アカネイア
暗黒竜と光の剣、
外伝、
紋章の謎に登場する大陸最古の大国。―王国、―聖王国、―神聖帝国、―連合王国。
また、舞台となる地域の名称もアカネイア大陸である。
アドラ1世がアカネイア大陸の都市国家群を統合、のちの大陸統一により最大の国となる。
約100年前の
ドルーア帝国との戦争終結を機に、諸国が続々と独立しているが、その後も宗主国として、また多くの自由都市・開拓都市の後ろ盾として強大なる権威を誇っていた。
王家の下には、私兵を有し自治領を治める5つの有力貴族が存在する。
モデルは古代ローマ帝国と推察される。
約100年振りのドルーア帝国の侵攻によりパレス王宮が落とされ、王族は王女
ニーナただ一人が残った。
彼女はドルーア側の
グルニアの
カミュの手により、縁戚関係にある
オレルアン王国へ密かに逃され、オレルアン王弟
ハーディンに保護される。
暗黒戦争の後、ニーナはハーディンを国王として迎え、アカネイアは神聖帝国として再建される。
英雄戦争でハーディンが弑されると、ニーナは
アリティア王となった
マルスに国を託した。
彼は盟主となり、アカネイアは連合王国として復興する。
なお、作中と過去を合わせて3度も
メディウスら
地竜族からの侵攻を受けているが、それはアカネイア王国の成り立ちそのものに関わる過ちや、メディウスが厚意で見守ってきた人間の裏切り、竜人族の迫害といった背景が絡んでいる。
因みにアカネイアには奴隷制があり、城下の
ノルダの奴隷市場には
リンダが奴隷として捕まっていたり、暗黒戦争の数年前には
オグマが大陸一の剣闘士として名を馳せたりしていた。
最終更新:2024年06月16日 09:29