IRC麻雀罰ゲームSS第一号(笑)
00 冬の終わり、春の始まり
いつもと変わらない日々
冬の終わりを告げるような、暖かい毎日が続く
いつもいつもチルノは思う、この時期になると
レティとまた会えなくなってしまうな、と
冬の終わりを告げるような、暖かい毎日が続く
いつもいつもチルノは思う、この時期になると
レティとまた会えなくなってしまうな、と
チ ねぇ、大ちゃん
大 なぁに?チルノちゃん
チ 冬ってさ、どうして終わっちゃうの?
大 え、えぇ…ど、どうしてかなぁ
チ ずっと冬だったらいいのに…そしたら、レティとも一緒にいられるし
大 そうだね…チルノちゃん、レティさんのこと大好きだもんね
大 なぁに?チルノちゃん
チ 冬ってさ、どうして終わっちゃうの?
大 え、えぇ…ど、どうしてかなぁ
チ ずっと冬だったらいいのに…そしたら、レティとも一緒にいられるし
大 そうだね…チルノちゃん、レティさんのこと大好きだもんね
その言葉に、自分が少しだけ傷つくのは何故だろう?
きっとこの子の『好き』は、自分の思っているような『好き』ではないのだろうとしても
きっとこの子の『好き』は、自分の思っているような『好き』ではないのだろうとしても
チ でも、ずっと冬だと…蛙を見つけて凍らせて遊べなくなっちゃうなぁ、う~ん…
大 あはは…まだやってたんだ、その遊び
チ 皆がいないときは、ずっとかな?いつかあのでっかいカエルも氷付けにしてやるんだから!
大 また飲み込まれたりしないでね?天狗さんに写真撮られたりして大変だよ?
チ 今度は大丈夫よ!あたいってばサイキョーだもん!
大 あはは…まだやってたんだ、その遊び
チ 皆がいないときは、ずっとかな?いつかあのでっかいカエルも氷付けにしてやるんだから!
大 また飲み込まれたりしないでね?天狗さんに写真撮られたりして大変だよ?
チ 今度は大丈夫よ!あたいってばサイキョーだもん!
他愛も無い会話、でもそれが 大妖精には何よりも楽しくて
自分をどう思っているのかを確かめて、この会話すら出来なくなってしまうのが怖くて
自分をどう思っているのかを確かめて、この会話すら出来なくなってしまうのが怖くて
チ とうちゃ~く! レティ、いるんでしょー!?
レ ん、いい天気ね チルノ…もう大分暖かくなってきたわね
チ まだ全然寒いよ!ほらほら!今日は何して遊ぶ?
レ 何でもいいわよ、たまには大ちゃんに決めてもらったら?
大 うーん…かくれんぼとか、どうかなぁ 森なら隠れる場所、いっぱいあるよ?
レ それなら、いつも遊んでるあの子達も誘ってあげましょうか
チ 賛成!じゃああたい、先に行って呼んでるね!
レ ん、いい天気ね チルノ…もう大分暖かくなってきたわね
チ まだ全然寒いよ!ほらほら!今日は何して遊ぶ?
レ 何でもいいわよ、たまには大ちゃんに決めてもらったら?
大 うーん…かくれんぼとか、どうかなぁ 森なら隠れる場所、いっぱいあるよ?
レ それなら、いつも遊んでるあの子達も誘ってあげましょうか
チ 賛成!じゃああたい、先に行って呼んでるね!
先に飛んで行ってしまうチルノ どこで待ち合わせ、とか言わないあたりがあの子らしい
いつもの、というのはチルノと特に仲がいい妖怪…ルーミア・リグル・ミスティアのことだ
いつもの、というのはチルノと特に仲がいい妖怪…ルーミア・リグル・ミスティアのことだ
レ あらあら、困った子ねぇ…いつものことだけどね 私たちも、行きましょうか
大 そうですね、多分すぐ見つかるでしょうから 待たせちゃっても、かわいそうだし
大 そうですね、多分すぐ見つかるでしょうから 待たせちゃっても、かわいそうだし
飛び立つ二人、チルノの姿はもう見えないが どうせすぐ見つかるだろう
――――――――――――――――――――
チルノ達がかくれんぼをする予定の森
リリーホワイト・ブラックの二人は、ここに住んでいた
大きな樹のうろにの中に家を作り、外観は樹 そのものだが
内部は立派な部屋である
リリーホワイト・ブラックの二人は、ここに住んでいた
大きな樹のうろにの中に家を作り、外観は樹 そのものだが
内部は立派な部屋である
白 黒ちゃん、おきて~、あーさでーすよー
黒 う…白ちゃん、おはよ……あれ?なんで私のベッドに白ちゃんがいるの?
白 本当はもっと前に起こしてあげようかと思ったんだけどね?黒ちゃんの寝顔がすっごく可愛くて…つい、一緒に布団に入ってウトウトと…
黒 う…白ちゃん、おはよ……あれ?なんで私のベッドに白ちゃんがいるの?
白 本当はもっと前に起こしてあげようかと思ったんだけどね?黒ちゃんの寝顔がすっごく可愛くて…つい、一緒に布団に入ってウトウトと…
真顔で可愛いとか言われたら恥ずかしいじゃないか、とリリーブラックは思う
しかし、良くも悪くもこの同居人、リリーホワイトは 嘘というか、言葉に裏表が無い
かと言って人を傷つけるような言葉を聞いた覚えも無いこれはこの子の才能か何かなのだろうか
しかし、良くも悪くもこの同居人、リリーホワイトは 嘘というか、言葉に裏表が無い
かと言って人を傷つけるような言葉を聞いた覚えも無いこれはこの子の才能か何かなのだろうか
黒 はいはい…お寝坊でごめんね、朝ごはんの支度、できてないでしょ?
確か今日は私の当番だったはず、とブラックは思うが
白 あ、私が起きてきた時にやっちゃいましたよ~ 後はスープを温めなおして、パンを焼くだけです
黒 白ちゃん…当番制にした事、覚えてる?
白 ちゃんと覚えてますよ?でもほら、やっぱり料理をしている時って楽しくって、つい…
黒 白ちゃん…当番制にした事、覚えてる?
