここに居たら頭がおかしくなる。絶対霧よりこっちの方が酷い』
ですって。本当にもう消えかけの霧なんて放って置いて貴方達を何とかした方が良いんじゃないかしら」
『これ以上ここに居たら頭がおかしくなる。絶対霧よりこっちの方が酷い』
ですって。本当にもう消えかけの霧なんて放って置いて貴方達を何とかした方が良いんじゃないかしら」
「む、となると残ってるのはもうリリーとブラックだけか……」
「まぁ私はしぃの事が心配だからここを出て行く気は無いけど、
もうこれ以上霧の犠牲者を探す意味は無いんじゃない?
折角助けてもどうせすぐ逃げられるだけよ」
もうこれ以上霧の犠牲者を探す意味は無いんじゃない?
折角助けてもどうせすぐ逃げられるだけよ」
「あ、その事ですけどくーちゃん、私の事はもう心配しなくて良いですよ?
私は○○さんの事が本当に大好きですし、○○さんも私のことを好きでいてくれてます。
妖精だからって私に酷いことをするような人じゃないのはくーちゃんももう分かってるでしょう?」
私は○○さんの事が本当に大好きですし、○○さんも私のことを好きでいてくれてます。
妖精だからって私に酷いことをするような人じゃないのはくーちゃんももう分かってるでしょう?」
「……それはまぁそうかもしれないけど。何?そんなに私も追い出したいわけ?」
「違いますよー!……くーちゃんって人間の事を凄く嫌ってるじゃないですか。
だから、私のせいでくーちゃんに無理をさせて、嫌いな人と一緒に暮らしてるんだったら悪いなって……」
だから、私のせいでくーちゃんに無理をさせて、嫌いな人と一緒に暮らしてるんだったら悪いなって……」
「あぁ……確かに最初は殺してやろうかと思ってたわね。
私も霧に飲まれてたとは言え初対面でいきなりあんな事してきたんだし、
しぃを誑かしてるみたいだったし……」
私も霧に飲まれてたとは言え初対面でいきなりあんな事してきたんだし、
しぃを誑かしてるみたいだったし……」
「待て、それは誤解だ。最初のアレはブラックを助けるためには仕方なかったことだし、
リリーと一緒に居たのもリリーの方から誘ってきたんだって言っただろう」
リリーと一緒に居たのもリリーの方から誘ってきたんだって言っただろう」
「だから『最初は』って言ったじゃない。今はちゃんと分かってるわよ」
「それなら良いんだが……油断させておいて後ろからグサッとかやめてくれよ?」
「しないわよ……貴方私を何だと思ってるのかしら」
「んー……娘を取られないよう必死に妨害しようとしてる親父さん?」
「……言いたいことは分かるけど、ちょっとその例えは無いんじゃないかしら?
…………はぁ……ただの障害物としてしか見られてないのか」
…………はぁ……ただの障害物としてしか見られてないのか」
「ん?どういう事だ?」
「ふぇっ!?あ、な、何でもないわよ!
それより話がそれちゃったわね。別に私も無理してるわけじゃないからしぃも気にしなくて良いわよ。
コイツは珍しく妖精をうっぷんはらす対象としてしか見てないような馬鹿な人間じゃないみたいだし、
まぁ……その…………私も嫌いじゃないわ」
それより話がそれちゃったわね。別に私も無理してるわけじゃないからしぃも気にしなくて良いわよ。
コイツは珍しく妖精をうっぷんはらす対象としてしか見てないような馬鹿な人間じゃないみたいだし、
まぁ……その…………私も嫌いじゃないわ」
「!! やりましたね○○さん!くーちゃんに『嫌いじゃない』と言わせるだなんて、
妖精・妖怪の中にも殆ど居ませんよ!勿論人間では第一号さんです!」
妖精・妖怪の中にも殆ど居ませんよ!勿論人間では第一号さんです!」
「お、それは確かにありがたい事だな。リリーの親友だし俺も仲良くしたいとずっと思ってたんだが、
思いっきり嫌われてるみたいだったからなぁ……改めてよろしくな、ブラック」
思いっきり嫌われてるみたいだったからなぁ……改めてよろしくな、ブラック」
「はいはい。…………で、今日はこの後どうするの?」
「さっきの話だとお仕事はもう中止ですよね?それじゃ○○さん、
今日はくーちゃんとの親睦を深めるためにも3人でデートに行きませんかっ」
今日はくーちゃんとの親睦を深めるためにも3人でデートに行きませんかっ」
「うーん、確かにその提案は非常に魅力的だが、急にいままでやってた事を止めるってのも何だかな……」
「何よ、さっきも言ったけど、あの仕事にこれ以上意味なんて無いと思うわよ?
