ファイアーエムブレムif

ファイアーエムブレム if

2015年6月25日に3DSで発売された作品。現在はDLC及びDL販売は終了している。

前作、覚醒がギネス級のヒットをした事で見事シリーズ終了を免れ、シリーズ続投を宣言した作品。
シリーズ初の2バージョンの販売となった。
ただし、ポケットモンスターやメダロットなどの作品とは異なり、ストーリーの展開は全く違う物となり、購入後もDLCとして別のバージョンのシナリオもプレイできた。
DL版では白夜、暗夜の選択で最初に選んだルートが無料で遊べるという方式になっている。
そして最初にルートを選んだ後、第3のルートである「インビジブルキングダム」が購入可能となる(現在は購入不可)。

容量圧縮技術の進歩により「覚醒」では省略されていたつま先が描画されるようになり、金属や布の質感の表現も進化した。

システムは前作の覚醒をベースにダブルのシステムはバランス調整した「攻陣」「防陣」になった。
武器の耐久がなくなり(杖は耐久あり)、継承不可のキャラごとが持つスキル「個人スキル」支援A+、Sのキャラの兵種にクラスチェンジできる「バディプルフ」「マリッジプルフ」が登場し、前作覚醒よりも親世代の地位が上昇した。
さらに前作のマップ、みんなの部屋などのシステムを簡略化、一つに纏めつつ新要素を追加したマイキャッスルという自軍の拠点が登場。
竜脈値を消費して施設をカスタマイズする事が可能。
マイキャッスルの施設の「マイルーム」ではキャラクターとスキンシップをとって支援度を上げるものがある。
部屋に連れ込んでキャラを撫で回す様はプレイヤーに衝撃を与えた。
このスキンシップ画面や支援Sのムービーでは後にVtuberの立ち絵などで活躍する技術「Live2d」が使用された。

本作は「覚醒」の遥か昔の時系列でありながらとある事情で覚醒の続編でもある。
そのため、本作をより楽しむ場合は「覚醒」のプレイを推奨される。

尚プレイ時前作「覚醒」のセーブデータがある場合アクセサリーとして「紋章の盾」が入手できる。
この盾をよく知る人物に渡すと特殊会話が発生する。

さらに「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズのamiibo、マルスアイクルフレルキナに対応しており、読み込む事でアクセサリー2種が入手できる。
何度も読み込む事で英雄戦マップが解禁、クリアする事で対応するキャラが自軍に加入する。(但し高確率でバグが発生する為、要注意。)
加入後に読み込む事で武器屋かアクセサリー屋に店番として登場。
武器屋では彼らの武器を模した装備が店番中のみ販売される。
店売りかつ無限に買える武器としてはかなり優秀な武器が多い。
アクセサリー屋では2回目まで読み込む事で貰えたアクセサリーが交換できる。
なお、本作発売後に発売されたamiiboには対応していない。


前作同様マイユニットが続投。デフォルトネームはカムイ
ただし今までは「ロードを陰で支えるもう一人の主人公」という立ち位置だったが、本作は「マイユニットでありロード」というスタイルになっており、後のエンゲージもこのスタイルをとっている。

発売後、漫画「ファイアーエムブレムif ニーベルングの宝冠」が「月刊コミックZERO-SUM」で連載された。

ストーリー

白夜王国暗夜王国、二つの国が戦を続けている世界。
主人公カムイは、白夜王国で生まれ、暗夜王国に連れ去られ、マークス達きょうだいと共に育てられた。
暗夜王国国王、父ガロンから命じられた無限渓谷の偵察の後、白夜王国に連れ去られたカムイは、自身の本当のきょうだいたちから、自身の育った国、暗夜王国の卑劣な手段を知り、困惑する。
そして白夜平原に集う白夜と暗夜のきょうだいたちとカムイ。
「こっちだ!」
「戻ってこい!」
生まれの国の兄と育ちの国の兄、両方から手を差し伸べられるカムイ。
どちらも、裏切れない。
でも、選ばなければならない。
白夜につくか暗夜につくか道なき道を行くか
選べる道は、ひとつだけ。

主題歌

「if〜ひとり思う〜」
FEシリーズでは過去に烈火や聖魔にCMソングがあったが作中でフルで流れる主題歌は初。
以降の作品でも主題歌が登場する様になった。

作中で重要な歌として何度も登場。
それぞれのルートを歌った歌詞で、DLC「泡沫の記憶編」(現在購入不可)では4番目の歌詞が登場する。
なお、アクアが歌っている設定だが、歌手は声優とは別人である。

タグ:

タイトル if
+ タグ編集
  • タグ:
  • タイトル
  • if
最終更新:2025年03月06日 18:17