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トリノオリンピック
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トリノオリンピックの雑感
2005年のアルペンスキー世界選手権ボルミオ大会では、とてもお粗末な放送の上、テレビ局のストで競技日程が変わってしまった。イタリアらしいけど、今回はいい映像を届けて欲しい。
と思ったら、やっぱり見にくい映像が多かった。
と思ったら、やっぱり見にくい映像が多かった。
2006/02/26 男子SL、人気投票
皆川4位、湯浅7位。日本スキー界の歴史的快挙と言われているが、皆川の滑り自体にすごさがある。1本目3位、2本目で遅れて総合4位になってしまったが、その原因は2本目の前半でブーツの一番上のバックルが外れたことである。この状態で滑るのは、陸上競技で靴紐を結ばないで走るようなものだ。それでも何とか滑りきった姿に男の意地を見た気がする。それに、インタビューではこのことに一切触れていないのも潔い。
これが無ければ確実に2位になっていただろう。スポーツの結果に仮定は無意味だが、今回の事は選手にはどうしようもないのでつい考えてしまう。
これが無ければ確実に2位になっていただろう。スポーツの結果に仮定は無意味だが、今回の事は選手にはどうしようもないのでつい考えてしまう。
しかし、メーカーの責任は重大だ。破損したにせよ偶然外れたにせよ、バックルに不具合があることには変わりない。メディアに現れないところで、大問題になっているに違いない。だが、皆川が使用しているATOMICはオーストリアのメーカー。皆川は2本目にオーストリアの2人にまくられている。考えすぎか・・・
この種目、オーストリアは1~3位を独占した。特に、GSに引き続きライヒの滑りはさすがとしか言いようが無い。TOP15の国別では、オーストリア:1,2,3位、日本:4,7位、スウェーデン:4,8,10位、スイス:14,15位、その他は1人づつ。オーストリアは別格だが、日本は確実に世界のトップレベルのチームになったと言える。SLだけだけど。
しかし、ロッカを筆頭として地元イタリアは全然だめだった。ロッカはあまりみないようなミスだった。これがオリンピックのプレッシャーなのか。また、このレースは片反がとても多かった。雪の食いつきが良すぎたのだろうか。それとも、パランダー、ミラー、佐々木をはじめとして、みんなプレッシャーにつぶされたのか。若い湯浅はしっかり攻めきれたようだ。2本目の3番タイムはすばらしい。
あと、2本目はかなりトリッキーなセットだった。4連ストレートに斜めヘアピンと、今まで見たことがない。選手達はかなり気を使っただろうが、とても面白いレースだった。
カーリング選手の人気がダントツのようだ。長野のときは、会場も選手村も長野市から遠く離れた軽井沢にされたり、ぞんざいな扱いを受けていたようだが、これで競技自体も知名度があがるだろう。
2006/02/25 男子SL
日本では人気が無いけど、冬季オリンピックのメインイベントである男子SLがもうすぐ始まる。地元のイタリアでは、WC開幕から5連勝のロッカが出場するとあって、特に注目度が高いのではないだろうか。
オリンピック期間に絶好調のコンディションに持ってきたライヒとの対決が見物だ。そして、ここまで良いところが無いミラーの意地を見てみたい。佐々木と皆川はその次くらいの順位に入れるだろうか。
オリンピック期間に絶好調のコンディションに持ってきたライヒとの対決が見物だ。そして、ここまで良いところが無いミラーの意地を見てみたい。佐々木と皆川はその次くらいの順位に入れるだろうか。
2006/02/24 女子フィギュア②
コーエンとスルツカヤがミスをした結果、最終的に荒川が1位になった。何はともあれ、日本選手団最初のメダルはめでたいことだ。
安藤はやっぱりだめだった。ミスに厳しいルールの中、4回転に挑戦するのは作戦が悪いとしか言いようが無い。挑戦せざるおえない状況に追い込まれていたと思うが、挑戦するという姿勢はとても評価できる。若いからこそできる選択だ。
今回は、審査基準、スケート連盟、スポンサー、マスコミなど、いろんな方面からの被害者と言えるだろう。早く審査基準を見直して、選手たちが難易度の高い技に挑戦しやすくしてほしいものだ。
