マイユニット

マイユニット

一部作品では、プレイヤーの分身として主人公のキャラクターメイキングを行うことができ、そうしたユニットをマイユニットと呼ぶ。
名前・性別・容姿の他、作品によっては得意・苦手パラメータ(初期値・上限・成長率へ影響)、兵種適性といった性能面もある程度カスタム可能で、自分好みの主人公を作れる。
マイユニットが単独で主人公を務めるパターンと、ロード枠のキャラクターを相方にしてダブル主人公となるパターンがあるが、いずれにせよ主人公(の一人)なのでロストすれば即ゲームオーバーとなる。
マイユニ」と略される他、デフォルトの名前がそのまま各作品のマイユニットの通称として使われるパターンも多い。ヒーローズやサイファへの出演時もデフォルト名が使われている。

なお、風花雪月、エンゲージの主人公ベレト/ベレスリュールはカスタム要素が性別と名前のみでマイユニットとは別物であるという意見もある為
ここではこの2名(3名?)の記事は取り扱わない。

新・紋章の謎

デフォルト名は男女ともにクリス。初期クラスは僧侶系以外から選択可能。
暗黒戦争後にアリティア騎士団に入団した若者。ロディルークセシルライアンとは同期で、彼らと「第七小隊」を組み入団試験を突破した。
そして、叙勲式に乱入した暗殺者を撃退したことでマルスの近衛兵として取り立てられ、共に英雄戦争を戦い抜いた。

新兵という身分に加え、リメイク版追加キャラ故に原作の大筋を歪める真似はできないというメタ的な事情もあり、ストーリー上でマルスジェイガンの話し相手にはなっても意思決定に口出しすることは無い。
エンディングでもジェイガンの後任としてマルスの裏方に徹することを望み、後世の歴史書ではほぼ語られない「影の英雄」になったとされる。
しかし、リメイク版追加の前日譚や外伝では話の上でも主役になり、また多くのユニットとの支援会話も用意されているため、主人公らしい活躍はこのあたりで見られる。

性能面では、汎用兵種かつ専用武器もないものの成長率は全体的に高い。
他のユニットにはない特性として初期ステータスや成長率のバランスを微調整できるという特権が与えられている。
この特性は地味ながらもかなり強力で、アーマーナイトの速さや剣士の力・守備など各クラスの欠点を補ったり、魔防など他のキャラが伸ばしにくい能力を伸ばしたりなど、柔軟な育成ができるようになる。
特にルナティックではこの特性をどう扱うかによって今後の命運を分けるといっても過言ではないほど重要な特性となっている。
性別を女性にすると、クラスの都合上HP・力・守備の成長率が低くなりやすいが、上記の特性をうまく使えば男性にも負けないほどの成長率にすることはできる。
序盤は主力になり得る傭兵系ユニットの出番が無いので、傭兵にする事も多い。
ルナティックなどの高難易度の場合は、終盤になると、追撃されることの無いソードマスターホースメンスナイパーバーサーカーに落ち着くことが多い。
ラスボス戦で必須級に格上げされたマルスと共に、名実共に本作のダブル主人公、光と影の英雄としての活躍が約束されている。
サイファではオリジナルの専用兵種として下級職に前日譚の姿を基にした「騎士見習い」、上級職に英雄戦争中の姿を基にした「近衛騎士」が与えられている。

覚醒

記憶を失い行き倒れていた所をクロムリズに拾われた軍師見習い。
デフォルト名は男女共にルフレ。初期クラス戦術師だが、性別、タイプ、髪、髪色、口調、名前、誕生日、得意&苦手ステータスを自由に選べる。
得意&苦手ステータスは成長率と上限に影響し、髪色は男性の場合はマーク以外の子供に影響する。
上述のように性別、容姿などを自由に設定できるため、ゲーム中のムービーではローブのフードを目深にかぶって顔が見えないようになっている。

また、特殊兵種と性別限定職以外の全ての職業に就くことが可能となっており、数多くのスキルを取得することが可能。
さらに全キャラと支援を結ぶことが可能で、本来子供がいないキャラも含め、ほとんどの異性と結婚ができる唯一のキャラクター(当然自身の子であるマーク+1名は例外)。
また、本作ではステータスを数値化して見ることができるのはマイユニットの特殊能力となっている。