白 ちゃんと覚えてますよ?でもほら、やっぱり料理をしている時って楽しくって、つい…
悪意は無い、悪意などあるはずもない
そもそもこの子には、悪意というものがそもそも存在するのかすらわからないほど純粋なのだ
だが、結果としてブラックはなんとなく申し訳ない気分になり、暖めなおしたりパンを焼く作業を
強引にホワイトから取り返した
そもそもこの子には、悪意というものがそもそも存在するのかすらわからないほど純粋なのだ
だが、結果としてブラックはなんとなく申し訳ない気分になり、暖めなおしたりパンを焼く作業を
強引にホワイトから取り返した
白 もう、黒ちゃんったら…ここまでやっちゃったんだから、最後までやらせてくれればいいのに~
黒 その、なんていうか…うん、ごめんね…
白 謝ることなんて何も無いよぉ、あ、綺麗に焼けたね~
黒 その、なんていうか…うん、ごめんね…
白 謝ることなんて何も無いよぉ、あ、綺麗に焼けたね~
ブラックが持ってきたトーストは二枚ともこんがりと狐色に焼けており
今か今かと食べられるのを待っているかのようだ
今か今かと食べられるのを待っているかのようだ
白 いただきます~
黒 いただきます
白 黒ちゃん、今日のスープの出来はどうですか?ちょっと作り方を変えてみたんですが…
黒 ん、おいしい…白ちゃんは何を作っても上手に出来るから、いいね
白 食べて欲しい人がいれば、料理はいくらでもおいしくなれるものなんですよー 今度黒ちゃんにも作り方、教えてあげますね
黒 いただきます
白 黒ちゃん、今日のスープの出来はどうですか?ちょっと作り方を変えてみたんですが…
黒 ん、おいしい…白ちゃんは何を作っても上手に出来るから、いいね
白 食べて欲しい人がいれば、料理はいくらでもおいしくなれるものなんですよー 今度黒ちゃんにも作り方、教えてあげますね
基本的にホワイトは食べるのが遅い、小さな口でお行儀よく食べているのだからそれも仕方ないとは思うが
いつもブラックのほうが先に食べ終わってしまうのだ
でも、ご馳走様とは言わない、食べ始めるのも食べ終わるのも、二人は一緒だ
いつもブラックのほうが先に食べ終わってしまうのだ
でも、ご馳走様とは言わない、食べ始めるのも食べ終わるのも、二人は一緒だ
黒 今日はどこかに行く? まだ寒いから、家の中で編み物とかでもいいとは思うけど…
白 そうですね~、大分暖かくなってきましたから、そろそろ春を告げてもいいとは思うんですが まだ寒いでしょうか?
白 そうですね~、大分暖かくなってきましたから、そろそろ春を告げてもいいとは思うんですが まだ寒いでしょうか?
春告精の告げる春とは、割と曖昧なものである
誰に言われるでもない、妖精自身が春だと思えばそれが春なのだから
誰に言われるでもない、妖精自身が春だと思えばそれが春なのだから
黒 なら、ここ2、3日のうちには、春を告げにいけるかもね
白 そうですね~、今年の春はどんな桜が咲くのか、楽しみです~
白 そうですね~、今年の春はどんな桜が咲くのか、楽しみです~
桜など毎年同じだろう、と思ってしまうがそれは言わない
ホワイトは毎年毎年、同じ春など無いのだから、同じように咲く桜も無いと言うのだが…
私にはいまいちよくわからない
ホワイトは毎年毎年、同じ春など無いのだから、同じように咲く桜も無いと言うのだが…
私にはいまいちよくわからない
白 ご馳走様です~
黒 ご馳走様
白 じゃあ今日は、家の中でのんびりしましょうか~
黒 そうだね、白ちゃん 前に読んであげた本の続き、どうする?
白 聞かせて欲しいです!黒ちゃん、本を読むのが上手ですから~
黒 ご馳走様
白 じゃあ今日は、家の中でのんびりしましょうか~
黒 そうだね、白ちゃん 前に読んであげた本の続き、どうする?
白 聞かせて欲しいです!黒ちゃん、本を読むのが上手ですから~
照れるブラック、二人のリリーの一日は、こうして過ぎていく…
――――――――――――――――――――――――
レ じゃあ萃まったし、鬼を決めましょうか
チ ジャンケンでいいわよね!
ミ 異議は無いかな~、公平だしね
リ ↑に同じ
ル そーなのか~
大 それじゃ、じゃ~んけーん…ぽん!
チ ジャンケンでいいわよね!
ミ 異議は無いかな~、公平だしね
リ ↑に同じ
ル そーなのか~
大 それじゃ、じゃ~んけーん…ぽん!
結果
リグル グー
ミスティア グー
大妖精 グー
ルーミア グー
レティ グー
チルノ パー(色々と)
リグル グー
ミスティア グー
大妖精 グー
ルーミア グー
レティ グー
チルノ パー(色々と)
チ やった!あたいったらサイキョーね!
リ 見事に一人勝ちだね…
レ 色々パーだから仕方ないのよ~
ル ぱーなのか~
大 じゃあ、二回目…じゃーんけーん…ぽん!
リ 見事に一人勝ちだね…
レ 色々パーだから仕方ないのよ~
ル ぱーなのか~
大 じゃあ、二回目…じゃーんけーん…ぽん!
ミ …大妖精の一人負けね
大 あぅあぅ…
ル じゃあ、3分数えてから探しに出るでいいかな?
レ そうねぇ…1人で5人、しかもこの人数だと大変だし 見つかった人も鬼になる、っていうルールでいきましょうか
リ 賛成、それなら広くても何とかなるね
チ それじゃ、スタートぉ!
大 いーち、にーい…
大 あぅあぅ…
ル じゃあ、3分数えてから探しに出るでいいかな?
レ そうねぇ…1人で5人、しかもこの人数だと大変だし 見つかった人も鬼になる、っていうルールでいきましょうか
リ 賛成、それなら広くても何とかなるね
チ それじゃ、スタートぉ!
大 いーち、にーい…
大妖精が目を瞑り、しゃがむと
いっせいに足音が遠ざかっていく
原則的に飛ぶ事は許されていない、遠くに行き過ぎてしまうことがあるからだ
しかし「飛ばなければいい」ので 当然ながら木の上に登るのもOKである
能力の使用はNGである、以前使用アリでやった場合、蟲を使えるリグルや
鳥目にできるミスティアが有利になりすぎてしまい、遊びにならなかったらしい
いっせいに足音が遠ざかっていく
原則的に飛ぶ事は許されていない、遠くに行き過ぎてしまうことがあるからだ
しかし「飛ばなければいい」ので 当然ながら木の上に登るのもOKである
能力の使用はNGである、以前使用アリでやった場合、蟲を使えるリグルや
鳥目にできるミスティアが有利になりすぎてしまい、遊びにならなかったらしい
大 ひゃくななじゅうはち…ひゃくななじゅうきゅう…ひゃくはちじゅう!誰から探そうかな?
