"串刺し伯爵" ヴラディスラウス=ドラクリヤ
「我が名はヴラディスラウス=ドラクリヤ!!!人間界からの来訪者達よ、その生き血、飲み干してくれようぞ!!!!!!」
概要
大種族は
魔神。
本名はヴラディスラウス=ドラクリヤ。
第7代
ドラクリヤ家当主であり、
デスと契約を交わして
アースガルド大陸で最初に
吸血鬼になった「始祖」。
文献や伝承では弟アルカードに討ち取られ、消滅したとされているが実際には霊魂のみが
魔界へと逃れていた。
その後
ブーネと契約を交わし、より強力な
悪魔の肉体を得て彼女の配下になった。
尊大かつ残忍な性格で人間だった頃は冤罪、微罪の者ですら惨たらしい刑罰を与えて楽しんでいたほど。
その一方で貴族であったためか体面を重んじる一面も持っている。
強大な魔力を活かした
魔術による遠距離戦を得意でそれ以外にも吸血鬼特有の能力を用いた攻撃を行う。
魔法防御力が非常に高く、生半可な魔法ではかすり傷すら負わせられない。
また、再生能力や不死性も絶大で浄化系の攻撃など特殊な攻撃でトドメを刺さない限り何度でも再生する。
太陽光さえ克服しており、日中でも堂々と活動できる。
また、
デスと合体することでより強大な力を持つ
ツェペシュに変身することができる。
技・魔法
始祖の餌食
噛み付いて吸血する。
通常の
吸血鬼と違って少量の血を吸っただけで相手を吸血鬼に変えてしまう。
サーヴァントファング
体内の使い魔に爪牙で引き裂かせ、攻撃する。
サーヴァントスウォーム
体内の使い魔を解放し、全方位を蹂躙する。
ダークフレア
自然魔術の一種。
黒い火炎で敵を焼き払って攻撃。
壁状のものや火柱状のものなどバリエーションがある。
ダークライトニング
自然魔術の一種。
真っ黒な電撃を起こして攻撃。
威力、発生速度ともに優れている。
ダークサイクロン
自然魔術の一種。
巨大な真っ黒な竜巻を起こして攻撃。
ブラックホール
自然魔術の一種。
強烈な引力を持つ黒い球体で敵を吸い込み圧殺する。
串刺し
源魔術の一種。
魔力で作り出した光の槍を放って貫く。
赤月の夜
源魔術の一種。
指定した範囲を巨大な赤い満月が浮かぶ夜空の空間に変える結界系の魔術。
効果範囲内では日光が遮られ、太陽光が苦手な者も活動が可能になる。
経歴
2009年4月4日魔界突入なりチャ
魔界に進入した一行を迎撃すべく、
アスファール、
ヴェレらと共に登場。
一行と交戦し、数人を戦闘不能に追い込み、加勢に現れた
デスと合体するなどして一行を攻め立てるが力及ばず敗北。
アスルの「ヴァジュランダ」の直撃を受けて灰になった(浄化されてはいないため、消滅はしていない)。
由来
「ヴラディスラウス=ドラクリヤ(Wladislaus Drakulya)」…「串刺し公」として知られる15世紀のルーマニアのワラキア公。吸血鬼ドラキュラのモデルとなったことはあまりに有名。
余談
「悪魔城ドラキュラ」シリーズに登場する「ドラキュラ伯爵」の影響が大。
死神と一緒にいるのもそれが元ネタ。
最終更新:2012年03月28日 23:22