安藤はやっぱりだめだった。ミスに厳しいルールの中、4回転に挑戦するのは作戦が悪いとしか言いようが無い。挑戦せざるおえない状況に追い込まれていたと思うが、挑戦するという姿勢はとても評価できる。若いからこそできる選択だ。
今回は、審査基準、スケート連盟、スポンサー、マスコミなど、いろんな方面からの被害者と言えるだろう。早く審査基準を見直して、選手たちが難易度の高い技に挑戦しやすくしてほしいものだ。
2006/02/21 男子GS、女子フィギュア予想
男子GSは非常に難しいコースで、見ていて面白かった。オリンピックレベルで半数近くがコースアウトというのが、それを物語っている。TV放送を忘れていて、2本目の途中からしか見れなかったのが非常に残念だ。
TVをつけるとちょうどボーディ・ミラーのスタートだった。1本目で遅れたらしく、いつものすごいアタックで暫定1位となった。その後の選手には強烈なプレッシャーとなり、みんなミラーより遅れてしまう。しかし、なんとスヴィンダルが同タイムでゴール。それに、フレデリック・ニィベルグにも抜かれた。いかにミラーと言えども、1本目の差を全部ひっくり返すことはできなかった。
1本目1位のフランソワ・ブーケは2本目は、緊張したのだろうか4位となった。まだ若いので、今後に期待したい。ヘルマン・マイヤーは前半の失敗が影響して3位。ジョエル・シェナルはとてもスムーズな滑りで2位。そして、ベンジャミン・ライヒがほぼパーフェクトな滑りで1位となった。見ていてとても面白かった。
TVをつけるとちょうどボーディ・ミラーのスタートだった。1本目で遅れたらしく、いつものすごいアタックで暫定1位となった。その後の選手には強烈なプレッシャーとなり、みんなミラーより遅れてしまう。しかし、なんとスヴィンダルが同タイムでゴール。それに、フレデリック・ニィベルグにも抜かれた。いかにミラーと言えども、1本目の差を全部ひっくり返すことはできなかった。
1本目1位のフランソワ・ブーケは2本目は、緊張したのだろうか4位となった。まだ若いので、今後に期待したい。ヘルマン・マイヤーは前半の失敗が影響して3位。ジョエル・シェナルはとてもスムーズな滑りで2位。そして、ベンジャミン・ライヒがほぼパーフェクトな滑りで1位となった。見ていてとても面白かった。
今日は女子フィギュアがある。マスコミは安藤美姫の4回転に期待しているが、これはだめだと思う。どうみても今シーズンは調子が悪い安藤を、オリンピック代表に選んだのは間違いだろう。本人の為にもならない。
それに、4回転を飛んだのは古い採点方法のときである。採点方法が変更されて厳密な基準になった後は、まだ飛んでいない。おそらく今の採点方法では、中途半端な4回転と判断されて評価されないであろう。浅田真央を代表に選ばなかったのではなく、選ぼうとしなかったのが、そもそもの間違いだ。
それに、4回転を飛んだのは古い採点方法のときである。採点方法が変更されて厳密な基準になった後は、まだ飛んでいない。おそらく今の採点方法では、中途半端な4回転と判断されて評価されないであろう。浅田真央を代表に選ばなかったのではなく、選ぼうとしなかったのが、そもそもの間違いだ。
2006/02/20 メダル、男子GS,SL予想
現段階では日本選手団はメダルを取っていない。今週末のTVでは、もうフィギュアしかないようなことを言っているが、調子悪い選手を代表にしてるんだから、あまり期待できないだろう。
アルペンのことは、ほとんど触れられない。日本ではスキーといえばスポーツではなくてレジャーだから仕方ないのだろう。一般人は知らないのだろうが、ここはぜひ佐々木明に期待したい。
だが、男子GSとSLはよく知っているだけに、予想がつかない。明日のGSは、いよいよミラーが来るか。佐々木明もそこそこの順位に入るかな?
男子SLはやっぱりジョルジョ・ロッカだろう。失敗が無ければ、今シーズンは敵無しだ。2位以下は、ベンジャミン・ライヒ、ボーディ・ミラー、カレ・パランダー、その他にもいるが、誰が勝ってもおかしくない。佐々木明と皆川賢太郎は、優勝こそ難しいが、3位以内に入る確立は十分ある。なんといっても、今シーズンはオリンピックに向けて上り調子だ。「フィギュアしかない」なんていっている人を見返して欲しい。
アルペンのことは、ほとんど触れられない。日本ではスキーといえばスポーツではなくてレジャーだから仕方ないのだろう。一般人は知らないのだろうが、ここはぜひ佐々木明に期待したい。
だが、男子GSとSLはよく知っているだけに、予想がつかない。明日のGSは、いよいよミラーが来るか。佐々木明もそこそこの順位に入るかな?
