ゆっくりをハサミで切るだけの話 18KB
虐待-普通 ギャグ 理不尽 飾り 親子喧嘩 夫婦喧嘩 ツガイ 野良ゆ 赤子・子供 現代 勢いで作成したので許して下さい。
・題名のとおりです。
・登場する人間が少し変です。
・俺設定あり。
天然あき
自分で言うのも何だが私は何処にでもいる変わりばえのない人付き合いの苦手な平々凡々な女性だ。
だが一つ人と違う特徴というか嗜好がある。
それは昔からハサミで何かを切るのが好きだった。
だから切り絵とかが好きだった。
だが私は作品を作るのが好きなのではない。ただハサミで切りたいだけなのだ。
シャキンと切る際の音と手応えが私は好きだった。
だから私はシ●ーハンズやクロック●ワーのシ●ーマンのような奴等とは違う。
彼等の殺し方は“刺す”であって私のように“切る”ではない。
第三者からすれば大差ないかもしれないが私には重要な事なのだ。
だから私はハサミは切る為にしか用いない。
あんなものはハサミに対する侮辱なのだから。
その事を留意していただきたい。
私は世間では異常者の部類に入るだろう。
子供の頃友達と美容師ごっこをして数少ない友達を丸坊主にしてしまった事もある。
彼の従姉妹にその後病院送りにされたがあれはあれでいい思い出だ。
彼が周囲に言い触らさず、笑って許してくれたから私の周囲に変化はなかったがあれ以来私の切りたい欲求は人の持っていない特殊なものだと理解した。
その衝動に耐えられない私には美容師等になれる訳がない。
趣味は趣味のままで終わらせるべきなのだ。
私は紙も布も髪も思う存分切りたい。
だが人間の髪を切り続けていれば問題になる。
自分の髪も限界がある。
紙を切っても布を切ってもそれはそれで満足がいくのだが私はいろいろなものが切りたい。
だから私は人とは違い、されど他の生物よりも人に近い存在を標的に選んだ。
それがゆっくりだった。
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「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!!」
「ゆふ~ん、おちびちゃんたちとってもゆっくりしてるよおおおお!!!」
「さすがまりさのおちびちゃんなんだぜ!!!」
「さしゅぎゃわぎゃやのあいどりゅなんだじぇ!!!」
私の手元には元野良のゆっくりまりさとゆっくりれいむのつがいとその子供三匹がいた。
彼等は私が遊ぶ為に拾われた玩具だ。
彼等は三日程餌を与えてやるとこちらを奴隷扱いしだして二匹いれば勝手に増えてもくれるから楽でいい。
私は別に彼等には塵芥程に興味がない。
彼等が私を奴隷としか見ないように私も彼等を布等と同じ消耗品という考えしかないのだから…。
「ゆ!ばばあがやっちぇきちゃよ!!」
赤まりさが私に気付いたようだ。いやゆっくりの反応なんて別にどうでもいい。
私はただ“切りたい”だけだ。
そこに主義主張も道徳観念も何の意味はない。
「ゆゆ…なんだかどれいのようすがへんなんだぜ?」
親まりさが私が興奮しているのに気付いたようだ。
だがそれがどうした。そんなのはどうでもいい。
早く切りたい切りたい切りたい切りたい切りたい切りたい切りたい細切れにしたい、みじん切りにしたい短冊切りにしたいぶつ切りにしたいとにかく切りたい!!!
