メデューサ - 森の聖域WIKI

メデューサ(Μέδουσα)

「ふん………私のこと…知ってるくせに…欲しくなった男はみんな……」

概要

神札の一つ、ゴルゴーン三姉妹の末妹。
ペガソスとクリューサーオールの母でもある。
とても美しい顔立ちをした美少女だが髪の毛は無数の蛇。

元は明るい性格だったが同時に恵まれた美貌から高慢でもあり、「私の髪はアテーナーよりも美しい」と断言したためアテーナーの怒りを買い、頭髪を蛇に変えられた。
それ以来は人から避けられ、蔑まれ続けたため卑屈で陰気、人嫌いな性格になっている。
心の奥では素敵な男性との出会いを夢見ており、我が子であるペガソスとクリューサーオールのことも大切に思っている。
逆にアテーナーへの憎悪は並々ならぬものがあり、また同時に自分を縛りつける存在であるムーサとヘレネス・ブックも激しく嫌悪している。

能力は麻痺や石化をもたらす魔眼。
身体能力自体も常人よりやや高い。
また、魔眼系の攻撃に対する耐性がある。

現在は許多脚の掴枝に封印されている。

技・魔法

呪いの視線
眼力を開放し、正視した者を「麻痺」または「石化」させる。

憑依したときの能力

呪いの視線
眼力を開放し、正視した者を「麻痺」させる。
使用時は大きく体力を消耗する。

眼力無効
眼力系の攻撃を無効化する。

経歴

2010年4月24日積載護衛ナリチャ（列車）
暴走した列車が止まった後で登場。
岩陰からムーサ達を監視していたがゼピュロスに気取られ、彼の威圧に耐えられず逃げ出した。

2010年5月7日遺跡探索なりチャ
遺跡に生息する魔物としてサルペードーンとともに登場。
希鳥を奪還すべく現れたユキらと交戦するが敗北し、逃亡した。

2010年6月19日空賊討伐なりチャ
賊であるヴァラーやアウルらに紛れて息子ペガソスに跨り登場。
船底部で交戦するネルやエヴェリーと交戦するが敗北、母を守らんとするペガソスの機転で地上に落下していった。

2010年10月29日VS神札ラードーン
一行が黄金の林檎らの封印を終え、立ち去った後に登場。
アテーナーへの憎悪やペガソス奪還への執念を燃やし、去って行った。

2011年1月8日ヘレネス・イベントVSアルテミス　月と純血の狩猟遊戯（キリギ・パイチニディ）
ローイア諸島ナノウリスマ国立発電所にて、アルテミスに率いられ、オリオンらと共に登場。
アルテミスの力を利用して一行を倒し、ヘレネス・ブックの破壊を目論んだが掴枝、松芭に敗れ掴枝に封印された。

由来

「Μέδουσα(メデューサ) 」…ギリシャ神話に登場する怪物。ゴルゴーン三姉妹の末妹で頭髪が無数の蛇になっている女怪。視線で相手を石化させる。元は美しい少女だったが「私の髪は女神アテナよりも美しい」と公言したため女神アテナに怪物に変えられた。後にアテナとヘルメスの助力を得たペルセウスに倒され、首は女神アテナに捧げられた。また、首を落とした時の血だまりからペガサスとクリューサーオールが生まれた。