ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣

ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣


1990年に4月20日にファミリーコンピュータ(ファミコン)で発売されたシリーズ第1作にして、アカネイア大陸編の第1作である。
シャープが発売していたファミコン内蔵テレビ・C1には対応していない。

100年の眠りから復活した暗黒竜・メディウス率いるドルーア帝国の侵攻に対し、これを食い止めるべく決起したものの同盟国・グラの裏切りに遭ってコーネリアス王と国宝の聖剣・ファルシオンを失い陥落したアリティアから脱出。
東方のタリスへ落ち延びて2年の時を過ごしたアリティア国王子・マルスがタリスを急襲したガルダの海賊を撃退したことを契機にアカネイア王女・ニーナの檄に応じる形で打倒ドルーアを掲げて決起すると言うストーリーである。全25章。

ゲームの基礎的なシステムはこの時点でほぼ出来上がっているが、武器の装備に関しては後のシリーズ作品より自由度が高い。
ソシアルナイト・パラディン・アーマーナイト・ペガサスナイト・ドラゴンナイトは上級職か否かに関わらず剣と槍のどちらも装備が可能である。
一方、将軍(ジェネラル)は本作ではアーマーナイトの上級職でなく独立したユニットになっており、剣しか装備することが出来ない。
また、マムクートの竜石は使用回数が無制限となっている。

1994年1月21日にスーパーファミコンで発売された紋章の謎では第1部・暗黒戦争編として本作の内容がリメイクされているが、この際には5章分のマップとリフ・ダロス・ロジャー・ジェイク・ベック・ガトーの5名の味方ユニットが削減されている。
なお、ガトーはストーリー上のみ登場している。
2008年8月7日にはニンテンドーDSで新・暗黒竜と光の剣として再リメイクされ、紋章の謎で削られた味方ユニットとマップが復活した。

ファミコン版のオリジナルはバーチャルコンソールでも配信されていたが現在は購入不可能。

2019年3月13日からは「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」でも配信された。

2020年12月4日には海外限定で「Fire Emblem: Shadow Dragon & the Blade of Light」が発売。
海外向けに文章が英語に翻訳され、ゲームスピードの倍速化、ターンの巻き戻し、VCの「まるごと保存」が搭載されている。


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最終更新:2024年08月20日 11:42