超改造機五戦兵(ハイパーガジェッティアごせんへい)


概要

鉄婆娑羅衆オーエスが作り出した量産型自律兵器軍団ジュリオンズのパワーアップ・モデルで揃えられた五体の事。
それぞれ自我を持っており、鉄婆娑羅衆メンバーへの忠誠心はあまり高くない。
5機揃って「大層な二つ名とか付いてるけど、俺(私)達、絶対1~3回の登場で死ぬよな…」と思っている。

砲火長(レディエーター)のヤーク

重砲撃型量産機兵「ヴァレルア」のハイエンドモデル「ヴァレルアⅡ」のボディを持つ男性型。
砲火ばかり撒き散らす武装に相応しく荒々しい破壊を好む性格を持ち、五人の中では副隊長的な地位。
シャイアの大破により、残り3機となった超改造機五戦兵の長となるが、本人どころか誰もそれを意識したりはしない。
「破壊するだけの力なら行き着く所まで殺し壊す」という快楽に沿った信念を持ち、どんな状況でも揺るがない。
「ヴァレルア」より更に上の巨体、ペイロード、スピードを持つ。
胸の「メインジェネレーティングレーザー」は三つの砲口から発する熱線をシンクロ・威力を爆発的に増加させて放つ「トライシンクロンブラスター」となっている。
カラーリングは真紅。
登場回数現在2回目。

「こりャア何の為の力なンだッ?壊して焼くだけの力なンなら使いドコロは明白ってなァッ!!ヒャハハハハハッ!!」

死気者(コキュートス)のオスカー

生者蹂躙怨霊使役型機兵「マクシルス」のハイエンドモデル「マクシルスⅡ」のボディを持つ男性型。
静かで淡々と命令をこなす事を良しとし、どんな場合でも命令を如何に実行するかの方法・道筋しか喋らない「人間とすれば」難儀な性格。
バケルカンのように怨霊武装で相手を苦しめ、殺害するのを楽しんだりはしない。
無感情のようにも思えたが、感情を表に出さない複雑難解な性格をしているだけである事が判明。
思いを寄せていたシャイアが破壊された事で性質に変調を来す。
「マクシルス」より耐久力を高め、格闘戦能力が向上している。
武装は棺桶型怨霊砲「ゴーストシャウト」ではなく死装束型怨霊吸収装置兼装甲「デスコラプション」。
カラーリングは本体は黒だが、身を包む追加装甲(デスコラプション)が白いのでほぼ白色。
登場回数3回目で大破。

バサラ様のご命令は『人間を殺せ』。より効率良く大勢を葬るには綿密な作戦の考案が必要と考えますミスタ・ヤーク」


大深度(ディープトレンチ)のインセス

高速水中戦型機兵「ナインス」のハイエンドモデル「ナインスⅡ」のボディを持つ男性型。
忠誠心は有るものの、何をどう間違えたのか「微妙にやる気が無」く、いつも何処かしらゆとりを持った態度を取る。
上司には中途半端にやる気無く恭順の態度を見せ、敵にはのらりくらりとした殺意・害意を見せる。
「ナインス」とは違い砲撃装備を持たず、口部と腕部に対艦用マジックコーティング・レーザーブレード「パイシーズピンサー」を持つ。
敵艦へと攻撃を避けながら高速接近し両断する為に推進装置が強化されている。
カラーリングはネイビーブルー。
戦闘可能地形の限定の(水の中しか動けない)為に、出番がないせいで錆びそう。

海賊の一員として登場し、傭兵船にダメージを与えるが、ネリーとの交戦の末に機能停止。
登場回数一回目でリタイヤ。


「はぁ~まぁ~…命令なんで。死んでもらえると助かるんスけど…イヤだって言ってもまぁまぁまぁまぁ…まぁダメなんで。…スイマセンね何か」


機蛇(サーキットスネーカー)のマルカラ

重装甲防壁解体型機兵「シムズ」のハイエンドモデル「シムズⅡ」のボディを持つ男性型。
赤く横に長い一つ目と歯を剥き出しにしたようなマスクパーツ、蛇のような下半身を持つ。
感情的な思考が遅く、命令の理解だけ早い、頭は悪いが無能ではない忠実な奴隷タイプの性格を持つ。
ロボットのくせに難しい事を考えるのを嫌がり、一心不乱に与えられた命令をこなし続ける。
重量と突進力だけで全てを解決しようとする。
武装は伸縮自在の衝角にも足にもなるテールバインダー「ベノムエンプティ」。
カラーリングは黄土色。
登場回数1回でリタイア。

先日の邸宅襲撃においてスピカの「ダークフォース2」に呑まれ早々に頭部破損。
帰らぬ蛇となった。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あー」


蠱毒師(ヴァーミンバグ)のシャイア

浮遊型魔導機兵「ライノモワ」のハイエンドモデル「ライノモワⅡ」のボディを持つ女性型。
ピエロのような頭部、拷問用振り子型ギロチンのような下半身を持つ。
5機の中では隊長的な地位を努めている。
自分の存在を軽視しており、始めから自分に長命など求めず、執着していない。
その代わりか自分への情けも無ければ敵への情けも無く、人には毒、機械にはコンピュータウィルスを使った猛攻を仕掛ける。
武装はコンピュータウィルス・毒物高速精製炉「ウォームポッド」と敵を操る魔力糸「マリアストリングス」。
カラーリングは深緑色。
登場回数2回でリタイア。

とある日の廃ビル討伐において汀と交戦、ウォームポッドの不発の末にドリルシールド(量産型ラジャダム・ミスクリエイションRの甲羅装甲に量産型ヘスケス、ミスクリエイションHのドリルを接続した物)の反撃と肩部ビーム・キャノンによる止めを食らい機能停止。
原型を留めたまま残った「マリアストリングス」は汀によって回収された。

「生まれながらに任務を持たない人間は不幸だわ。私達はこれでいい…これで」


余談

元ネタは漫画「強殖装甲ガイバー」から「超獣化兵(ハイパーゾアノイド)5人衆」。もはや何も言う事がないほどのパry
全員1~3回の登場で死ぬ予定なのでせめてもと無駄にアホっぽい二つ名もつけてみたり
70%ネタで出来た機械達。

各人の名前の由来
ヤーク→「焼く」から。
オスカー→「カオス」のもじり。
インセス→「せんすい(潜水)」のならびかえ。
マルカラ→「絡まる」から。
シャイア→「あやしい」のもじり。

「ライノモワ」→「わらいもの」の並び替え。
「シムズ」→「しずむ」の並び替え。
最終更新:2013年08月18日 01:36