一番足が遅いレティさんから?それとも意外と近くにいそうなチルノちゃんとかかな…
一番足が遅いレティさんから?それとも意外と近くにいそうなチルノちゃんとかかな…
思案する大妖精、とりあえず考えてみたが、探さないことには話にならない
足音が消えていった方向に向けて、歩き出すことにした
足音が消えていった方向に向けて、歩き出すことにした
――――――――――――――――――――
黒 どう?よかった?
白 はい!すっごくよかったです~
黒 そう、よかった…今度は別の本を読んであげるね
白 お願いしますね、ぁ…そろそろおやつの時間でしょうか
黒 ん…そうだね、白ちゃん、今日は何にするの?
白 なんとですね!今日はケーキなのです!
黒 え…いつのまに作ってたの…?
白 妖精の秘密なのですよ~
黒 (そういうものなの?
白 はい!すっごくよかったです~
黒 そう、よかった…今度は別の本を読んであげるね
白 お願いしますね、ぁ…そろそろおやつの時間でしょうか
黒 ん…そうだね、白ちゃん、今日は何にするの?
白 なんとですね!今日はケーキなのです!
黒 え…いつのまに作ってたの…?
白 妖精の秘密なのですよ~
黒 (そういうものなの?
今に始まったことではないが、ホワイトはいつの間にか料理を完成させていたり
お菓子を作っていたりする
その分の材料が減っているので、自分で作っているのはわかっているのだが…
普段、ぽやぽやしているだけのホワイトが どうやればこんな風に…と感心してしまう
お菓子を作っていたりする
その分の材料が減っているので、自分で作っているのはわかっているのだが…
普段、ぽやぽやしているだけのホワイトが どうやればこんな風に…と感心してしまう
黒 おいしい…白ちゃん、また腕を上げたんじゃ…
白 そうですか?ちょっとしたコツのようなものですよ、きっと
黒 この前私が作ったクッキーは焦げちゃったから…
白 ビタークッキーと思えばいいんですよー、ココアに合いましたよ?
黒 フォローなのかな…今度は、失敗しないから
白 はい、頑張ってくださいね
白 そうですか?ちょっとしたコツのようなものですよ、きっと
黒 この前私が作ったクッキーは焦げちゃったから…
白 ビタークッキーと思えばいいんですよー、ココアに合いましたよ?
黒 フォローなのかな…今度は、失敗しないから
白 はい、頑張ってくださいね
黒ちゃんは頑張りやさんだ、いつも隣にいる私は、それを知っている
前は料理だってあんまり上手じゃなくて、焦げたり、お塩が多かったりなんてしょっちゅうだった
恐らく今、率先してご飯を作ってくれようとするのは、自分がどれだけうまくなったのか
見て欲しいのかもしれないと、そう思う
前は料理だってあんまり上手じゃなくて、焦げたり、お塩が多かったりなんてしょっちゅうだった
恐らく今、率先してご飯を作ってくれようとするのは、自分がどれだけうまくなったのか
見て欲しいのかもしれないと、そう思う
私は黒ちゃんのことが好きだ、それはつまるところ…人が、異性に抱くのと同じ感情
私も女で、黒ちゃんも女 この関係は、結ばれない?結ばれてはいけない?
言ってしまえば、確かめてしまえば
この関係が壊れてしまいそうで
この暖かい、春のような毎日が続けられるのなら
何も言わなくてもいいのではないかと、そう思ってしまう
ずっと、思いを伝えないまま…逃げ続けたまま…それは本当に、正しいのでしょうか?
私も女で、黒ちゃんも女 この関係は、結ばれない?結ばれてはいけない?
言ってしまえば、確かめてしまえば
この関係が壊れてしまいそうで
この暖かい、春のような毎日が続けられるのなら
何も言わなくてもいいのではないかと、そう思ってしまう
ずっと、思いを伝えないまま…逃げ続けたまま…それは本当に、正しいのでしょうか?
私は白ちゃんのことが好きだ、自分も相手も同じ性別だとわかっていても…
この想いは、異性に対するそれと変わらないと、そう思っている
私に春を伝えることの楽しさを、季節を謳歌する楽しさを伝えてくれた、大切な人
でも、伝えてしまえばこの想いは砕けてしまいそうで
伝える楽しさを教えてもらった彼女に、今度は私の想いを伝えなければと、思っていても
最初の一歩が、最後の一歩になるのが怖くて
ずっと、伝えられずにいる…
この想いは、異性に対するそれと変わらないと、そう思っている
私に春を伝えることの楽しさを、季節を謳歌する楽しさを伝えてくれた、大切な人
でも、伝えてしまえばこの想いは砕けてしまいそうで
伝える楽しさを教えてもらった彼女に、今度は私の想いを伝えなければと、思っていても
最初の一歩が、最後の一歩になるのが怖くて
ずっと、伝えられずにいる…
黒 白ちゃん、今からどうする?
白 ん~、まだ日も高いですし…お散歩に行きますか?
黒 そうだね、春の陽気も漂ってきてるし、一緒に行こうか
白 ん~、まだ日も高いですし…お散歩に行きますか?
黒 そうだね、春の陽気も漂ってきてるし、一緒に行こうか
二人そろって出かける春告精
その姿は、はたから見ればまるで恋人のようだった―――――
その姿は、はたから見ればまるで恋人のようだった―――――
――――――――――――――――――――
その頃、大妖精は
大 う、うぅっ…見つからないよぉ… いつもならもう二人くらいは見つかるはずなのに…どうしてぇ…
ものの見事に見つけることに失敗し、いまだに誰も見つけられずにいた
チ ふふん、サイキョーの私と一緒なら、絶対に見つからないわ!
