準備する物
11mm,13mm,17mmのレンチ
シックネスゲージ
注、エンジンが冷えているときに行いましょう。
シックネスゲージ
注、エンジンが冷えているときに行いましょう。
作業手順
01
タペットカバーを外します。
13mmのナット2個で止まっています。
(緑の矢印です)
ガスケットが切れないように注意しましょう。

画像1
13mmのナット2個で止まっています。
(緑の矢印です)
ガスケットが切れないように注意しましょう。

02
ダイナモの中心のナット(17mm 画像2)を回して圧縮上死点を出します。

画像2
ロッカーアームをよく見ていて、圧縮上死点の目印が基準点にくる90度前くらいから動かなかった方がその時に合わせる方です。

画像3
画像4
画像3で矢印赤のところに基準点があります。
エンジンに書いてあるのも矢印マークです。
画像2のナットを回して、上死点マークが画像3の矢印水色の場所まで来た時に撮った写真が画像4です。
分かりづらいかもしれませんが、一番手前のロッカーアームが少しバルブを押しています。
この場合は向こう側2つのタペットを調節することになります。
では圧縮上死点を出しましょう。

画像5
画像5で矢印水色のマークと矢印赤のマークが合うところまで回します。
ここが圧縮上死点です。

ロッカーアームをよく見ていて、圧縮上死点の目印が基準点にくる90度前くらいから動かなかった方がその時に合わせる方です。


画像3で矢印赤のところに基準点があります。
エンジンに書いてあるのも矢印マークです。
画像2のナットを回して、上死点マークが画像3の矢印水色の場所まで来た時に撮った写真が画像4です。
分かりづらいかもしれませんが、一番手前のロッカーアームが少しバルブを押しています。
この場合は向こう側2つのタペットを調節することになります。
では圧縮上死点を出しましょう。

画像5で矢印水色のマークと矢印赤のマークが合うところまで回します。
ここが圧縮上死点です。
03
ロッカーアームタペットナット(11mm 画像6 矢印緑)を緩めます。
ロッカーアームタペットボルト(画像6 矢印赤)を少し緩めて、シックネスゲージで矢印水色の隙間(クリアランス)を調節します。
クリアランスは0.15mmです

画像6
この力加減が難しいのですが0.14mmが「すっ」と入って0.16mmが入らない・・・と云う位のキツさにタペットボルトを締めて、次にタペットナットを締めます。
ロッカーアームタペットボルト(画像6 矢印赤)を少し緩めて、シックネスゲージで矢印水色の隙間(クリアランス)を調節します。
クリアランスは0.15mmです

この力加減が難しいのですが0.14mmが「すっ」と入って0.16mmが入らない・・・と云う位のキツさにタペットボルトを締めて、次にタペットナットを締めます。
そして、もう片方も同様に調節して念の為もう一度、両方のクリアランスを確認しましょう。
04
タペットカバーを付けましょう。
エンジンを始動させてアイドリングが正常なのを確認して終了です。
エンジンを始動させてアイドリングが正常なのを確認して終了です。