「ゆゆう、きっちょまりしゃのきゃわいしゃにめりょめりょになっちゃんだよ!!」
「ゆ、そうなのかだぜ!?どれいにしてはなかなかみるめがあるんだぜ!!!」
「でもおちびちゃんをただみしようだなんてずうずうしいよ!!みのほどをしってね!!!」
ああ…五月蝿い。
私が聞きたいのはお前達の声じゃない…ハサミの切る音だ…。
「どりぇいはしゃっしゃとあみゃあみゃもっちぇきょい!!」
赤れいむが私に喚く。
丁度いい、こいつからにしよう。
そう考えた私は右手にハサミを持ち、左手で赤れいむを摘む。
「はなちぇくちょばばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
何やら赤れいむが騒いでいるが関係ない。私はただ切るだけだ。
まずは髪を切るのに邪魔なリボンからだ。
シャキン、と小気味いい音がして赤れいむのリボンにハサミが入り、髪とリボンの繋がってる部分が切られてポトリとリボンが床に落ちた。
「ゆ?」
赤れいむは何が起きたかわからなかったようだ。
だが家族の表情からただ事じゃない事がわかった。
当然私には赤れいむの反応なんて知ったこっちゃない。赤れいむを一旦解放してやる。
するとどうやらリボンが落ちた事に気付いたらしい。
「ゆんやああああああああああ!!?れいみゅのじょうねづのようにあがいおりびょんざんぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!ゆっぐぢちにゃいでもどっちぇにぇええええ!!?」
泣き叫んでリボンをくわえようと赤れいむはする。
私はリボンを赤れいむよりも速く拾う。
「れいみゅにょまっきゃにゃたいようみちゃいにまびゅしいおりびょんさんにさわりゅなあ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
何か叫んでいるが気にしない。
私は赤れいむのリボンを迷う事なく切り刻む。
「ゆんやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
「なにじべるんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛!!?」
「おちびちゃんのれいむぞっぐりなぎれいなおりぼんがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
どうやら随分と元気に騒いでいるようだ。
だが私の耳にはそんな意味のない雑音なんて入らない。
私に届くのはリボンの切れる感触とその音色のみ。
それは私を至福に導き恍惚とさせる。この瞬間の為だけに生きているとさえ思える。
「やべろお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
「おぢびじゃんのりぼんをごわずぐぞどれいはゆっぐりじないでごろじでやぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」
足元に何かぶつかってくる感触がするがそんなのはどうでもいい。
私は今幸福を満喫してるんだ、邪魔をしないでほしい。
「ゆあ゛…あ゛あ゛…」
パラパラと細かく刻まれていくリボンを呆然と見つめる赤れいむ。
「やぜがまんじないでざっざどじべえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「どうじでやべないんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛!!?」
リボンを細かく刻み終えると親ゆっくり達が私に体当たりしていたのに気付いた。
君達は後だから隅でひっそりとしてもらいたいのだが…。
「れいみゅの…りびょん…」
赤れいむがリボンを切られたショックで茫然自失となっている。
私はあまりゆっくりには詳しくないが飾りを大事なものと認識するのと中身が漏れない限りは中々死ねないという事位は知っている。
だがそんなのはどうでもいい。もっと切らせろ。
「ゆぴ?おしょらをとんじぇ…」
私は親ゆっくりの攻撃のつもりであろう体当たりを一切合切無視して赤れいむを摘む。
最初は喜んでいたが一拍おいて、
「はなしちぇええええええええええ!!?」と叫び出した。
「なにずるんだぜ!!?はやぐおちびじゃんをはなずんだぜ!!!」
「やべろお゛お゛!!!ぎだないででおちびじゃんざわるな゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
五月蝿いな、ただ切るだけだよ…死ぬまでね。
私はまず赤れいむの黒髪から切っていく事にする。
チョキンチョキンと細かく鳴り響く音色にうっとりしながら赤れいむの髪の毛を切っていく。
「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?
れいびゅのしゃらしゃらへあ゛ーがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
私は一切の例外なく赤れいむの髪の毛を切り刻む。
揉み上げも、前髪も何の例外もなく。
「やじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?
やみぇちぇぐだじゃい゛い゛い゛い゛!!!」
赤れいむが泣き叫ぶが私はお構い無し。
赤れいむの懇願よりも“切る”事の方に重きを置いているのだから当然だ。
そしてこの場には私を止める事の出来るものはいない。
よって出来上がるのは元赤れいむのはげ饅頭。
「まりしゃのいみょうちょぎゃ…」
姉妹達もその光景に絶句しているようだ。