レ チルノは頼もしいわね、でも…二人で隠れるには狭くない?ここ
レ チルノは頼もしいわね、でも…二人で隠れるには狭くない?ここ
レティとチルノが隠れているのは木のうろの隙間…どうやって入ったんだというような場所である
開始地点からは近いのだが、大妖精が追っていった足音とちょうど反対方向なのと、かなりの死角なので見つからなかったのだ
開始地点からは近いのだが、大妖精が追っていった足音とちょうど反対方向なのと、かなりの死角なので見つからなかったのだ
チ ねぇ、レティ…また、春になったらいなくなっちゃうの?
レ そうねぇ…私は冬以外の季節、苦手だから…不自由なものよね
チ 春に…ねぇレティ、春にならなければいなくならないの?
レ そうね、春にならなければ夏も秋もこないし、ずっと寒いままでしょうから 確かにずっといられるかもね
チ だったらあたい、春を止めてくる!レティはここにいて!
レ ち、ちょっとチルノ!?まだかくれんぼの途中だし…って 私一人じゃここから出られないわよ!
レ そうねぇ…私は冬以外の季節、苦手だから…不自由なものよね
チ 春に…ねぇレティ、春にならなければいなくならないの?
レ そうね、春にならなければ夏も秋もこないし、ずっと寒いままでしょうから 確かにずっといられるかもね
チ だったらあたい、春を止めてくる!レティはここにいて!
レ ち、ちょっとチルノ!?まだかくれんぼの途中だし…って 私一人じゃここから出られないわよ!
時既に遅しというか、なんというか
一人で先に飛び出たチルノは、あっというまにどこかへ飛んでいってしまった
一人で先に飛び出たチルノは、あっというまにどこかへ飛んでいってしまった
レ はぁ…困ったものねぇ、まぁ、後で誰かが助けてくれるでしょう
チ あの白いのと黒いのの家は…あった!ここね!…あれ?いない?もう!あたいがきたっていうのに、どこにいってるのよ!
物凄く理不尽なことを言っているが、本人に悪気はない、そう思いたい
その頃、大妖精は…
その頃、大妖精は…
大 あ、リリーさんじゃないですか、こんにちは
白 こんにちは~
黒 こんにちは
白 こんなところで一人で、どうしたんですか?
大 かくれんぼをしているんだけだ、他の子がなかなか見つからないの…
黒 さっき、向こうに夜雀ならいたような気がしたけど…
大 本当ですか!?ありがとうございます! …ところで、二人で出かけているってことは…そろそろ、春を告げる時期ですか?
白 そうですね~、もう2、3日以内には、春を告げに飛ぶと思いますよ~
白 こんにちは~
黒 こんにちは
白 こんなところで一人で、どうしたんですか?
大 かくれんぼをしているんだけだ、他の子がなかなか見つからないの…
黒 さっき、向こうに夜雀ならいたような気がしたけど…
大 本当ですか!?ありがとうございます! …ところで、二人で出かけているってことは…そろそろ、春を告げる時期ですか?
白 そうですね~、もう2、3日以内には、春を告げに飛ぶと思いますよ~
その言葉に、大妖精の中の「何か」が反応した
春が来れば、レティは眠りに付かなくてはならない
そうすれば、チルノはまた私を見てくれる
春が来るからうれしいのではない、チルノを独り占めできるからうれしいのか
自分に嘘はつけないとわかっていても、大妖精の心は揺れていた
春が来れば、レティは眠りに付かなくてはならない
そうすれば、チルノはまた私を見てくれる
春が来るからうれしいのではない、チルノを独り占めできるからうれしいのか
自分に嘘はつけないとわかっていても、大妖精の心は揺れていた
大 あの…リリー…ホワイトさん
白 はい?なんでしょうか
大 もしも、ですね、もしも…大好きな子が、同じ女の子だったら、どうすればいいんでしょう
しかも、その子には、もしかしたら他に好きな子がいて…私のことなんか、見てくれてないかもしれなくて
それで私は、その、他に好きかも知れない子が、いなくなっちゃえばいいって、思ったりして…
白 大丈夫ですよ
黒 (珍しい、白ちゃんが話の途中で割り込むなんて… それに、この話…
白 その子はきっと、あなたのことを見ていてくれていますよ
ただちょっと鈍感で、気持ちに気づいてあげられなくて
気づいてないから、きっと態度にもそう出ちゃうんですよ
そこに善意も悪意も無いと思います、多分あなたの大好きな子は、そういう子でしょうから
大 でもっ…私は、そんな子が好きな相手に、いなくなっちゃえばいいって…
白 それは口でそう言ってしまったのですか?それとも何かしてしまったのですか?
違うでしょう?きっと、誰でも同じです 好きな人との間にあるものは、友達でも障害物になりえますから
何も、誰も気づいていません、聞いていませんよ
時には無かったことにして、自分の心に仕舞ってしまうのも大切ですよ
大 そんなの…私…そんな器用じゃないもん…
白 じゃあ簡単ですよ 言ってしまえばいいんです、もちろん、言い方は変えなければいけないですよ?
宣戦布告とでも言いますか、あなたには負けないって、そう言えばいいんです
黒 (白ちゃん…すごいなぁ、私にはこんな風に、うまく言ってあげられないや…
大 ホワイト、さん…
白 白ちゃん、って そう呼んでください、ホワイトも好きですが、こっちのほうが愛嬌があるので
大 白ちゃん…その、ありがとう しっかり伝えるから、私
チルノちゃんにも、レティさんにも、しっかり言葉で伝えるから
白 はい、頑張ってくださいね 応援してますよ
それも大事ですが、かくれんぼはいいんですか?
鬼が不在のままでは、いつまでも終われませんよ?
大 うん、行ってくるね!
黒 …いい子、なんだね
白 そうですね~、私も少し、あの正直さを見習いたいかもしれないです…
黒 白ちゃんは十分じゃない?…あの、さ
白 はい、なんでしょう?
