ガロン

ガロン

ifに登場するキャラ。暗夜王国の国王。
マークスたち暗夜の王族きょうだいの父。
しかしマークスを除いた暗夜きょうだいたちは全員妾の子であり、全員腹違いである。
かつては厳しくも妻子や民に優しい王だったが、2番目の妻であるシェンメイを亡くした後、白夜王国に騙し討ちをしかけ、白夜国王スメラギを殺し、カムイ(マイユニット)の記憶を封じ込め、自身の子として育てる。

しかしその実、ガロンは少なくとも物語開始前の白夜王国への攻撃時には既に死亡しており、死体のまま透魔王国の竜ハイドラに操られている。
ハイドラが操る為の媒介のためなのかハイドラの血を身体に取り込んでいる。
死亡していながらも肉体は少し顔色が悪い程度の普通の人間の姿に見えるが、真実の姿はドロドロのスライムの様な化け物の姿をしている。
しかし完全に操られているわけでもなくかなり朧げだが記憶や意識が残っており、自身の妻子を気にかける姿を見せた。

作中のマークス達の発言やサイファのソシアルナイトのカードを見るにかつて生きていた頃のガロンはマークスによく似た性格の人物だったと思われる。

白夜ルート12章、27章のガロン

白夜ルートではラスボスを飾る…のだが、その前に12章で敵として登場する。
兵種はダークロード(ガロン専用兵種)。
ダメージを軽減するスキル、「竜鱗」と戦闘後にステータスを下げる「竜呪」のせいでとにかく硬い。
さらにガロン専用の斧、「ベルヴェルク」を使用する。
このベルヴェルクは射程が1〜3もあり、巧者武器でも反撃を喰らってしまう。
威力も非常に高く、ガロン自体のステータスも終盤のボス仕様なので12章の時点ではまず勝てない。
幸いこのマップの勝利条件は主人公の撤退でガロンを倒さずともクリアは可能かつガロンは1マスも動かないので素直に逃げるのが定石…なのだが、漆黒の騎士とは違いステータスが高いだけで軽減はできてもダメージを無効化するスキル等は持っていない。
なので遭遇戦でレベルを限界まで上げたりamiiboのユニットや魔符などの強力なユニットで戦うなどすれば一応倒せる。
ただ倒しても外伝のドゼーの様にアイテムが貰えるわけでは無いのでこの章で同じく登場するマークスよりも倒すメリットは無い。

27章では12章のステータスそのままで敵将として登場。
12章で倒すことができなかった人もここまで来れば真っ向から戦える実力を身につけている筈。
おまけに夜刀神も「夜刀神・白夜」となる。
この夜刀神・白夜は竜鱗の効果をカットする効果があるのでガロンに大ダメージを与えられる。
勝利条件なのでしっかり倒そう。

白夜ルート終章のガロン

27章からの連戦。
竜化してラスボスとして立ち塞がる。
ステータスも当然上がっているのだが追撃ができなくなったり前の章のガロン同様竜鱗は夜刀神でダメージを与えられるだけでなくドローの杖や禍事罪穢(HP半減)が効くようになったりとなんだか微妙に弱い。
しかしそれでも竜脈で範囲内のユニットのHPを吸収したりしてくるので早いうちに片付けたい。


暗夜ルートのガロン

27章で敵将として登場。シナリオの流れ的にラスボスっぽいが、この後にとんでもない奴が控えている。
白夜の玉座により真の姿を曝け出したガロン。
兵種は「水の眷属」
白夜の12、27章のガロンをベースに竜呪は忘れたが代わりに多数のスキルを覚え、敵ターンにダメージを軽減する金剛、明鏡の一撃を習得。
高難易度では回復や死の吐息を習得し、よりターンを回すと厄介な相手に。

武器が斧なので、カムイが夜刀神・暗夜で先陣を切って竜呪をかける作戦が効きやすい。
攻撃面を補強するスキルがなく、火力さえあれば押しきれるため、慣れたプレイヤーからは弱いと評されることも。実際こいつの撃破に手こずるようでは、終章でもかなり苦戦する可能性が高い。

透魔ルートのガロン

終盤で敵将として登場…しない。
なんと27章でハイドラに喰われる。
他ルートではラスボス級の敵として立ち塞がったのに透魔ルートではあっさりとした幕引きであった。

ニーベルングの宝冠のガロン

漫画「ファイアーエムブレムif ニーベルングの宝冠」では
ガロンの掘り下げも行われており、ガントレットの下が空洞だったり、白夜の玉座に座っていないのにもかかわらず液状になりかけていたりともはや人間として振る舞うのも限界に見える描写がされていた。

余談

彼の名前の由来はおそらくヤードポンド法における液体の体積の単位、ガロン。
複数の単位があるが、リットルに直すと1ガロンで3.7Lから4.6Lの範疇にある。
水の眷属と化した彼には相応しい名前だろう。

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最終更新:2025年06月16日 02:33