家族が見るも無残なはげ饅頭になったショックは大きいようだ。
だが私にはどうでもいい。
「ゆ…ぼうやべで…」
もう涙を流して懇願するしか出来ないはげ饅頭に私はチョキンと薄皮一枚残るようにはげ饅頭の一部を切り取った。
「ゆぴょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
髪の毛でもリボンでもない自分の身体を切られた痛みに絶叫を上げる赤れいむ。
だが私は間髪入れずハサミで別の部位の薄皮を切る。
「ひゅぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
更に切る。
「こびい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
もっと切る。
「ゆごお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
まだまだ切る。
「きょおおおおおおおおおおおおおおおお!!?」
もういっちょおまけに切る。
「ゆぎょおおおおおおおおおおおおおおお!!?」
更に駄目押しに切る。
「ぷるぴゃああああああああああああああ!!?」
何度も何度もつまむように餡子が漏れないように薄皮一枚だけ残るように赤れいむの身体を切っていく。
うっかりここで切りすぎるとすぐに中身の餡子が漏れてしまうのが問題だ。
だが私はハサミの扱いには自信がある。
そうならないようにする境目は手にとるように簡単に理解できる。
「おちびじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛んんん!!?」
「やべるんだぜ!!!ぞろぞろやべないどほんぎでごろずんだぜ!!!」
「ゆぎ…きひぃ…!!?」
私の左手の中で痛みに喘ぎ、痙攣するはげ饅頭。正直気持ち悪い。
つくづく私は“切る”事以外興味がないらしい。
ゆっくり虐待には向いていない。そう思いながら私ははげ饅頭の瞼を切り取る。
「こひゅ…!?」
もはや叫び声を上げる気力すら無いのだろう。
切られた際に声を上げるだけだ。
「おねぇしゃんきょわいよぅ…」
「たいじょぶにゃんだぜ…わぎゃやのあいどりゅのしゅえっこまりしゃはまりしゃがまもりゅんだじぇ…」
赤ゆっくり二匹が何やらはげ饅頭を見て呟いている。
どうやら姉妹で片方が片方を守ろうとしているようだ。
そろそろ次のに取り掛かるか…。
そう決めた私は用の無くなったはげ饅頭を床に落とす。
中の餡子は切っても楽しくなかったので切らない。
彼等に求めるのは皮と髪と飾りだけだ。
中身なんて必要ない。
「ゆべ!?」
そんな声を上げてはげ饅頭は薄皮一枚限りとなった身体は落下に耐え切れずべちゃりと潰れてしまう。
「おちびじゃんじっがりじでえ゛え゛え゛え゛!!?」
どう見ても死んでるのにはげ饅頭に駆け寄る二匹。
「だいじょぶなんだぜ!!ぺ~ろぺ~ろすればきっとなおるんだぜ!」
「べ~ろべ~ろ…」
しばらく気付きそうにないのでその隙に私は次の獲物を回収させてもらおう。
自分達の方に私が向かってくるのを理解したの一匹のゆっくり赤まりさがもう一匹の盾になるように前に出た。
「わぎゃやのあいどりゅはまりしゃぎゃまもりゅよ…」
「ゆゆ、きゃっきょいいよおねーしゃん!!」
私に宣言する赤まりさに、赤まりさを讃える赤まりさ。
どうやら姉妹愛とやらみたいだ…。
まあいい、なら仲良く二つ共両方を切り刻んであげるよ。
「きょきょきょっちくりゅなだじぇえええええ!!!」
「ゆあああああああきょわいよおおおおお!!?」
どうやら威勢だけだったようでビビりまくっている。そんな二匹から私は頭に被っている帽子を奪い取る。
堂々と行動しているのに何も対処できないのは彼等らしいと言えばらしいのだが…。
「ゆんやああああああ!!?まりしゃのきゃわいいおぼうしぎゃあああああ!!?」
「かえしちぇね!?ゆっきゅちちにゃいできゃえしちぇね!!」
騒ぐ赤まりさ二匹を尻目にチョキチョキと私は帽子を切断していく。
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
「まりしゃのせきゃいをせっけんすりゅくろきゅかぎゃやくおぼうしぎゃああああああああああ!!?」
パラパラと細切れにされて床に舞い落ちる赤まりさ達の帽子。
「おちびちゃんうごいてね!!ゆっくりしないでうごいてね!!」
「ゆ?なんだかへんなこえがするんだぜ?」
二つの小さな帽子を細切れにし終えた時点で親ゆっくり達が異変に気付いたようだ。
「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
親れいむが悲鳴を上げる。
死んだ我が子に意識を向けている内に悲惨な事が起きたのだからそういう反応になるのは無理もない。
だが、
「おかざりのないゆっくりできないやつがいるんだぜ!!」
親まりさの反応は私には意味がわからなかった。
後になって知った話だったがゆっくりは飾りで互いを識別するらしく、目の前で帽子を奪われない限りは同じゆっくりと認識しないらしい。
今の時点で私はそれを知る由もなかった。
「ゆっくりできないくずはせいっさいするんだぜ!!!」
「ゆんやああああああああ!!!まりしゃのりゅうきょうさきどりにょおびょうじぎゃばあ゛あ゛あ゛!!?」
親まりさはいきなり我が子である赤まりさに体当たりする。
末っ子まりさはそれをまともに受けてしまい転がってしまう。
「ゆぴぃ…いちゃいよ…」
何が起きたかわからず痛みに喘ぐ末っ子まりさ。そんな末っ子まりさに親まりさはのしかかった。
「ゆぎょおおお!!?」
自分の体積の十倍以上の重量が末っ子に牙を剥く。
「なにじでるのばりざあ!!?