折角しぃが提案してくれてるんだし、私も一緒に行ってあげて良いんだけど」
折角しぃが提案してくれてるんだし、私も一緒に行ってあげて良いんだけど」
「最近デートしてなかったし、行きたいです……」
「あぁいや、デートに反対してるわけじゃないんだ。むしろ俺も大歓迎だ。
ただこう仕事に一区切り欲しいと言うか何と言うか……
それに折角のデートだからしっかり準備したいし、デートは明日にして
今日は仕事納めって事で最後の仕事に行かないか?」
ただこう仕事に一区切り欲しいと言うか何と言うか……
それに折角のデートだからしっかり準備したいし、デートは明日にして
今日は仕事納めって事で最後の仕事に行かないか?」
「うーん……そういう事なら私はまぁ構いませんけど……」
「しぃがそう言うなら私も……それにしても仕事仕事って、貴方そんなに今の仕事が気に入ってるの?
…もしかして見つけた女の子にあんな事とかするのが目的で……」
…もしかして見つけた女の子にあんな事とかするのが目的で……」
「待て!そんなこっちを睨むな!大体今はもうリリーが充分強くなってるから
俺はもう付き添いだけで、出る幕なんて殆ど無いだろう!
……まぁそりゃ、下心が全くないと言えば嘘に……あぁっ!リリーまでそんな目で!!」
俺はもう付き添いだけで、出る幕なんて殆ど無いだろう!
……まぁそりゃ、下心が全くないと言えば嘘に……あぁっ!リリーまでそんな目で!!」
………
……
…
……
…
「……霧が残ってるのはもうこの辺だけだな。やっぱりもう霧に飲まれてる人は誰も居ないか」
「あらあら、残念だったわねぇ。お目当ての女の子が居なくて」
「えぇ、本当に残念でしたねぇ、○○さん?可愛い女の子とエッチできなくて」
「……頼む、機嫌直してくれ。二人の好きな桜餅後で沢山買ってくるから」
「ねぇしぃ、コイツ私達を物で釣ろうとしてるわよ?」
「頭の悪い妖精なんてお菓子をあげれば全部解決するなんて思っちゃってるんですよきっと」
「私これでも一応コイツの事信じてたんだけどなぁ。やっぱり他の人間と一緒だったかぁ」
「……全面的に俺が悪かったのは認める。だけど本気でもう勘弁してくれないか?
俺……そろそろ泣きそうなんだけど」
俺……そろそろ泣きそうなんだけど」
「今度は泣き落としらしいわよ。ついでに卑怯属性も追加ね」
「男の人の涙なんて武器にも何にもならないですよねぇ」
「…………もう首吊ってくる。リリー、俺が君を好きだった…いや、愛していたのは本当だ。
どうか信じてくれ……それじゃあな」
どうか信じてくれ……それじゃあな」
「……拗ねちゃいましたね」
「……ちょっといじめすぎたかしら?本気で首吊っちゃったらどうするつもり?」
「大丈夫ですよ、○○さんも私が本気じゃないことくらい気付いてますから。
それにしてもまた告白されちゃいましたよー。何度聞いても嬉しいですねー」
それにしてもまた告白されちゃいましたよー。何度聞いても嬉しいですねー」
「……すっかりご機嫌になっちゃってるわね。ま、少し休憩したら追いかけましょうか」
………
……
…
……
…
「くーちゃん、そろそろ○○さん追いかけましょうか?」
「ん……まぁそろそろ良いかしらね。早く帰って桜餅食べましょう」
「ふふっ、しっかり桜餅は貰っておくんですね」
「えぇ、単純な妖精ですもの。貰って嬉しいものは嬉しいわ」
「そうですねー、私もやっぱり嬉しいです♪
……あ、○○さんだ。我慢しきれなくて向こうから帰ってきちゃったみたいですね」
……あ、○○さんだ。我慢しきれなくて向こうから帰ってきちゃったみたいですね」
「……本当だ。凄い勢いで走ってきてるわね。
○○ー!貴方自分から帰ってくるなんて格好悪いにも程があるわよー!」
○○ー!貴方自分から帰ってくるなんて格好悪いにも程があるわよー!」
「ハァ…ハァ………冗談は終わりだ。犠牲者が居た」
「!!……分かりました。くーちゃん、行くよ?」
「了解。……その子の明日を考えるとやっぱり放って置いてあげた方が良い気もするけど」
「霧から助け出すだけなら問題無いだろう?
