ラードーン(Λάδων)

「完敗、ダ。林檎ヲ奪ワレタ以上、俺ノ役目ハモウ済ンダ。俺ノ名ハ百頭ノラードーン、以後ヨロシク…」

概要


神札の一つ、百頭の竜ラードーン。
ケルベロスの弟でヒュドラの兄。
100の頭を持つ蛇の姿をしており身長は約30mにもなる巨体を誇る。

怪物然とした外見だが性格は冷静で大人しく、自分の職務に忠実。

口からの火炎ブレスが主力武器で複数の口で吐くことにより、相乗効果で威力を更にあげることもできる。
強い再生能力と不死性を持つため耐久力も非常に高い。また、炎属性の攻撃にも強い。
毒全般に対しては極度に弱く、毒を浴びると一時的に戦闘能力が大幅に下がり、再生能力も止まる。

他の神札らと同様、ヘレネス・ブックに封じられていたが希鳥の手で封印が解かれたことで他の神札らと同様に解放された。
その後はエリスとともに街道に出現した黄金の林檎を守り、付近を通るものを襲っていた。
現在はヴィダスタに封印されている。


技・魔法


炎のブレス
強烈な火炎を吐いて攻撃する。

業火のブレス
複数の首で一斉に火炎を吐いて攻撃する。


憑依したときの能力


炎のブレス
炎のブレスを吐けるようになる。

黄金の林檎の守手
どれだけ距離があっても黄金の林檎の位置を把握できる。
既に封印されている場合は黄金の林檎の封印者の位置を把握できる。

炎属性耐性
炎属性の攻撃に対する防御力がアップ。

毒弱点
毒に対する抵抗力が大幅に低下する。
また、毒に侵されている間はラードーンの能力が使えなくなる。



経歴


2010年3月14日平原討伐なりチャ
戦闘を終えた一行の前に登場。
ヘラクレスヒュドラの居場所を尋ね、ヒュドラアルファに封印されたことを知り、去って行った。


2010年10月29日VS神札ラードーン
討伐依頼を受けたアルファカルネアらの前にエリスシニス黄金の林檎とともに登場。
ラウルデュバルらの猛攻を再生能力で耐えながら反撃を行っていたがヒュドラの毒水攻撃を浴びて弱体化、続くカルネアらの猛攻に耐えられず戦闘不能になり、ヴィダスタに封印された。


由来


「Λάδων(ラードーン)」…ギリシャ神話に登場する怪物。テュポーンとエキドナの子でケルベロスやオルトロスらとは兄弟。黄金の林檎の番人をしていたがヘラクレスの12の難行、「黄金の林檎の入手」の際、ヘラクレスに倒された。

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神札 魔物 多頭
最終更新:2012年03月30日 21:52
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