ぞれはおちびじゃんでじよお゛お゛お゛お゛!!!」
親れいむはそんな親まりさを止めようとしているが元々の能力は親まりさの方があるのか一向に効果がない。
「うるさいんだぜ!!れいむはじゃましないでほしいんだぜ!!!」
「ゆぴいいい!!?」
と跳ね飛ばされて終わりだ。
「やべちぇ…まりしゃはあいどびゅう゛う゛!!?」
するとどうやら親まりさの重圧が限界を迎えたのか末っ子まりさの口から大量の餡子を吐き出した。
「ゆわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛おちびじゃんじっがりじべええ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
親れいむは悲痛な叫びを上げる。
しかし今度は私ではなく親まりさに対してだ。
私はまさか親まりさがそんな暴挙をすると思ってなかったので少し呆然としていた。
「も…ちょ…ゆっぐ…」
私が我に返ったのは末っ子まりさが息絶えた直後だった。
そしてそれと同時に私に沸々と怒りの感情が沸いて来た。
よくも私のを…。
その直後の行動は私らしくないものだった。
「ゆびょご!!?」
思い切り親まりさの顔面に蹴りを放ち、もう一匹の赤まりさを殺そうとしていた親まりさをぶっ飛ばす。
ゴム鞠みたいに吹っ飛んでいく親まりさに目もくれず私は潰れた末っ子まりさの残骸を摘み上げる。
ボロボロとなった末っ子まりさの残骸を気休めとばかりに切り刻む。
怒りに任せた乱雑な切断。気が付いたら跡形もなく細切れになった末っ子まりさ。
切れる部位が無くなってからようやく私は我に返る。
しまった…。感触も音色も聞いたり感じたりするのを忘れてしまった…。
全く勿体ない事をしてしまった…。
後悔先に立たずとはこの事だろう。
仕方ないから私は他のゆっくりを切り刻ませてもらう。
「ゆぴいいいいいいいい!!?」
私と目の合った赤まりさが恐怖する。
私に暴言を吐いたのがまるで嘘のようだ。
おそらくこれから自分がどうなるか想像しているのだろう。
そしてその想像と現実は似たようなものになるだろう。
親まりさは顔面がひしゃげてしばらく行動できそうにない。
赤ゆっくりはさっさと死ぬから優先して切り刻む事にしている私はこの赤まりさを次の標的にした。しかし、
「おちびじゃんはころざぜないよ!!!」
私と赤まりさの間に親れいむが割って入った。
「おきゃあしゃん!!?」
親れいむを見た途端赤まりさの顔が明るくなる。
親まりさがあんな事をした後では親れいむが唯一の希望なのだろう。
「おちびちゃんはおかあさんのおくちにはいってね!!!」
一方親れいむは赤まりさを自分の口の中に避難させる事にしたようだ。
一切の攻撃が通じず、放っておけば子供に危害が加えられるのだから相手にしない方がいいと思うのは妥当だろう。
「ゆん!!これでもうばばあはてをだせないよ!!」
口の中に避難させただけなのに何故か踏ん反り返る親れいむ。
もしかしたら自分は大丈夫だとでも思ってるのだろうか?
ただ順序が逆になるだけだというのに…。
流石に親れいむは摘むには重量がありすぎるのでこちらが座って足を用いて固定する。
あまりに自信満々だったのか何の抵抗もなく押さえ付ける事に成功した。
「ゆゆう!!?どうしてうごけないの!!?」
まさかそんな簡単に動けなくされるとは思わなかったと顔で言いながら親れいむは焦る。
「おちびじゃんはれいむがぜっだいにまぼるよ!!!」
何やら悲痛な覚悟らしきものをしたようだ。
だがそんなのどうでもいい。
私は“切る”。それ以外どうでもいい。
私は親れいむのリボンを、髪を切り刻んでいく。
「おちびじゃんは…れいぶが…まぼるよ…」
はげ饅頭にされていく中親れいむはただそれだけを呟き続ける。
母性というものだろうか?