まぁアレだ……助け出したら事情を話してすぐ出て行ってもらうのも良いのかもしれん」
まぁアレだ……助け出したら事情を話してすぐ出て行ってもらうのも良いのかもしれん」
「しぃとイチャイチャするのを自粛するって選択肢は無いのね……」
「「無いな(ですね)」」
「……もう何も言わないわ……で、アレがそうかしら?」
「ん……多分そうだ。ところであの子、二人に似てるような気がするんだが気のせいか?」
「確かに私達とよく似てますね。妖精の子かな?私達の他に春告精が居るとは聞いたこと無いですし」
「最近新しく生まれた子なのかもしれないわ。とりあえず早く助けましょう!」
「そうだな、行くぞリリー!」
「はい!!」
………
……
…
……
…
「は、春ですわ~…………」
「……どう見ても二人に瓜二つだな。本当に知らないのか?」
「はい……本当に最近新しく生まれた春告精の子なのかな」
「服の色はしっかり私達とは違うのね。灰色か……リリーグレイなんて名前だったりするのかしら」
「それじゃこの子はぐーちゃんですね!……ん、れーちゃんの方が良いかな。それともいーちゃん?」
「いやいや、灰だからはーちゃんとかもアリだぞ」
「何でも良いけど早く連れて帰るわよ。いつから霧に飲まれてたのか知らないけど、
かなり長時間影響下に居たせいか、酷いことになってるわ」
かなり長時間影響下に居たせいか、酷いことになってるわ」
「分かった、俺が背負って運ぶから、家に着いたら後の介抱は二人に頼む」
「お願いします」
「背中に胸が当たってラッキーとか考えるんじゃないわよ?」
「……もうそれは引っ張らないでくれ。反省してるのは本当だから」
………
……
…
……
…
「○○さん、さっきの子が目を覚ましましたよー」
「もう動けるみたいだったからそのまま連れてきたわ。
……この人がさっき言ってた○○って人よ」
……この人がさっき言ってた○○って人よ」
「お話は全部聞きましたわ~。助けて頂いてありがとうございますですわ~」
「あ、あぁ。それが俺達の仕事だし、何より当然のことをしただけだ。気にしないでくれ
…………えーと、名前は?」
…………えーと、名前は?」
「リリーグレイですわ~。先輩のお二人に挨拶しようとこちらに来る途中で霧に飲まれてしまったのですわ~」
「そ、そうか。それでもう挨拶は済んだのか?」
「はいですわ~。それでは私はこれで失礼させていただきますわ~」
「む、そんなに急がなくてもせめて今日くらいは泊まっていったらどうだ?
その先輩二人も今はここに住んでるんだし、今日だけと言わずいつまでもここに居ても構わんが……」
その先輩二人も今はここに住んでるんだし、今日だけと言わずいつまでもここに居ても構わんが……」
「ご心配には及びませんわ~。それにお三人(おみたり)の愛の巣を邪魔するわけにも参りませんわ~」
「愛の巣って……二人とも、彼女に何を言ったんだ?」
「な、何も言ってないわよ!?この子が勝手にそう言ってるだけよ!」
「うーん、私も特に何も言ってないですよ?○○さんと一緒に暮らしてることしか言ってません」
「教えて頂かなくても私には分かりますわ~。これだけ春の気配が強い所が、そうでないはずがありませんわ~」
「……今朝もそうだったけど、『春』の意味が違わなくない?」
「春は春ですわ~。それに私には春以外を伝える能力もあるので、全てが分かるのですわ~」
「春以外もですか?凄いですねー。私達にはそんな能力無いのに……」
「確かにそうね。具体的には何を伝えられたりするの?」
「朝ですわ~」
「朝?……ニワトリがコケコッコーと鳴くのと同じか?」
「ちょっと違いますわ~。でもそう思って貰っても問題ないですわ~」
「でも、朝が伝えられる事と今の話は関係無いわよね」
「勿論他にも色々ありますわ~。でもそれは秘密ですわ~」
「秘密ですか……気になっちゃいますけど、秘密じゃ仕方ないですねー」
「……仕方ないのか?」
「仕方ないですわ~。それでは失礼しますわ~」
………
……
…
……
…
「……本当に帰っちゃったな」
「何だか不思議な子でしたねー」
「しぃがもう一人……ううん、もう二人分くらい居るみたいで疲れたわ……」
「とりあえず二人ともお疲れ様。で、『お仕事』はこれで終わりだ。
明日からは昔みたいに畑を耕す仕事に戻る」
明日からは昔みたいに畑を耕す仕事に戻る」
「その前に明日のデート、忘れないでくださいね?」
「分かってるさ。……さて、とりあえず桜餅買ってきておいたから、皆で食べるか」
「あら、ドタバタしてたし忘れてるのかと思ってたのに」
「これ忘れたら明日どんな目にあわされるか分かったものじゃないしな」
「ふふっ、その前に今夜私に絞り尽くされて大変なことになっちゃってましたよー」
「……それはそれで良かったかもしれないな。少し勿体無いことをしたかもしれん」
「ご所望でしたら頑張っちゃいますよ?○○さんに優しくされるのが好きなんですけど、
たまには私が頑張るのも確かに良いかもしれませんね」
たまには私が頑張るのも確かに良いかもしれませんね」
「…………もう何も言わない」
終われ