男子SLはやっぱりジョルジョ・ロッカだろう。失敗が無ければ、今シーズンは敵無しだ。2位以下は、ベンジャミン・ライヒ、ボーディ・ミラー、カレ・パランダー、その他にもいるが、誰が勝ってもおかしくない。佐々木明と皆川賢太郎は、優勝こそ難しいが、3位以内に入る確立は十分ある。なんといっても、今シーズンはオリンピックに向けて上り調子だ。「フィギュアしかない」なんていっている人を見返して欲しい。
2006/02/19 男子SGSL
34歳の大ベテランのオーモットが優勝した。これはとてもすごいことだ。最初TV中継を見ていたら、17人滑った時点で悪天候で中断となった。集中力を切らさずに、急斜面の難コースを攻めきった滑りは素晴らしい。3位のホフマンもスムーズな滑りだったが、ヘルマン・マイヤーとオーモットには及ばなかった。ベンジャミン・ライヒは21位と低迷。どうしたのか。
難しいコースだけに、ベテランが活躍した。ボーディ・ミラーが爆発するのはいつになるのか。
難しいコースだけに、ベテランが活躍した。ボーディ・ミラーが爆発するのはいつになるのか。
2006/02/16 男子モーグル
附田優剛が予選落ちしてしまった。見ていて感じたのは、ミスに対しての採点基準が厳しい。今回のコースは短めなのでミスができない、というのは前々から言われていたが、少しのミスで順位が大きく下がってしまうようだ。
大雑把に言うと、技に対する加算ではなく、ミスに対する減点が主になっている感じだ。競技全体のレベルが上がっているのも一因だとは思うが、やっぱりそれでは面白くない。
他の採点競技にも当てはまるが、難易度の低い技をきっちり決めるよりも、少しくらい失敗しても大技に挑戦した方が、見ごたえがあると思う。
大雑把に言うと、技に対する加算ではなく、ミスに対する減点が主になっている感じだ。競技全体のレベルが上がっているのも一因だとは思うが、やっぱりそれでは面白くない。
他の採点競技にも当てはまるが、難易度の低い技をきっちり決めるよりも、少しくらい失敗しても大技に挑戦した方が、見ごたえがあると思う。
2006/02/15 スケート男子500m
加藤条治の前の組、韓国の選手が転倒して、コース整備に時間がかかった。明らかにその影響でタイムが出なかったのだろう。世界記録保持者が1秒以上遅かった。そして別な韓国の選手が、結果的に3位になった。
これも、陰謀説を唱える人がいるが、結構ありえそうな話だ。
これも、陰謀説を唱える人がいるが、結構ありえそうな話だ。
2006/02/14 スノーボードハーフパイプ
日本チームは期待されていたが、結果が出せなかった。スノーボードには詳しくないが、ワールドカップなどよりもパイプが大きめだったのではないだろうか。こういう競技はアメリカが強い。やはり、飛び系種目はウィンターXゲームが本場なのか。
注目されていた成田兄弟は、そろって失敗してしまった。記憶が正しければ、確か3兄弟のはずだ。次回バンクーバーでは3人そろって出場して頑張って欲しい。
そういえば、YONEXってボード作ってるんだ。
注目されていた成田兄弟は、そろって失敗してしまった。記憶が正しければ、確か3兄弟のはずだ。次回バンクーバーでは3人そろって出場して頑張って欲しい。
そういえば、YONEXってボード作ってるんだ。
2006/02/13 原田失格
ノーマルヒル競技後のマテリアルチェックで原田が失格になった。なにかの陰謀ということは無いだろうが、にわかには信じられない。
スキー長のレギュレーションは日本チーム潰しといわれ、まさに自分達が一番苦労してきたはずで、チェックを怠るというのは考えられない。特に、ぎりぎりの体重であれば、水でも飲んでおくくらいの対策をとることができるだろう。(雪印牛乳飲んどけ、と言っている人がいるがまさにその通り)
トップアスリートとしての自覚の問題である。何か手違いがあったが潔く認めている、なんてことなのだろうか?
