バーチャルコンソール
FCなどの古い機種のゲームソフトをDL専売ソフトとして遊べるようにしたもの。
長いのでVCと略される事が多い。
バーチャルコンソールに似たシステムのNintendo Switch Online加入特典も紹介する。
Wiiから登場した販売形式だが、現行機種で古い機種のゲームをプレイしようとしたのはWiiに始まった訳ではなく、GCやGBAでそれらを遊ぶシステムは各所に様々な形式で存在していた。
ただし現代ではインターネットの普及により著作権や表現等が厳しくなっている為か、発売されるソフトは限られてしまっており、このシステムがある現代でも実機でないと遊べないソフトは数多い。
FCやSFC等の実機ではセーブデータが消えやすい作品もセーブデータが消えにくくなった為、聖戦の系譜は
周回デモを見やすくなった。
一部作品は実機でこそ可能だったカードeやインターネットの連携等の要素を擬似的に再現した機能が追加されたものもあった。
海外では
封印の剣以前の作品は発売していなかったが、暗黒竜と光の剣が後に海外限定でSwitch用ソフトとして販売された。
Wii(現在購入不可)
初めてバーチャルコンソールが搭載された機種。
FE作品は暗黒竜と光の剣、外伝、紋章の謎、聖戦の系譜、トラキア776が発売。
この頃の機能は中断時のプレイ状況の復元のみで、まるごと保存/復元はなかった。
SFCのソフトはWiiリモコンにクラシックコントローラを接続する必要があった。
余談だが
スマブラXの名作トライアルでは中断復元以外はVC版と同様の仕様の紋章の謎が収録され3分遊べる。
3DS/New3DS(現在購入不可)
ゲームの状況を丸ごと保存/復元できる機能が追加された。
3DSシリーズは暗黒竜と光の剣、外伝。
New3DSシリーズはそれに加えて紋章の謎、聖戦の系譜、トラキア776が発売した。
また、初代3DSを値上げ前に購入したプレイヤーには特典としてアンバサダープログラムというまるごと保存/復元機能こそないもののGBAの一部作品のDL版が配信された。
そのアンバサダープログラムの中に、
聖魔の光石のソフトがあった。
以降の移植も同様だが、この
聖魔の光石にはジュナの実などのジャンプフェスタ限定品は入っていない。
WiiU(現在購入不可)
最も多くのFEシリーズを遊ぶことが出来た機種である。
これまでの暗黒竜〜トラキアに加えて、GBA三部作、新・暗黒竜と光の剣が発売。
WiiUのソフト展開の早期撤退により、新・紋章の謎は発売しなかった。
また、WiiUにはWiiのソフトのDL版が発売されたが、暁の女神も発売しなかった。
3DSシリーズのまるごと保存機能だけでなく、キーコンフィグ機能が搭載されており、自分の好みのキー配置でプレイが可能となり、新暗黒竜はオフライン状態でも使用可能な
オンラインショップを再現している。
FEに限った話ではないがDSのVCは挙動を再現するためかVCメニューを開く際に少し時間がかかる。
こちらも余談だが
スマブラforWiiUの名作トライアルではXと同様の仕様で暗黒竜と光の剣が収録された。
4分遊べ、プレイ時間終了後はeshopのVC版のページに飛ぶことが出来た。
Nintendo Switch Online加入特典
サブスクリプションのサービス、
Nintendo Switch Onlineに加入する事で無料で遊べるソフト。
暗黒竜と光の剣、紋章の謎、聖戦の系譜、
封印の剣、烈火の剣が配信。
ただし封印、烈火は追加パックの加入が必要。
中断とキーコンフィグ機能はなくなったが、丸ごと保存は4つのデータに保存が可能になり、さらに
巻き戻しが使用可能になったり、烈火は封印クリア特典の連動機能が追加された。
でも
トライアルマップやBGMの追加はやっぱり無い。
暗黒竜と光の剣はスタッフが血の滲む努力で自軍全員のレベルを上げた終章のデータのものと、18章ですぐに
トライアングルアタックが出来るように準備した状態から始められるものの2種類のSPバージョンも収録された。
最終更新:2024年12月04日 08:27