目次
概要
| 状態 | 一部解決 |
| 犯人 | 王剛勇(未検挙)、陳代偉、何力 |
| 被害者 | 3人死亡 |
| 罪状 | 強盗殺人、建造物侵入、出入国管理法違反、難民認定法違反 |
| 判決 | 死刑(未執行)、未定 |
| 発生国 | 日本 |
| 発生年 | 1992年 |
| 残虐度 | ★★★☆☆ |
| 計画性 | ★★☆☆☆ |
| 影響力 | ★★☆☆☆ |
なお、死刑が確定し現在拘置中の者の共犯者が逃亡中の事件は、ほかにもあさま山荘事件(坂東國男が逃亡中)、横浜港バラバラ殺人事件(近藤剛郎が逃亡中)、堺市夫婦殺害事件(身元不明の男が逃亡中)がある。
以下は第一審記録(*1)における罪となるべき事実を主なソースとして記述する。それ以外をソースとする情報は適宜脚注で補足していく。
そこで、陳および何は王から「簡単に金がとれるパチンコ店がある」という話を聞かされ、ともに下見に行くことになった。1992年5月22日ごろの夜、東京都多摩市関戸2丁目の雑居ビル一階にあるパチンコ店「マルシン聖蹟桜ヶ丘店」(現在は閉店)におもむき、様子を確認した。(*2)
↓
店員が一人で来たなら王が棒で殴って気絶させ、何が金を奪う
店員が二人で来たなら両名が殴って気絶させ、手の空いたものが金を奪う
店員が抵抗してきたら陳もナイフで脅すようにし、手の空いたものが金を奪う
幾たびか下見を繰り返し、再度決行へ。
しばらくすると店員二人がやってきたので、1階で店員らと陳が同乗。もちろん、懐にはナイフを忍ばせている。2階で何と王も乗り込んだ。
事務所がある4階へエレベーターが上昇する中で、突如王が店員一人の背中を突き刺し、さらには陳がもう一人の店員に同じことをした。何もこん棒で店員を殴打したが、この間に店員は予想外にも激しく抵抗したため、結果的には陳が散乱した現金の中から約234万円を手づかみで奪ったのにとどまった。
K氏はなんとか通報しようとしたが、事務所にたどり着いたところで力尽きてしまったという。
タクシーに乗った男は頬にけがを負っており、また同一人物と思われるものが犯行現場からおよそ500m離れた東京電力作業場内で手や顔を洗っている姿が目撃されていた。(*8)
また、1992年6月25日に重要参考人としてタクシーで逃走した者の似顔絵が公開されている。(*9)
ところでこの重要参考人の似顔絵をお持ちの方はいませんか?似顔絵の情報があまり見つかっていないため提供をお願いしたく存じます。
さらにはエレベーター内、および現場から約500mの地点にあるゴミ箱からナイフがそれぞれ発見された。
裁判
王剛勇
陳代偉・何力
第一審にて、二人は共謀はなかったとして無罪を主張した。
そうすると、本件第一の犯行については、共犯者のDが首謀者であったことが伺われるところ、同人は未だ検挙されず、すでに国外に逃亡している疑いもあること、被告人両名ともに、我が国の実情を十分に理解していない外国人であること、