ザ・タワー


概要

分類 妖魔・塔魔系
主な生息地 魔界・ムスペルヘイム
知能 人間並?
属性
危険度 A++
備考 魔法能力が極めて高い
妖魔の一種。
綱のように捩じりあげられた無数の触手で構成された塔のような姿をしており、ミイラのような頭部を備えている。
体長は成体で約5mにもなる。

魔界・ムスペルヘイム悪魔の中でも謎が多く、生態は殆ど知られていない。
知能の程度もよくわかっておらず、文字や言語を全く解さないかと思えば複雑な道具を難なく解体するなど人間並の高い知性を見せることもある。
また肉食ということも知られており、触手で獲物を捕らえ、体内に直接取り込んで消化を行う。

非常に優れた魔法能力を持ち、生まれながらにして強力な魔法を自在に行使することができる。
それも相まって戦闘能力はかなり高く、レリウーリアと並んで最強ランクの下級悪魔の一つとされる。

その外見の異様さと戦闘能力、意思疎通が困難なことから同じ悪魔達の間ですら恐れられ、タロットカードにおいて破滅の象徴である「塔(ザ・タワー)」と名付けられた。
高い能力を持ちながら下級悪魔に分類されるため、召喚しても能力低下が起こらない(上級悪魔は分身が召喚されるため召喚者の技量で能力が変動する)。
そのため戦闘用に召喚を試みる者もいるが、制御は非常に困難であり、召喚した瞬間に殺されるケースが後を絶たない。


技・魔法


カオススフィア
源魔術の一種。
紫色の魔法弾を発射して攻撃。
「凍結」、「炎上」、「毒」、「石化」、「麻痺」、「ゾンビ化」、「変容」など多数の状態異常を引き起こす。

ライフスティール
死霊術の一種。
生命力を吸収する魔方陣を展開する。

ギガボイス
死霊術の一種。
風属性の破壊音波を全方位に撒き散らす。

カオスタイド
源魔術の一種。
術者を中心に全方位にドーム状に破壊エネルギーを展開。
「凍結」、「炎上」、「毒」、「石化」、「麻痺」、「ゾンビ化」、「変容」など多数の状態異常を引き起こす。

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個体によって他にも技や魔法を使用する。


経歴


2013年4月14日雨討伐
グンナルの馬車から登場。
ダイブマウロらと交戦するが勝手に力尽きて事切れた。

2013年8月16日夜討伐なりチャ
敵の一員としてカモミールに呼び出され、オスカーサイプレスらと共に登場。
ルルアンフロウらと交戦、大きな損害を与えるがいつの間にか消えてしまった。

2013年12月1日会場警護なりチャ
敵の一員としてカモミールに呼び出され、フューリG・Gらと共に登場。
無差別攻撃でカモミールを含む大量の賓客を殺害、一度ローマらに撃退されるが再び逃走するツルギの前に登場、ビュールと交戦するがいつの間にか消えてしまった。

由来


「塔」の英訳である「Tower」から。

余談


元ネタはフリーの国産ローグライクゲーム「Elona」に登場する「螺旋の王」。
強烈な魔法攻撃とSAN値崩壊攻撃を駆使する最強ランクの雑魚モンスター。

最終更新:2021年01月17日 12:09