スキー長のレギュレーションは日本チーム潰しといわれ、まさに自分達が一番苦労してきたはずで、チェックを怠るというのは考えられない。特に、ぎりぎりの体重であれば、水でも飲んでおくくらいの対策をとることができるだろう。(雪印牛乳飲んどけ、と言っている人がいるがまさにその通り)
トップアスリートとしての自覚の問題である。何か手違いがあったが潔く認めている、なんてことなのだろうか?
そういえば思い出したが、サッカーの日本代表である高原が、移動中の飛行機でエコノミー症候群になったことがある。これも、プロのスポーツ選手とは思えない。一般人でさえ注意が必要と言われ、水を飲んだり軽い運動で予防可能なものである。自分の体で何千万も稼いでいるという自覚が無いのだろうか。
2006/02/12 女子モーグル結果
上村の場合、作戦というよりもしょうがない。できることはやった感じがするけど、上位選手とは実力的な差がある。コークスクリューを決めてきたのはさすがだが、小さくまとまった感じだ。カリー・トローのような迫力は日本人には無理だろう。
予想に反して、里谷はだめだった。怪我の影響が大きいのか。
予想に反して、里谷はだめだった。怪我の影響が大きいのか。
そういえば、女子モーグルはフジテレビで放送していない。
一体、里谷はどういうポジションなのだろうか。暴行事件(被害者もいないし、起訴もされていないので事件ではないのだが)の影響があるのは間違いないと思われる。
そもそも、フジテレビが里谷を社員にしたのは、オリンピックでメダルが期待できる女子モーグルの放送権を獲得する為のはずだ。その後のウィンタースポーツ全般の放送権を狙う足がかりにもなる。現に、今までは冬季オリンピックといえば、ほとんどがNHKだったが、2002年のソルトレークではフジテレビが女子モーグルを放送した。
里谷の事件やJOCとSAJの元会長である堤義明逮捕に関わる陰謀説を唱える人もいるが、真実はどうなのだろうか?
一体、里谷はどういうポジションなのだろうか。暴行事件(被害者もいないし、起訴もされていないので事件ではないのだが)の影響があるのは間違いないと思われる。
そもそも、フジテレビが里谷を社員にしたのは、オリンピックでメダルが期待できる女子モーグルの放送権を獲得する為のはずだ。その後のウィンタースポーツ全般の放送権を狙う足がかりにもなる。現に、今までは冬季オリンピックといえば、ほとんどがNHKだったが、2002年のソルトレークではフジテレビが女子モーグルを放送した。
里谷の事件やJOCとSAJの元会長である堤義明逮捕に関わる陰謀説を唱える人もいるが、真実はどうなのだろうか?
2006/02/10 女子モーグル予想
上村愛子が注目されている女子モーグルだが、里谷多江も結構上位に来るのではないだろうか。
上村のコークスクリューは確かにすばらしいが、作戦としては良い面も悪い面もある。悪い面の第一に、大技は失敗するリスクが大きい。これは当たり前。次に採点の割合が低い。モーグルは、ターン50%、タイム25%、エア25%で採点される。ターン要素が75%を占めるので、エアを極めたとしてもアドバンテージは小さい。
ではなぜエアにこだわったのかというと、エアに自信が無ければターンにも影響がある為だ。ジャンプ台の手前で速度調整したり、着地からの立ち直りが遅くなったりする。この作戦が吉と出るか凶とでるか。
そういう意味では里谷は上位に入るかもしれない。ターンテクニックはトップクラスだと思う。エアを含めてどれだけまとめられるかにかかっていると思う。
上村のコークスクリューは確かにすばらしいが、作戦としては良い面も悪い面もある。悪い面の第一に、大技は失敗するリスクが大きい。これは当たり前。次に採点の割合が低い。モーグルは、ターン50%、タイム25%、エア25%で採点される。ターン要素が75%を占めるので、エアを極めたとしてもアドバンテージは小さい。
ではなぜエアにこだわったのかというと、エアに自信が無ければターンにも影響がある為だ。ジャンプ台の手前で速度調整したり、着地からの立ち直りが遅くなったりする。この作戦が吉と出るか凶とでるか。
そういう意味では里谷は上位に入るかもしれない。ターンテクニックはトップクラスだと思う。エアを含めてどれだけまとめられるかにかかっていると思う。