死刑囚の執行順というのは、原則確定順である。しかしながら、人の命を左右するという都合上、そう簡単に決めることはできない。
まず、心身喪失状態の死刑囚や共犯が逃亡中の死刑囚の執行は停止され、絶対に執行されない(心神喪失が疑われる死刑確定者のページも参照)。心神喪失の死刑囚に対しての執行は人権的な問題があり、共犯が逃亡中の死刑囚は共犯が逮捕された際の裁判にて証人となるためである。後者については執行済みの共犯に罪を押し付けて責任逃れをした例(勝田清孝連続殺人事件)から慣例となっている。
また、高齢の死刑囚(*1)や冤罪の可能性が少しでもある死刑囚(*2)、執行に手間がかかりそうな支援者がついた死刑囚も執行されにくい。
(逆に言えば、従順な死刑囚は執行されやすいということであり、罪を認め従順となった死刑囚よりも未だ抗おうとしている死刑囚のほうが長生きするというのは皮肉な話である。)
なお、かつては再審請求中の死刑囚は執行されないのが通例だったが、それを利用して冤罪の可能性は低いのに「とりあえず再審請求」する死刑囚が増えた結果、近年になってしばしば考慮されなくなっている。
まず、心身喪失状態の死刑囚や共犯が逃亡中の死刑囚の執行は停止され、絶対に執行されない(心神喪失が疑われる死刑確定者のページも参照)。心神喪失の死刑囚に対しての執行は人権的な問題があり、共犯が逃亡中の死刑囚は共犯が逮捕された際の裁判にて証人となるためである。後者については執行済みの共犯に罪を押し付けて責任逃れをした例(勝田清孝連続殺人事件)から慣例となっている。
また、高齢の死刑囚(*1)や冤罪の可能性が少しでもある死刑囚(*2)、執行に手間がかかりそうな支援者がついた死刑囚も執行されにくい。
(逆に言えば、従順な死刑囚は執行されやすいということであり、罪を認め従順となった死刑囚よりも未だ抗おうとしている死刑囚のほうが長生きするというのは皮肉な話である。)
なお、かつては再審請求中の死刑囚は執行されないのが通例だったが、それを利用して冤罪の可能性は低いのに「とりあえず再審請求」する死刑囚が増えた結果、近年になってしばしば考慮されなくなっている。
これらを踏まえ、死刑が執行される可能性が低い死刑囚を取り上げていくこととする。
確実に執行されない
このままの状況が続けば獄中死の可能性が高い。
| 氏名 | 理由 |
|---|---|
| 新井竜太 | 冤罪? |
| 池田容之 | 共犯である近藤剛郎が逃亡中 |
| 猪熊武夫 | 支援者の存在、機関誌の発行を担う また共犯である澤地和夫がすでに死亡 |
| 江東恒 | 高齢、共犯(身元不明)が逃亡中 |
| 大濱松三 | 高齢、騒音被害者らからの助命嘆願書提出 また心神喪失 |
| 大森勝久 | 冤罪? |
| 小川和弘 | 冤罪? 日弁連の直接的支援がある |
| 尾田信夫 | 高齢、一部冤罪? |
| 風間博子 | 冤罪?(一人の証言によってのみ裁判がなされた) また主犯である関根元が既に死亡 |
| 片岡利明 | 共犯である赤軍関係者が逃亡中 共犯の大道寺将司が死亡 |
| 坂口弘 | 共犯である赤軍関係者が逃亡中 共犯の永田洋子が死亡 |
| 柴嵜正一 | 心神喪失 |
| 造田博 | 心神喪失 |
| 陳代偉(チェンダイウェイ) | 主犯である王剛勇が逃亡中 |
| 林真須美 | 冤罪? |
| 何力(フーリー) | 主犯である王剛勇が逃亡中 |
| 堀江守男 | 心神喪失 |
| 松本健次 | 心神喪失、軽度知的障害 すでに死亡した兄から強制されての犯行 |
| 村松誠一郎 | 心神喪失 |
おそらく執行されない
| 氏名 | 理由 |
|---|---|
| 秋好英明 | 長期収監 |
| 伊藤和史 | 被害者側の落ち度、強盗殺人か単純殺人かの議論がある |
| 上村隆 | 指示役である陳春根が無期刑のねじれ判決 |
| 大橋健治 | 高齢 |
| 金川一 | 高齢 |
| 佐々木哲也 | 高齢 |
| 関口政安 | 高齢 |
| 高見素直 | 犯行時からの精神疾患 |
| 豊田義己 | 高齢 |
| 長谷川静央 | 高齢 |
| 廣田雅晴 | 冤罪…?ただその可能性は低い 拘置所内で自殺未遂、また長期収監 |
| 藤崎宗司 | 心神耗弱 |
| 福田孝行 | 犯行時未成年、最高裁で大いに争う |
| 保見光成 | 被害者側の落ち度、犯行時からの精神疾患 |
| 松原智浩 | 被害者側の落ち度、強盗殺人か単純殺人かの議論がある |
| 宮崎知子 | 高齢 |