実はギムレー教団の教主ファウダーの子供であり、教団の長年の夢であったギムレーの器。
右手の甲に聖痕を持っているのは、ギムレーの血を継いでいるためだと思われる。
ルキナ達が来た絶望の未来では既にギムレーとなっており、マイユニットと同じ姿でルキナ達を追って現代に来ている。
同じ人物が来たことで、記憶が現代のマイユニットに流れこんだ結果、記憶を失い行き倒れていた。
しかし、そこで流れこんだ記憶とルキナの発言によりバジーリオが生存し、さらに世界の運命が変わる。
ギムレーの血により一度は操られるも、死んだと思われたバジーリオが偽の宝玉を用意することで炎の台座を不完全な状態にし、その結果、無事に自我を取り戻しクロムの半身として支え続けることができた。
その後、ギムレーに直接取り込まれた時もクロムや仲間達との絆により復帰している。
同一人物である為、自ら命を絶たなければ死ぬことがないギムレーを唯一殺すことができる人物であり、最終局面では自らギムレーを倒すか、クロムに封印してもらうかの選択を迫られることになる。

支援会話クロムなど、一部のキャラを除いて多くのキャラクターが男女で支援Aまでは同一の内容になっている。
そのため男の場合はグレゴ、女の場合はティアモなどの同性に対して、頬を赤くすることもある。
支援会話では基本的に相手の話を聞くような立場にいることが多いが、フレデリクの事をフレデ肉と呼ぶなど毒舌な面もある。
チキによれば2000年前の英雄王マルスに、子孫であるクロムよりも雰囲気が似ているらしい。
ただ本人はギムレーの血を引いており、神竜の大地でも一人だけ力を感じ取ることができなかった。

21章クリア後、クロムまたはルキナと結婚している場合には一部イベントが変化する。
とはいえ家族として一部変わるだけであり、プレイヤーが本当に気に入ったキャラクターと結婚して問題ない。

if

デフォルト名は「カムイ」デフォルト兵種は「ダークプリンス/ダークプリンセス
従来のマイユニットは「ロードを影で支える人物」だったが今作のマイユニットは「ロードでありマイユニット」という立ち位置となっている。

白夜王国で生まれたが、暗夜王国の国王ガロンによって記憶を封じられ、マークスたち暗夜の王族きょうだいと共にそだてられる。
無限渓谷の偵察任務でリリスに命を救われた後、スズカゼリンカによって白夜王国に連れられる。
そこで自身の本当のきょうだいたちとミコトから自身の出生の秘密と暗夜王国の卑劣な手段を知る。
そしてガロンの仕掛けた罠によって母、ミコトが殺された事で自身に眠る竜の血が覚醒、竜の姿に変化し暴走するが、アクアの歌と竜石により力をコントロール出来るようになる。
そして白夜平原で自身が白夜につくか、暗夜につくか、選択を強いられる。

シリーズ初の竜石が使用できる主人公
前作のノノンン同様どの兵種にクラスチェンジしても竜特効を受けてしまう。

前作のマイユニットは専用職、性別制限のある職以外であればどの兵種にもクラスチェンジできたが今作のマイユニットはキャラメイク時点で決めた素質にのみクラスチェンジが可能。
そのかわりマイユニットは支援Aとなったキャラの兵種にクラスチェンジが可能の為最終的には歌姫、村人ガルー妖狐系以外のどの兵種にもクラスチェンジが可能となる。

ロードでありマイユニット」という事で専用武器もあり、選んだルートによって進化先が変わる黄金の刀「夜刀神」を使用する。
さらに前述の通りダークプリンス/プリンセス系の兵種であれば剣の他に竜石が使用できる。
勿論異性であれば誰とでも支援Sになれる為カップリングの幅は広く、異性と支援Sになる事で子世代の「カンナ」が産まれる。
カンナの性別はマイユニットと逆の性別となる。

実は母であるミコトは白夜王スメラギの後妻であり、主人公はスメラギと結婚する前のミコトの連れ子である為
前妻のイコナの子である白夜きょうだい4人との血縁はない。
よって白夜きょうだいとも支援Sになる事が可能。
マイユニットの父親は透魔竜ハイドラ。竜に変身できるのはこの為である。
なおリリスもハイドラの子であり、主人公の本当の妹である。
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最終更新:2025年04月19日 19:36