黒 伝えたい、事があるの
今の話を聞いてて、わかったから
逃げてちゃ駄目なんだって
もっと悩んで、辛い思いをした子もいるんだって、わかったから
私の想いを、聞いて欲しいの
白 それは…きっと、私も同じです、言わずに逃げ続けるのは、もう終わりにしようって
あんな風に偉そうなことを言ったのに、このままじゃいけないって、思ったので
黒 じゃあ、せーので、同時に言おうか
白 はい、じゃあ…せーのっ
白 はい?なんでしょうか
大 もしも、ですね、もしも…大好きな子が、同じ女の子だったら、どうすればいいんでしょう
しかも、その子には、もしかしたら他に好きな子がいて…私のことなんか、見てくれてないかもしれなくて
それで私は、その、他に好きかも知れない子が、いなくなっちゃえばいいって、思ったりして…
白 大丈夫ですよ
黒 (珍しい、白ちゃんが話の途中で割り込むなんて… それに、この話…
白 その子はきっと、あなたのことを見ていてくれていますよ
ただちょっと鈍感で、気持ちに気づいてあげられなくて
気づいてないから、きっと態度にもそう出ちゃうんですよ
そこに善意も悪意も無いと思います、多分あなたの大好きな子は、そういう子でしょうから
大 でもっ…私は、そんな子が好きな相手に、いなくなっちゃえばいいって…
白 それは口でそう言ってしまったのですか?それとも何かしてしまったのですか?
違うでしょう?きっと、誰でも同じです 好きな人との間にあるものは、友達でも障害物になりえますから
何も、誰も気づいていません、聞いていませんよ
時には無かったことにして、自分の心に仕舞ってしまうのも大切ですよ
大 そんなの…私…そんな器用じゃないもん…
白 じゃあ簡単ですよ 言ってしまえばいいんです、もちろん、言い方は変えなければいけないですよ?
宣戦布告とでも言いますか、あなたには負けないって、そう言えばいいんです
黒 (白ちゃん…すごいなぁ、私にはこんな風に、うまく言ってあげられないや…
大 ホワイト、さん…
白 白ちゃん、って そう呼んでください、ホワイトも好きですが、こっちのほうが愛嬌があるので
大 白ちゃん…その、ありがとう しっかり伝えるから、私
チルノちゃんにも、レティさんにも、しっかり言葉で伝えるから
白 はい、頑張ってくださいね 応援してますよ
それも大事ですが、かくれんぼはいいんですか?
鬼が不在のままでは、いつまでも終われませんよ?
大 うん、行ってくるね!
黒 …いい子、なんだね
白 そうですね~、私も少し、あの正直さを見習いたいかもしれないです…
黒 白ちゃんは十分じゃない?…あの、さ
白 はい、なんでしょう?
黒 伝えたい、事があるの
今の話を聞いてて、わかったから
逃げてちゃ駄目なんだって
もっと悩んで、辛い思いをした子もいるんだって、わかったから
私の想いを、聞いて欲しいの
白 それは…きっと、私も同じです、言わずに逃げ続けるのは、もう終わりにしようって
あんな風に偉そうなことを言ったのに、このままじゃいけないって、思ったので
黒 じゃあ、せーので、同時に言おうか
白 はい、じゃあ…せーのっ
「「大好きです、ずっと傍にいてくださいっ!」」
白・黒 あはっ…あはははっ
お互い、伝えたいことを伝えてしまえば、なんてことなかった
二人とも、お互いが大好きなのだから
二人とも、お互いが大好きなのだから
白 「黒ちゃん…大好きっ」
黒 「白ちゃん…大好きだよ!」
黒 「白ちゃん…大好きだよ!」
二人はしばらく、ずっと大好き、大好きと言い続けると
どちらとも無く、帰ろうかと言い出し 二人の住む家へと戻っていった
どちらとも無く、帰ろうかと言い出し 二人の住む家へと戻っていった
その頃の大ちゃん
大 ルーミアちゃん、見つけた!
ル みつかったのか~
大 これで後は、チルノちゃんとレティさんだけね…
ル 後はあの二人なのね…じゃあ、私はあっちを探すから~
大 うん、行ってらっしゃい~ (…レティさんだけは、私が見つけたいな
ル みつかったのか~
大 これで後は、チルノちゃんとレティさんだけね…
ル 後はあの二人なのね…じゃあ、私はあっちを探すから~
大 うん、行ってらっしゃい~ (…レティさんだけは、私が見つけたいな
レ …意外と見つからないのねぇ、ここ…
下手したら、チルノも忘れてそうだし…
大 あ!レティさん、こんな所に!
レ あら、見つかっちゃった…ある意味助かったかしら
大 …出られないんですか?
レ チルノに無理やり押し込まれて…一人じゃ出られないから、引っ張って~
大 じゃあ、いきますよ…うーん…っ
レ あと少し…ん、しょっ
ふう、出られた出られた…ありがとう
大 いえいえ…ところで、チルノちゃんは?
レ 春を止めるとか何とか言って、一人でどっかいっちゃったわ
大 あの子らしい…かな
レ あの子らしいわね
それじゃ、私も鬼として他の子を見つけに行こうかしら
大 あ、後はチルノちゃんだけなので…レティさん
レ 何かしら?
大 正直に答えてもらえるとうれしいです
チルノちゃんのこと、どう思ってますか?
レ どう…そうねぇ、こんなことを聞かれるってことは多分そういうことなんだろうけど
あなたが思っているような感情はあの子に持ち合わせていないわよ
私があの子に対して持っているのは…きっと、子供がいたらこうなんだろうな、とか
姉が妹にもつような…「好き」だけど、違う何か、よ
大 その…私は、チルノちゃんのことが好きです、ずっと、ずっとあの子の傍にいたい…そういう「好き」です
レ いいんじゃないかしら?それを私に言いに来たのは、何かに対する免罪符か…それとも自分への覚悟のためか
理由は聞かないわ、あなたは、あなたの思うままにするといい
少なくとも…まだ、あなたには…伝えられる相手が、いるから
大 それって…あの、
レ さ、行きましょうか 後はチルノだけなんでしょう?
きっと春告精の家の近くにいるはずよ
大 …はい、行きましょうか
下手したら、チルノも忘れてそうだし…
大 あ!レティさん、こんな所に!
レ あら、見つかっちゃった…ある意味助かったかしら
大 …出られないんですか?
レ チルノに無理やり押し込まれて…一人じゃ出られないから、引っ張って~
大 じゃあ、いきますよ…うーん…っ
レ あと少し…ん、しょっ
ふう、出られた出られた…ありがとう
大 いえいえ…ところで、チルノちゃんは?
レ 春を止めるとか何とか言って、一人でどっかいっちゃったわ
大 あの子らしい…かな
レ あの子らしいわね
それじゃ、私も鬼として他の子を見つけに行こうかしら
大 あ、後はチルノちゃんだけなので…レティさん
レ 何かしら?
