目次
概要
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事件 | 「殺し屋」連続殺人事件 |
| 罪状 | 殺人、死体遺棄、銃刀法違反、火薬類取締法違反、現住建造物放火未遂、恐喝 | |
| 判決 | 死刑(未執行) | |
| 国籍 | 日本 | |
| 生年 | 1942年 |
1986年に獄中結婚をしたため現姓は藤井。大塚公子『57人の死刑囚』(角川文庫 1998)によると、懲罰房の中で朝日新聞をくまなく読んでいた関口が、新聞に掲載されていた匿名の投稿に感銘を受け、投稿者である藤井さんと手紙のやり取りなどを繰り返した結果、藤井さんの籍に入ることになったという。
娯楽機器販売業(兼高利貸し)であった関口は1970年~1973年にかけて三人を殺害した。
一件目は不倫関係にあった愛人と結婚するため、共犯の福田稔と和田忠彦に100万円の報酬を持ち掛け愛人の夫を殺害させたというもの。
二件目は金を返済しなかった男性を福田、和田、飯田博久、浮須佳次に恐喝させ、そのうえで生き埋めにさせたというもの。
三件目も金を返済しなかった男性を殺害している。なおこの際、この男性の妻も殺害されているが、のちに関口はこれを指示していないとして無罪となっている。
そのほかにも恐喝や金を返さない男性の家を放火したりなど悪行三昧に手を染めた。
一件目は不倫関係にあった愛人と結婚するため、共犯の福田稔と和田忠彦に100万円の報酬を持ち掛け愛人の夫を殺害させたというもの。
二件目は金を返済しなかった男性を福田、和田、飯田博久、浮須佳次に恐喝させ、そのうえで生き埋めにさせたというもの。
三件目も金を返済しなかった男性を殺害している。なおこの際、この男性の妻も殺害されているが、のちに関口はこれを指示していないとして無罪となっている。
そのほかにも恐喝や金を返さない男性の家を放火したりなど悪行三昧に手を染めた。
裁判
4件の殺人で起訴され、有罪判決が下ったのは3件の殺人であった。
一審では共犯の福田、飯田とともに「被告の反社会的性格は根強く、強固なものである。現在反省し、後悔している点を含めても責任は極めて重大であり、極刑が相当」として死刑判決が言い渡された。
二審では共犯2人は無期懲役に減軽されているが、関口の死刑は変わらず。
1989年10月13日に「責任は重大で死刑はやむを得ない」として上告が棄却、死刑が確定した。
現在は再審請求中と思われる。
一審では共犯の福田、飯田とともに「被告の反社会的性格は根強く、強固なものである。現在反省し、後悔している点を含めても責任は極めて重大であり、極刑が相当」として死刑判決が言い渡された。
二審では共犯2人は無期懲役に減軽されているが、関口の死刑は変わらず。
1989年10月13日に「責任は重大で死刑はやむを得ない」として上告が棄却、死刑が確定した。
現在は再審請求中と思われる。
補足
高崎哲学堂
高崎哲学堂とは、「現在の政治や教育の手の届かないことを勉強する寺子屋」との考えに立ち、著名文化人の無料講演会などの活動を行っている団体である。関口はそこに入会し、澤地和夫とともに獄中で学んでいたという。主宰者の故・井上房一郎氏(当時90)は、「真人間として再生される糧として哲学堂を選ばれた。私たちの運動がそこまでの深さをもったことに誇りを持つと共に、何とかお2人の力になりたい」と語っていた。(*1)
獄中生活
大塚公子『57人の死刑囚』(角川文庫 1998)の中で、関口はたびたび名が挙がっている。
関口は毎日のように食事の残りを窓辺にまき、鳩を飼いならしていた。その鳩はえさを食べた後に便意を催すと、きまって二つ隣の坂口弘の房の窓辺にフンをしていたという。
坂口の虫の居所が悪いときには刑務官にこの件を言いつけられ、懲罰房送りにされていたらしい。
ちなみに田村正からも名指しで嫌いと言われてしまっている。
関口は毎日のように食事の残りを窓辺にまき、鳩を飼いならしていた。その鳩はえさを食べた後に便意を催すと、きまって二つ隣の坂口弘の房の窓辺にフンをしていたという。
坂口の虫の居所が悪いときには刑務官にこの件を言いつけられ、懲罰房送りにされていたらしい。
ちなみに田村正からも名指しで嫌いと言われてしまっている。
また、関口の書く手紙においては植物やネコ、アリなどの自然に関する話が目立つ。関口は殺人犯であると同時に自然を慈しむピュアな心の持ち主なのかもしれない。
加えて獄中で精力的に絵を投稿している。2014年には「年越し菓子」(並べたお菓子を描いている)(*2)、2023年には「愛(なんでも溶かす薬)」(右上には「なむあみだぶつ」と書かれた、猫やお菓子等が描かれた作品)(*3)、2025年には「謹賀新年」(全体が真っ赤に染まっており、左上には男性の顔が浮かんだ、かなり独特な世界観の作品。「おめでとう賞」受賞)(*4)と題した作品を「死刑囚表現展」に出品しており、なかなか高評価を得ている模様。
訴訟
「週刊読売」において事件の報道が行われた際、「四人を殺し屋に殺させた男」「元安藤組関口政安」という記述が存在した。しかし、実際に関口が殺害したのは3人であり、暴力団員でもなかったことから、これを名誉棄損として一千万円の損害賠償を請求する訴訟を東京地裁に起こした。(*5)
この訴訟は棄却されたか敗訴したと思われる。
この訴訟は棄却されたか敗訴したと思われる。
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