伝説の冷却方法の効果は如何に
空冷エンジンにとって、都内の真夏は厳しいです。
少しでも冷やすにはどうすれば考えていたら、昔からバイクで空冷エンジンを冷却する技として伝わっていた方法を思い出しました。
少しでも冷やすにはどうすれば考えていたら、昔からバイクで空冷エンジンを冷却する技として伝わっていた方法を思い出しました。
そうですアルミ製の洗濯バサミをフィンに付けるやつです。笑
理論上、表面積を増やすことで放熱効果を上げるというものです。
アルミ製のオイルパンに放熱用のフィンが造形されていることからも理論的には正しいと思います。
準備する物
- アルミ製の洗濯バサミ
- 固定用のワイヤー
作業手順
01:アルミ製の洗濯バサミを取り付ける
作業は簡単。
オイルパンにあるフィンに洗濯バサミを取り付けていくだけ。
脱落すると迷惑になるので、洗濯バサミにある穴にワイヤーを通して、ボディに繋いで完成!


02:テスト
見た目が悪いけど、走行風も当たるし効果高いでしょう。
多分…
油温計が無いので感覚です。笑
信じる者は救われる。

信じる者は救われる。

03:その後…
デジタル油温計の付いている空冷バイクが我が家に来たので、エンジンのフィンに洗濯バサミを付けて効果測定をしてみました。
停止しているときの効果は少しあるものの、期待の走行時は効果がありませんでした。
考えられる要因は走行風が洗濯バサミにより奇麗に流れず冷却効果が、かえって落ちてしまったのではないかと思われます。
誰かデジタル油温計付いている人、試して効果測定して下さいw
04:その後、そして検証
それ以降、フィアットに取り付ける事はしていませんでしたが、デジタルの赤外線温度計を購入したので、オイルパンの表面温度を測定する事で擬似的に効果測定をしてみることにしました。
アルミ製の洗濯バサミなしで、いつもテストコース走行後、オイルパンの温度を数回測定!
おおよそ84℃くらい。


前回同様、アルミ製の洗濯バサミを3列25個装着して、再度テストコースを走行後に同じ場所を数回測定すると、だいたい81℃ちょっと。
油温計の測定値では無いけど、約3℃くらい低くなりました。
多分効果はありそうです。笑


Written by kita