大 正直に答えてもらえるとうれしいです
チルノちゃんのこと、どう思ってますか?
レ どう…そうねぇ、こんなことを聞かれるってことは多分そういうことなんだろうけど
あなたが思っているような感情はあの子に持ち合わせていないわよ
私があの子に対して持っているのは…きっと、子供がいたらこうなんだろうな、とか
姉が妹にもつような…「好き」だけど、違う何か、よ
大 その…私は、チルノちゃんのことが好きです、ずっと、ずっとあの子の傍にいたい…そういう「好き」です
レ いいんじゃないかしら?それを私に言いに来たのは、何かに対する免罪符か…それとも自分への覚悟のためか
理由は聞かないわ、あなたは、あなたの思うままにするといい
少なくとも…まだ、あなたには…伝えられる相手が、いるから
大 それって…あの、
レ さ、行きましょうか 後はチルノだけなんでしょう?
きっと春告精の家の近くにいるはずよ
大 …はい、行きましょうか
それはきっと、聞いてはいけないのだろう
レティの過去に何があったのかは知らない、でも
少なくとも、自分の背中を押してくれたのだ
だったら…もう、後に引くなんて、できるわけがない
レティの過去に何があったのかは知らない、でも
少なくとも、自分の背中を押してくれたのだ
だったら…もう、後に引くなんて、できるわけがない
チ あー!やっときたわね!えーっと…白いの!
白 白ちゃんって呼ばれるのには慣れてるけど…白いの…
黒 じゃあ私は黒いのなのかな…
チ とにかく!あんたたちに言いたいことがあるの!!
白 はい、なんでしょ~
チ 春を告げないで!そうすれば冬のままだから!
黒 …白ちゃん、目の前のは何を言ってるんだろう
白 私たちに仕事をするな、って言ってますね~
チ あなた達が春だって言うとレティが寝ちゃうのよ!だからこないで!
黒 レティ…雪の妖怪のことね、でも…一ついい?
チ 何よ
黒 当たり前かもしれないけど、私たちが春を告げなくても春は来るわ
四季を止める事なんて出来ない、止めたとしたらそれは異変
巫女が解決すべきことだもの
白 私たちはあくまで春の妖精として、この地に春が来たことを告げるだけですから…
止めることに意味はないと思いますよ?
チ う、うぅ…じゃあどうすればレティとずっと一緒にいられるのさ!
白 無理、だと思いますよ… 雪の妖怪は、冬以外に活動すれば著しく体力・妖力を消費するらしいですから
黒 自然の摂理を捻じ曲げるのは感心しないしね…
レ それに、私は冬以外はあんまり外に出たくないのよ…色々思い出しちゃうから
チ レティ!?なんでここに…
レ 誰かさんが置いてくから、鬼さんに捕まっちゃったわ
で、あなたが最後の一人みたいよ
大 チルノちゃん、みっけ!
チ う~、でも、最後の一人だったわけだし、やっぱりあたいってばサイキョーね
レ で、チルノ…春を止めに行くって言うから何をするのかと思ったら…
チ だって…こいつらが春だって叫ぶから春が来るんだと思って…
レ チルノらしいわね、でも…ごめんね、嘘をついてて
チ 嘘?レティ、嘘って何?
レ 冬以外は活動できないって言ってたでしょ?あれね、嘘なの
力の弱い、生まれたての時ならいざ知らず
私くらいになれば、冬以外だって活動できるわよ、その気になればね
チ じゃあなんでそんな嘘ついたのさ!あたいといるのが、嫌だったの!?
レ 違うわよ、あなたといる時間は楽しかった…そうね、楽しすぎたから
冬以外は、私にとって辛い思い出しかない、あなたと遊んでいるとき
そんなこと、思い出したくなかった
チ わかんないよ…レティに何があったかとか、あたいにはわかんないよ…
レ わからなくていいのよ でもね、チルノ…あなたはもっと、自分の周りに気を配ってあげたほうがいいわ
チ 何それ…どういうこと…?
大 その…チルノちゃん
チ 大ちゃん…?どうしたのさ
大 私、ずっとずっとチルノちゃんの事、好きだった
この好きっていうのは、ずっと隣にいて欲しいっていう好きで
伝えたら、もう今みたいな関係じゃいられないんじゃないかって、そう思って
でも、今日…言われてわかったの、逃げてちゃ駄目なんだって
チ え…いや…あたい、その…なんて答えたらいいのか、わかんないよ…
レ まぁ、どういうことなのかはしっかり教えてあげるから
チルノは今日、うちにいらっしゃいな
さて、お邪魔したわね 春告精さん
白 いえいえ、大丈夫ですよ…いいものも見られましたし
黒 まぁ、私たちもだしね…
大 それじゃ、今日はこれで…あ、まだ探してるだろうから
皆に声をかけてきますね
白 はーい、それじゃ また~
白 白ちゃんって呼ばれるのには慣れてるけど…白いの…
黒 じゃあ私は黒いのなのかな…
チ とにかく!あんたたちに言いたいことがあるの!!
白 はい、なんでしょ~
チ 春を告げないで!そうすれば冬のままだから!
黒 …白ちゃん、目の前のは何を言ってるんだろう
白 私たちに仕事をするな、って言ってますね~
チ あなた達が春だって言うとレティが寝ちゃうのよ!だからこないで!
黒 レティ…雪の妖怪のことね、でも…一ついい?
チ 何よ
黒 当たり前かもしれないけど、私たちが春を告げなくても春は来るわ
四季を止める事なんて出来ない、止めたとしたらそれは異変
巫女が解決すべきことだもの
白 私たちはあくまで春の妖精として、この地に春が来たことを告げるだけですから…
止めることに意味はないと思いますよ?
チ う、うぅ…じゃあどうすればレティとずっと一緒にいられるのさ!
白 無理、だと思いますよ… 雪の妖怪は、冬以外に活動すれば著しく体力・妖力を消費するらしいですから
黒 自然の摂理を捻じ曲げるのは感心しないしね…
レ それに、私は冬以外はあんまり外に出たくないのよ…色々思い出しちゃうから
チ レティ!?なんでここに…
レ 誰かさんが置いてくから、鬼さんに捕まっちゃったわ
で、あなたが最後の一人みたいよ
大 チルノちゃん、みっけ!