残念ながら子供のいない私には理解できない価値観だ。
あっという間にはげ饅頭が完成する。
「お…ちびじゃんは…れいむがまぼるよ…」
それでも元親れいむは意志を曲げなかった。
だから次は皮の切断を行う事にした。
「ゆ!なにをしようとれいむはおちびちゃんをまもるよ!!!」
私が持ち方を変えたことで元親れいむと私が向き合うようになった為元親れいむがこちらに向けてそんな事を言ってきた。
「だからさっさとあきらめてれいむをもとにもどしてね!!!」
私は喚く元親れいむを無視して切り刻む事にする。
まずは瞼。
「ゆぎい゛い゛!!?」
悲鳴を上げるがぎゅっと歯を食いしばり耐える。
出てくるのは子供ではなく涙だけだった。
ならば次は口の隙間にハサミを入れて頬の部分から横一線になるようにハサミを入れる。
「むごぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?」
歯を食いしばり、赤まりさが出ないように必死で激痛に耐える元親れいむ。
じたばだと暴れるがそんなもの何の意味もない。
ハサミが一周するまで何も出来ずに痛みに喘ぐしかない。
左頬から切り始めたハサミが右の頬に辿り着いた辺りで元親れいむが白目を剥いて痙攣し出していた。
私はこれ幸いと皮の部分を掴みひきちぎる。
すると餡子の部分と眼球、上の歯だけ残っている餡子の塊が見えてくる。
とてもキモい。
まぁあんな残骸はどうでもいい。
皮を思う存分切り刻む。
「ゆぎょ…ぺ…」
切り刻んでいる間に元親れいむ、現餡子玉が息絶えていたが皮の細切りに夢中になっていた私は気付きもしなかった。
細切れにしきった辺りで死んでいる事に気付いた私は餡子の中に手を突っ込み中にいた赤まりさを回収する。
「にゃんぢぇちゅきゃまっちぇりゅのおおおおお!!?」
私の手の中で暴れる赤まりさ。赤ゆっくりでは逃げる事は叶わない。
私は邪魔物がいなくなった状況で心赴くまま赤まりさを切り刻む事にした…。
「ゆぎょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
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「ゆぎい゛い゛…」
最後に生き残った親まりさに家族の残骸を食わせた後思う存分解体した死にかけのまりさを処分しようと庭にあるゆっくり捨て用に掘った穴に放り捨てる。
すると、
「助けてええええええ!!!」
いきなりタンクトップの女性が私の目の前に現れた。
「助けてくれ忍うう!!!」
ああ…あまり認めたくないが彼女は私の友人だ…。
「……………(何があったの?という感じの眼差し)」
「あ、あのバカが俺に下剤入りのジュースを飲ませようと…」
「それはテメエが人の友達にやった事だろうがあ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
するとその後に続くように一人の男性が新たに現れる。
彼も私の友人でこの女性の従兄弟だ。
基本的には善人なのだが彼女相手だといつもこんな感じだ。
「何故ここがわかったあ!!?」
「お前の行動範囲なんざ簡単に予測できるわあ!!!」
そう言いながら彼は苦肉の策で放った拳を掴んで彼女を背負い投げる。
「ぐげ!?」と声を上げて地面に彼女は横たわる。
すると彼は私の方を見て、
「悪い、赤城邪魔したな」
と謝った。
「………………(首を横に振って気にしないでと表現する)」
「そっかならいい。ほら帰るぞ」
「助けて!!このままじゃ俺スカ●ロプレイの餌食にされるうううう!!?」
「誰がするかぁ!!!」
引きずられながら私に助けを求める彼女に彼の怒声が響く。
「………………(笑顔で手を振りさよならを告げる)」
「この薄情者おおおおお!!?」
彼女は引きずられながら去って行った…。
私はそれを見届けた後自宅へとスッキリした顔で戻って行った。
その時には親まりさの事等微塵も記憶に残っていなかった…。
「ゆぎ…たしゅけ…」
「れいみゅは…しんぐ…」
穴の中で最後に残ったが故に死ねなかったゆっくり達が今も尚苦しんでいた。
彼等が新たなゆっくりを呼び、私を楽しませてくれる。
文字通り、私はゆっくりによって常人として生きていけるのだった…。
END
あとがき
書いた後に色々と変な方向へ向かっている自分に気付く日曜の昼下がり…。
もうこのまま行けるところまで行ってみようと結論する。
それにしても出て来る人間にまともな奴がいねえ!!
どうしてだろう?
もういっそ狂人あきに改名でもしようか?
それはさておきそれでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。
過去に作ったSS
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このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- このシリーズに出てくる人たちはいちいち愉快だなwww
-- 2011-10-27 23:10:46
- とくしゅせいへきなへんたいさんたちにとって、ゆっくりはすくいのかみなんだね!
じぶんにとってもすくいのかみです。
つまり、いいぞ、もっとやれ、 -- 2010-12-23 22:31:45
最終更新:2010年04月21日 17:02