目次
概要
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事件 | 横浜・深谷親族殺人事件 |
| 罪状 | 殺人、詐欺、銃刀法違反 | |
| 判決 | 死刑(未執行) | |
| 国籍 | 日本 | |
| 生年 | 1971年 |
経歴
高橋との関係
新井はこの関係を『マジンガーZ』になぞらえ、新井が頭で高橋が体(新井が様々な計画を立て、高橋が実行する)だと言っている。
私は,かねて被告人のことを何でもできるすごい人だと思っており,ずっと被告人について行こうと考えていた。被告人から,被告人と私との関係をマジンガーZというロボットに例えて,被告人が頭で,私が体だと言われて,そうだなと思ったことがあった。(*1)
裁判
第一審
新井は否認を繰り返していたが、
- 高橋の事件の経過と整合性があり、具体的で臨場感がある
- 高橋「死刑は怖いが,遺族の立場になって考えると話さないといけないと思った。子供に面と向かって、罪を償って出てきたと言いたかった」「被告人の指示があってやったことではあるが、自分も欲があってやったことなので十分重い責任があり,二人の責任に違いはない。被告人に対する恨みとかの気持ちはない」などと、証言態度が真摯かつ誠実
- 高橋は叔父を殺害した件について捜査が始まる前から自白しており、かつ新井との共謀があることを一貫して述べている
- 高橋が責任転嫁をする理由がない(*3)
これは埼玉地裁における裁判員裁判で初の死刑判決である。
控訴審
上告審
補足
冤罪説
つまり、真の主犯は高橋であり、新井に罪をかぶせただけということである。
ちなみに、新井との交流が記されている片岡氏の著書『平成監獄面会記―重大殺人犯7人と1人のリアル』のタイトルについて、他7人の殺人犯と新井を区別する意図が込められている。以下はその本に掲載されている内容をソースとしている。
片岡氏の主張する冤罪説の根拠は以下の通り。
- そもそも新井と高橋の間には主従関係などない可能性がある。二人と接点があった人物からもそのような関係を否定する証言が得られた。
また、主従関係を裏付けるものとして高橋が体に彫っていた新井のイニシャルの入れ墨があるが、高橋は自らが殺害したY.K.さんやネットで出会っただけの女性のイニシャルすらも入れ墨にしていたため、新井のイニシャルの入れ墨は忠誠を示すものではない(なお検察側からこの件に関する反論はない) - 新井がY.K.さんを生命保険に加入させたのは、高橋からヤクザの名前を出すなどして急かしてきたからであり、それを示唆するメールのやり取りも存在する
- 新井は叔父K.Y.さんの金を預かっていたが、高橋が紹介してきたコンサルを名乗る男にK.Y.さんとの相談のうえで金を渡していた。その後新井がおかしいと感づいて高橋に金を返すよう求めたところ、返済を逃れるためK.Y.さんを単独で殺害した(つまり新井とK.Y.さんとの間には金銭トラブルはなかった)ことを主張している。
なお裁判において弁護側が「新井がコンサルに金を出したことを嘲笑するメール」を高橋が第三者に送信していたことを資料として提出している。
「高橋に対しては、今は怒りより『気の毒なヤツだ』という思いが強いです。記録を調べるほど、ヤツが『死刑になりたくない』とあがいていたのがわかったからです」
「裁判員の人たちには、恨みや怒りはないですね。殺人の片棒をかつがされ、かわいそうに思います」
「自分は死刑になると思っています。でも、子どもたちには、父親が殺人犯だという思いはさせたくない、真実を残してやりたいという思いはありますね」
画像集
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関連リンク
- 日本経済新聞 「08年にも女性殺した」 埼玉のおじ殺害2被告
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0400W_U0A101C1CC0000/ - さいたま地裁
https://web.archive.org/web/20190601000000*/https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/764/082764_hanrei.pdf - Amazon 『平成監獄面会記』,片岡健https://www.amazon.co.jp/%E5%B9%B3%E6%88%90%E7%9B%A3%E7%8D%84%E9%9D%A2%E4%BC%9A%E8%A8%98-%E7%89%87%E5%B2%A1-%E5%81%A5/dp/4773089598