チ う~、でも、最後の一人だったわけだし、やっぱりあたいってばサイキョーね
レ で、チルノ…春を止めに行くって言うから何をするのかと思ったら…
チ だって…こいつらが春だって叫ぶから春が来るんだと思って…
レ チルノらしいわね、でも…ごめんね、嘘をついてて
チ 嘘?レティ、嘘って何?
レ 冬以外は活動できないって言ってたでしょ?あれね、嘘なの
力の弱い、生まれたての時ならいざ知らず
私くらいになれば、冬以外だって活動できるわよ、その気になればね
チ じゃあなんでそんな嘘ついたのさ!あたいといるのが、嫌だったの!?
レ 違うわよ、あなたといる時間は楽しかった…そうね、楽しすぎたから
冬以外は、私にとって辛い思い出しかない、あなたと遊んでいるとき
そんなこと、思い出したくなかった
チ わかんないよ…レティに何があったかとか、あたいにはわかんないよ…
レ わからなくていいのよ でもね、チルノ…あなたはもっと、自分の周りに気を配ってあげたほうがいいわ
チ 何それ…どういうこと…?
大 その…チルノちゃん
チ 大ちゃん…?どうしたのさ
大 私、ずっとずっとチルノちゃんの事、好きだった
この好きっていうのは、ずっと隣にいて欲しいっていう好きで
伝えたら、もう今みたいな関係じゃいられないんじゃないかって、そう思って
でも、今日…言われてわかったの、逃げてちゃ駄目なんだって
チ え…いや…あたい、その…なんて答えたらいいのか、わかんないよ…
レ まぁ、どういうことなのかはしっかり教えてあげるから
チルノは今日、うちにいらっしゃいな
さて、お邪魔したわね 春告精さん
白 いえいえ、大丈夫ですよ…いいものも見られましたし
黒 まぁ、私たちもだしね…
大 それじゃ、今日はこれで…あ、まだ探してるだろうから
皆に声をかけてきますね
白 はーい、それじゃ また~
大妖精の告白はチルノにどう受け取られたのだろうか
その答えは、春を告げる声と共にやってくる…
その答えは、春を告げる声と共にやってくる…
白 いいお天気です~
黒 そうね、もう 春を告げに行こうか
白 はい!じゃあ早速…
大 ま、間に合ったぁ!?
黒 …少なくとも私たちの外出には間に合ったわね
大 よ、よかったぁ…その、今日なんですが…宴会をするそうなんです
白 宴会、ですか~?
大 はい、レティさんが主催で…といっても、小さなものなんですけどね
黒 それと間に合ったっていうのの関係は…
大 ここからは私のお願いなんですが…桜を、咲かせることは出来ませんか?
白 桜を、ですか?…確かに春告精の司る力を使えば、一本か二本なら咲かせられると思うんですが…
大 それでいいんです レティさん。ずっと桜を見てないって言ってたのを思い出して
今回眠りに着いてしまったら、また来年までおあずけなので…
黒 確かに出来なくは無いしね、どうしようか、白ちゃん
白 いいですよ、折角ですし私も差し入れ、作っていきますね~
大 ありがとうございます! 今日の午後…1時くらいから、森の奥の、桜の木がある場所なので!
黒 ん、わかった…じゃあ、また後でね…さて、白ちゃん、どうするの?
白 何を作っていこうかなぁ~、今からだとそんなに凝ったものは作れないし…う~ん…
黒 まぁ、適当につまめるものでいいんじゃないかしら…、宴会って言うくらいだから、お酒も出るんだろうし
白 じゃあ、急いで作ってきますね~!
黒 私も手伝う、言ったでしょ?
白 あ…そうですね 一緒に、ですね
黒 そうね、もう 春を告げに行こうか
白 はい!じゃあ早速…
大 ま、間に合ったぁ!?
黒 …少なくとも私たちの外出には間に合ったわね
大 よ、よかったぁ…その、今日なんですが…宴会をするそうなんです
白 宴会、ですか~?
大 はい、レティさんが主催で…といっても、小さなものなんですけどね
黒 それと間に合ったっていうのの関係は…
大 ここからは私のお願いなんですが…桜を、咲かせることは出来ませんか?
白 桜を、ですか?…確かに春告精の司る力を使えば、一本か二本なら咲かせられると思うんですが…
大 それでいいんです レティさん。ずっと桜を見てないって言ってたのを思い出して
今回眠りに着いてしまったら、また来年までおあずけなので…
黒 確かに出来なくは無いしね、どうしようか、白ちゃん
白 いいですよ、折角ですし私も差し入れ、作っていきますね~
大 ありがとうございます! 今日の午後…1時くらいから、森の奥の、桜の木がある場所なので!
黒 ん、わかった…じゃあ、また後でね…さて、白ちゃん、どうするの?
白 何を作っていこうかなぁ~、今からだとそんなに凝ったものは作れないし…う~ん…
黒 まぁ、適当につまめるものでいいんじゃないかしら…、宴会って言うくらいだから、お酒も出るんだろうし
白 じゃあ、急いで作ってきますね~!
黒 私も手伝う、言ったでしょ?
白 あ…そうですね 一緒に、ですね
あの後二人の妖精はこういう誓いを立てた
「「出来ることは、全部二人でわけあって」」
悲しいことも嬉しいことも何もかも、二人で分かち合って乗り越えると
夫婦の誓いにも似たそれは、永遠に破られることは無いだろう
「「出来ることは、全部二人でわけあって」」
悲しいことも嬉しいことも何もかも、二人で分かち合って乗り越えると
夫婦の誓いにも似たそれは、永遠に破られることは無いだろう
白 あ、ここですね~
ミ おそーい!焼きたての八目鰻がさめるよ~!
黒 ごめんね、色々作ってたら止まらなくなっちゃって…
ミ おそーい!焼きたての八目鰻がさめるよ~!
黒 ごめんね、色々作ってたら止まらなくなっちゃって…
ホワイトとブラックの手には、どうやってこの短時間で作ったのか
疑問に思うほどの量の食料が詰まった重そうな重箱がぶらさがっていた
疑問に思うほどの量の食料が詰まった重そうな重箱がぶらさがっていた
レ さて、全員そろったところで…飲み始めましょうか
今回は私のためにわざわざ集まってくれてありがとう
また来年も出てくるから、その時一緒に遊んでね?
それじゃ、かんぱーい!
一同 かんぱーい!
今回は私のためにわざわざ集まってくれてありがとう
また来年も出てくるから、その時一緒に遊んでね?
それじゃ、かんぱーい!
一同 かんぱーい!
リ あ、この玉子焼きおいしい…
白 それは黒ちゃんの自信作なんですよー
ル おいしいのかー
ミ 八目鰻いかがー?焼きたてのほやほやだよー
レ いただこうかしら、お酒に合いそうだわ~
黒 折角だし、私も少し飲もうかな…
チ なんであたいはジュースなの!?
大 チルノちゃん、酔うと暴れるからだよ…潰れるのも早いけど
チ うぎぎ…サイキョーのあたいが……ねぇ、大ちゃん
大 うん?どうしたの?
チ 一昨日の…その、告白の…返事
大 …う、うん…
チ レティに色々聞いたんだ、隣にいて、楽しくて
話してるだけで暖かい気持ちになれる人、そういう人のことを好きだ、っていうんだって
だから…だからあたいは大ちゃんのこと、好きだよ、うん …大好き
白 それは黒ちゃんの自信作なんですよー
ル おいしいのかー
ミ 八目鰻いかがー?焼きたてのほやほやだよー
レ いただこうかしら、お酒に合いそうだわ~
黒 折角だし、私も少し飲もうかな…
チ なんであたいはジュースなの!?
大 チルノちゃん、酔うと暴れるからだよ…潰れるのも早いけど
チ うぎぎ…サイキョーのあたいが……ねぇ、大ちゃん
大 うん?どうしたの?
チ 一昨日の…その、告白の…返事
大 …う、うん…
チ レティに色々聞いたんだ、隣にいて、楽しくて
話してるだけで暖かい気持ちになれる人、そういう人のことを好きだ、っていうんだって
だから…だからあたいは大ちゃんのこと、好きだよ、うん …大好き
そこまで言うとチルノは顔を真っ赤にして明後日の方向を向いてしまう
大妖精はと言うと、自分から言うときの覚悟はあったのに
言われる覚悟はまだだったのか、完全に停止している
大妖精はと言うと、自分から言うときの覚悟はあったのに
言われる覚悟はまだだったのか、完全に停止している
白 頃合ですね、黒ちゃん
黒 そうだね、…やるよ、白ちゃん
黒 そうだね、…やるよ、白ちゃん
二人の春告精は立ち上がると、桜の樹の前で手を組み、目を瞑った
それはまるで祈りのようで、何か神聖な儀式のようにも見える
やがて…その祈りを受けたかのように、桜の花が咲き始める
春告精の力…春を告げる力
樹に対して呼びかければ、それは開花を促す力となる
それはまるで祈りのようで、何か神聖な儀式のようにも見える
やがて…その祈りを受けたかのように、桜の花が咲き始める
春告精の力…春を告げる力
樹に対して呼びかければ、それは開花を促す力となる
レ あら…随分と粋なはからいなのね~
白 とある妖精さんに、頼まれたもので
レ ふうん…じゃあ、私も…二人の背中くらい、押してあげようかしら
白 とある妖精さんに、頼まれたもので
レ ふうん…じゃあ、私も…二人の背中くらい、押してあげようかしら
何をするのか、と思ってホワイトが見ていると
レティは明後日の方向を向いているチルノの首を強引に後ろから回すと
そのまま前に向かって突き出した
レティは明後日の方向を向いているチルノの首を強引に後ろから回すと
そのまま前に向かって突き出した
…ちゅ
大 な、な、な…
チ レティ…その、これって…キス、なんだよ、ね?
レ そうね、二人の関係の確認かしら?
大 むきゅぅ…
チ レティ…その、これって…キス、なんだよ、ね?
レ そうね、二人の関係の確認かしら?
大 むきゅぅ…
顔を真っ赤にしたままそのまま倒れこんでしまう大妖精
チルノがあわてて腕をつかみ引き寄せると
うなされるような、それでいてどこかうれしそうな表情で気を失う大妖精がいた
チルノがあわてて腕をつかみ引き寄せると
うなされるような、それでいてどこかうれしそうな表情で気を失う大妖精がいた
白 うらやましいです…
黒 白、ちゃん?ええと…その、どうして迫ってるのかな?
白 負けたくないです
黒 どうしてちょっと涙目で上目遣いなのかな?いや、そのままじゃ、ちょ…
黒 白、ちゃん?ええと…その、どうして迫ってるのかな?
白 負けたくないです
黒 どうしてちょっと涙目で上目遣いなのかな?いや、そのままじゃ、ちょ…
ちゅ
―――――――――――――――――――――――――
「「はーるでーすよ~」」
幻想郷に、春が訪れる
一人一人に、形は違っても
誰に対しても暖かい、優しい季節が来る
春を告げる、白と黒の妖精が
二人で一緒に、空を飛んでいた
幻想郷に、春が訪れる
一人一人に、形は違っても
誰に対しても暖かい、優しい季節が来る
春を告げる、白と黒の妖精が
二人で一緒に、空を飛んでいた
END
リ どーうでもいいけどさぁ~
ミ 私たち、今回かませ犬にもなれてないよね…
ル そーなのかー?
リ 一面ボスが主役だって聞いて寒い中シジミガトゥルルって頑張ったのに…
ミ いや、シジミはとれないけどさ ここ、海無いしね
ル ないのかー
リ&ミ いいわね…あんたは…
ミ 私たち、今回かませ犬にもなれてないよね…
ル そーなのかー?
リ 一面ボスが主役だって聞いて寒い中シジミガトゥルルって頑張ったのに…
ミ いや、シジミはとれないけどさ ここ、海無いしね
ル ないのかー
リ&ミ いいわね…あんたは…
本当に、END
最初に一言…ごめんなさい
罰ゲームなんです、許してください
というわけで大×チル リリー白×黒
…のようなお話でした
罰ゲームなんです、許してください
というわけで大×チル リリー白×黒
…のようなお話でした
正直言って…一人一人の口調とか、よく把握できてないので…
色々言い訳して僕は逃げます、栗とか投げないで
色々言い訳して僕は逃げます、栗とか投げないで
ちなみに麻雀で勝つと気まぐれでSSを書くようです、出来は期待しないでね
3/25 23:28 時間制限ギリギリの夜 BGM QLOCKS 天威夢方より夏陽炎